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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 納豆にブラックペッパーは盲点であった、第4話。マヨネーズまでは想定内だけど、そこにブラックペッパーで味がどうなるだろう。今度試してみよう。

 富豪刑事が富豪じゃなくなった回が一番面白いっていう。まぁ、ドラマの機微ってそういうもんだろうけど。今回はとにかく鈴江さんが可愛いというのが最大の見どころであり、ここまで過保護だったら、そりゃ神戸があんな人間になってしまうのもしょうがねぇよなぁ、というのがしみじみと納得できるようになっている。結局神戸の家出の原因は納豆にあったようだが、どっちかってぇと5㎝を7㎝にこっそり変えておく気遣いの方がギルティな気も……あの男が気づくかどうかは別として。

 そうしてボロボロになってしまったかわいそうな鈴江さんを愛でつつ、一応作品の主旨としては神戸と加藤の今まで以上の密な交流を描くのが眼目だろうか。これまで散々ぶつかり合い、すでに加藤の中では諦めにも似た気持ちができている頃だが、非番の日にドラえもんがわりに呼び出してみるなど、そろそろ神戸との付き合い方(うまい使い方)もわかってきた様子。たまたま使い物にならない状態でなければ、あのタイミングで衛星検索でもして一発で犬の答えにたどり着いていたのだろうが、不運が重なり、あれよあれよと初めてのお泊まりイベントに転げてしまった。「中途半端に高級品を狙おうとすると失敗するけど、徹底して庶民料理に振り切れるとかえって金持ちはびっくりして喜ぶ」なんてのもお約束のネタ回しで、二人の交流のための手がかりがそこかしこに転がっているお話である。ラストシーンできっちり絆創膏をつけているあたりも、「救急箱なんかねぇよ」って言ってたことを考えると、わざわざ加藤が絆創膏を買ってあげたのだろう。あれくらいの傷なら本当に「舐めときゃ治る」レベルだとは思うのだが、やっぱり心配してくれるあたりに加藤の優しさがあるのだった。

 そしてオチとなる迷子犬事件の解決方法なぁ……ここで素直にハッピーエンドにしないあたりがなんとも曲者っぽい展開ではあるが……まぁ、犬一匹以外は誰も不幸になっていないのだからよしとするべきなのか。こういう「子供騙し」って、どこかでしっぺ返しがありそうで怖いんだけどね。ちなみに今回のクソガキのCVは鬼頭明里。聴きながら「絶対知ってる声なのに……」って思ってたけど答えにたどり着けなかったのが悔しかった。最近はおっちゃんの耳が衰えているのか、器用な若手が増えているのか。

 

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 今週2本目の種﨑ヒロイン、第8話。やっぱり種さんがやるキャラは不思議と印象に残るんだよなぁ。ちなみにどうでもいいことですが、私の場合、種﨑敦美のことは「種さん」、種田梨沙のことは「種ちゃん」と表記します。本当にどうでもいいな。

 双葉編完結。前回の時点で、なんか不思議な新キャラがぶっこまれたと思ったらいきなりハンドルを切って双葉の思春期症候群に飛び込んだのでかなり驚いた。結局あのいのすけボイスの謎少女の話はどこに行ってしまうんだろう。次回も違うキャラが出てくるみたいだしなぁ。なんだか変則的な構成になっている本作だが、だからと言ってややこしいということもなく、すんなりとそれぞれの小話が入ってくるのはありがたい。何度も書いている通りに「物語シリーズ」と同じシステムになっているわけだが、アニメとしての評価は別で考えるとして、全体的なシナリオラインはこっちの方が見やすいから好きかもしれない。いや、もともと狙ってる方向性が違うだろうから比べる意味もないのだが……怪異の持つ特異性は本当に1キャラ1キャラを浮き彫りにする力を持つが、今作の思春期症候群の場合、「もしかしたら他の奴だってこんな風にヘンテコ大事件を起こしてしまうかもしれないんだ」という絶妙な近さが共感を呼ぶ働きを持っている。SF的な要素を保持しつつも、どこかで地に足をつけた青春譚にもなっているわけだ。

