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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛〜〜〜〜! だいすき! とまらない! わんだふる! 第36話!!! もうダメだ……途中からもうずっと号泣だったよ……。常にベストを更新するアニメ、それがわんぷりだ。

 もう、見たいものを全部見せてくれました。一片の悔いなしです。世界中のみんな(主に猫屋敷まゆ)が見たかった景色がここにある。クソ羊によって引き起こされた戻ることのできぬ告白修羅道。当然いろはは大混乱だし、悟もいろはを困らせてしまったことで自分を責めてしまう。しかしそこに悪意や害意は1つも無い。互いに思いやり、尊重し合うからこそ生まれる成長の痛み。それだったら、乗り越えるのにも力を分け合える。

 しかしそうは言っても、初めての体験をどうクリアしたものかというのは難しい問題で。せっかく猫組が全面協力してくれたとはいえ、かたや気ままな猫はせいぜい犬にボールを投げてやることくらいしかできない(猫が犬に構ってやる動画って現実にもあるよね)。そして特等席でこの告白劇を観覧していた我らがまゆ嬢も、いざ相談されてみたら「私も恋愛経験無いし」という至極当たり前のエアプ勢。結んで紡いで繋げてみせろやこの野郎。いろはの部屋でクッションに女の子座りしてるまゆさん可愛いぞこん畜生。

 というわけで、ここは一番手っ取り早い解決方法として、「恋愛経験がある人」にお任せすればいいわけですね。プリキュア界の特効薬、それはママンである。エスパー並みの感度を持つ頼れる母・陽子さんの経験談を聞き改めて自問するきっかけを得たいろは。自分の「好き」はいったい何なのかはさておいて、自分は悟のことをどう思っているのか、これからの時を悟とどう歩んで行きたいのかを考える。もちろん結論は簡単に出るものではないが、改めて悟から「これまで通りに友達でいてほしい」という譲歩案を提案された際に、「これは何か違う」ということくらいは気づくことができた。ちなみにいろはが陽子さんに元気をもらっているタイミングで、悟は大福さんから勇気をもらっていました。鏡石よ、もう大福さんをデフォでしゃべらせてあげていいんじゃないか?

 そして陽子さん以上に大活躍してくれた世界最高の恋のキューピット、それがザクロさんである。もう、メインカップルを差し置いて今回のMVPを差し上げたいくらいに頑張ってくれたザクロさん。いや、彼女からしたら単に周りのリア充どもをやっかんで暴れ散らかしてただけなんだろうけども……こんなにも空気を読んでベストムーブしてくれる敵キャラ、ほんとの優しさが無いと無理でしょ。そしてスタッフさんもみんな今回の話こそがわんぷりを傑作たらしめる分水嶺だということは当然理解していたのでしょう。ザクロさんと繰り広げるバトルシーンは作中でも屈指の最高の仕上がり。前回ザクロさんが登場した時の作画がぶっ壊れだったのは、今回のビューティフルざくろさんがマーベラスバトルを展開してくれるための必要経費だったということにしておきますよ。

 わんぷりを評する際、よく「殴り合いができないので戦闘シーンが地味」という批判が出ることがあり、確かに歴代プリキュアシリーズで比較すると戦闘の盛り上がりには主眼をおいてないのは間違いないだろうが、今回はそんな制限の中でも魅せられる最高のパフォーマンスを発揮してくれている。使えるアイテムは各種シールドとキラリンアニマルのみ。いつもならバンクで処理するアニマル召喚シーンが今回は描き下ろしになっており、落下中に空中でスワンを召喚して翼を翻すというシーケンスがフレンディの決意を表す描写として見事に機能している。そこからの手に汗握る空中戦での切実ないろはの表情、そしてシリアスな色恋沙汰など知ったこっちゃないザクロさんのコミカルなリアクションとの対比。全てのカットが名シーンであり、あらゆる要素が号泣ポイントである。もう、ほんとにただただありがとうございますしか出てきませんでした。

 ザクロさんには申し訳ないが、此度のバトルで最高の橋渡し役をこなしてくれたことには感謝しかないし、ほんとにガオウ様とは幸せになっていただきたい。全ヒロインが可愛いこの作品、当然ザクロさんだってとびきり可愛いですからね。

 繋がる想い。最高のワンダフル。私はこのアニメを観て育った少女たちが、この国をよくしてくれることを信じてやまない。

 なお次回予告。おい猫屋敷。

 

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 大福さんって野良兎だったんや……第35話。まぁ確かに、この街においてペットショップという存在はあまり認められるものではないだろうから、出会うとしたらハプニング的な野良のパターンが多いのかもしれん。「今週の話見てまず思うことがそれか?」と思われたかもしれませんが、もうキュンキュンしすぎて直視できないのよ!

