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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 肉球認証のあてが外れたことってこれまであったっけ? 第9話。あの状態で即座に「ゆにが関わってる級の異常」だと判断することこ先輩容赦なし。

 このタイトル、この中身でマジで「漫才協会の偉い人」をゲスト声優に持ってくる番組なんなの。どういうコネクションでわざわざ塙を引っ張ってきたのかは全くの謎だし、そんなことして喜ぶ人間が今作の視聴者層にいるのかも謎である。どこまで本気なのかよく分からない世界。そして、そんな世界では「お笑いをテーマにした話」は輪をかけて難しい。かつて「まえせつ!」という作品で「漫才をテーマにした作品で笑いを生み出すのほぼ不可能説」みたいなものを出したわけだが、今作においては、そうして「ネタで客が笑う」という様子を描くためにネタを描くことはほぼ放棄している。いや、まぁ、視聴者層を考えれば別にそれで問題ないのだし、わざわざそこを突き詰める意味もないのだから別にいいのだが、この狂った世界の中で、どこまでも本気で「お笑い」を描こうとしたらどうなるのかというのも見てみたかった気もする。

 いっつも気になるのは、結局仲間内でまいらたちのネタの「面白さ」ってどう受け取られているのかということ。だいたい「サムい」扱いを受けて今回だっていろんなところが凍っていたわけだが、それでもまいらが諦める気配も無いし、周りの人間も平常運転で応援している。誰もまいらに面と向かって「お前つまらねぇからやめたほうがいいぞ」とかは言わないのである。世界観を考えれば当たり前の話なのだが、今回のお話の場合は「まいらが本当に面白いのかどうか」というのは割と重要な要素になるので、どのくらいのレベルにおいているのかというのは是非白黒つけておきたかった。その結果が「鐘3つ」というレベル。まぁ、結局は「中学生レベル」という話なのかな。正直、他のグループと何が違うのかはよく分からんかったのだが……そこにリアリティを求めてもしょうがないからなぁ。

 「お笑い」を描くのが難しい理由は、この世界ではもう1つ存在している。それは、「世界が元から狂っている」という要素である。もう、お笑いの舞台よりもイカれたトークがそこかしこで展開されているわけで、今更そこに「漫才」を入れられたところでどうしようもないのである。今回だって突然レイがブッ込んできた「プリンスへの道」とか、本当に意味がわからんし、ことこ先輩の平常運転っぷりも狂気を孕んでいていつも以上に元気。ことこ先輩が本気を出せば、ここからお笑いAIの進化は一気に進むんじゃなかろうか。いや、でもアッキーが本気で挑んでダメだったというのなら難しいのかな……アッキー、人の心が理解できない説があるが(それをいうならことこ先輩もじゃなかろうか)。

 今週の一コマ:氷の上でがっしりと味方のホールドを受けているゆめちゃん、カバディでアンティに取り押さえられたレイダーに見えてしょうがない。

 

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 中学2年生の男女がバーチャル子育てを楽しむアニメ、第7話。ゆめちゃんはともかく、朝陽の方は絶対にそういうシチュエーションで意識しちゃってるよね。そして赤ん坊のCVが市ノ瀬加那という、どうにもよろしくない性癖育成アニメになっているような気もする今作。ぜひとも取り返しのつかない何かを育む男児が現れることを願っています(何故?)。

 朝陽のテニスという、注目されてるんだかどうなんだかよく分からないテーマを中心に据えるふりをしてみんなして好き放題やるだけのお話。まぁ、つまりはいつも通りなのだが、最近はぺこはんの脱脂粉乳いじりが加速しているのでぬいぐるみ軍団の連携がどんどん訳のわからないことになっている。「タンパク質(中略)脱脂粉乳」の初お披露目の際のそれぞれのパートナーの反応がいちいちエグくて笑ってしまう。ときわちゃんはあれでマジ天然素材なのだろうが、それを上回るゆめちゃんの残虐さ、そしてことこという絶対王者の揺るがないスタンス。改めて畜生ばかりが揃っている完璧な布陣である。どこぞの歌姫アニメではAIが使命を抱えて人格をどう形成するかで世界を揺るがすほどに悩みぬいているというのに、今井ことこはラップトップ1台で次々にことことの人格を魔改造し続けるのである。多分ミュークルドリーミー3期があるとしたら、ラスボスは確実にことこ先輩である(いっそスピンオフしろ)。

