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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 風雲急、第9話。うーむ、ただでさえ訳のわからん物語だったのに、クライマックスに入って一気に情報をぶっこんで来たな……。

 前回(総集編前)がリカ回だったので、間に桃恵回挟んでからねいるに行くかな、と思ってたら、ここでもうねいるに切り込んで来た。総集編をどうカウントするかは分からんけどクレジットの上では「9話」ということになってるので、あと3〜4話で終わりになるはず。となると、あんまり桃恵単独のお当番回みたいなものはないんだろうか。まぁ、ここから沢木の話でもう一悶着あると、そっちに桃恵が絡んでくることはありそうだけども。

 ねいるは非常に安直な「天才」設定になっているわけだが、その正体はなんとIQ高い層のハイブリッドとして生み出されたよく分からん立ち位置の実験体。正直、どんだけお利口さんを掛け合わせたところでその子供がお利口さんになるかどうかは分からないと思うのだが、ねいるの場合は素直にカエルの子はカエルだったようだ。ただ、そんだけ計り知れない親御さんが存在していたということは、それを管理する「超天才的な上位存在」があることの証左である。ねいるは自分が社長としてどれくらい実権を握っていると考えているのだろうか。少女には少女なりの悩みがあり、それを解決しようとヤキモキしている間にも、裏で世界は動いているのである。

 サブキャラにしては妙に存在感があるな、と思っていたねいるの秘書さんがまさかの重要ポジションに上がってきて、彼女のせいで現実世界とエッグ世界の境界がかなり曖昧になっている。「夢の画像を現実でも閲覧できるよ」っていうだけでも割と驚きの技術なのだが、そんな「夢の世界」たるエッグ世界が秘書さんは手に取るように分かってしまう。そして、そんな秘書さんの企みの元凶があのアカと裏アカであると。あいつらが何者なのかも全く分かっていないので「そこだけ明かされても……」という話なのだが、ますます「エッグって結局なんなの?」という謎は深まるばかりである。

 そして、そんな上位存在の思惑が錯綜する中で、ねいるは1人、自分の過去にけじめをつけた。彼女がエッグで戦う理由は一応「妹」だったはずなのだが、それとは別にある意味で「自死」を選んだ人間として寿が登場。出自が物騒なせいか、ねいるの周りには死が満ち溢れておる。そして、そんな直接の「関係者」がエッグワールド内で登場して妙な形での遺言を残していく。寿は「死んでいた」扱いなのかどうかも微妙だったわけで、今回の邂逅はあらゆる点でイレギュラーがすぎる。どう考えても偶然の産物ではないわけで、エッグを管理している意志は、ねいるを中心として何事かを成そうとしているようなのだが……根本のルールが分からないと、何を目論んでいるかも考えようがないんだよなぁ。ここに今更アイが絡む余地があるのかしら。

 総集編を挟んだおかげか、今回もいろんな映像部分が文句なしのクオリティ。桃恵の変顔、可愛かったけどあそこだけやたら浮いてたな。

 

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 やはり世界中の亀は回って飛んで攻撃するものなのだ……第7話。他の面々のおともポケモンがどんな戦いを見せるのかも気になるところですね。

 今回は完全にリカオンリー回。前回のラストでアイが学校に通いはじめて先生との関係性がぐちゃぐちゃしてきたんだからそっちをいじるものかと思いきや、そっちは特に何もなくてのリカ回。まぁ、この辺りの話数で周りを固めてからクライマックスに進んでいく展開は王道なので、まだ桃恵回もありそうだね。ねいるは単体でお当番回が終わるタイプのキャラでもなさそうなので、最終的にアイの物語とどうリンクしていくかだなぁ。

 というわけでリカのキャラクターを掘り下げていくわけだが、これまで与えられていた情報からさほど増えていないはずなのに、きちんとその中で掘り下げが行われているのはうまいな、と感じた部分。「親がろくでもない」っていうのは今までのリカの言動からもわかっていたことだし、今回のお話だってその親がろくでなしであることに特にフォローも無かったはずなのだが、終わってみればその関係がちょっと前進している。これはすなわち、アイがエッグ世界の戦いを経て一回り大きくなったことを表している。