 というわけで、なんとまさかの2週跨ぎ、徹底したお膳立てで展開されるわんぷり史上最大規模のイベント、悟の告白大作戦である。ここまで男の子の色恋沙汰にスポットがあたる展開はプリキュア史の中でも比較的珍しい方ですよね。私は初期プリキュアを知らないし、初期は割と男女関係が克明に描写されることも多かったような話も漏れ聞こえてくるが、私が視聴を始めた後は男の子キャラは割と添え物の展開が多かった。最近では必死の活躍を見せたブラペさんという例も出てきたが、やはり私の中で「プリキュアの相手役」の金字塔はカナタ様なので、悟みたいな甲斐甲斐しく守ってあげたいタイプの「彼氏像」は本当に両手で目を覆いつつ、その隙間からガン見する気持ちで暖かく見守ってあげたい。ついでに今気づいたんだけどカナタ様の中の人、メエメエなのかよ。おめぇほんととんでもないことしてくれたな。

 まー、悟のスタンスは割と初期から明示されていた通りだったし、最後(の直前)までの展開もある意味で予想通り。ぶっちゃけ「現在の話数ではまだ告白イベントまでいかんよな〜」とたかを括ってた部分はあるし、悟のキャラなら現時点で日和って保留してもやむなしとは思っていた。彼にとっての「いろはが困っちゃうから」っていう理由づけは逃げではあるものの、彼の中でいろはのことを最大限に尊重した上での判断だし、こういうのはほんとにタイミングと状況次第。焦って関係を変えずとも構わないだろう、ってのは(NTRキャラの定番ではあるものの……)間違った判断ではないはずだ。

 それをまぁ、余計なことして引っ掻き回すのが……猫屋敷まゆという女。ほんとコイツさぁ……。冒頭数秒から全力でいらんことに極振りするおせっかいババアムーブのまゆ。他人の色恋でツヤツヤしてるまゆさん、ほんと鬱陶しいけど可愛いからムカつくな! みなさんも感じたと思うんですが、今回の演出とキャラ作画、コミカル寄りの絵が多いわんぷりの中でも特別にコメディ寄りのデザインになってて、前回の作画が残念だった反動もあり、非常に個性が出ていて素敵な回だったんですよ。作監の廣中美佳さんというお名前はぜひチェックしておきたいですね。

 そんな素敵な映像でお送りする猫組の自由すぎるおせっかい。まぁ、ユキさんはいつも通りにクレバーなのでそんなに大きな迷惑はかけてないのだが、一番の参謀役である彼女も「まゆがやれっつってんだからやりなさいよ」ってんでブレーキ役にはならず、さらに所詮は猫なので「色恋なんてその場の雰囲気なんじゃないの? 何迷ってんのよこのオスガキ」くらいのテンションの可能性も。おかげで即断即決、もう引き返せない状態にまで悟を追い込むことになった。いや、まゆさんだって2人に幸せになって欲しいから言ってるだけなのはわかるんだけどさ……普段から飼い猫とイチャイチャしてるだけのテメェがどの面下げてアドバイスしてんだよ、って話じゃないですか。今後まゆに彼氏が出来そうな時にはぜひとも悟にはリベンジしてほしいのだが……そんな性格じゃないんだよなぁ。あと流石にその場合はユキさんが黙っちゃいないだろうしなぁ……。

 そうして悟の周りには「背中を蹴り付ける猫」と「なんかよく分からん理由で引き止める羊」という余計なガヤしかいない状態で、一番の恋のキューピット役を買って出てくれるのは当然トラメきゅんである。残念ながら狼さんは犬っころよりも学力が低いということをばらされてしまったが、現状こむぎさんも中学教育に耐えられる知性があるとは思えないが大丈夫か。いや、犬なんだから当たり前なんだけど。ユキさんの超常IQがおかしいだけだけど。

 そうして本能でぶつかってくるガオガオーン相手に、参謀役に徹して必死のサポートを行う悟。悟自身も含め、視聴者もみんな「やっぱこのポジションでいいよなぁ」と思って見てたもんで、「保留」を選択した悟を誰も責めようとは思わない。うしろで見てたおせっかいな結んで紡いで繋げる人以外は。

 そのはずだったのに……あのクソ羊がァ……これまで数々の失態をやらかしてきた歴史があったが、ここにきて史上最大のお漏らし。ニコ様、やっぱそいつ首にしとくべきでしたよ。しかし、ここまでお膳立てされたらどれだけ鈍感ないろはさんだって理解せざるを得ない。さぁ、頑張れ若者たち。悩ましい状況には違いないが、よくよく考えたら2人の未来には幸せになる要素以外特にないぞ! 我々は来週までどんな気持ちで生活すればいいんでしょうね!!!

 
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 猫屋敷さんちノ家庭事情、第34話。なんて一家なんだ……プリキュア名物エロキュートさを煮詰めたようなママ、人類全ての宿業を凝縮した娘、そしてそんな娘にファザコンっぷりを発揮される父親。ほんで猫。……恐ろしい家庭だ。

 前回に引き続き「パパ回」でもあり、2週続けて各家庭にスポットを当てるというなんだか珍しい展開だが、よりによって猫屋敷回がこれまたプリキュア名物の省エネ作画回にバッティングしてしまうという不幸。今回は特に中割りの枚数も少ない上に止め絵もギャグレベルで酷いやつが多かったのはしょんぼりである。ユキまゆはまだしも、ザクロさんのショボ作画バージョンは見とうなかった。でもまぁ、こんなショボ絵だからこそニャミじゃらしが許された(?)感もあるし……必要経費と割り切るしかないわね。

