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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「あなたのまちのわんだふる!」「シロ ちゃん」じゃないが。第16話。なんだったんだ今回の謎コラボ……一応いろはが「動物と話すこと」をCOするためのハードルを下げる効果はあったかもしれないが……あと、頭身がバグってるしんのすけと比較していろはちゃんが妙に大人びて見えたのでちょっとキュンとするという効果もあったとかなかったとか。

 当方「クレヨンしんちゃん」については全く関わりを持ってないという割とレアな人種なのでコラボ要素へのタッチはこれくらいにしておくが、それ以外にも色々と刺激の多いお話である。なんと言ってもプリキュア史上初となる「親公認プリキュア」に! ……はギリギリでならなかったが、「親公認異世界交流」の時点で充分にレア。昨年もましろさんは異世界人のソラと交流を家族に認められていたが、あそこは婆さんがあまりに特殊な立ち位置だったからな……過去にこうして「変なことは起こってるけど、まぁいいよ」っていうプリキュアママって誰かいましたかね? まー、この世界においてはアニマルタウンっていう設定自体がやや異世界じみてるので、不思議現象への抵抗感が薄いのかもしれません。ちなみに最近のタウン設定ではおいしーなタウンという実はがっつり異世界との関連があった街なんかもあるんですが、こうしてみるとプリキュア世界線って意外と地に足ついてないことが多いよな。

 さておき、番組初期に視聴者全員が思った「こむぎといろはの2人でプリキュアの秘密を守るの、絶対無理じゃん……」という不安は的中し、一気に衆目にさらされるわけではなく、悟→まゆ→ご両親とポロポロ周りにちょっとずつばれちゃっていくのがいかにもいろは達らしくて面白いところ(間で「公園の幼女/しんのすけ」にもバレてるので対象人数はもっと多い)。こうしてちょっとずつ安全そうなところにだけCOしていくことでニコガーデンがどんどんアニマルタウンに近づいてくる感覚、なんか異世界の侵攻が進んでいるようでちょっと怖い。何しろ現時点では我々は「ニコガーデンが善性存在である」という保証をどこにも得てないわけですからね。いや、流石にそこを怪しむのはどうかしてると思うが、それこそ前作のスカイランドは過去に戦争の歴史があったからこそ揉め事に巻き込まれたわけで、ニコガーデンがガルガルと根深い因縁を持っていたとしてもおかしくはない。3ヶ月が経過した今なお、今作は敵性勢力の全容が一切明かされておらず、何を持って「プリキュアの使命」になっているのかが不確定というのも、なんだか不穏なところである。今のところの怪しいやつ(なんか黒い影の男&でかい犬の飼い主)に関連性が見出せてないのも怖いところなんだよなぁ……。

 まぁ、そんな状況下なのでガルガルはいつも通りに生まれるわけだが、今回のガルガル、多分今までで一番何もしてない平和的なガルガル。何しろ誕生時点で謎の美少女に凄まれて猫屋敷邸から距離を置くという気遣いができるモンスターであり、その後も「インコだからちょっと喋れる」という特性を活かしてそこそこフレンドリーなままでの浄化に至った。「動物とのお話」という今週のテーマがずっと繋がってるので作品コンセプトがわかりやすくていいですね。まぁ、その分バトルシーンは物足りなくもあるのだが……鹿の特性が脚力のみで、プリキュア伝統の壁ジャンプに活用されておしまいだったのはいいのか悪いのか。

 とにかくこれで堂々とこむぎが自宅でも人間態で会話できるようになったし、いろはの日常の自由度が一気に上がった。そして犬が自由になるとしかめ面をするのが猫なわけで……私の視聴モチベの70%が猫屋敷さんちなので、今週は次回予告のラストカットだけで胃の腑がキュッてなりました。鏡石は余計なことしてユキさんの負担増やすなよー。

 
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 焦らすねェ〜、第14話。よりによって来週メエメエ回とか、ずるいくらい引っ張るやんか。

 というわけでまゆちゃんテンパり全力振り切れ回。「あのまゆちゃんがうちに!?」というだけで一大事だし満足できるわけですが、それを見守るユキちゃんがもうね。このまま史上初の「仲間になる前に1回闇堕ち挟むプリキュア」とかになってくれねぇかな。「まゆは絶対に渡さない」で暴れ散らかしてこむぎにとどめをさし、犬猫論争に終止符を打ってほしいまである。まぁ、実際はユキちゃんは優しい子なのでそんなことしませんけどね!(ね?)

