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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 凄まじく鋭利な刃物で首元の薄皮を削がれていくような感覚、第27話。もう、ほんとになんなのよ。どこへ行くのよ。しれっととんでもないことをノリだけでやっちゃうくせに、それと全く同じ比重で、しれっと張った伏線をシカトして終わってしまう。精神が不安定な時期なら過呼吸になるような作品やぞ(個人の感想です)。

 「えっ? お空の上の国に!?」って先週の次回予告の時点で驚いたわけだが、一体なぜ、どうやって行くのかというと、「山の上から女王様が突然引っ張り込んだ」が答え。知らんがな。そんな簡単に夢以外の方法でアクセス出来んのかよ。そんで女王様はいっつもゆめちゃんたちのこと監視してんのかよ。こえぇよ。そんで、女王様が呼んだ理由がいちご山の頂上の謎の遺跡ってのが一番こえぇよ。なんだよカッパドキア。女王様が警戒してるってことは確実に悪夢サイドの関連施設(遺跡)ってことなんだろうけど、町を臨む近場の山に悪夢関係者と思しきものの居城があるって、すげぇ怖くない? つまり、この地は神代の時代から悪夢VSお空の渦中にあったということ? いや、でもそう考えると、この街に住む一介の中学生である杉山先輩が悪夢の女王様と結託していることも理解できるかもしれない。そう、杉山一族は、悪夢の血を引く生き残り…………うぅん、ご近所まぞくものとかの設定じゃないですか? 大丈夫ですか?

 まぁ、とにかくそんなこんなでお空の国に簡単転移(ゆに様含む)。お空の国は夢でみたまんまのファンタジーなわけだが、実は雲に穴が空いててゆに様サイズなら落ちてしまうかもしれないというかなりの危険設計。業者がサボりすぎだろ。らくちんユーフォーがなければ死んでいた。そして、あらゆるセキュリティがドリーミーステッキに依存している。おかげで貴重な貴重な3人のステッキシーンが初披露。多分最初で最後の披露なんじゃなかろうか。まいらはビシッと決められて、ときわちゃんはお願いマッスル。そして永久保存版となったことこ先輩の貴重な魔法シーン……。ことこ先輩の衣装、ガチで青キュア感が尋常じゃない。ちょっと最近まで地球のお手当してたと言われたら信じられるレベル。さらにドリーミーステッキの分解を目論んだり、帰宅後に「お城のギミックは色々と参考になった」と不穏なことをいい出したり、この人、本当にどこに向かっているのだろう。ちなみに彼女の目に妖精さんたちがどう映ったのかも気になるところ。かなり何かが衰退した感じの妖精さんだったが、キャスト的にはこれでポピパ・アフロに続いてハロハピもいちご山にやってきたことになるな。

 今回はゆに様かわいそうシーンが少なかったのでそこまで精神にダメージは負わずに済んだが、この「不穏なものをさらっと出して特に触れない」というデザインは本当に怖い。しかも、来週特に振り返らずに、まいらメインの回になるんでしょ? いや、それはそれで嬉しいけどさ。ぺこはん頑張って。

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 数年後に、今の視聴者である幼女たちが一斉に歴史のテストでメソメソポタポタ文明と書いて失点する未来が来るかもしれない、第26話。その際には、是非ともあぽ〜んも日本語として定着してるといいですね。

 もうさ、毎週ゆに様を見て泣いてる俺がちょっと情緒的にやばい気がするのね。でも、こんな関係性ってさぁ……杉山先輩、どんどんいろんなところが不安定になってきてて、悪役としての基盤を固めつつあるのね。お試し感覚で百合先輩は不幸になりそうだし、そのつらみの全てがゆに様にかかってきたらどうしたらいいんだろう。そのくせ、邪険に扱うかと思わせてちゃんとご飯は食べさせてあげたりしてて、杉山先輩らしい気遣いが残ってるのもかえって怖いし……ねぇ、隣の部屋は何が隠されているの??? 杉山家の両親ががっつり登場したのは初めてだと思うんだけど、両親はなにも後ろ暗いところがなさそうなのよね。唯一気になるのは両親の会話で「うちの子はみんな」って言ってた部分なんだけど、杉山先輩って兄弟いるのかしら……。

 それ以外の部分でも着実に事態は進行してるんだけど、れい君との邂逅のおかげで朝陽もおおっぴらにパートナートークに参加できるようになっちゃったので、ただでさえガバガバだった「ぬいぐるみ設定」がますます勢い任せになってきている。今回ドリームゲートオープンした時に絶対に杉山先輩は近くで見てたよね。もう、どこで何しても問題なしか。そして前回パワーアップした必殺技についても、「ストーンの個々の能力とかには特に言及しないから別に変わってないように見える」「展開時にいちいち全てのパートナーがござの上に石を並べて相談会をしなきゃいけない」と思わせといてのキャンセルで「女王様セレクションで適当に決める」。こんなにも適当な必殺技が過去に存在しただろうか(まぁ、魔法少女ものだと案外存在したかもしれん)。