 作画のしょぼさに目をつぶれば念願のユキさんメイン回。もうすっかりツンデレのデレの部分が固定されたため、あとは彼女のパーソナリティに迫って遠慮なく可愛らしさを発揮してもらえば良い。冒頭からいきなりまゆに手玉に取られて変顔を披露するユキからスタートしており、「あんだけ人間態のユキと行動を共にしてるくせに、猫状態のユキに対しては遠慮なく猫として接することができるまゆさんの心臓強すぎるだろ……」とか思ったり、思わなかったり。あの姿のユキがねこじゃらしに翻弄されてたとしたらシュールすぎるだろ。

 しかし、そんなユキ第一主義のまゆさんも家族はとても大事。犬飼も猫屋敷も家族仲が最強に良さそうで何よりである(そういや兎山の家は家族事情ほとんど明かしてないな)。これまたプリキュア名物の「海外を飛び回って活動している父親」で、多分過去にも「海外活動が多い写真家」って父親キャラどっかにいたよな。今回はアニマルな設定とがっちり噛み合ってるから違和感は全くないんだけど、あの頑強そうな父親と闊達な母親からこんなお淑やか(?)な娘さんも生まれるもんかと遺伝の不思議さについて考えさせられる。あ、でもエンジンかかった時のまゆを見てればあんまり不思議でもないか。次回のおせっかいババアパワーにも期待。

 そうして家族団欒があったもんで、今回はユキさんもちょっとまゆから離れてみようってんで、プリキュアになって初めて、特に目的もない状態での街ブラ。ユキさん、自由時間が出来てやってみたかったことが「カフェ巡り→映画鑑賞」なのはインテリジェンスが感じられるけど、いったいどこでそんな情報を手に入れてるのかが気になるところ。あと喫茶代とか映画代とか、ちゃんとお小遣いもらってるんだな、というのも意外と言えば意外。家猫に資金を与えたら全額ちゅ〜るに替えたりしないかちょっと心配だよな。多分こむぎはお小遣いとか与えられてないんじゃなかろうか。「いろは〜! このブレスレットつけてるだだけで幸せになれるらしいワン!」みたいな買い物してきそう。

 そして偶然出会った猫集会から、初めて地元の猫と交流することができたユキ。まぁ、箱入り娘のユキさんは普通に生活してたらこういう地域猫と触れ合う機会もなさそうよね。元々は野良の出身とはいえ、物心ついてまもなく猫屋敷家に引き取られたっぽいし、必要性を感じなかったら他猫と絡む機会もなかっただろう。「余所者」だったユキさんは猫コミュニティから警戒される可能性もあったが、ザクロさんの親切な介入によって第一印象は最高の展開。やっぱ動物には優しいザクロさんに感謝しないとね。てめぇも狼のくせして「猫にひっかかれたら消毒しようね!」と注意喚起してくれるあたりもそつがないのである。

 個人的には「外野席で大量の野良猫と一緒に観戦してた悟」もなかなかのツボ。猫たちも試合の結果は気になるだろうが、全然関係ない部外者の悟に警戒心を一切持たずに寄り添ってたあたり、悟の人間性の表れなのかもしれない。劇場版見たあとだと「兎山サイドも本編で動きがあるかなー」とは思ってたけど、それはどうやら次回が本番のようである。

 さて、秋も終わりのこのタイミングで悟が仕掛けるか……いや、仕掛けない気もするが……本編内での大福さんの扱いは気になりますね。一応、これまでの例では劇場作品公開後数週間経てば映画の内容に言及してもいいルールではあると思うが、さて……。

 
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 早く、早く劇場に行かねば……第33話。世間的には公式が最大級の爆弾をぶっ込んできたということで盛り上がったり炎上したりと忙しいようですが、少なくともここに「出来れば映画も観たいんだけどどうしようかなぁ」から「行かねば」になったおっさんが1人はいるので、宣伝としては至極正しい方向性だと思います。

 とまぁ、映画の方はお楽しみとして取っておくことにして、本筋の方もつつがなく進行中。今回は明確に犬飼な犬回。そしてスポットが当たったのが父親の方というのでおっさんサイドからするとちょっと嬉しいエピソード。まぁ、プリキュアは父親のお話もそこそこやってくれるイメージはあるのだが、今回のいろは父はそこまで押し出しが強くない割に自然と人の良さとか有能さが伝わってくるいい演出になってたんじゃなかろうか。プリキュア世界線らしいのは「母→獣医、父→トリマー」と、通常のイメージとは逆転した設定になっているところで、作中でも「男性のトリマーは珍しい」と言っていたが、その辺りも分け隔てなく描けるのは世相にもあってていいんじゃないでしょうか。ちゃんと夫婦で互いにリスペクトがあることも分かるし、何よりも娘から「格好いい父」として憧れられてるのがホッとしますね。あと、大事な要素として「悟くんからも憧れの人物」になっていること。まゆちゃん並みに余計なお世話だが、将来的に悟が犬飼家の内部に食い込むことを考えると(婿入りまでありそうな関係性だしな!)、実績を持ち常に最前線で戦い続けるトリマーのいろは父、そして動物についての探究を止めず常に成長を続ける悟って関係性も、お互いを尊重し合えるよい家族になると思うんですよね。いや、家族になるかどうかは誰も分からないけども!