 ちあちゃんを加えた座組みも随分安定してきて、適宜子育てムーブを(必死にマニュアルと首っ引きで)こなしながらも、まわりで遊び散らかす余裕も出てきた。すでにゆに様対策も万全であり、相手側の目論見もよくわかってない状態のはずなのに、「事前にパチモンとすり替えておく」とかいう戦略が展開されるようになっている謎。スーパーシッターのことことの手配なのかもしれないが、仮にぬいぐるみだとしても密閉されたバックパックに赤ん坊を収納しておくのは如何なものか。そして、素直に引っかかっては色々と悔しい思いをしているゆに様のモチベーションは一体なんなのか。今回は珍しくアックムーが登場しなかったのだが、ゆにっちとお揃いのコスに身を包んだユメシンクロアッキーという、これまた自由すぎる存在も確認されている。テニスの試合中にも関わらず平然と朝陽がシンクロについていったり、2期に入ってからユメシンクロ空間の野放図さがますます磨きをかけているようである。こんな状態で女王様2人が外出し続けてるのが気になるのだが、夢の世界の治安は大丈夫なのだろうか?

 まぁ、何を心配してもキリがないとは思うが……私が今回一番心配になったのは、壁打ちを繰り返すというシチュエーションで「壁がかわいそうだ」という感想が真っ先に出てくる日向ゆめちゃんです。やはり軍団の中でも危険度ナンバーワンはゆめちゃんなのか……。

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 朝陽の変身イベントがクッソ雑に処理されてて笑う、第5話。まぁ、朝陽は前クールラストですでに変身してるからね……。

 ところで、ここまでに悪夢の国の女王さまとお空の上の女王さまの名前って公表されてたっけ? 今回キャストロールを見てたら前者が「ライラ」で後者が「ルシア」って表記されてたんだけども……。いつのまに設定されてたんだろう? 他にもキャストロールに注目して見てると、例えば新キャラとなったちあちゃんの中の人が留学してお役御免になった百合先輩の中の人だったりする。これは事実上、「百合先輩はもう出ませんよ」という解雇通知みたいなものか……まぁ、杉山先輩すら登場機会がめっきり減ってる状態なら、それも致し方なしか。声質的に、なんか知らんが一番ちっちゃいはずのちあちゃんの声が一番理性的に聞こえるのはどうしたもんだろうな(みゅーの声はもう奇跡みたいなもんだからな)。そして、今回一発屋として登場したのかと思ったらまさかの次回以降にまで引っ張ることになりそうな謎の新キャラ(新アイテム??)の名前はパチパチブー。中の人はなんと赤尾ひかる。これ、マジモンの新キャラになってしまうのでは? みゅーたちサイドにだけ援軍が加わるのがずるいと判断してゆに様側にも新戦力を追加した結果……なのだろうか? そりゃね、つぎはぎだってゆに様が作ったぬいぐるみからの誕生なのだから、同じ軌跡をたどったパチパチブーが新キャラとして定着してもなんの不思議もないわけだが……一眼でみんなから「なんか怪しい」って言われる新キャラってどうなのよ……。

 勢い任せで内容が怒涛のように押し寄せるのは、一週休みを挟んでも変わることはない。今回は2期目の改めてのスタートとなる「新キャラ登場回」なのだが、例によって「何故新しいぬいぐるみが落ちてきたのか」には何一つ説明がない。まぁ、れい君が遣わされたときだって別に説明はなかったわけで、お空の上の国から見れば、単なる流し雛みたいな行事だった、という可能性もある。ぬいぐるみが「赤ん坊」という属性を持っているのも妖精たちの単なる気まぐれなんじゃなかろうか。「地上に落ちた時=誕生」という等式は成り立たないはずなので、今回幼い姿で落ちてきたことには何一つ理由がないんだよな。まぁ、ぺこっちビスケットを食べればすぐに「人間の年齢で3歳くらい」までは育つかもしれないが……(正確な情報ではないので確実じゃないわ)。ことこ先輩、そんなところで学術的な正確性を担保するのやめろ。