 この調子で杉山先輩がダーク路線を強固にしていくと、対比構造として朝陽のヒーロー度合いが高まっていきそうな予感。朝陽さん、それなりに成績もいいし、女の子だらけのメイトチームにもちゃんと帯同したり、やたら女子への理解があってジェントル。お母様の教育がよかったのでしょうかね。むしろこんな状態でヒーローとして育ちつつある朝陽の足引っ張ってんのがれい君なんじゃねぇのか疑惑もあるんだが、次回は全員が生身でお空のお城に向かってたし、もう強引に朝陽を王子様ポジションに担ぎ上げる準備はできているのかもしれない。悪夢サイドの動きも活発になっている今、お空の上の女王様も積極的に動くことになる……のかもしれんが、あの人、どこまで考えてるんだろうな……。

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 マジでゆに様パート見てると、別に悲しくないはずなのに涙が止まらない、第25話。だってさぁ、健気すぎるんだよ……しかも、別に間違ったこと言ってないんだよ……。悪夢通販でわざわざ買ったハウツー本で人付き合いのお勉強。そして彼は本に書いてあったことをきちんと実践していて、そこに何も間違いはないのだ。それなのに、どうしたって杉山先輩との関係性には今後暗雲が立ち込めるであろうことが予測できてしまう……今作がどれだけはちゃめちゃな展開であっても構わないとは思っているが、最終回時点でゆに様が笑顔になっていない場合には、俺はスタッフを絶対に許さない。

 さておき、そんなゆに様をめぐる状況も含めて、グルグルと思い切り局面が動いたお話。「そんなあっさり行くんかい!」というツッコミすら許さないのが今作の持つベクトルの大きさ。れい君とみゅーの出会いをお空の国にセッティングするというのはちょっと意外ではあったが、言われてみれば朝陽たちの接点をそこに作るのは何の問題もなかったのだ。たまたま悪夢サイドが動き出した結果ゆめちゃんがパワーアップを迫られ、その解決策として夢を見たらそこで話が進むってのは、ある意味で実に見事な展開の回し方なのかもしれない。まぁ、そんなところも「何となく勢いで」みたいに見せているのはこの作品の矜持なのだろうが。

 そして、新必殺技を編み出すときにも徹頭徹尾「どないやねん」を叩きつける貪欲な姿勢。あらゆる必殺技の行程が最初からマニュアルに書かれているとか、プリキュアだったら絶対にあり得ない展開である。今回は特にゆに様の涙ぐましい努力によってとりせつにスポットが当たっており、みゅーのマニュアル、れい君のマニュアルなど、実は最初からメイト側の運命は全てが提示されていたというわけだ。その上でお空の上の女王様は「思ったより悪い方向に進んでいる」と言っているのだから、ゆに様はこれまで失敗ばかりしているように見えていたが、それなりに成果は出せていたってことなんじゃなかろうか。そう思わないとやるせないもの。ゆに様頑張ってる。ゆに様可愛い。ゆに様なでなでしたい。

 ちなみに今週の無駄にツボだったポイントはイケメンオーラを放ち続けるぺこですかね。多分あれ、中の人は「適当に繋いでアドリブで」って言われてると思うんだけど、エフェクトがかかるところと声がぴったり一致してたので、多分アフレコ時点でキラキラはついてたんだと思うんだよね(もしかしたら後から撮影スタッフでエフェクト合わせた可能性もあるが)。相変わらず後ろでガヤをやってるぬいぐるみ軍団がウルセェので、本当に退屈する暇が一切ないのである。今回のコンテ、大地丙太郎&今千秋っていうわけのわからない布陣になってるんだよなぁ。もう、日本のアニメのある部分の粋が集まりきってる作品である。

 あと、個人的には先生コンビのあれこれも好き。スザンヌ先生の中の人、あれだけの高音で喋り続ける役やってるの見たことないぞ。

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 なんか露骨に終わりに向けての導線引かれてるみたいですごく寂しい……第24話。最終的に何話で終わるんだろ。終わらないでいいのに。やろうと思えばこんなん2年でも3年でも出来るタイプの作品じゃないの? って思ったんだけど、まぁ、毎週このカロリーでやってたら製作陣から死人が出るか。でも「ヘボット」が1年やったんだからせめてそれくらいは……。

 というわけで各方面に事態が動いているお話。ついに牙をむいた杉山先輩はもちろんだが、そのあおりで「初の浄化失敗」というこの手の作品には珍しい展開になっており、これまでのゆに様との戦いがどれだけ適当だったかがよく分かる。折しもプリキュアの方もなんかやたら重たい展開になっており、ニチアサの女児たちのメンタルが心配になってくる時間帯。いや、ちょっと失敗した程度ならいいんだけどさ。ゆめちゃんが失敗したあとのテンションが割とガチめで深刻な状態だったもんだから……実際、ブラックアビスを抱えたままの青井先生は割と深刻だよね。これまでの罹患者の被害を考えると、ブラックアビス状態で1日放置されるだけでも今後の人生に致命傷を与えかねない展開が待ってると思うんだけど。青井先生の抱えていたもやもやも無駄に現実的な問題だったあたりも恐ろしくて、あんだけテンションで乗り切るキャラのくせに、「ちゃんと学外では付き合ってる真っ当な女性がいた」→「でも振られた」→「振られた原因が、教師としての活動に熱意を持ちすぎたせいで時間が作れなかったため」って、マジで救われない奴じゃん。早く浄化してあげてよ……。