 トリマーとしての仕事ぶりが良いのもさることながら、犬飼家は「しゃべる犬」というチートシステムを獲得したことで更なる発展の可能性ももたらされている。明確な意思疎通が可能になったこむぎを媒介することで、どんな犬とも精度の高いコミュニケーションが可能に。まぁ、そんなチートを振りかざす気配が微塵もないあたりに誠実さが伺えるわけだが(もしくはこむぎをあんまり信用しすぎない方がいいという警戒心かもしれないが)。そういやユキも対話可能だっていう前提って共有されてるんでしたっけね? すみれさんが認知してるのは間違いないけど、犬飼家でユキが話してたかどうかは覚えてないや。今回の様子を見ると、ユキはあんまり積極的に家族以外の人間に自分の素性を明らかにしようとはしてないかな。爪切り嫌いなユキ概念良きだし、きっと今頃は各地のユキまゆ担の人たちが人間態ユキの爪を切るまゆのイラスト製作に邁進していることでしょう。

 今回はユキ要素は最高の作り笑いくらいだったので置いとくとして、気になったのはトラメきゅんのモチベーションですかね。すっかりヒット&アウェーの雑魚っぽい挙動が板についてしまった狼サイド。基本的には「人間に迎合している動物を煽る」という行動原理になっているはずなのだが、今回は豚を使ったことも本筋とあんま関係なかったし、何をもって満足して帰っていくのかもよく分からないのがちょっと気になる。まぁ、お約束といえばお約束でしかないのだけど。週替わりで2人でローテ組んでるので、来週はまたザクロさんのお当番であり、さらに濃厚すぎるユキ回になる模様。いつも通り、次回予告で全てぶっ飛んでしまう上に今回は映画情報もゴリゴリに押し出してきたため、ほんと気もそぞろ。来週までには絶対観に行きます。幼女先輩に迷惑がかからないようにしたいです。

 
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 象は忘れない、第32話。象って当たり前の話だけど強キャラが多いよね。知将チームの彼とか……地上最大級のサイズを今回抑え込めたのだから、今後プリキュア4人で固まれば大抵のアニマルは制圧可能ということになるな(単体ならな)。

 あれだけ町に動物が溢れかえっているアニマルタウン。日々の暮らしで人々は嫌でも動物と触れ合うことになるってのに、大熊牧場に加えてガチの動物園まであるという、供給過多すぎる街づくりである。「まぁ、流石に象やキリンは街中で野放しにするわけにいかんし、そういう施設もあるか……」と思ってたら施設内では割と野放しという。流石に象とは区切りが設けられていたが、リスザルはまだしもカンガルーが施設内走り回ってるのは安全上大丈夫なのだろうか。まぁ、アニマルタウンならなんとかなるかぁ……。よりによってこの町で「動物たちは人間に抑圧されてる!」とか暴れなきゃいけないザクロさんたちは大変だ。

 初めての動物園に浮き足立つ面々(と年パス持ち男子)。こむぎはいつも通りにわくわくもんですが、まゆちゃんも存外楽しそう。そしてまゆが楽しそうなら文句はないユキ。こむぎとユキは本能的にでけぇ動物が怖かったりとかはないんでしょうかね。まぁ、犬はアホだし猫って自分よりでかい生き物に平気で襲いかかったりするから多分問題ないんでしょうね。ユキはどっちかというと本能よりも理性でその辺を判断してる感はあるけど。でも蛇だけは怖くてそこだけはまゆと同行できなかったのが悔しかろうな。そして、一瞬だけ孤立したユキに対して話しかけてきたのはニコ様。ユキニコという今までになかった組み合わせの対話は、流石にわんぷりのブレイン、どこか大人びてちょっと不穏な雰囲気も漂わせたものになっている。ニコからは単にまゆとユキの馴れ初めを尋ねられただけなのだが、今更そんなことを聞くあたり、ニコはまだこの世界における「人間と動物の関係性」を探究しているということなのだろうか。別に後ろ暗いところがあるとも思わないのだが、そうして1つ1つサンプルを収集し、この世界における「動物たちの最大幸福」を見定めようとしているきらいがある。対してユキからの問いはダイレクトで、「なんでこっちにいるんだ」というもの。表情からして、まだユキは完全にニコを信頼しているわけではなさそうだが……まぁ、だからって警戒してもしょうがないんだけどね。

 施設内には見どころがたくさんあり、兎のこととなると急に早口になる系男子、そして何故か遊びに来ているスカイランド人などが楽しめる。あいつら、ほんとにただ遊びに来ただけだったな。変身しないどころか絡みすら全くなかった。あ、えるたそは一応「変身」はしてたけども(ツバサもか)。「いったいいつの時系列なんだよ」とか思ったけど、考えてみりゃあのオチだったからいつの時系列でもいいんだよな。多分あげはさんが少年を呼び出して小旅行でも企画したんじゃなかろうか。だからとて王女様をほいほい連れ出していいものかどうかはよく分からんけど。ソラまし元気で何よりですよ。なお、「単なる劇場版の販促要素だろ」みたいな無粋なことはノーセンキュー。観に行きたいなぁ。

 そして今回のガオガオーン化はいろはの推しアニマルだった象のサクラ。前回に引き続き、任意の動物をガオガオーンにできるようになってしまったせいで、関係性の深い動物が次々犠牲になってるのは痛ましいですね。ただ、その分コントロールも容易になっており、今回はガルガル化解除前からすでにサクラさんは意思を取り戻してた感すらある。やはり狼ごときに象を完全に使役することは叶わなかったのかもしれません。ザクロさん、このままのムーブを繰り返していると徐々に雑魚臭が強まってくるから気をつけてくれよ!

