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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 杉山ファンクラブってどうやって新入会員を増やしているんだろう、第32話。いや、そりゃ勧誘するに決まってるのだが……普通に考えてさ、すでに卒業してしまった先輩のファンクラブに関して、新たに今年入ってきた1年生に布教するのって難しくない?もしかしたら廃れゆく文化なのかもしれないぞ……(いや、はよ廃れてくれよ)。

 今回は久しぶりにエンジン全開で常にアクセルベタ踏みみたいな話で、「これこれ! これがミュークルだよ! 勘弁して!」という気持ちがたっぷり味わえた。圧巻なのは体育館でのアビス朝陽いじりのくだり。その場の全員が怒涛のボケと怒涛のツッコミを超高速で垂れ流すという、今作の真骨頂みたいなテンポだった。そんな中でもやっぱりことこ先輩の傍若無人っぷりは格別だったと思うが……此の期に及んでまだ律の「正体」は気づいてない設定なんだよね……そこだけ破滅的に察しが悪いのって、単にことこ先輩が気を使っているのか、それともアニメ的表現での覆面ってのが存外に効果を発揮しているのか。いや、でもはっきりサンシャルル登場シーンで「律」と「アッキー」って名乗ってるし、「はるる」呼びも今回バレたし……まぁ、この時期にそろそろ敵幹部の正体が割れ始めるのはお約束としてはちょうどいいぐらいかな。ほら、一応ゼンカイジャーでも親父の正体が割れたところだし。

 思い返すと、ワンワンいちごーとは言いつつも、去年はコロナの影響で放送が遅れてしまった朝陽の誕生日会。今年はちゃんとカレンダー通りに実行できて、ミュークル世界も現実世界も少しずつ歩み寄っているという希望が持てる。ただ、そうしてせっかく祝いの席を用意してもらったはずなのに、今回朝陽が幸せだったかというと……割といじられまくったな……去年と違って杉山先輩に不幸がいかなくなった分が全部朝陽の方にきてるのかしら。頑張れ男の子。いや、でも流石にT.M.Revolutionがまさか今になっていじられるとは……朝陽、あの当時はちゃんとお金払って買ったってこと? それを中古で売りに出したの? だとしたら今回の衣装も……ゆにっちアビス、他人の財布を破壊するのには向いてる兵器なのかもしれん。ちなみに今回割と当たり前のように朝陽が直接アビスの犠牲になっていたし、前回もぺこっちが直接攻撃をくらうという展開だった。これまで色々と策を弄してきたゆに様であるが、直接攻撃が一番手っ取り早いということに気づいたのかもしれない。ただ、別にゆに様はゆめちゃんたちに不幸になってほしいわけでもない……相変わらず難しい問題だ。ボスとはるるの幸せのためなら、今回は大人しく退散してくれるかと思ったのだが……アクムーちゃんは割とダイレクトに悪辣なところがあるのでコントロールがきかねぇなぁ。できれば最終的にゆに様の気苦労が増えない方向でアクム-ちゃんの処遇を決めてほしいです。

 

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 登場する全てのキャラがお笑いに厳しいという地獄のような作品、第31話。だからさ、一応は幼女向け作品の体裁を取ってるのに、そこかしこにお笑いガチ勢の本気のテイスト匂わせるのやめようや。

 まぁ、メインであるまいらとぺこはんはしょうがないよ。そりゃそういうキャラな訳だし、ゆに様に「関西弁ぺこ」とか呼ばれちゃったら、そこにアイデンティティを置いてるキャラとして、真剣になるのはええやんか。しかし、今年度に入ってからは2人の活動の輪が広がってまさかの部活勢力拡大。脇キャラ多数を巻き込んで「お笑いが中学生にとってのスタンダードな文化なのかな?」という偏向報道になりかねないような文化を醸成している。その波はさらにドリームパートナーにも派生し、れい君とみゅーがコトコトを巻き込んでのトリオ結成。みんなして一切臆することなく「ネタを考えてたんで」と言い放つ恐ろしい集団になっている。ひょっとしたらちあちゃんもあの歳で何かを理解してるんじゃなかろうか、っていうリアクションを見せているのが怖い。そしていつだって怖い存在である今井ことこ。この人、本当にどこまでいくのか分からないから冗談が冗談に見えない……。