 人間ではよくあるけど動物であんまり聞かない気がする「最近の疲れが溜まってたんでしょう」という病状で一時預かりの身となってしまったユキ。まぁ、基本的に1日の運動量がそこまで多くない猫にとって、通常の猫業務に加えてプリキュア活動をするのはオーバーワークになってしまうのだろう(え? ユキがプリキュアなわけがないって? そりゃそうです)。食欲も落ちて、今日も元気にテンパるまゆの不安の種になってしまった。それだけでもユキとしては忸怩たる思いだっただろうが、それを餌にしたかのようにしてまゆが犬飼家に取り込まれてしまい、病み上がりの身で終始歯噛みをガリガリガリ。猫って普段そっけないくせにこういうとこで独占欲強い感あるよね。それをよりダイレクトに表現してくれるのが犬なんだけど、猫の場合は基本がツンデレなもんで、まゆが心配だし、こむぎたちが憎らしすぎるんだけど、その感情を表明することもままならないという。狭いキャリーケースの中で、療養中だったはずのユキちゃんはかえってフラストレーションを溜めてしまいましたとさ。

 そして、お泊まり回ってことで空気を読んでこれまでにない時間帯に登場するガルガル。この手の「女子中学生主人公もの」は条例の関係もあり(?)あんまり変な時間に活動はしない設定になっているのだが、シナリオの要請上、稀に時間外勤務みたいなことを強いる場合がある。ちなみに小学生魔法少女である「CCさくら」の場合も、クロウカードの一部が夜間に出没したり、人がいない水族館でことを構えるために夜間徘徊したりもしていた。夜遊びは不良の始まりなので気をつけなければいけないですが、アニマルタウンはその点も健全。夜間ではなく「早朝」という時間を選ぶことで、プリキュアの隠密性をギリギリで維持しつつまゆとの関係性を進展させる。

 そう、今回はお泊まりを口実にした最大の転機、カミングアウト回でもあったのだ。じれたこむぎによってついに暴かれてしまった犬飼家の真実。ぶっちゃけこむぎも「もぅまゆの前くらいは喋ってもいいやろワン」くらいの気持ちでやっちゃった感はあるのだが、彼女はその隣にいる猫が最大の問題児だということまでは認識していなかった。まぁ、多分ユキちゃんも薄々勘付いてるってレベルじゃなく気づいてた気もするのだが……ついにここでニャミー側から一方的に正体判明という流れに。「あいつらがまゆを引っ張り回さなきゃまゆは危険な目に合わずに済んだし、私も余計な仕事に駆り出されなかったものを……」みたいなことを思ったかどうかは定かじゃないが、相変わらず犬猿ならぬ犬猫の仲のようである。ここから連携を取れるようになるには苦労も多そうなのだが……まぁ、最終的には全部「まゆは可愛いからしょうがないニャア」になりそう。全人類そう思うのでしょうがない。

 ところで、まゆに対しては「一緒にプリキュアやろ!」と提案したこむぎだったが、最初の協力者である悟にはその提案しなくてよかったんでしょうか。すでに制限解除されてるんだから、悟もプリキュアにして駆り出す選択肢もあったんやで。いや、大福さんがお許しになるかどうかは分からんが。


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 今週も正体明かさず、第13話。いったい正体は何者なんだ、キュアニャミー……。

 というわけで今週もたいそう可愛かったですね。特にまゆちゃんが。いやー、でも改めて考えるとさ、今作の動物&プリキュアの組み合わせってすごく理にかなってるんですよ。どういうことかっていうと、我々プリキュアおじさんにとって、プリキュアのかわいらしさって決して恋愛対象とかではないわけですよ(だよね?)。どっちかってぇと犬猫を見ての「あらー、かわいい」と近似した感情なわけで、もういっそそこをダイレクトに結んじゃえってのは短絡的でありながらも効果的な答えなわけですよ。毎週毎週こむぎは可愛いですしユキもかわいい。その延長線上にいろはとかまゆちゃんの可愛らしさがあると、そういうわけです。ん、私のまゆちゃんへの感情はなんか違う気がする? 中の人要素は別腹です。