 そして、もう1つ見やすい部分があるとするなら、咲太と桜島先輩の関係性にブレがないのもポイントだろう。どこまでいってもペースを崩さない咲太に、圧倒的なヒロイン力でしっかり手綱を握る先輩。この2人のイチャイチャぶりが分かりやすい絶対存在になっているので、前のエピソードだった古賀の話にしろ、今回の双葉の話にしろ、「咲太はこんな可愛い子たちに囲まれてどうしたいんだよ……」というやるせない感情を緩和してくれる。妙な話だが、物語シリーズの場合、確かに戦場ヶ原は充分なヒロインと言えるのだが、どう考えてもそれよりも高性能な絶対存在である羽川翼というおばけを生み出してしまったため、「戦場ヶ原かぁ……」という微妙な感情が残ってしまうのである。今作の場合、古賀は所詮後輩だし、出会い方や接し方が割と理不尽だったので咲太がブレる必要がなく、むしろループ中に経験値を重ねることで桜島先輩との関係性が強化された感があった。

 そして今回の双葉である。「異性の友達」という永遠のテーマを持った関係性であるが、双葉のスタンスは何故かここにすんなりハマる。まぁ、そのために国見というもう一人の「めっちゃいい奴」が用意されているのだろうが、3人の関係性はなんともむずかゆくも眩しいものになっており、あくまで三角形の一辺として成立している咲太ー双葉間の関係性が無理なく成立しているのである。この辺りの配置は素直に上手いと思う。後はまぁ、やっぱり双葉がいい奴だっていうのもあるんだろうけど。今回のトラブルはやはり「思春期」ということで悩ましい部分はあったものの、弱い部分を見せてくれた双葉にキュンとさせられる萌えファクターが揃っている(身体のエロさも含めて)。そして、そんな絶妙なポジションをキープしている双葉の声が種﨑敦美であるという僥倖。チセさんの時もそうだったんだけど、種さんは声を張らず、ゆっくりと置くようにしてセリフを作るときの感情の乗せ方が抜群に上手い。なんなのだろう、これもまた役者の持つ「呼吸」の妙なのだろうか。一声置く度に、そこにないまぜになっている二人の双葉のあれやこれが重なり合って、最終的にたった一人の「双葉理央」が形成されていくような気がするのだ。一人二役なんていかにもやりがいのある仕事ではあるが、ここで「ならでは」の仕事ができるかどうかも、役者の腕の見せ所だ。

 さて、Cパートで出てきた新しいヒロインは、どうもテレビに出ていた真礼キャラのようだが……さて、どんなトラブルになるのやら。

 

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 いきなり劇場版のCMが入ってビビる、第4話。リアルタイムで放送開始時にすでに劇場放送も決まってる作品ってすげぇな。そんだけヒットする自信があったってことなのかなぁ。まぁ、今のところ確かに好きな作品ではあるのだが、これを劇場に観に行くのかどうか……。

 「エンドレスいくつだよ」っていうツッコミはおそらく世界中で叫ばれているだろうから置いとくとして、すっかり定番となったループものに突入した。今作は結局「思春期症候群」という便利な名前を使って青春物語にちょっとしたSF的設定を絡めて行く作品になるわけね。それこそハルヒ的な構造と言えるし、ふと「ココロコネクト」あたりを思い出しもした。世間的には「物語シリーズ」と似たようなもんだ、なんて話もあるし、考えてみりゃ案外定番の構成なのかもしれない。

 でもまぁ、そこまでマンネリになっているという気もしないな。作者だってエンドレスエイトがあれだけ話題になったことは承知の上で作劇しているわけで、似たようなもの、下位互換を作ろうとは思わないだろう。今作の場合、「ラプラスの魔」と認定された奈央坊ボイスの後輩ちゃんの気分次第で日付を進行させることが可能になっており、決してエンドレスなシックスではなかった。わざわざ月替わりの週を選んで舞台に設定したのはそのあたりを見せつける狙いもあったのかもしれない。まぁ、最終的に「思春期の少女の問題を解決すれば時間が動き出すよ」っていうのはまんまハルヒなわけだけども。

 そうして後輩ちゃん(名前は古賀朋絵というからちゃんと覚えよう)との関係性を深めて行くことになるわけだが、ラッキースケベならぬラッキープロポーズみたいな流れで自然に付き合ってるふりをする展開。そんなアプローチあるかよ、とは思うのだが、朋絵の面倒臭い精神性が提示されると、こんなアホみたいな展開でも何だか丸め込まれそうなのが不思議だ。「一人でいるのは辛い・悲しいじゃない。恥ずかしい」というメンタリティ。私のような永年おひとり様体質には絶対に理解できない心理だが、現代女子高生がそうしたコンプレックスを抱くのは何となく理解できる精神性だ。そして、それを避けるために必要以上のコストを支払ってしまうのも女子高生らしいアホらしさの表れであり、ただ自己欺瞞のためだけに変な先輩を犠牲にし、より面倒臭い関係性の構築へと転がり落ちて行くのである。こんな無茶苦茶な言い分に付き合ってあげる咲太は本当に優しいんだな……。