 そんな中で数少ない良心になっているのが、人間側だと朝陽、ぬいぐるみ側だとすうちゃん。どちらも絶対零度のサムいネタしかできなかったという設定だが、いや、普通の人間はそうだからね? いきなり振られてボケられる人間ばかりじゃないからね? まぁ、この世界に限ってはそういう前提の世界なのだと言われたらそんな気もするけど(みんな、異常な世界への順応力が高すぎる)。むしろ天才トリオの方がお笑いのなんたるかをさっぱり分かってない風に描かれているので、もしかしたらこの世界の「笑い」の要素って、何か我々の基準とは違うところに価値基準があるのかもしれませんね……まぁ、律が何も心得てない風なのにことこ先輩が悟っちゃってるのはどうかと思うけども。

 個人的に納得いかないのは、お笑いの話になるとゆに様が不憫枠に入るという展開である。なんでや、フランスパンのボケ、いい具合にみゅーに重ねてボケてるんだから大喜利の流れなら評価されてもいい奴やんけ。長宗我部光秀さんだって「なんでそこ組合せるんや」っていう面白さがあるやんけ(まぁ、実在の人物の名前だったが)。笑いをアニメシナリオのネタにするのって本当に難しいのだが、この世界に限っては、常に不条理の上に立ちながら攻めの姿勢を崩さないので、何をやってもちょっとした「揺れ」の範囲内に収まってる感があるなぁ……。今回ほど「よかった、ちゃんとチアフルタイムがある……」って安心した回もないぞ。

 

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 ことこ先輩のへそだし衣装……第29話。温泉や水着など色々とセンシティブな部分には気を遣う今作においてはとても貴重なシーンである。ことこ先輩、あなたも立派な女子高生だっていう自覚を持ってくださいね。

 なんかもう、アッキーの病状がただひたすらに深刻になっていくお話。今作における「恋愛」ってどういう要素として描出したいんだろうか。1期の際には分かりやすいゆめちゃんと朝陽・杉山先輩の関係性に百合先輩がミックスされる程度なので非常に見やすかったのだが今期はアッキーのせいで「恋愛ってもしかして禁忌なのでは?」っていう間違った理念が幼女先輩たちに植え付けられそうで不安である。そもそも視聴者目線ではゆめちゃん&朝陽は不動の関係なので……今更アッキーがダーティな手段で入ってきてもなぁ……今回も何気にゆめちゃんと朝陽の関係性の深さが掘り下げられているわけで……アッキーが不憫。でも、アッキーもあんまり報われてほしいと思えないムーブばかりなのでどうしたもんだろうね。一応、ゆに様にゆめちゃんコスさせたところは面白かったので評価する。ただ、ゆめちゃんのフェイスお面を手作りしてるという事実はあまりに病的なのでどうかとも思う(アニメ的には大した描写では無いのだが、リアルで考えると怖すぎない?)。

 まぁ、そこは全部ギャグとして流せばいいだけなのだろうが……ギャグにしちゃいけない伏線要素として、改めてはるる&律がアッキーにその胸中を確認するという作業が行われた。今更といえば今更だが、一応これまで暗黙の了解だった「サポート2名はもう悪夢化を積極的に行うわけではない」という合意が確認できたのでそこは進展だろうか。そりゃね、杉山先輩が去年1年を顧みずにまた悪夢まみれになってたら大問題だからね。お兄ちゃんはあくまで「弟が心配だから」という大義名分を保持しつつ、アッキーがどうしようもなくなった時のサポートとしてのみ動いている。そして、そんな兄たちから真意を問いただされたアッキーはというと、「すべてが片付いてから論文にでもして知らせる」という、いいんだか悪いんだかよく分からないお返事。どこの学会に提出するなんの論文なんだか……。まぁ、一応これで「アッキーにもちゃんと狙いがあるのだ」ということは(これまた暗黙の了解ではあったが)明示されたということで安心しておこう。まぁ、それなら真面目にさっさと研究せぇや、と思わないではないが。

 今日の注目ポイント:すうちゃんのコナミコマンドがAボタンBボタンが無いせいで不発。すうちゃんのハロウィンコスプレを見て「ピースのくせにマカロンのコスプレとか……」って思っちゃう日曜日の朝。

 

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 ただひたすらにいい話……第28話。そういや去年もまいらファミリー回はしみじみ良かったんだよな……いつも通りのイカれ具合も維持しつつ、このそっと優しい気持ちを残してくれるのはさすがである。なお、本当にどうでもいいことなのだが今回のお話でまいら・ことこ・朝陽のママンがそれぞれ遠坂凛・セイバー・アイリスフィールであるという救いのない事実に気が付いてしまったのだが、多分一五町で聖杯戦争は起こらないから大丈夫。