 次回:ユキさん満面の笑み。

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 シマウマにキリン、ゾウに……スカイランド人? 第31話。そうか、動物園にいるのか……まぁ、ましろさん目線ではソラさんも推しアニマルといえばそうなのかもしれない。

 毎度次回予告にメモリーを持っていかれがちな作品ですが、恥も外聞もなくガッツリ猫回なので俺得です。しかも今回のユキさん、もはやまゆとイチャイチャするとかじゃないんですよ。イチャイチャできるのは大前提なので終始後方彼氏ヅラだし、ラストカットは何と悟は写ってんのにユキが写ってないという、今までの猫組からしたらありえない構図で終わっている。これができてしまうのはむしろユキさんの絶対的な自信の表れであり、知覧さんとの関係性を優先してまゆのやりたいことを全部させてあげるという圧倒的保護者視点での措置。これが不動のつながりなのである。窓の外から2人の様子を伺ってる時のユキ、マジで絵に描いたような「後方彼氏スタンス」で笑ってしまった。その挙動ができるのは現代アニメ回だとお前と山田リョウくらいのもんだよ。

 ついでにネットリテラシーについても学べたり学べなかったりするのがニチアサ女児アニメの正しい姿であり、今回はSNSから炎上するなんて展開はなかったし、同じキュアスタでもどこぞのちゅるりんブログの時とかよりも「ネットの影響力」みたいなものへの言及は少なかったが、今回のことで我々がえられる教訓は1つだ。「アンチこそ転じれば熱心なファンになる(逆もまた然り)」。まぁ、猫動画あげてりゃ数字稼げるのは間違いない事実だからな。かくいう私も猫動画垂れ流しだしな。そこで他の凡百の猫アカウントと差をつけるのはユキさんのカリスマだぜ! 冒頭ですみれママのスマホに入ってた写真の最後の1枚のユキさん、もうどうしていいか分からないくらい可愛いですからね。そりゃ看板猫の面目躍如よ。ここまで被写体と撮影者のモチベが一致して作り上げてるコンテンツが弱いわけがない。推しがバエて仕方ないんだが?

 バエと言えば、今回改めて感じた今作の妙味、好きポイントは、ビジュアル的な印象とギャップというか、細かい表情を作る時の方法論みたいな部分。以前からみなさん感じてたと思うんですが、ユキちゃんてさ、猫キャラのくせに分類で言うたらタレ目じゃないですか。同じ猫キャラでもおめめバチコンなゆかりさんとはちょっと違うデザインなんですよ。そんで気弱キャラのまゆの方がどっちかというとつり目。だから変身バンクなんかで時たま見せてくれる凛々しい表情がグッと引き立つわけですよ。そして、今回も百面相を披露してくれたザクロさんが、実はイメージと違ってややタレ目なんですよ。表情のおかげで目尻が上がってることは多いんですが、基本デザインは実は狼なのにややタヌキ顔でめっちゃ可愛い。そんな彼女がコロコロと表情を変えながらキーキー騒いでるのがとても良いバランス。同じタレ目のニャミーと絡む構図が不思議と相性が良く、間にリリアンが挟まればそりゃもう大変なことに。つくづくいいデザインに恵まれている。

 あ、本筋追う話してなかった……まぁ、まゆちゃんの過去の傷については「そんなことで揉めるなよ」と言うだけの話だったのでいざ話し合えば解決は秒で終わる程度のものだったのだけど、こんなんでも拗らせてたあたりがまゆのまゆたる所以なので致し方ない。SNSのいいところは疎遠だったら昔の知人の音信が知れるところだ、というのも事実ではありますな。この度ペットのチンチラがガオガオーン化してしまうという初の地産地消の事例となってしまい、おかげで史上初のお家へお帰らないパターンが発生。ニコ様が何となく回復するという雑な処理で片付けてもらえた。今後はいちいちニコガーデンに送り返すのも時間がもったいないという判断なのかもしれないし、もうニコアニマルたちは万事解決して問題がなくなってます、という話なのかもしれない。ニコ様はその辺ちゃんと管理できてるんでしょうかね。

 そういえば先週お披露目された4人変身バンク、猫組先導バージョンがあることがわかったのも嬉しかったですね。今後は話の流れに合わせて適宜目元にきらめきを与えてくれれば嬉しいです。バンクに関しては「すりー、つー、ワン」も好きだからこれはどっちでもOK。こうしてバンクのまとまりがよくなってくると、やはり「追加戦士とか存在しないのでは?」という気がしてきますね。え? キュアスカイが参戦? それは流石に……。

 
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 せっかくのいい話、重要な話だったのに次回予告で全部ぶっとんだ……第30話……。生まれてしまう……承認欲求モンスターがッッッ!!