 結局、ちあちゃんの新しいパートナーはしばらく見つからない気配なので、「空から降ってきたぬいぐるみが事実上のパートナーとしてぬいぐるみの面倒を見る」というわけのわからない状態に。もう、ゆめちゃんがおばあちゃん扱いなのでは? 猫が猫育てていいなら、もういちいち空から放りなげずにお空の上だけで完結させとけよな。マジで世界観が謎すぎるのである。今更である。

 謎といえば、やっぱりアッキーのモチベーションがいまいち理解できない部分はあるのだが……こいつに道理を求めるのが無駄なんだろうなぁ……。そういう意味では、まだ道理が通じる部分もあることこ先輩はマシな方なのだろうな。いや、おんなじ箱に入れてしまっていいのかわからんけど。ことこ先輩からしたら、まずは研究すべき対象はぺこっちビスケットなのでは?

 

 

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 阿本牧場がちゃんと再登場するあたりが流石、第3話。今後の乳製品は全部あそこから出荷されるんだろうな。ちなみにいちご町で売られているいちごは「一五いちご」。宜なるかな。

 まぁそんなことはどうでもいい。今回ショックだったのは、ゆに様が普通に悪事に復帰してしまったことだ。まぁ、そりゃそうなるって分かっちゃいたんだけど、前回ぺこの野郎が言ってた「ゆにが悪いことせんでじっとしてる訳が無い」みたいな話が本当になっちゃったのは残念である。ツギハギも合わせて、「この感じ久しぶりィ!」って普通に楽しんでたみたいだし……いいのかよ、おやびんとの友情はそこには無いのか? 普通に隣の部屋で生活してるんだし、アッキーに頼んだらすぐにでも会いに行けるはずなのに、ゆに様から直接杉山先輩にアプローチしないし、杉山先輩もゆにっちハウスを見つけて「さわらんとこ」みたいなこと言ってるし……お前らの友情はそんなものだったのかぁ!? まぁ、ゆに様が「おれっちのおやびんはおやびんだけだから」って言ってたのは素直に嬉しかったのだが……それでもあっさりアッキーに丸め込まれちゃったのはなぁ……。しかもアッキーの入れ知恵なのか微妙に賢い立ち回りも見せていて、AIロボットとは他人(他ロボ)であると先に言ってるせいで「新しいボス」の正体が特定できないようになっている。いや、普通に考えたらモロバレなのだが、多分この町ではあの適当な言い訳でも充分通用してしまう。また暗躍を始めてしまうと、結局ゆめちゃんたちからのヘイトを買っちゃうんだよなぁ……嗚呼ゆに様、なんとか幸せになってくれ。まー、杉山先輩と同じく、アッキーだってゆに様のことを悪く扱おうとは思ってないのだろうけども……。

 そんなゆに様の心配ばかりしてしまうせいで、せっかくのときわちゃんお当番回の印象は霞んでいる。でもまぁ、自分の誕生日の尊厳を自らの手で(足で)取り戻そうとするあたりはいかにもときわちゃんらしくはあったか。ユメシンクロの衣装は微妙にキュアサマーに気を使ったカラーリング(そんなことねぇよ)。考えてみりゃ、すでに朝陽はユメシンクロコスチュームを公開しているため、今回のときわちゃんで最後なんだな。「なんとなく気持ちが高ぶる」とゆめちゃんとユメシンクロを合同で行えるとのことだが、今後は残りのメンバーも自由に出入りできるようになるんだろうか。複数人同時介入も可能なのだろうか? お空の上の女王様たちがまた何か企んでたので、ユメシンクロのパワーアップイベントは普通にありそうだな……。

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 中高生が気楽に週末を利用した能登旅行するのやめろ、第2話。今確認したら東京ー石川間の往復運賃が3万弱だぞ。目的もなく行って戻るだけでそんな状態、親御さんが認めてくれるはずないやろが。いや、もしかしたらことこ先輩が莫大な特許料とかで既に食うに困らない稼ぎを叩き出してる可能性もあるが……。