 でも、今回は猫屋敷さんち以外の部分にも可愛いが多かった気がします。Aパートは主にこむぎといろは(と悟)によるニャミー探索パートだったけど、こちらのコミカルな演出は色々と見どころがあってお笑いプリキュアとしてもなかなかの出来。もう、いい加減こむぎが人語を解する犬だってことは町中に知れ渡ってる感もあるんですが、形式上そこの線引きは守り続けなきゃいけないので大変ですね。通常パートにおけるこむぎの存在はあくまでも犬でしかなく、何をやらせてもいいという放送コードのぶっちぎり方がありがたい。「犬のおまわりさん」は可愛らしくて良かったですね。あと、地味に今回のAパートはずっといろはが悟と一緒に行動している事実上のデート回とも言えるのだが、悟はプリキュアの彼氏ポジとしては歴代でもかなりいい位置、自然なサポーターのポジションにつけている気がします。最終的にこの2人の関係がどうなってるかは気になるところですね。まぁ、こむぎといろはの間には絶対的な主従の関係性があるのでそれとは別に普通に付き合っちゃえよ枠でいいと思うんですけどね。なお、まゆちゃんとユキの関係性は断固として(略)。

 というわけでニャミー。今回は延々まゆちゃんをお姫様だっこしながら飛び回るというご褒美シーンのオンパレード。もう、ずっとこの関係でいて欲しいのでまゆちゃんには被害者ヅラし続けてほしい。僕には未来のことは分からないですけど、まさか、まさかまゆちゃんも変身して一緒に戦うなんてことはないですよね。ねぇ!(まゆちゃんが戦場に立つまでの流れがよっぽど強固じゃねぇと納得しねぇからな)

 そうそう、何故どこかの誰かさん(仮)がニャミーに変身できるかってのは現時点では気になるところですよね。こむぎはメエメエからニコガーデンの力を直接もらったから変身できるようになったわけで、おそらくニャミーの変身もニコガーデン由来のパワーのはず。もし同様の変身アイテムを譲渡されているならメエメエらの向こうの連中が認識しててもおかしくないのだが、今のところニャミーの正体に言及している描写はない。別ルートのエージェントから力を託されたってことなのかしら。いつ頃から変身してプリキュア活動を行なっているのかも気になるところ。

 また、しれっと登場した「同じ街に住む、長毛種の犬を飼ってるなんか怪しい人」の存在も気になるところ。何が気になるって、今回キャストロールにあの人物の名前がなかったんだよな……ちょっとずつ、この世界の構造が明らかになるといいですね。

 次回、まゆちゃんが! おとまり! テンパり! 泣き顔! 来週もサービスサービスゥ!

 
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 グッドモーニングニチアサ、第12話。すまんが大量に累積している録画ストックを無視して最優先視聴じゃ。ワシはな、猫屋敷さんちの全てが見たいのじゃよ。

 というわけで、今作は勝手にここ数年のプリキュアの中では一番かじりついて観ております。だって可愛いじゃん! 犬かわいい猫かわいいじゃん! もうそれだけなんですけど、敵組織が見えづらかったり、パワーファイトを極力控えたり、構造的にも色々と興味深い挑戦はしてるんですよね。まぁ、今回はそんな諸々について語るのが目的ではなく、純粋に「ニャミーさんキター!!」って言いたかっただけなんですけどね。