 というわけで今週まではTVer視聴です(まぁ、関西でも放送日は明日なんだけど)。中盤のクライマックス、リアタイしてなんぼじゃい。今回は強化フォームお披露目回ということで(セールス的にも)重要なお話でしたが、色々と膝を打つ展開も、胸を打つ展開もあっていうことなしでしたね。まぁ、「にゃん」が「わん」に統合されてしまったのは若干口惜しくはあるが……そこはタイトルにもなってる主人公サイドに花を持たせてあげましょう。脇に控えても無視できない存在感のサブポジション、それこそがユキの本領だろうし、まゆはセンターに立ちたくないだろうしな。

 さて、当然メインシナリオがどう展開されていくのかというのが一番の焦点になってくるだろう。前回時点でガオウ一味が登場し、そのあまりの存在意義の重さに「これ、どう足掻いてもハッピーな結論なんて見つけられないやつなのでは」と不安にもなったが、そこはそれ。わんだふるなこの世界なりの解決法を模索していくことになる。分かりやすくいろはが曇ってしまう展開を、あっさりと掬い上げたのは当然こむぎである。こういう深刻な問題を抱えてしまう展開ってのは主人公サイドはどうしても理想を振り翳しがちで、どれだけ詭弁を弄したところで「青臭い理想論」という評判がつきまとう。解決し得ない問題に対し、正面から論破しようとしたところで感情をぶつけるしかなければ、それは結局感情論のフィールドに上がらざるを得ず、平行線を辿る結果となる。

 しかし、こむぎの生き様は理想論ですらない。だってバカ犬だから。「青臭い理想論」ならぬ「犬臭い本能論」である。現状、狼がどうなってるかもよく分からん。人と獣の過去の歴史なんてさっぱり知らん。でも、こむぎはいろはと自分の歴史を知っている。辛かった自分がいろはに救われたという「事実」だけを知っている。であれば、その事実を他者の関係に演繹して何が悪いのか。もちろん、本来ならそんな理屈は通らない。うちはうち、よそはよそであり、こむぎがどう思おうとガオウは知ったこっちゃない。しかし、考えてみればこの「知ったこっちゃない」だってお互い様なのだ。こむぎはわんだふるな未来を実現する方法を知っているという。ガオウは自分たちの歴史からそれを否定しようとする。結局お互いの身勝手を振り回し続けるだけならば、あとは殴り合えばいいだけである。犬と狼が、やりたいようにやればいいだけである。なんとシンプルな答えなんだろう。

 そしてこの世界は、現実とは大きく異なる点が1つある。それは、狼が絶滅したとはいいつつも、目の前にはガオウたちという「分かり合える」対象がいるということ。現実ならばいくら狼に謝ったとて人間側の自己満足でしかないが、アニマルタウンには間違いなくガオウが「いる」のだ。であれば、いろはの願う「分かりあうこと」がまだ選択肢として残っている。ガオウ側からしたら言語道断だろうが、いろはにとってはこれ以上ない僥倖。敵がいてくれること、そのこと自体が救いになるという、この世界でしか成し得ない解決策である。もう、あとはこの路線で突っ走ってくれれば余計な迷いはなくていいね。

 ほんでまた敵サイドもこうした融和の物語のための準備を着々と進めてくれている。後半3クール目から登場したくせして、もうずっとお馴染みだったかのようにわちゃわちゃ芸を披露してくれる敵組織、ありがたみしかない。トラメきゅんもザクロさんもたった2話で「ほんとはいい子たちなんだろうなぁ」ってのが分かるキャラになってるのすごいよね。ザクロさんはガオウ様との「結婚」まで視野に入れてましたが、2人で結婚・繁殖すれば絶滅を免れるので、もうそのことだけを考えて愛に生きてくれればいいんですがね……。

 対する勢力に「ニコ様」というこれまた面倒な存在もいる。彼女がアニマルタウンに鏡石をおいた張本人であり、その鏡石すらも人間の負の歴史の語り部だったと言われたらそりゃ凹むし、プリキュアの力も返納した上でニコ様が戦うって言われたら人間サイドに反対する余地もないのだが、現状、すでにニコ×ガオウという関係性が「対立」以外の何物でもないため、いろは達はニコ様の介入による解決は望まないだろう。かつての歴史のように2つの勢力がぶつかり合うのではなく、融和による解決を望む。それこそが、いろは達が戦い続ける理由なのだから。そのことがちゃんと分かってニコ様を止めてくれたメエメエは立派な理解者ですね。まぁ、今まで散々タダ働きさせてたプリキュアに対し、「もっと彼女達を働かせましょう」って言ってるっていう事実だけ見ると単なる鬼畜ではあるのだが。

 さぁ、構図ははっきりした。あとは個々人のモチベーションの問題だ。こむぎが一番シンプルにわんだふるを目指している。そしてそんなこむぎに力をもらったいろははもう迷わないだろう。今回の最大の見どころはやっぱりこの2人の絡みだったんじゃないでしょうか。ベッドで戯れる飼い主とペット、そう思えば微笑ましいシーンなんですが、冷静に見るとめちゃめちゃ攻めた画になってるんですよ。こりゃぁこむいろ派も大満足だぁ。

 そして我らがにゃん組は今回サブに徹してはいたが、それでも隠しきれぬ存在感がお見事。まゆちゃん、困った時はシーツ被って丸まっちゃうんですね。さすが猫組。そしてそんなまゆに常に寄り添って力を与えるのはユキの役割だったし、2人の背中を押す最大の立役者が相変わらずのすみれさんだったという……猫屋敷家、強すぎるんよ。そしてそんなユキがついに「団結」を謳い、初の合同変身シーン、合同必殺技へと繋がるきっかけを作る。もう、ユキの成長譚だけでどれだけお話を盛ってくれるのよ。やりすぎですのよ。