 1年ぶりの京都。毎年まいらの誕生日には京都に来るとのことで、今年も親父さんとしっぽり二人旅……と思われたが、この中学生ども、経済観念がユルいのか、それとも実家が太いのか、とにかく思い立ったらす〜ぐに旅行に行きよる。春の北陸旅行の時もフットワーク軽かったし、今回もあっという間に新幹線に乗っておった。まぁ、正確に一五町が何県にあるかはわからないので、実は新幹線で一駅分だったりする可能性もゼロではないが……でも、東京近郊やろなぁ。わかってる情報は「海がある」ってことくらいか。

 そしてファミリーとは別行動でゆめちゃん・ときわちゃんを中心にした弾丸ツアー。その動きは弾丸というよりもインベーダーみたいな状態で、実際の旅行スケジュールを想定したら絶対不可能な足取りを取っている。そりゃすうちゃんじゃなくともかっちりした性格のインストラクターだったらキレるやろがい、っていう無茶っぷりで、個人的には「金閣の後に伏見稲荷」がかなりキツい。どうあがいても乗り換えが面倒クセェよなぁ。ただ、こいつらの旅行の場合はクーモ君(みたいなもの)での移動というチート技があるので、時刻表トリックなど無視しての移動ができるのかも知れん。少なくとも新幹線とタメ張れるくらいの速度は出るってことだしな……(ヤバくね?)。

 夜に合流した面々を見て思ったのは「やっぱ朝陽のコミュ力が尋常じゃないな」ってこと。だって、ゆめちゃんパパならともかく、まいらパパなんてほぼ初対面みたいな見知らぬおっさんやん。そんな「クラスの女子生徒の親父」というよくわからん立ち位置の人と2人部屋とか、よく平然としてられるよなぁ……俺だったら絶対耐えられないから旅行断るわ(もしくは1人部屋とるわ)。そしてせっかく「お泊まりイベント」だったり「温泉イベント」だったりするけど、このアニメは絶対に女湯は描かないし、ゆめちゃんが朝陽に対して頬を赤らめたりもしないのである。残念。

 いや、でも今回はもっと別なキャラが頬を赤らめて素晴らしい萌えを見せてくれている。そう、言わずもがなのゆに様である。今回のゆに様、あまりにもいい奴すぎて完全にシナリオブレイカーになってる……そのメンタリティは1期最終話間際だけのものじゃなかったんかい。優しいゆに様の優しい世界は、彼の性根のまっすぐさが一番よく表れているのよね……はるるとの絡みもいちいち健気だし……ヤバいなぁ……このままだと今年度末のアニメグランプリもゆに様がダントツでキャラ部門を受賞してしまう……(重複しての受賞は認められておりません)。

 

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 なんぞこれ……なんぞこれぇ! なんぞこれれえええええ! 第33話! すみません、私プリキュア素人なので寡聞にして存じ上げないのですが……過去20年近いプリキュアヒストリーにおいて、ここまでカオスな構成のエピソードってあったんでしょうか……。

 正直、腹筋が大崩落を起こすくらい爆笑してしまったのですが、唯一心配があるとしたら、正しい客層である幼女先輩たちは、これだけのカオス回を楽しんでくれたのかどうかってことですね……あ、もう1つある。これって劇場版の番宣も意図された特別回だったと思うんだけど、果たして今回の放送を見て「劇場でハートキャッチ勢に会いたい!」って思ったファンってどれくらいいるんでしょうか……。いや、僕は会いたいって思ったけどさ! でも、別にハートキャッチがこんなカオス集団だと思われたら困るじゃん! 「戦隊でいうとカーレンジャーポジションね」とか思われたら困るじゃない! そんなことないのに! 単にえりかさんがちょっとおかしいだけなのに!