 タイトルは完璧にゆに様フィーチャーなのに、結局遭遇することすら無しで終わったため、実質ことこ先輩メイン回である。思い返せば1期の「ことことコトコト」が5話目。改めて出会いの物語を「ユメシンクロ参戦」という形で振り返る展開になっているな。ことこ先輩周りの事象、やはりシリーズアニメとしては割と異質な感じがあって、チームを結成していたメンバーが1人だけ進学して別行動っていう魔法少女もの(?)は珍しい。まぁ、そもそもプリキュアをはじめとして2年以上続くシリーズが稀なのだからそんなシチュエーションはなかなか無いはずなのだが。おかげで今回はことこ先輩もゆめちゃんも学校の授業をサボる羽目になってしまい、なんだかみんなの不良学生感が増している気がする。お空の上のお城にプライベートルームを設けてしまったのもなんだか堕落の一歩目みたいな気がして、「放課後に好きな仲間だけでいくらでもだべることが出来るプライベート空間がある」って、人間にとって一番危険な状態なのだよ……これ、中高生だからまだいいけど、大学生だったらもう2度と授業に行かなくなるパターンだからさ(心当たりなんてありません。えぇ、ありませんとも)。

 そうしてことこ先輩が絡む要素を改めて点検して、今後どのように運用するかを確認するお話になっている。パソコン部は一応在籍部員がいたはずなのだが、カリスマ的存在であったことこ先輩を失って存続の危機。そこを救った(?)のは当然アッキーあったわけだが、その傍らにはことこ先輩のにーちゃんもいる。ことこ先輩が進学して存続が危ぶまれた部活が、さらに年上の兄の加担で成立するってのも随分倒錯した話である。しかも見た感じ、アッキーたちはみんなして自分たちのやってることをわかった上でアックムーに手を貸してるし……今回は悪役側の配置がかなりカオスだ。

 そして、アッキーが遊び半分で悪さをするもんだからアックム-が動き出し、なんと白羽の矢が立ったのは(当然ながら)ゆに様であった。これ……ゆに様の意思はどうなるんやろ……。今回ぺこの野郎が「ゆにがそんな簡単に悪さをやめるとは思えへん」みたいなことを言っていたが、なんかそこんところに誤解がないか? 別にゆに様は根っこの部分で悪い奴じゃないんだぞ? あくまで悪夢の女王が指示を出していたからブラックアビスを操っていただけで……そこのところが解消され、さらには杉山先輩との友情タッグのおかげで人間との関係も良好になった今、彼が悪さをする理由は何一つ無いのだ。それなのに、心ないぺこは……いや、何も考えてないだけだろうけども。またも悪夢サイドからの勧誘がかかってしまうゆに様。単に「悪いことをしろ」だけだと従わないとは思うのだが、アッキーの目的意識次第では、「おやびんの弟さん」というだけで言うこと聞いちゃいそうだなぁ。「あなたさま」言うてたしなぁ……。

 

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 ハレの日! 最終話! こんなにがっつりとエピローグ的展開やってくれるとは思ってなかったよ。最後までカラッと明るく。まぁ、私は泣いたんですけどね。ゆに様も出席できた卒業式、最高じゃないですか。何気に合唱曲もいい歌だった気がする。来年も聞きたい、って思ったけど、来年度は卒業キャラがいないから式の様子をやる意味があんまりないな。

 一番の心配だったのは何といってもゆに様の行く末。杉山先輩は来年度からフェードアウトはほぼ間違いないはずで、その先輩についていくとゆに様までお役御免かと思っていたのだが、流石にそんなわけがないよね。自発的な「卒業」で一時戦線離脱。大丈夫、新番CMにはちゃんと姿が見えてたからね。ゆに様の節目にきちんとカタをつけてくれた、もう私はそれだけで満足でございます。

 そしてことこ先輩の卒業&進学。ついに爆誕するJKことこ。最強生物がより最強になってしまった……。毎回そうだとは思うんだけど、今回のことこ先輩、いつも以上に美人だった気がする。彼女がいなくなることで最大の懸念点はパソコン部の部室が使えなくなることだったが……でも、もうメンバー全員が同じクラスになっているのであまり問題はないんだよな。まぁ、みゅーたちが自由にしゃべれる場所は学内に新しく確保する必要があるけども。ただ、ラストで衝撃の事実が明かされ、なんとアッキーが何故かこのタイミングで入学。いいのかい? いいだろう? 今更日本の中学に入学する意味も分からんのだが……まぁ、何故か日本の漫画アニメだとよくある展開だからOKだ。これでアッキーがパソコン部を引き継いだら、こんどはアッキー絡みで部室占拠できるかも。もしかしたらゆに様はアッキーの下に戻ってくるのかしら?