 そうして立派にステージを1段上がったプリキュアを支える影の立役者はもちろん兎山悟その人(と大福さん)である。「僕にもっと力があれば」と苦悩する男の子。頑張れ悟。君の努力の全てを、いろははちゃんと見てくれているぞ。大福さん、その貫禄はどこからくるんですかね。引き続き兎組の動向は注視する必要がありますが、今週の展開を見てると、マジで追加戦士はもういらない気がする。この4人と参謀役の兎組という構成で最後まで走り抜けても構わんよ。一瞬ニコ様の人間態のシルエットだけ見えたけど、あれはプリキュアではなさそうだもんね。

 ほんでこのテンションからの来週の話な……。ザクロさん、いい具合に介入してください。グーを出して確実に猫組にちょっかい出しに来てください、お願いします。

 
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 3クール目からの本格始動、第29話。こんだけ遅くから対立構図が描かれ始めるプリキュアは当然史上初。スマプリだったらすでに1回大ボス倒してるレベル。

 「あれ? 関西民ってこの時期は甲子園のせいでニチアサ見られない迫害されし者なんじゃないの?」と思ったあなた、余計なお世話です。わんぷりに関しては、1週遅れなんて差別は我慢できないので、こちとら先週から(なんなら先々週から)TVer視聴です。時代の進歩によって、関西人は甲子園すら乗り越えられるようになりました。そして、今週の内容は流石に1週間お預けくらうわけにはいかないからな!!

 さぁ新展開。もちろん想定されていたお約束展開には違いないのだが、強いて一番の予想外をあげるとしたら振り切れてるニコ様のキャラクター性だろうか。思い返せばこれまでも卵状態ですでに奔放な振る舞いはあったが、当主としての威厳はありつつも、割とファンキーな性格の人(ユニ)だったようだ。まぁ、メエメエをはじめとしたニコガーデンの住人たちからは全幅の信頼を置かれているようなので悪い奴ではないのだろうが……メエメエの胃痛の理由がもう一個増えた気がしてちょっとかわいそう。まぁ、今後はそんなにギャグに振り切れるタイミングもなかろうけどな。

 そしてそんなニコ様の対抗勢力として正式参戦を表明した滅ぼされし狼の王、ガオウ。ラスボス確定ポジションだが、見た目だけだとなんか敵軍の一幹部クラスっぽい出で立ち。それこそスマプリだったらアカオーニさんたちと仲良くしてるレベル。彼については事前に登場してたから初登場というわけではないが、改めてその存在意義が説明され、この度幹部クラスの新キャラを2名追加。てっきり前回の予告時点で「絶滅動物軍団」みたいなものが結成されていろんな絶滅種が出てくるのかと思ってたんだが、全員狼で共通だった。まぁ、いろんな絶滅危惧種のことをいちいち心配してたらそれこそ「東京ミュウミュウ」とかぶってしまうし、1種類だけでもいろはの表情があんだけ曇ってしまったというのに、地球上の人類の負の歴史を全部叩き込まれたらやってられないだろう。なんとか今後の後半クールをフル活用して狼との融和を図っていく必要がありそうだ。

 そして、この転換はわんぷりという作品そのものの評価も左右する非常に大きなターニングポイントになっている。何しろわんぷりはプリキュア史上最も「戦わない」プリキュアである。過去に肉弾戦を極力排したプリアラみたいな作品こそあったが、ただ敵を浄化することに徹し、必殺技も浄化技以外は全員がシールド持ちという、防御・説得・和解に特化した異色の存在。これまでは「動物愛護」という観点からそれで問題なく成立していたわけだが、ここから先はそんな甘っちょろいことを言ってられないかもしれない。

 しかし、ニャミーだけなら遠慮なく敵に爪も立てられようが、残りの3人については暴力に訴えた時点でアイデンティティが揺るがせになってしまう。一応まゆは「ユキが傷つけられないために」、こむぎも「いろはが悲しまないために」という戦いの理由は見つけられる可能性はあるが、その名に使命を宿してしまったフレンディ/いろはについては、腕力で相手をねじ伏せることができないのだ。となればここからは浄化技の強化という方向に向かうしかないのだが……どこまで博愛を貫いたところで、ガオウサイドの「絶滅させられた」という負の歴史を払拭することなどできない。この重たいテーマから逃げずに、プリキュアの正義を貫いて物語を成立させられるのかどうか。今後のスタッフの手腕が試される。

 そして我々視聴者が気になるもう1つの要素は、なんと言っても「結局追加戦士ってあるの?」という部分。今回ニコ様の覚醒を見て、1つの可能性として「ニコ様が変身」というのが浮かび上がってきた。まぁ、それをやっちゃうと去年のマジェスティとほぼ同パターンということになってしまうので多分無いとは思うのだが……ニコ様が直接戦闘に参加する大義名分が出来ちゃったんだよなぁ。流石に無いかなぁ。このまま「追加戦士無し」「ニコ様参戦」などの展開になってしまうと、ここまでひたすらに期待を蓄積させていた兎派の人たちが暴動を起こしかねないんだよな。大福さん、今回ほとんど画面に出てこなかったけど、今後出番あるんでしょうかね。奴なら絶滅だとか正義だとか悪だとか、そんな細かいことを全部ぶっ飛ばして真理を解いてくれそうな勝手な期待があるのだが。