 いやぁ、この丁寧さはほんとによいですよ。ここ最近続いている傾向なんだけど、メンバー集合まで結構時間がかかってますよね。以前だったら例えば「スマプリ」は1人1話で5人揃ったのが5話。人数が多い作品はサクサク仲間が集まるイメージが強かった。しかし、例えばいわゆる「光堕ち」が正規メンバーに当てられるという措置があった「ハグプリ」ではマシェリとアムールの加入が20話目、コロナの影響で放送遅延があった「デパプリ」では3人目のヤムヤムが揃うまで3ヶ月近くを要したし、直近の「ひろプリ」はバタフライの加入が18話とこれまた遅い。以前の感覚(そしてスーパー戦隊の感覚)ではいわゆる追加戦士が加入してもおかしくない話数であり、参考までに私の好きな「GOプリ」をあげるとキュアスカーレットの加入は22話である。まぁ、過去には33話で加入したムーンライトという例もあるのでどこまでがレギュラーでどこからが追加戦士なのかの線引きも難しいのだが……プリキュアってのはこうして見ると案外全員揃うまでに時間がかかる場合も多い。

 今回もそうした「じっくり形成」パターンを辿っており、ここまで12話をずっと「コンビキュア」で展開しており、ようやく「3人目」に手がかかるというかなりゆっくりめのスピード。でもまぁ、コンビキュアは「2人」を意識する展開が多いのでこれまたセオリーから外れるものではなく、確認したら「スイプリ」ではビートの正式加入が21話、「まほプリ」もフェリーチェ爆誕が22話だ。そう考えると、今回は2人の間に割ってはいる連中の登場は早い方と言えるのかもしれない。

 うん、今調べながら改めてプリキュアの基礎を学びなおせた気がしますね。こんなことしながら「いやまぁ、さっさとまゆちゃん変身させろよ」と思ってる私がいるんですが、それと同時に「まゆちゃんはずっとパンピーのまま、あたふたしていてほしい……」と思う私もいます。日曜朝から綺麗なうえしゃまスクリームが聞ける国は我が国日本だけなんですよ。こんな大切な文化、ずっと守っていきたいですよね。ひたすら声だけを理由に応援してるプリキュアはサンシャイン以来14年ぶりです。

 基本的に猫屋敷さんちの様子は「まゆちゃんかわいい」が最大の動機で見ているわけですが、もちろんユキもかわいいというのは大前提である。くるみが完全おバカ犬キャラに振り切っているので、ユキは対比的に「ツンツン気まぐれ猫キャラ」になっており、いちいち呆れ果てたような顔をして見せるのが「猫だよね〜」って感じで最高にクール&ビューティー。思いっきりデフォルメされたデザインなのに、ちゃんと端々に「猫っぽい」動作が見てとれるのも高評価ポイント。まゆの面倒を見るためにわざわざ変身して夜回りしてたって考えると、最高の過保護はやっぱユキなのですよね。

 今後、ユキがまゆをわざわざ戦場に招き入れるとも思えないので共闘に至るまでにもう一山あると思うんですが、そこでどんだけいいデレを披露してくれるかも今から楽しみですね。あと、いつか劇場版でのニャミーVSマカロンの試合も早く見たいです。やるやろ、やれよ。

 
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 母:斉藤千和 娘:上田麗奈とかいう人類の宿業を全て煮詰めたような家族構成、第4話。まぁでも、千和といえば声優界では猫耳の権威ですから。本人が望むと望まざるとね。

 あ、もう中の人の話がしたかっただけなので僕の感想はおしまいです。いやぁ、でも改めて、これから1年間、毎週1回は確実にコミュ障うえしゃまボイスが聞けるという保証が得られたのはでかいですよ。やっぱこの声はキョドってなんぼですからね……。わんわんアニメも大変結構ですが、やはり私はどこまで行っても猫派。なので猫が猫らしくあるアニメはそれだけで幸せ度合いが高く、今回のお話でいえば、一番の見どころは朝イチで起床後に猫を吸いに行くまゆちゃんのシーンですね。猫を吸わせてもらえる、そしてその吸っている少女が上田麗奈である。人はそれを西方浄土と呼んだのです。