 そして次年度への引きといえば、新たな悪役(???)の登場も要注目。キャストロールには「アクムー」という名前が書かれており、キャストはなんとみかこんぐ先輩だ。こんぐ先輩といえば「マイメロディ」のオープニング担当でも有名(?)。ここでまたクレイジーサンリオ作品とのご縁がつながりました。「悪夢」の存在には違いないんだけど、女王様がいない時点で「悪夢」陣営ってなんなんだろう、というのも気になる。まぁ、考えてみりゃこの1年だって悪夢の女王様が勝手に1人でスネてただけなんだよなぁ。次は柴漬けとかが原因で戦争が起こるかなぁ……。

 さて、終わりだけれど終わりじゃない。すぐにまた、次の狂気は来週からやってくる。気を強く持っていこう。

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 ゆに様が……報われた!!! 第47話!!! もう、ゆに様がおやびんに抱かれてぽんぽんされた時点でこの物語は完結しました。永遠はそこにあります。ありがとうございました。

 我々を1年間悩ませてきた夢と悪夢の対決は、あっという間に解消したのである。それも、2本の沢庵の力で……。もう、そこはいいよ。前回懸念していた「黒女王が野に下った後に白女王が何を考えてたかって部分には流石にフォロー入るやろー」という楽観も綺麗に裏切られ、別に何も考えてなかったことが判明。確かに「沢庵作って待ってるで」とは言ったものの、積極的に姉を探したり、国難を憂いたりというアクションには出ていない。まぁ、だからこそのあの様子の女王様なのだろうが……まぁいいかぁ、正直、お空の上の国に何か問題が起こるような気配もないしなぁ……あそこの住人、女王と妖精しかいなくね? その状態で王政を敷く意味ってあるんだろうか???

 とまぁ、リアルな悩みはどうでもいいとして、恨み骨髄だと思っていた黒女王の恨み辛みはあっさり解決。あまりに簡単に仲直りしちゃったもんだから、仮面ナイトこと杉山先輩は梯子外されちゃった形。まぁ、そんな展開でも別に女王のことを恨んでもいなかったみたいなのが杉山先輩の人徳なのだろうけども……流石に自分のメンタルまではケアできず、「黒いののボスがいなくなっちゃったけど俺の黒い気持ちはどうしたらいいのさ」ってんで暴走。奪った3人の記憶も、結局杉山先輩は返してない(まさかこんなことで願い事使うことになるとは思わなんだ)。

 そして、暴走した杉山先輩を助けるのはやっぱり百合先輩なのである。突然飛び出したドリーミーな存在に慌てふためく先輩だったが、杉山先輩の一大事ってんで現実感はまず脇に置いとくことに。一般人を夢の中に放り込むことなんて出来ないやん、という悩みに対し、なんと「ゆにっちアビスなら可能かもしれない」という超理論が飛び出す。なるほど、プチトマトマンなどの存在具現化系トラブルはこのための布石だったわけだ。夢から現実に出てこられるなら、その逆だってできるやろ、ってんで、まさかのここにきておやびんを助けるためのキーパーソンとなったゆに様。そして見事に大役を果たし、ハッピーエンドへとたどり着くのである。もう、それだけで僕は何もいらない。

 問題は、いよいよ卒業式ってことで来年以降にゆに様がどうなるかなんだよな……百合先輩は海外に行くって言ってたけど、杉山先輩って地元に残るんだっけ? どっちにしろ、今まで通りの関係でゆに様が他の連中とつるめるとも思えないのだが……新しい敵キャラ投入? どうなる?

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 すうの物理!!!!!! 第46話! いやー、ヤッベェヤッベェヤッベェわ。まじで全編通して腹がよじれるくらい笑いっぱなしだった。なんでこんな最高潮の盛り上がりでも振り切れるの? 頭おかしいの?