 親と子の関係なんてものはあらゆる物語の中で散々語られてきたテーマであるが、今回のリカと母親の関係性は意外と新鮮な部分があった気がする。まず母子家庭ってのはそれだけでちょっと特殊な関係なのだけれど、特にその中でも同性の親との関係性ってのは複雑である。通常、子供は男親と女親という2種類の親を見て、その関係性の中で育つのだが、片親の場合にはそれがなくなる。これで「母と息子」「父と娘」という異性の間だとそこまで距離が近づき過ぎず、比較的無難な関係性を維持できるのだが、間に入る異性が無い状態での「親と子」というのは非常に密接な関係性を構築せざるを得ない。うまくいけばいいのだが、近い分だけ、血の濃い分だけ、それが嫌悪につながることも多々あるのだ。一つ屋根の下に、自分に近すぎる存在がおり、理解しようにも決して届かないとなれば、確かにそれはストレスに違いない。リカが自傷に走っていた時期があるのも、ある意味では「よくある」構図なのである。

 リカは「大人が違う生き物に見える」という。子供の頃というのはもちろんそう見える。というか、大人ってのはズルい生き物なので、子供と自分たちを区別するために勝手に線を引き、違うように必死に見せかけるのだ。成長するに従って、そんな線は無かったのだということを思い知らされることになるわけだが、子供の側からそれに気づくのはなかなか難しい。リカはそうした虚構の線の向こうにある母親を必死に見ようとして、イライラしてきたのだ。

 この状態を脱却する一番の方法が「自分も大人になる」なのだが、残念ながらこれまた簡単なことではない。今回たまたまリカにはマンネンという「子供」が生まれたおかげで、そこに奇跡的なリンクが出来た。自分勝手に生きて、死ぬことを選ぼうとしたところに「子供」が現れて現実に抗おうとする。その様子がこれまでの自分の人生に重なり、リカはすぐさま立ち直る。結局、この子は根っこの部分に強いものを持っているんだよね。だからこそ、こんな些細なきっかけで立ち直ることもできたし、自分の進むべき道も見えたのである。ラストシーンの母親との対話、すごく蓮っ葉で薄情に見えるのに、ちゃんと「母娘の対話」になっているのがとても良い。お母ちゃんも、娘の様子を見てすごく安心したみたいだしね。ろくでなしなりに、いいお話だったんじゃなかろうか。

 そしてやっぱり作画の良さがお話の没入度をあげていることは確認しておきたい。今回もダイナミックで嘘くさいバトルシーンは笑ってしまうが、個人的にはむやみにこだわり抜いたガジェットの描き込みに注目したい。リカのおかんがやってる店、全ての調味料のラベルがわかるんじゃないかってくらいにディティールが徹底してて、そこでクダを巻いているおかんの人生までもがくっきり浮き彫りになるようである。いいちこは「下町のナポレオン」だけど、ええちこは「夕日のボナパルト」らしい。なんやそれ。

 

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 突然のタイトルコールワロタ、第6話。何がすごいって、あんだけドヤ顔でコールしてるのに、相変わらず意味は分からんということ。不思議の卵の優先順位。……どゆこと?

 予想の斜め上に展開していく本作。視聴者サイドとしてはエッグワールドの仕組みとか、それを通じての少女の心の交流とかを必死に読み解こうとしているのに、今回はそこから別方向へジャンプして「先生、おかんと付き合おうと思うんやけど」という「今それ言う?!」みたいな話に。いや、思春期の少女の情動が鍵を握るとするなら、こんだけ家庭環境で振り回されてるってのも鍵にはなってくるのだろうが……。

 ママン周りで何かあるだろうとは思われていたが、まさかの再婚ムーブにエロ漫画脳は加速していく。そして、このエロ漫画脳は作中のヒロイン勢にも共通しているというのが実に罪作り。リカちゃんがこの手の話題に食いついてやいやい騒ぎ出すのは半ば当然と言えるだろう。ただでさえ家庭環境に不満を抱いている子だろうし、「離婚したおかんが二人目の男連れてきたで」なんてのは鉄板にして致命的なシチュエーションである。なぜかねいるもそのあたりはやたら冷静で、今後大戸家に起こりうる事態をあまりにクールに分析している。いや、別に再婚する夫婦が常に不幸になるわけでもないからね? そりゃどうしたってスキャンダラスな話題が耳には入りやすいけども……「実はアイの方が狙われてる」パターンを最初に持ち出してくるのは流石に流石に。桃恵はそうした話題にはあまり興味がないことに加え、取り上げられているのが尊敬する叔父だってんで騒がれるのは心外な様子。この4人、ほんとによくもぁ喧嘩せずに付き合えてるよな、っていうくらいにキャラが違いすぎる。