 最初からわかってたことですが、今回のコンテは当然大地丙太郎です。うん、知ってた。そしてこんなカオス回でもきちんと統制が取れているのがトロプリの本当に良いところでね。今回のお話見てて、改めて「こんだけ全員平等に推せるプリキュアも珍しいな……」って感心したのよ。冒頭と締めをみのりん先輩が全部やってくれるところとか、「わかってんなぁ」ってなるし、キャラ入れ替えの時にまず真っ先にさんごあすかをやるのも必然なんですよね。花守ゆみりも瀬戸麻沙美も当代きっての名優ですのでね。

 そして何と言っても、すでに名物となった人を殺せる量の作画枚数で稼ぐ変身バンクに、なんとクオリティをそのままくるるんが参戦。公式(??)にキュアクルルンが生み出されてしまったことにより、プリキュアの歴史とかデータをまとめている人はまた頭を抱えることになるだろう。キュアモフルンとはワケが違うんだよな。正規の放送版で登場してるのに、一切戦ってないんだもんな。アザラシのくちびるを克明に描くアニメって何。

 あと、個人的にツボだったのがチョンギーレさんたちの生態。普段からタブレットとか使いこなしてる様子がうかがえたのはいかにも現代風なのだが、チョンギーレさんのYoutubeの好みとか、ちゃんとSNS使いこなしてる仕草とか、(あくまでまなつの妄想とはいえ)あまりにもらしくて笑ってしまう。改めて確認しておくけど、マジで今作は敵サイドもハッピーエンドでお願いしますね。最悪バトラーだけは始末してもいいけども、残り3人はちゃんと海に返してあげてね。

 今回の放送を見て、ずっと抱えてた「劇場版観に行きたい欲求」が極限まで高まっているのだが……もう僕の周りには一緒にプリキュアを見られるプリキュアフレンズがいなくなってしまったので、さすがに1人では劇場に行く勇気がないのです……。

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 杉山先輩…………第27話。いったいどんな気持ちで参加しているやら……。そしてそれを見守るゆに様も……。

 一応ときわちゃんメイン回だったはずなのだが、そんなんどうでもいいくらいにアクムー側の動きがダイナミック。放送開始から1年半が過ぎ、フォーマットが定着したと思わせておいてのイノベーションとして、「いっそアピスをぬいぐるみ本人に叩きつければいいんじゃね?」という禁断の一手に踏み出すアクムー様の自由な発想に脱帽。確かに、アピスをぶん投げる先には特に制限はないよな。単にアニメ的お約束で遠慮してただけ。最初の標的に選ばれたのがねねちゃんだったのは偶然だが、近距離パワー型のねねちゃんなら精神支配が比較的容易であると考えたのかもしれんな(偶然だぞ)。

 そして、攻撃先もイノベーションならそのためのチーム構成もイノベーション。最近どうにもアッキーが頼りないという報告がゆに様から上がっていたため、戦力補強として律&杉山先輩の投入を決定するアクムー様。まぁ、天才軍団が3人固まれば強いことは強いかもしれんが、ただでさえアッキーだけでもなんでアクムーに協力してるのかよく分かってない状態で、その取り巻き2人が協力なんてしてくれるわけが……協力したー! 律はまだしも杉山先輩はなんでやねーん! 去年の一件をそれなりに反省しているはずの杉山先輩が、「アッキーが大変そうだから」っていう理由だけで手伝ってくれるのは甚だ問題だよなぁ……でもまぁ、一応「ゆにが大変そうだから」っていう友情もあるかもしれないし、「一見すると悪いことしてそうだけど、まぁ、アッキーがやってるんだから大丈夫だろ」っていう弟への信頼もあるのかも。あとは「自分が中核に食い込んだ方がコントロールしやすい」とか? なんにしても、あの格好でノリノリで踊れる3人組は本当にどうかと思うが……。しかもことこ先輩、もう実兄のこと気づいてる風じゃん。このままいくと杉山家だけじゃなく今井家も全部巻き込んで全部台本ありのプロレスが展開されることになっちまうぞ。

 まぁ、そうしてむちゃくちゃやってくれているからこそ、ゆに様の健気な友情がさらに際立つというのはありがたいんですけどね。今まで必死に義理立てして一線引いていた「はるる」との友情。ゆに様目線だと友情とか信頼を超えた純粋な「愛」な気もするんだけど、本当に献身的に働いてくれるゆに様が可愛いのよね。どうせ最終的にはみんな幸せになれるんだろうし、好きにやっちゃっていいよ。

 

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 「連立方程式の夢の中へ」とかいうパワーすぎるワード、第26話。連立方程式は夢を見るか。概念系のお話になるとことこ先輩が食いついてきそうで怖い。そして、あんだけ大量の数式を出題されたのに結局1問たりとも解いてないゆめちゃんたちもすごい。