 そして当然触れておかねばならぬのは、中の人の話。正直第一声を聞いて全然気づけなかったのが自分としてはショックだったのがニコ様:植田佳奈という配役。いやぁ、そうきますか……こういうマスコット系は珍しいから全然想定してなかったわ。とりあえずこれでメインキャストに植田と上田が揃ったので、どうせだったらどっかから「うえだ」も連れてこよう(何を言ってるんだろう)。

 そして敵幹部、ガオウ役が大塚剛央なのは以前判明していたことだが、幹部役はなんと中原麻衣・松井恵理子という俺得すぎるキャスティング! カッターのショタ! 新鮮! 「狼っていうかウマっぽい」とか思わない! そしてまだまだ仕事が増える中原麻衣! 考えてもみてよ、この時代に1つのアニメで植田佳奈・中原麻衣・斎藤千和が揃ったんだぜ? 私の中で「黄金世代」と呼んでいた80年度組。まさかこんなタイミングで居並ぶ日が拝めようとは……。みんな、みっくすJUICEって知ってるかい!?(誰かが吐血する音)

 いい作品になってください。ほんとお願いします。

 
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 どうも、アニメデトックス中おじさんです、第27話。どんな環境下でもTVerの利用で手軽に観られるのがプリキュアのいいところですよね。おかげでこの1週間は前回以上にデトックス状態だったんですが、ここだけほぼリアタイ視聴。

 しかしまぁ……アニメを抜いてた状態にアバンのユキまゆをいきなり摂取するのはショックが大きすぎて身体に悪い……最近ちょっと心配になってきているんですが、なんかこぅ、全体的な方向性としてネコ派に配慮してくれすぎている気がするんですが、イヌ派の反感を買ったりしませんかね? いや、僕的にはありがたいばかりなんですけど、毎週毎週しっかりとニーズに応えすぎるくらいにたっぷりのユキまゆを提供してくれるもんだから、ありがたすぎて逆に心配になってきた。いや、誰も文句を言わないならこれでいいんですけどね。まぁ、ユキまゆがたっぷりだからとてコムいろも不足してるわけじゃないから問題ないのか。

 というわけで今回も中心に居座っているのは我らがユキさんなわけです。まさかの「ネコは蛇が苦手」ネタでまるまる1話。ユキさんの情けない姿や甲斐甲斐しい姿がたっぷり拝めて言うことなしですが……実際のところ、猫VS蛇ってどういうマッチメイクなんでしょうね。流石に私も猫を飼ってる時分に蛇と接敵させたことがないので、特段苦手なのかどうかはよく分からんかった。よく流れてくる猫きゅうり動画なんかを見てると確かに本能的に警戒してる様子はありそうな気もするのだが、冷静に考えりゃ蛇に限らず普段見たことのないオブジェクトを見たら警戒するのは当たり前だしなぁ。猫一般の傾向と捉えるかどうかはまた別問題な気がします。少なくとも今回のお話で言えるのは、「ユキさんは蛇が苦手」ということだけです。

 というわけで冒頭から散々な目に遭わされたユキ。その埋め合わせのようにしてまゆからはベッタベタに甘えた愛の言葉を散々囁いてもらったし、まさかの石化能力のおかげで戦闘中もべったりでしたからね。普通「苦手なものとの対決エピソード」って苦手を克服するために扱われるものなんだけど、ユキは今後も蛇は苦手なままだろうから、何がやりたかったかって言えば「普段から高慢ちきなユキに苦手なものをぶつけて慌てふためく様子を楽しむ」ってそれだけなんですよ。……性格の悪い脚本ですね。いいぞもっとやれ。

 そのほか、ユキにスポットが当たり続けていたおかげで「ユキ×悟」というこれまであまり掘られてこなかった関係性もいくらか観測できて、まゆさんは悟の様子をいちいちチェックしてるわけですが、色恋になど1ミリも興味がないユキからしたらそういう視点で悟を見る必要もなく、「こいつはこいつで変な人間だよな〜」くらいの興味だろうか。ユキさんの周りの人間、まゆにしろいろはにしろ(そしてすみれさんにしろ)極まった連中が多いので、悟もそんな変な連中の1人でしかないんだよな。そして、ユキ回とは言いつつも今回ツチノコを倒したのは実質悟の手柄であり、いわばユキにとって悟は恩人でもある。まぁ、だからって今後この2人の関係性が変わることもないんでしょうけどね。

 初の「非実在ニコガーデン生物」を処理し、今後のガルガルはユニコーンだろうがリバイアサンだろうがなんでもOKという既成事実ができた。ぼちぼち、敵性勢力も本気出していい頃なんじゃないでしょうか。いまだに影すら見えないのが恐ろしいよな。なお、「もしかしたらアニマルタウンの町長が黒幕とかいう展開がワンチャンでもないかしら?」って一瞬期待したが、CV的に絶対なかった(流石に敵組織2週目はないやろ)。

 

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