 まぁ、そうして外野が騒ぐ分には自由なのだが、問題はアイ本人がどう感じているのかという部分である。ここに思い切り土足で踏み込んできたのがねいるで、「もしかしてあんたも先生のことが好きなのでは?」というとんでもない地雷を叩き込む。そして、アイの方もこれがまんざらでもなさそうなのが泥沼。アイさん、今までのそぶりはそういうことだったの? そしてラストの雨の中駆け出しちゃう展開もそれを後押ししているようにも見えるのだが……もしアイまでが先生に傾いちゃうと、ママン、アイ、小糸ちゃんのトリプルブッキングになるのよね。流石にアイはそういう方向に行かないことを祈りたいところだが……正直、現状ではまだ彼女の本音が見えてこないのよね。

 そう、今作の恐ろしいところは、「なんとなく繋がっている」ように見えてやっぱりその保証がどこにも無いというところ。断片的なシーン展開が多く、そこに恣意的な意味を見出そうと思えばいくらでも繋がるのだが、「そうじゃない」と言われてしまえば何も繋がっていないのかもしれない。まさに夢の断片をつなぎ合わせるがごとく、「関係ありそうな、なさそうな」展開がただそこにぶら下がっているだけ。まぁ、よっぽど意地の悪い脚本でも無い限り、やはりそこには繋がりがあるということなのだろうが……現時点では何を信用したらいいのかが判断できないからなぁ。まずもってアカ&裏アカが何してるかも分からんしなぁ。なんでこのタイミングで突然ソウルジェム売りつけてくるんだよ。

 それにしても、今週も作画演出部分は本当にキレッキレやった。画面の作り方は今期でトップクラスに面白い。あんなに気合の入った渾身のすき焼き、アニメで見たことないわ。

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 正直サブタイトルの意味が分からん、第5話。今回の筋を考えると、おそらく「少女」はねいるのことを指しているのだと思われるが……「笛を吹く少年」は有名な絵画だけど関係なさそうなんだよなぁ。

 相変わらず謎多き作品ではあるが、システム面での謎は解体されてだいぶ見やすくなってきた。エッグを割って登場するゲスト少女たちは皆なんらかの理由で自殺しており、エッグファイターの少女たちは、おそらくそうした様々な「死の理由」を観察しながらタスクをこなしていくことが求められているのだと思われる。それぞれに理解できない人生を送り、理解できない死を迎える人間が世界にはたくさんいるわけで、エッグ世界でのバトルはそうした理解の及ばぬ「他者」の心情を手っ取り早く読み解くことが出来る世界なのだ。まぁ、一体誰がそんな珍妙なフィールドを用意してアイたちを戦わせているのかは分からないが……今作において、この「誰が」はあんまり意味がないんだろうな。魔法少女たちはインキュベーターによって戦わされていたけど、今作の場合は手段は手段であり、あまり明確な目的に繋がるようなものではなさそう。

 そのために扱いが難しいのが、現実世界でのあれこれなのよね。一応、4人のファイターたちの共通認識として「ファイトを続けていけば、いつしか自分の関わる自殺者が復活できる」と信じているわけだが、今回は空気を読まず遠慮しないリカのせいで、それぞれの温度差も明確になった。自殺する動機が千差万別なのだから、その被害者を救おうとする側だって動機は多岐にわたる。こうしてみるとアイが一番シンプルで、ただひたすら小糸ちゃんとは仲がよかったので、なんとか蘇らせて自殺の理由を知りたいし、とにかく生き返って欲しいと願っている。リカも悪態をついてはいるが、なんだかんだでツンデレながらも、自分が「殺してしまった」少女にもう一度会いたいと思っているだろう。桃恵だって、自分がフったことが原因で死なれたのでは夢見も悪かろうし、罪悪感からの復活を望んでいるのかもしれない。

 そして今回スポットが当たったねいるである。彼女のお相手は、なんと「自分を刺した後で自殺した妹」だそうな。「刺した」ってのがどの程度かと思ったら、背中の傷は思いの外深い。そりゃICUにぶち込まれるのは当たり前だ。あそこまでの傷なら不慮の事故や単なる喧嘩ってのも考えづらく、姉妹の間でなんらかの深い確執があったのだろう。何故そんな妹を生き返らせようとしているのか。それが本人にもわかっていないが、「傷が疼くので」というのは余計なことを考えなくていい分、ある意味で楽なのかもしれない。ただ機械的に、本能の赴くままに戦い続けるだけだ。