 もう、30分ツッコミどころしか無かったのでどこで何を叫んだかも覚えてないんだが……とりあえずサブタイトルの時点で「その表記で識別すんな」っていうのが1つ目。多分ひらがなが「お空の上の女王さま」で、漢字だと「悪夢の女王様」ってことだよね? 残念ながらわかりにくすぎるので当ブログでは今後「白女王」と「黒女王」と表記します。叙述トリックに使えそう。んで、一応サブタイトルに出てきてるってことは一番大事だったのは2人の女王の関係ってことになるのだが……姉妹かい。シンプルかい。いやごめん、全く想定してなかったわ。2人が「似てる」っていう前提で話が進んでたんだけど、カラーリングが違うせいで全然そんなこと考えてなかった。今回は久川綾が4歳年上のお姉ちゃんで、お姉ちゃんの方が妹である(ややこしい)。現実だと綺麗に逆で、井上喜久子の方が4歳年上(つまり久川綾は13歳ということになるな)。ナチュラルにベルダンディとスクルドの関係性が今回は逆転してることになる。

 そして、そんな黒女王のキャラがもう……飛ばしてんなぁ……。なんで1年かけて繰り広げられてきた壮大な物語のクライマックスで我々は沢庵の知識を増やしていかなきゃいけないんですかね?(当ブログでは余計な争いを避けるために沢庵を漢字表記とします) ゆに様・杉山先輩を巻き込んだ黒女王の目論見は想像以上にどうでも良い発端から起こっているのだが、話を聞けば聞くほどに、「これ、どう考えてもお空の上のあいつが悪いのでは……」みたいな気持ちになってくる。そりゃま、嫉妬心はよくないことかもしれないけどさ、黒女王の出奔の後の態度がおかしすぎるやろがい。その辺のフォローは多分来週以降になされるとは思うのだが、今作の場合、本当にワンチャン何一つ説明なしに「お空の上は平和だったのでいいですよ」とか言って切り捨てる可能性もあるんだよな。悪夢陣営の救済のために、そこはちゃんとフォローしといてね? 頼むよ?

 まぁ、とにかくこの1年のゆめちゃんの頑張りは、総括すると「沢庵戦争」の結末だったということだ。恨み骨髄の黒女王はボケは連発するものの攻勢の手を緩める様子はなく、同じ境遇の杉山先輩(冷静に見ると多分先輩の方が状況はだいぶ可哀想)と連携してゆめちゃんの心を攻める。なんとまぁ、残りの3人の「キラキラの記憶」だけが消されてしまったとのことで、おそらく史上初、「テンパったことこ先輩」を見ることができたシーンである。ことこ先輩、キラキラが抜かれるとシンギュラリティを恐れるハリウッド映画で真っ先に死ぬ博士みたいになったな。まいらは別にいいんだけど、ときわちゃんがあんまり拾う要素が無くて「山梨に帰るゾ」だけだったのが地味にひどい。ちなみに、杉山先輩はソファの上で寝てる女子中学生3人を見るに見かねてわざわざ布団に移してくれているので、なんだかんだで多分優しい人だと思うぞ。全員お姫様抱っこで連れてったんかな。

 そして、そんな窮地にゆめちゃんは一時戦略的撤退。時間を稼ぐうちに、ありえない適当さでもう一人のユメシンクロ権利者として朝陽の名前が上がる。なんやねん、この世界の連中はみんなして取説全部読まんタイプか。ページの密度スッカスカなんだからもうちょい読んどけよ……いや、そもそも朝陽が知らないのはしょうがないけどれい君は知ってないとダメだろ……。れい君、変身後にペガサス呼んでくれたから「もう準備万端だったやんけ!」って思ったのに、その後にいざペガサスに乗ったのは自分だけで朝陽は普通に空飛んでたのめっちゃ笑った。ペガサスいらんやん!!!!

 そして、そんな朝陽の覚醒のための伏線(????)として突然ここで活きてくる石要素。いやまて、そんなん伏線って言わんからな? まさかの日向家、今井家、そして南川家という3つの家族の男どもが寄ってたかって新たな「プリンス」を生み出すことになるとは思わなかったわ……いちご石も伏線……なのか??? この調子だと、しょんぼり石も何かに使われるのか??? もう、何もわからん。多分、タピオカ屋の親父は伏線ではない(と思いたい)。

 あとなんだっけかな……まだまだひたすら突っ込んでた気がするんだけど……。もういいや! 来週もこの調子で突き抜けてくれ! ぎぬろ!

 

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 この期に及んで未だに腹抱えて笑わされるんですよ、第45話! 悪夢の女王様、まさかの初対面がそれってさぁ……シリアス維持し続けてる杉山先輩がかわいそすぎるやろ……。

 急転直下、いよいよ悪夢チームがゆめちゃんたちにその毒牙を伸ばし、自分たちの居城へと招き入れる算段となった。割とダイレクトに誘い込んじゃう杉山、そして来るの分かってたはずなのに全然準備してねぇ女王様。せめてそこは連携とれよぉ!