 さらっと平常運転でショッキングな事実を展開してくれる異次元作品。今回はなんとサブタイトルにも登場したアクムー様の生い立ちが何の伏線もなかった状態から一気に解説された。いや、一応こないだ登場した「ドリーミー王国の歴史書」の存在が伏線だったわけだが……せっかく古代文字で書かれてるのにことこ先輩のパワーで秒で解かれるとは思わないやん。もうちょいもじょもじょへにょへにょで時間稼げよ。

 アクムーちゃんの正体は、ドリーミー王国の太古の住人・オモロー。それが何の因果か悪夢大好きのアクムーになってしまったわけだが、その過程に特に理由はなく、「悪夢が気になったからアクムーになったんだよ」という本当に釈然としない展開だ。もうそれって、もともと住人だったとかいう話はどうでもよくて、単なる悪人なんじゃなかろうか。今作は最終的にはアクムーちゃんも交えてのハッピーエンドになるに決まっているのだが、こいつの生い立ちは別に救済の必要性はないぞ。加えて、そんなアクムーが復活したのは元悪夢の女王様のやらかしが原因と判明したため、基本的にドリーミー王国の住人ってのは一五町に迷惑しかかけていないことになる。たくあん作ってる場合じゃねぇぞこの野郎。

 さらに、その勢いのままにアクムー様が直々に出陣。廊下ですれ違った青井先生はアクムーちゃんを余裕のスルーだった。そのくせXとYを相手にしたらちゃんと生徒の避難誘導はできていたので、この世界の防犯意識がどうなっているのかはよく分からない。その果てに飛び込む「連立方程式の夢」とかいう哲学概念。今回の敵キャラはプチトマトマンみたいにはっきりした概念を媒介にしたわけではなく、黒板の問題からXとYが具現化してきたわけで、一応、この二人のコンビが作り出した空間だとするなら、それは確かに「連立方程式の世界」と呼称するしかないのか。いや、あってんのか? ちなみに、「連立方程式ってこんな時期に習うんだっけ?」と思って一応確認したら、確かに中2の2学期に習うらしい。そんなとこだけちゃんと事実に即してるのが無駄にはらたつな。

 アクムー様の出陣、直接の対面からの示威行為。これはピンチと思われたが、なんと最強の武器はちあちゃんだったというオチ。事前に「ちあちゃんが最大の脅威となるに違いない」と読みきっていたアクムー様はある意味優秀。そして相手の戦力に恐れを抱いたアクムー様は、追加戦力を呼び出すことに。なるほど、間違いなく一五町最強の布陣……。かつてのおやびんが再び戦地へ赴くとなると、ゆに様の心境やいかに……(なんか嬉しそうだったよな)。

 

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 薄汚い第24話。多分、「アニメ1話の中で『薄汚い』という言葉を使った回数」ではおそらく歴史上トップに躍り出た回なのではないでしょうか。「薄汚い」はまだわかるが、「薄汚さ」っていう名詞形はほとんど聞いたことがないんよ。

 本当にとりとめのない話。今更突っ込むのもバカバカしくなるが、ついにあのお空の上の部屋に漂っていた謎の物体に名前がついた。いや、名前がついたなんてもんじゃねぇ。今までずっとあのオブジェクトに関しては「桜井作品におけるモブ的処理と同様に、特に意味もなく漂っているサムシング」だと思われていたのに、今回初めてそこにコンタクトする流れが発生し、対話し、名付け、しまいにはエピソードにがっつり絡み始めた。下手したらこのままコトコトよりも出演数の多い準レギュラーにでもなっちゃうんじゃないかという勢いだ。「あれはなんなんだよ!」というツッコミには誰一人答えることなく、ただそこにあり、みんなが乗って浮遊することが可能で、なおかつビスケットだって食べられる。さらにはっきりとした自我を持ち、どうやらお城での生活にそれなりに満足して思い出もあるようなのだ。いったいどうしたらいいのだろう。そしてクーモ君と名付けられたそれは、ちあちゃんを介してしか意思確認ができないために「あいつがなんか言ってる気がする、ってちあちゃんが言ってる気がする」という伝言ゲームを使って意思を読み取る必要があるという。なんやその設定。