 問題はむしろアイの方で、小糸ちゃんとの関係はシンプルなのかと思っていたら、そこに絵描きの先生が絡んできて暗雲が立ち込めてきた。生前の小糸ちゃん、何かアイに隠してることがあったようだが……。

 何が怖いって、こんだけ「戦いと救済」の話をしているというのに、「最終的に自殺者が蘇る」っていう部分になんの保証もないところ。何しろアイたちはエッグ世界で散々自殺者たちが消え去るところを目撃しているのだ。彼女たちが復活させようとしている対象だって、誰か別な人のエッグ世界にポロリと生まれている可能性がある。というか、普通に考えたらそうしてエッグから出てくる展開以外は考えにくいのだ。もし、ねいるの世界に小糸ちゃんが転がり落ちてきたら……一体どういう展開になるんだろうか。

 あと、個人的にはやっぱり「アイの母→白石晴香」のキャストが気になってしょうがない。先生がここでグッと本筋に関わってくるということはママン周りで何か一波乱あるんじゃねぇかな? エロ漫画の読みすぎかな?

 

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 この話数でもう正式に付き合い始めるんか、第5話。よくあるラブコメなら告白がエンディングになるところだが……ここからさらにどこへ行こうというのだ。まぁ、ラブプラスみたいなもんか。

 エンドレスで甘々なだけなので視聴してても「早く爆発しねぇかなぁ」と思い続けることになる今作ですが、ファーストインプレッションの通りに、なんか見ててホッとするんですよね。嫌いじゃ無い空気。1話目で「そのうち明らかになるんかなぁ」と思ってた宮村の生態は一向に明かされないし、堀さんも割と弾丸ヒロインなのでろくに周りの話を聞かずに突っ走って暴力を振るったりするのだが、それでもどっか可愛い。うん、やっぱり戸松ヒロインなんだよな。ちなみに、父・小野D、母・かやのん、娘・戸松とかいう頭のおかしな一家であることも今回明かされたわけだが、何がどうなったらこんな家庭が醸成されるのだろう。とりあえずクソ親父は殴りたくはなった。今期の小野D、全部十四松に併合されるっていう難点があって、「レビウス」で出てきたデカブツも全部十四松の悪ふざけに聞こえるんだよな。こちらの親父も「ならしょうがないか」っていう気持ちにさせてくれるのだ。いや、それも問題だが。あの一家に溶け込んじゃったら、宮村も苦労しそうだなぁ……。

 そして、今作はこの早さでメインの2人がくっついちゃったけども、多分周りの人間関係があれこれ動くことで「青春群像劇」になっていくってことなんでしょうね。石川周りの惚れた腫れたがどう動くのかが見ものである。ちなみに、今作は「石川目線で眺めるとストレートなNTRもの」という楽しみ方もあるのだ。楽しみ方ってなんだ。

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 設定は容赦無く盛り続ける、第4話。追加キャラがいることは構わないし、むしろありがたいことだとは思うのだが、登場から絡みまでの構成に癖が強い。

 4人目のエッグファイターが参戦。「エッグの中で戦う女の子」に「魔法少女」とか名前がついてれば話が早いんだけど、公式サイトとか見てもどこにも統一した名称はないんだよな……しょうがない。私はエッグファイターと呼ぶ。センス? 何それ。

 前回のアイ・リカペアの戦いは続いていたが、なんとそれと同時にまた新たなエッグファイターの戦いがカットインされる。エッグ世界は複数同時に展開しても問題ないようで、新たなボーイッシュ少女・沢木桃恵は電車に囲まれた世界で痴漢被害者の少女&痴漢と出会い、戦っていた。やはり、この世界は「自殺」やら何やら、現世でのわだかまりが存在する少女が、相方を助けるために活動しているという実態だけは間違いないようだ。ちなみに桃恵の相方は、かなり百合色強めの関係性のご様子。まぁ、あの面相だとしょうがないのかもしれないけど、「一見すると男の子だけど、その実は割とガール」というギャップで売っていくなかなかあざといキャラでもあるな。