 猫のゆきちゃんはまだ変身する様子はないのだが、すでに猫フォームの時点でいかにも猫らしい性格設定がなされていて微笑ましい。こむぎがウザいくらいに犬らしいのも相まって、このベタな動物の性格設定がプリキュア的には新鮮な造形になっているのが面白い。そりゃな、動物がプリキュアになるのは初めての(でもない)ことなので、新鮮なキャラに見えるのは当たり前のこと。こむぎほどおつむが足りなくて天真爛漫なプリキュアは初めて……いや、そうでもないかもしれないが……とにかく、ゆきみたいなツンデレが相まった猫的プリキュアだってきっと新鮮になるに違いない。どこぞのマカロンさんはツンデレとは違いますからね。出来ることなら、ツンの要素も気まぐれもありつつも、人生(猫生)の優先順位の第1位が「まゆの幸せ」という猫であってほしい。少なくとも今回の描写からはその片鱗が感じられましたよ。

 ちなみに、キャラは可愛いがプリキュアとしての展開はどうかと言われると今のところ何ともいえず。今回はついに「戦いもせず、ハグ〜したらあっという間に浄化できちゃった」という展開だったので、今後もこのままいけば史上最もバトらないプリキュアになる可能性も。それはそれでいいのだけど、やっぱりちょっと見どころが減りそうな怖さはある。あと、未だ敵組織らしいものが見えてこないのも気がかりといえば気がかりか。「ヒロプリ」感想でも書いたけど、わしゃ敵組織のわちゃわちゃが見たいのじゃよ。まぁ、今作はもしかしたら「敵組織無し」という可能性すら否定できていないのだが……まぁ、このまま1年はいくら何でも無理でしょ。

 
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 プリキュアラス前怒涛の法則、第44話。毎年毎年度肝を抜かれ続けているわけだが……今年も素晴らしかったですね。

 ただ一言「これが東映の歴史を積み重ねてきた伝統芸なのだなぁ」というだけで終わりなんだけど、本当にあり得ないレベルでの作画リソースの投入と、最も勇ましく、最も美しく見せようという貪欲な探究心のなせる業である。もう、1コマ単位で格好いいもんなぁ。おじさんはねぇ、プリキュアの「善い」回を見ると、それだけで泣いちゃう生き物なのよ……。マジ泣きしましたね。やはり善いアニメは良い……。アクションシーンは全部格好いいんですが、個人的に一番のお気に入りはフィナーレ&ブラペのタッグ技でプレシャスの道を拓き、そこにさらにオトナコンビが力を与えるカット。今作のいいところの1つに「野郎キャラもちゃんと存在感がある」っていうのがあって、ブラペは最終的にちゃんとプレシャスの隣に立つ権利を得たし、マリ×シナコンビもキメるとこキメてくれたなぁ。

 最終感想でもうちょい総括するけど、今回のお話だけでいえばブンドル団側のお話にもそれなりに決着をつけてくれたのが嬉しかったね。我々はデレるセクレトルーが見たくて1年間頑張ったみたいなところあるしね。セクレトルーと目と目で通じ合うのはやっぱりフィナーレ、いや、ジェントルーのお仕事なのですよ。そして、最終的には暴走して意思すらもてなくなってしまったゴーダッツだが、今作のラスト展開が一気に盛り上がったのって、ゴーダッツに余計な手心を加えずに純粋に「他人から奪うことを喜びとする」存在に仕立て上げたことだと思うのよね。そりゃま、フェンネルというキャラを考えればそれなりに「悪かった」理由もあるのだが、結局彼はただ奪いたいから奪うことを目標とし、さらにその意思が暴走・分化した挙句の存在がゴーダッツという概念。そう考えると、アホみたいに真っ直ぐなネーミングも案外良いものだったのかもしれません。

 

 

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 いい最終回だった……え? 最終回じゃないの!? 第49話! え、次何するんだろう。もしかして3期につながる可能性が微レ存? どこまでも我々を翻弄してくるアニメだ……。

 あまりに情報量が多すぎてどうしたらいいか分からない展開。Aパートでめちゃめちゃのんびり朝陽とゆめちゃんのデートを描いてたもんだから今回はそういうお話なんだろうと思ってたのに、今井ことこ生誕祭(重要)が終わった後、Bパートで卒業式が入り、そこから一気に「この1年の総決算」をたたみ込んできやがった。もう、誰がどこでどうなってるのか、いっぺん観ただけじゃ把握しきれないレベルである。そのくせ四角メガネに三姉妹が登場したりと、容赦無くわけのわからん要素も放り込んでくる。この世界は「風呂敷をたたむ」とかいう概念がないんだろうか……いや、やっぱり来年への下準備と捉えるのが……。