 すでに秋口の段階で存在が割れていた悪夢のお城。あの時は結局立ち入らずに去ってしまっていたわけだが、ことここに及んで飛び込まざるを得なくなった。いや、ごめん、別に飛び込まなくてもよかったはずなんだけど……飛び込んだ理由はぺこっちのおやつのりんごである。おめぇ、イチゴ狩り行くっつってんのになんでおやつにりんご持ってきてんだよ。頭どうかしてるやろ。まぁ、イカれてるってことは平常運転ってことだけどさ……。今回も相変わらずのノンストップっぷりで、特にイチゴ狩り近辺はばら撒かれたボケというか、伏線(??)というか、そういうものが1つも回収されずに前に前に突っ込む姿勢だったもんだから……ときわちゃんのクライミングなんてのはほんの序の口で、クライミング時の岩壁になんか怪しい絵が描かれてる部分はスルー。「ドリーミーメイト専用いちごがり」という謎施設も当然スルー。いちご食べてる時のまいらがぺこちゃんだったのは「ぺこ」との合わせだろうか。まぁ、いつものあぽーんの一環っていうだけかもしれないけども。ドア越しでも聞こえる圧倒的あぽーんの絆。

 そして、今まではっきりと確認する術が無かった気がするのだが、いちご町(漢字表記だと一五町なのね)の全景を山から見ると、いちご山から見える距離に海が広がっている。やっぱり山も海もある町だったのね。となると合宿所も割と近いところにあったのかな。そんで、霧が晴れたことでラスボスの城に入れるようになったってのもお約束といえばお約束。中盤くらいにラスボスの居城が見えてるけど入れなくて、最終的に「あぁ、やっぱりここだったんだ」って踏み込むのは割と昂ぶるシチュエーションですよね? まぁ、残念ながら朝陽がお利口だから途中で帰りかけちゃったけども……。そこで慌てちゃう時点で悪夢の女王様のキャラ、もう崩れることは確定してたのね。

 洞窟内に用意されたリビングスペースと濃厚な悪夢の瘴気。ゆめちゃんはともかく朝陽も何故か耐性があり、残りの3人だけが悪夢へととらわれてしまう。最初に倒れたときわちゃんと3番目のことこ先輩はちゃんとソファに寝っ転がったのに、まいらだけ地べたにぶっ倒れてるあたり、扱いの差が感じられて良い。そして飛び込んだ悪夢の中では、これまたRPGなんかではおなじみの「バラバラになってパートナーを探す」という展開。それぞれにきちんとパートナーを見つける方法が違っていて、多分ちゃんと合ってるのが偉いよね。今回肉球認証使いすぎな気もしたけども。

 そして再びの対峙となるゆめちゃんとナイト仮面。ただ、残念ながらここまで思い切り引っ張ったはずのその正体は、ゆに様のうっかりのせいで秒でバレてしまうという。そんな正体判明ありかよ……。流石にゆに様が喋っちゃった時には「ヒッ」て変な声出たわ。別に杉山先輩は何も言わないだろうってのは分かってたんだけど、「絶対にゆに様が死ぬほど気に病んじゃうやつだ……」って思って胃が痛くなった。まぁ、今回のことは残念ながらゆに様が100悪いからなぁ……かわいそかわいそにゅい。しかし当然杉山先輩からの叱責はなく、あっさりと仮面を外すことになるナイト仮面。その早さでとるなら最初からつけて出てくんなよ。しかし、「黒きドリーミー」とかキメッキメで出てきたのに、あっさりと仮面はずしちゃえる杉山の胆力も凄まじいよな。普通だったら恥ずかしくて逃げるだろ。この胆力を相手にするのはゆめちゃんでも荷が重いかもしれんな……いや、そもそもどうやって戦うのかも全然分からないんだけども……戦わない? うん、そんな気はする。だって女王様が2人してぽやぽやだって判明しちゃったんだもの。

 このままつつがなくハッピーエンドに転がりそうだなぁ。今回の百合先輩が超絶美少女だったので、ぜひ彼女が幸せになれるエンディングおなしゃす。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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