 大元を辿れば、そんなクーモ君がなんの疑問も抱かずに存在しているお空の上のお城という土地そのものが問題である。すっかりへっぽこユニゾンが定番になった2人の女王様は広すぎるお城のリフォームを進めつつ、数多存在しているであろうこのギミックを持て余しているという。タペストリーに仕組まれた隠し扉ギミック、お前らが覚えてなかったら誰が開けられるんだよ。ゼルダの最初のダンジョンのギミックみたいなからくりが仕掛けられているお城、当然「大切なものを外敵から守るため」にあんな仕掛けがあると考えられるわけで、実はものすごく闇が深いのかもしれない。何しろ、今回アクムーはあのタペストリーを見て「なんか懐かしい気が」と言っているのだ。アクムーがいつの間にか「お城」を形成していたことも合わせて考えると、つまりアクムーはお空の上のお城から「落ちて」きた何かなんだろうなぁ。デザインや機能が近いのは妖精さんだと思うのだが(もしかしたらクーモ君の同等存在の可能性もあるが)、妖精さんの1体が風に吹かれて地上に落ち(ご丁寧に、そうした事件が起こりうることの伏線が今回張られているわけだ)、その後地上でなんらかの「悪いもの」と接触してアクムーになってしまったと。だとしたら、今期のエンディングはアクムー浄化なのだろうか。彼女の人格を全否定するのはかわいそうだけどねぇ。

 今週の見どころ:窓から落ちそうになったちあちゃんを助けるために動いたねねちゃんのキレッキレのアクションシーン。やっぱ肉体労働担当はねねちゃんなんだよな。みゅーたち猫集団の中では、「れい君は使えないみゃ」みたいな流れになったりしないんだろうか。まぁ、使えないオーラを一番出しているのはぺこはんだけども……彼のおかげでれい君は救われてる気がするよね。

 

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 カオス増し増し回か……第23話。まぁ、今作でカオスでない回など存在しないのだが、時たまネジが外れたようにぶっ飛ぶ回があるんだよな。特に他意はないが、今回のコンテは大地丙太郎です(2期に入って初めてなんやな)。

 「バーベキューをするよ」というだけなら穏当な話になるはずなのだが、今回はやたらゆに様パートが多く、ゆに様の振り切れ芸をたっぷりと楽しむことが出来るようになっている。そもそもそのゆに様を使って「日向ゆめちゃんが何をしているか調べて」って言ってるアッキーが完全にアウトなんだけどな。ハイテクAIロボを使ったストーカー行為じゃないですか。ゆに様もボスのことを思うなら、人の道から外れてることをしたらきちんと言ってあげた方がいいよ。ゆに様、たまにその辺の常識的な感覚が出てきたりするのだが……今回は片鱗すらのぞかせなかったな……。

 暴走の象徴ともいえる存在が、プチトマトマン改め秋トマトマンである。素材はアッキーがわざわざ(アクムーを無視して)現地で調達してきた高知県産のトマト。そりゃま、産地としては有名かもしれんが、別にそこまで高知県にこだわらなくてもよかったんじゃなかろうか。「もしかして高知県もスポンサードしてるんか?」と思ったが流石にそんなことはないだろうし。今回登場した作品外キャラクターはバナナのナナナだけです(テレ東系列だからね)。そう、今回は秋トマトマンの登場だけでも充分カオス度が高かったのだが、掟破りの「ゆにっちアピス2連投」で対抗勢力が爆誕。プラスティック性の新型ゆにっちアピスにより生まれたのは焼きバナナマン。これにて史上初のアピス対決が実現。その対決はがっつりプロレスしており、組み合った状態から川底に沈むシーンとか、「もうこれ完全にキン肉マンやんけ」というくらいに謎の気合が入っていた。多分、メイン層であるはずの幼女先輩たちは特に嬉しくないシーンの連発だった気がするのだが……いや、どうだろう。幼女だったら真剣にバナナがトマトを倒そうとするのを応援してあげるんだろうか。私には幼女の精神が宿っていないから分からぬ……。

 まぁ、結果的にトマトもバナナも無しのノーゲームみたいな結果になったが、1つだけ分かっているのは「だいぶアッキーの負けムーブが堂に入ってきた」ということである。おかしいなぁ、天才のはずなんだけどなぁ……。

 他にも今回はネタ数が多すぎて突っ込みきれないといういつも通りの悩みを抱えているが、いよいよもってみゅーたちまでAIロボとして堂々とデビューしてしまったのは注目ポイントかもしれない。これでまた、この面の皮が厚い動物連中が暴れられる範囲が広がったのである。まぁ、ゆに様たちの活動範囲に比べれば微々たるものかもしれないが……。にゅい、ツギ,ハギ,ぶー。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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