 本当に視聴中にいろんなところで「この要素は覚えといて記事に書こう」って思ってたはずなのに、多すぎてもう忘れちまったよ。覚えてるのはゆに様周りのことばっかりだ(平常運転)。一番感心したのは、留学を終えて帰還した百合先輩がなんとパチパチブーの分まで「スター」を買ってくれてたところ。いや、だって百合先輩はパチパチブーとは直接の面識ないじゃん(こないだのイギリス旅行であったっけ?)。もし会ってたとしても、つぎはぎだけじゃなくパチパチブーもゆに様の子分で、平等に扱うべき存在だって認識してないとわざわざスターは用意せんのよ。そこまで気が回る百合先輩すげぇな。まぁ、もしかしたらアッキーかはるるが頼んだのかもしれないけど。今のアッキーならゆに様への罪滅ぼしがわりにそれくらいの気は使ってくれるかもしれないな。

 あと何故かやたら印象に残ってたのは、ときわちゃんが卒業式でピアノ弾いてたこと。全校生徒が参加するイベントで生徒が伴奏するのはよくあることだけど、何となく私の幼少期の思い出だと最高学年の人間がやるイメージがあったんだよな。だいたい学年に1人(むしろクラスに1人)くらいは伴奏できる人間がいて、その人が代替わりで全校イベントの音楽を任される感じ。まぁ、卒業式で3年生にやらせるわけにいかないから、2年生代表のときわちゃんが引き継いだってことでいいんでしょうかね。そんだけ上手いなら大したもんだなぁ。あ、あと「大量のサングラスを持ってるすうちゃん」ってのもちょっと気になった要素。メガネ好きはそこまでフォローできるものか。まぁ、本人曰く「実験のためのサングラス」らしいが……それってガチで目を保護するタイプのやつか。今井ことこ、普段どんな実験やってるんだよ。

 最後にもう1つ、ラストカットでちあちゃんが「どうじょ〜」で幕引きして、その次に何か重大発表でもくるのかと思ったら激落ちくんのCMだったのめっちゃ笑った。回想シーンでは激落ちくん登場できなかったのに……。

 

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 俺たちはいったい何を見せられているんだ……第48話。まぁ、いつも通りのミュークルだけども……展開の妙? 伏線? 何それ食えるの?

 なんとまぁ、まさかあそこまで意固地に粘っていたアクムーちゃんが秒でサツガイされるとは……だったら先週時点で素直に浄化されとけよ……いや、それくらいに科学の力ってのがすごいということなのだろう。おそらく最後になるであろうサンシャルルの決めポーズを見せたお利口さん3人組は、なんだか全く分からないけど科学(物理)の力でもってアクムーちゃんからアクムーのタネを切除&浄化。これにて今年1年世界をお騒がせていた混乱のタネはなくなったのである。……俺たちは1年、何を見せられていたんだろうな……おもろー。

 というわけで、ラスボスが秒で処理されちゃったので残った時間は全部エピローグ(?)。これまで頑張って「お空の上の国のプリンセスとはどんな概念だったのだろう?」とか考えてたんだけど、この度「3人まとめて、お前たちがプリンセスだ……」という衝撃の発表に対し、誰1人として驚いてる人間はいなかったのでそういうものとして受け入れる以外にないのである。受け入れてしまえば別段どうってこともないのだし。……いや、どうだろう……いっそゆめちゃんがプリンセスはなんとなく「それでいいや」って気になる事案だが、冷静になると、みゅー、てめぇが一番プリンセス向きじゃねぇな。