 さて、今作は毎度ゲストキャラが登場するのでちょいちょい中の人の話題になっているが、今回はゆみりが出てきたり本渡ちゃんが出てきたりと相変わらず大変な騒ぎ。痴漢を誘うゆみり、限度を超えた犯罪の匂いしかしない。そして、リカの中の人がAqours出身だったのに加え、新キャラ桃恵はなんと虹学から侑ちゃんがエントリー。ねいると2人して、虹学の勢力が一気に高まったことになる。ちなみにアイの中の人もIDOLY PRIDEらしいので(言われてもぴんとこねぇが)、エッグファイターは全員アイドルなのである。まぁ、今のご時世で若手声優集めると自然と全員アイドルになる気もするが……。妙な時代になったもんだなぁ。

 

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 ゲストキャラのキャストに俺が金払ってる説がつぶれる、第3話。いやまて、でも麻里奈ならギリギリ金払ってる可能性はあるか……田辺留依は知らん。「ちゃんと名前認識するの久しぶりやな……」って思ったらまだ23歳とかいう情報を知って愕然とする。「ウィザードバリスタ」で出てきた時まだ高校生だったのかよ。

 結局、今回もよく分からないままで進んでいるお話だが、3話目で分からんということは、多分分からんままでも別にいい要素なのだろう。エッグ世界のテイストが何かに似てるなぁ、と思って先週まで気づけなかったんだけど、これってもしかしてまどマギのイヌカレー空間か。いや、デザイン性が似てるってほどでもないんだけど、意味不明なちっちゃいものがわらわらと暗躍してる風とか、色彩で他の要素に合わせる気がかけらもないところなんかが概念的に近い気がする。中にいるのも「魔女」っぽいし。まどマギと違うのは、エッグの中身という明確な保護対象が存在していることね。

 ただ、今回のお話でアイ・ねいるに続く第3のエッグファイター(なんて名前で読んだらいいか分からんよな)が登場し、さらにその新たなエッグ世界に引き寄せられたことで、ある程度全員のエッグの中に共通する要素は認識できたんじゃないかという気がする。今のところ「まぁ、夢みたいなもんで、どこから入るとかいう明確なニュアンスはない」「エッグ世界の中に入り、金払って買った卵を割ることでミッションスタート」「基本的に制限時間まで卵の中身を制限時間まで守る」「雑魚キャラも固定で、ミテミヌフリ(傍観者)と呼ばれる」「ステージは、エッグファイターに対して基本的に固定」あたりがルールかな。今回は新キャラ・リカのステージだったわけだが、「下が海水浴場になってるからそこから来る」って知ってたってことは、少なくとも過去に同じステージで戦ったことがあるはずだ。また、「日没まで守りきれば勝ちか」とも言っており、どこに書かれているかは分からないが、制限時間の概念はファイター側に伝わるようにできているらしい。1話目ではゲストキャラからそれが知らされてたけどね。

 また、今回のミッションで重要だったのは、「エッグから生まれた2人がすでに死んでいた」という事実である。この辺りがよくわかってないのだが、すでに自殺を終えた2人を守ろうとしていたっていう認識でいいんだろうか? だとしたら、守られてる双子の方にはどういう世界に見えているのだろう。すでに死んでるなら守ってもらう必要は感じないと思うのだが……よく分からん。この世界において、守る対象が死んでる、そして敵キャラ化してる怪人側もなんか死んでるニュアンス。復活目標となっている想い人は当然死んでる。……死んでないのはファイターだけだな。うーむ、ここからさらに世界設定が掘り下げられるのか、あとはチームが少しずつ大きくなって、ファイター側のバトル物語になっていくのか……読めないなぁ。

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 なんやこの世界、第2話。うむ、今期はさっぱり分からん作品も多くて、オラァかえってワクワクしてきたぞ。

 今作のすごいところを1点あげると、毎回卵が割れて登場する女の子がいるわけだが、そのキャストが「え? 俺、どっかに金出したっけ?」となったことである。1話目が安済知佳、2話目が佐藤聡美。なんかもう、俺もエッグ買いに行こうかと思うキャスティングだった。いや、まだ2話目だし、ほんと偶然だとは思うんだけど……「京アニ作品の世界内で一番の美少女」を演じたキャストが立て続けにきましたね……(異論は認めません)。ってことは次は……ぺっちゃんか、たそあたりか。大穴でたかみな。