 もちろん、咲太には先輩というド本命がいるので心が揺らぐ心配も無いだろう。その辺りも戦場ヶ原一本の「物語」シリーズと被るところがあるが、こうして「すでに本命がいるから有象無象の女の子たちともフラットに、友達以上ナニカ未満でコミュニケーションをとるよ」っていう関係性が作れるのも、ある意味でオレツエー的なオタクの憧れなのかもしれない。難聴になっていちいち告白を断る必要もないからな。やっぱり、そう考えると西尾維新の作る設定は先駆的である。まぁ、この世界に千石撫子が現れるかどうかはわからんが……。白衣ちゃんはどういう立場なんだろね。あの子も文句なしで可愛いので、やっぱりこのナチュラルハーレム設定はずるいとしか言いようがないな……。

 そして、こんな様々なヒロイン勢に立ち向かわねばならぬ桜島先輩も色々大変。幸いにしてこれまでの3話で充分アドバンテージは稼いでいるのでしばらくは適当に咲太を転がしておけば筆頭からは陥落しないだろうが、どこに伏兵が隠れているかわかったもんではない。週一くらいでバニーコスで誘惑するくらいの手心を加えてもらったほうがいいかもしれない。主に俺のメンタルに。デレ成分の配置が阿漕な先輩は可愛いなぁ。

 

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 次回予告で奈央坊から「ブタ野郎」って罵られた時点で色々吹き飛んだ、第3話。毎回次回予告で「いけずですね」って言ってたどこぞのアニメと同じ趣向だな(ダメージはだいぶ違う)。

 何だろう、キュッとくるお話でしたね。すごく分かりやすい展開。多分、人生で何度か見たことがある話な気もするし、解決に特に説明もないのでお話として成立しているかと言われたら疑問も残るはずのシナリオだ。でも、なんかキュッとくるわね。多分、根本的にこういう構造に弱いってのはあると思う。「何度か見たことがある」気がする割には明確に同じような話はなかなか思い出せないけど、最近だったら「刻刻」のラストの展開みたいに、「一人が誰知らず犠牲になれば周りの人たちは平穏無事」っていう状態で忘れ去られていく存在。アルティメットまどかとかも近いものがあるかな。そういう展開って、「あいつが死んでも、みんなの心には生き続けているんだ……」っていう(少なくとも外から見ている人間にとっての)救いが無くなってしまうので、その齟齬を考えるだけで何ともいたたまれない気持ちになってしまうのだ。今回の先輩の場合は犠牲というよりも単なる被害だが、そうして人が消えてしまうという事実を、何よりも本人が受け入れてしまった状態で進行させるというのは一層心の痛むものである。

 こうして大仰な問題を扱ってはいるのだけど、実際に描かれる事象は身の丈にあったストーリーテリングなのでラノベ特有の「青春」の文脈に噛み合ってるのが響く要因なのだと思う。そりゃラノベ世界なんだから異世界に飛んでガチバトルでもいいが、我々の想定する「高校生」のキャラクターで身近に感じられる「戦い」と言えば、例えば眠い時に絶対寝ちゃいけないという頑張りだったりするのである。こんなにも卑近で、痛いほどわかる気持ちがあるだろうか。我々は誰だって、「絶対寝ちゃいけないけど眠くてしょうがない」という経験を2度や3度はしたことがあるはず。まして、「寝たら人が1人存在を消される」なんてとんでもない状態になってしまったら、その重圧もひとしお。「完全徹夜でバイトに出勤するのって、高校生でもしんどいやろなぁ」と思っていたらさらに2徹3徹と重なっていくので、そのしんどさを想像するだけで怖気が走る。まさに「少年少女の戦い」を描いた迫真の物語であった。

 あとはまぁ、先輩がちゃんと可愛いし、主人公の咲太も青春ブタ野郎の名にふさわしい青春っぷり。強引極まりない解決法だったわけだが、そこに至るまでのプロセスは理解できるものだし、それをやることが、異世界で魔王を討伐するのと同じように、男子高校生にとってとんでもない冒険だったことも理解できる。立派に主人公の責務を果たしてくれて、先輩も先輩で返礼の一発目がビンタというひでぇ対応がいかにも「らしい」あたりが憎めない。冷静に考えたら出来立てほやほやのカップルが全力でイチャイチャしているだけのシーンを見せつけられるという最低のシチュエーションなのだが、まぁ、この2人ならしょうがないかな、と受け入れられてしまう。

 ところで、咲太は絶対に家に帰ったらバニー衣装でクンカクンカするよね。しない? するよね?

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