 そうして「みゅーくるどりーみーらんど」が新たに建国され、単に夢の中だけでわちゃわちゃするだけならば文字通り「夢物語」で済むのだが、これがダイレクトに現実世界へリンクして一五町の上に顕現。こうして「夢の中の物質が実体化する」現象については、すでにプチトマトマンの時点で伏線が張られていたと考えれば納得の展開である(??????)。何がひどいって、朝陽を適当に丸め込んで「プリンス」にした上で、ゆめちゃんと朝陽が並んだ就任式に森村さんを招待してるところなんだよな……人の心がねぇのかてめぇら。うん、無いよ。この国はもう、「科学王国」と言ってもいい国になってしまったんだよ。だってほら、プリンスが千空だから(意外な方向から中の人ネタ)。実はちあちゃんの中の人がヒロインってところも一致してるからあながち冗談でも無いのだ。

 とまぁ、なんだか朝陽にばかり負担がかかる展開になっているのだが……来週は何が待ち受けているんだろう。今井ことこが16歳だぞ。それが一番の事件じゃないのか?

 

 

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 怒涛の展開、第47話。まぁ、今作の場合は毎週が怒涛といえば怒涛なのでいつも通りなのかもしれないが……容赦無く要素をなぎ倒していくその様子は、伏線がどうとか、構成がどうとかいう議論をあざ笑うかのようなパワープレイである。

 このサブタイトルで今までみたいに「最後の数秒でさらっと答え合わせ」みたいな展開だったらどうしよう、と心配していたが、一応はそれなりに大々的な発表になったかな? それにしたって扱い軽いなーとは思うが、何がどうなろうと世界が揺らぐようなことはないのでこれでいいのだろう。一応、「ラスボスとの直接対決!」「持てる力を全て注いでの総力戦!」という雰囲気は醸し出されていたのでこれでOKだ。特に一五町お利口さん6人集の結成はなかなかのニュースである。まぁ、結成後即分断してたけども……サンシャルル+ことこペア+朝陽って、6人並べるにしても適当すぎる配置である。朝陽くんはお利口っていうほどでもない気がするのだが、メインヒロインがアホの子だから必要に迫られて学習意識は高くなったよね。そしてそんな中でもことこ先輩だけは次元が違う気がするが……今回は律たちにドヤをスルーされたり、延々メガネの下に変な管付けてたり、扱いが悪い分むしろおいしかったり。私の一週間は今井ことこ成分を補充することで賄われています。

 そんなことこ先輩だけが裏方に回り、残りのメイトたちがアクムーちゃん(ギターVer)との対決に回る。お利口朝陽の発案で「ギターを相手にするなら音楽じゃろ」ってんで、こちらもいろんな音楽で対抗するというクライマックスバトル。なるほど、これまで特番で流し続けていたキャラソンはそのための下準備だったわけだがな。改めて見るに、ドリーミーメイト軍はアイドル度数の高いメンツが揃ってるんだよな。サンリオ的にいうとショバフェス目線ではウワペタ、アルカレ、ゼロティクのボーカルがそろい踏みしているし、他にもポピパ(九九組)やafterglow、放課後ティータイムに虹ヶ咲メンバーまで。そりゃひとたまりもないや。いや、違うな、まだ抵抗は終わってないな。アクムーちゃんはてっきりちあちゃんとの関係性を軸にして丸く納めてくると思っていたので、ここにきてまだ諦めないムーブはちょっと意外だったわ……。

 というわけで、ちあちゃんのパートナーはアクムーちゃんでもアッキーでもなく、みゅーちゃんでしたとさ。……そっち方向があるんかい……一応、「お空から降ってきた時にみゅーがニャッチ!したよ」とかいうのは伏線というか、答えではあったのだな。ぬいぐるみがぬいぐるみのパートナーになるのがセーフなのかどうかはよく分からんのだが、まぁ、お空の上の国が関わることにルールもクソもないからなぁ。かてて加えて「みゅー+ちあ」で「meteor」という謎のネタも展開された。流石にそれは強引すぎるやろ。そこまで考えてみゅーの名前が付けられていたのだとしたらしょうがないが……いや、これはさすがに後付け臭いな……まぁ、後付けでも「それっぽい」関係性が繋げるなら構わんのだけどね。それだったら「ゆに」も何か後付けでいい関係性作れそうな名前ですよね! 甲斐甲斐しくアクムーちゃんの世話を続けるゆに様に何か見返りをお願いします。

 

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