 キャスティングの話はこれだけじゃ終わらない。視聴中に全然意識できなかったのだが、なんと、主人公のおかんが白石晴香である。聞いてても全然ピンとこない。確かに「なんか若い母ちゃんだなぁ」とは思ってたけど、白石晴香なの? マジでこれがラテ様なの? うーむ、どういう狙いのキャスティングなのかと驚くばかりだ。いや、いいよ、楽しいから。あとはメインで食い込む小糸さんがころあずってのも面白いよね。全然儚くないけど強いよね。普段とは違う視点から配置されてるキャストは、異物感があってとても新鮮。普段どれだけ惰性でキャストをみているかが暴かれているようだな。他にも、オープニングが「巣立ちの日」とか、そういう発想はどこから出てくるのかとびっくりすることは多いのである。定番合唱曲が、まさかこんなアレンジでアニソンになるなんてなぁ。

 とまぁ、外縁部だけを色々と埋めているが、何しろメインシナリオは2話目で引き続き何も分からんのだ。どうしようもない。今のところはエッグ世界がどんなルールで運用されているのかを1つ1つ探っていくしかない状態で、ひたすらイドに潜って死にまくっていた酒井戸さんを必死に追いかける時と同じモチベーションなのだが、酒井戸さんも聖井戸も、イドに入った時には「何も覚えてないぞ……」っていうところから入ってくれたのでかろうじて視聴者も思考が追えたのだが、今作の主人公・アイについては、2回目のエッグ世界で既に何かを心得てしまっているみたいで、まったくその行動が追えないのがこまったもんである。卵の中の女の子も、1話目のちかぺは「チャイムまで逃げ切ればいい」とか、全部世界のことをわかっていたのに、今回のしゅが美に関してはアイが主体になって引っ張ってるのよね。まぁ、アイも「聞いてたルールと違うやん」って文句言ってたけど、何がどうなったらミッションクリアなのかが分からず、今回も結局女の子が消え去ったのはOKなのかNGだったのかも分からない。いや、そりゃ雰囲気からしてOKなんだろうが、何がOKやねん。あの子も世界のどこかに実在する悩める女の子で、今回の卵の中の冒険で成長できましたね、っていう話なのかしら。だとしたら、流石にその辺りは性急だなぁ。

 まぁ、何も分からん状態なので文句を言ってもしょうがない。あとは、現在抱えているこの謎が、追いかけるうちに解きほぐされていくかどうかである。多分、最低限の集中力は求められるのだろうな……。

 

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 予算の使い方がおかしいやろが(今更)、第7話。今週一番金がかかってたのがVR映像製作費っていう……いや、そりゃかかるだろうけども。っつうかどこに金出したらそんなプロジェクトが処理されるんだよ。

 当初思っていたおちゃらけ成金路線からは随分違う方向に突き進んでいる作品。神戸家の暗部というのが仮想敵として持ち上がっており、大助も手を出せぬはるか高みに対し、大助単身でもなんとか切り込もうと策を練っているし、警察は警察で事件の真相に迫ろうという一派もいる。そして財界の大物一家を打倒するとなると、やはり警察内部にも敵しかいない。そんな陰謀渦巻く業界で誰がどのように絡んでいるのか、なかなか刺激的な展開になってきた。よりにもよって今作と「GREAT PRETENDER」が時間的に繋がってるのもどうかと思うんだけども。

 そして、そんな「警察内部でのいざこざ」を扱っているのがベテラン刑事の長さんと、その部下だった武井課長ということになるのだが……いや、すげぇ真面目にやってるはずなのに、「新旧小五郎対決」っていうのが気になってしょうがないんじゃ……。もともと長さん役に神谷明っていう配役が割と面白くて、特に今回は若かりし頃の長さんも出てきたので「じじいも出来るし現役の年代も出来るし、良い配役だなぁ」と思っていたら、まさかの武井課長とのバディ話を延々やられて、しかももともと「規律違反だってやっちゃう不良刑事だった」っていう設定はさらに小五郎風味が……。「どっちが真の名探偵か、見せてやるぜ!」みたいな対決だったわけだが、残念ながら新・小五郎の方はやや心が弱かったようである。この辺りは年の功か。

 まぁ、そんなわけで警察内部での過去との闘争も一山超えた。さて、大助たちは今後どこから事件を切り崩していくことになるのか……。

 

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