 こうして「闇サイドの王子」とでもいうべき杉山先輩が本格始動したことで、ドリーミーパートナーサイドも本格的な対応に乗り出す必要性に迫られている。やはりれい君がお空の上の女王様から言い渡されてたのは対闇戦闘のことだったという解釈でいいんだろうか。闇の王子が杉山先輩であるなら、こっちの対抗は朝陽をぶつけると。ただ、それだけだと「朝陽もれい君と同じように選ばれたものだ」っていう以前の匂わせまで説明は出来てないんだよね。単なる「お隣さんの幼馴染」が選ばれた理由が他にあるんだろうか。そして、朝陽が今後ゆめちゃんを助けるナイトの役割を果たすとなると、彼も夢の中に入る必要があると思うのだが、れい君はユメシンクロの能力を持ってるんだろうか。杉山先輩が夢の中に介入できたってことは、もっと同じ能力を持つものが現れてもおかしくはないよね。

 その他、相変わらず気になるのはことこ先輩の動向で、おっそろしく現実的かつ革新的な発明品で、マジでソニーとかグーグルあたりが展開しそうな新商品を発表。それが開発サイドの目に留まったので、どうやらことこ先輩も来年以降の進路を考える局面に来ているようだ。生徒会の引き継ぎが終わり、いやでも意識は「来年」に向かざるを得ない時期。どうやらミュークル世界は現実世界と大体時間がリンクしているようなので、コロナの影響で夏の時間が短くなったことがダイレクトに口惜しさにつながっているのである。

 何とかこのめくるめく脳内麻薬を続けて摂取し続ける方法を模索しなければ。

 

 

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 【悲報】肉球認証、別にいらなかった、第23話。何で今回わざわざ「すうちゃんがいない」っていうシチュエーションを作り出したのだろう。次回の文化祭に向けて、ことこ先輩が忙しかったっていう伏線なんだろうか。

 サブキャラのはなちゃんに初めてスポットが当たるお話。サブキャラでも容赦なくいじり倒すのが本作の姿勢であるが、今回は割とまっすぐにわかりやすい話になってたかな。まぁ、ブラックスキーマ状態になった時のイカレ方がシャレにならないっていうのはいつも通りなのだけど。ゆに様は健気に働き続けるナイスガイだとは思うのだが、もしゆめちゃんたちがいない世界だったら結構な極悪人になっていた可能性があるな。

 「夢」をテーマにした作品では今更みたいなサブタイトルではあるが、今回は夜に見る方の夢ではなく将来目標の方の夢。これまで散々「絵描きオタクキャラ」として描かれていたはなちゃんの、真の実力が明らかになった。お話作るのが苦手とは言っていたけど、そりゃ中学1年生だったらしょうがないよね……まだ自由帳に自分の考えたボスキャラとか描いてるような歳じゃん。まとまりのあるストーリーが作れるならそれだけでも立派なもんよ。そして何よりも立派なのは、100回の挑戦でもくじけず戦い続けるというその不屈の精神性。中学1年生の秋時点で100回もの失敗を味わってるってことは、もっとずっと前から挑戦し続けてるってことでしょ。ますます偉いわ。色々と才能にあふれた連中が周りにたくさんいるのでプレッシャーはかかるだろうが、はなちゃんにはこれからも挫けず頑張って欲しいものである。ただしまいら、てめーの空気読まないムーブだけはダメだ。100≒1は斬新すぎる新説だ。

 そのほか、今回食い込んできた要素としては「れい君が自由すぎるな」っていう部分。まぁ、みゅーたちも学校で散々顔だして話してたけど、ゆめちゃんたちがほぼ隣にいる状態でも平気で出てきて喋るれい君は流石に自由すぎるな。実はどっかでバレてるってオチが待ってるんじゃないかと戦々恐々である。そして、多分これまた大して使われないサブキャラだと思われる美術部の2人がやたらと濃い。幼女先輩たちは、この美術部を見て世界の名画の数々を勉強しようね。

 一応、ブラックスキーマ叩き込みの時に「まとめて2体にヒットする」っていうのも初めての現象だろうか。今回は同じ夢にはなちゃんと黒猫が同時に入っていたわけだが、あれってナイナイナイトにゅいした時にはなちゃんの夢に黒猫が巻き込まれた形なのか、それとも黒猫もボス猫に負け続けることでブラックスキーマが溜まっていたので2人(1人と1匹)同時に発動したものが共同開催されていたのか、どっちなのだろう。もし前者だとしたら、誰か巨大なブラックスキーマ持ちが現れた場合に、その悪夢に周りの人間を取り込むというムーブが可能になるのだが……いやまぁ、ゆに様は絶対そこまで考えてないだろうけど。

 野放図なゆに様に活を入れるためか、いよいよ悪夢の女王様がパートナーをつけることを検討? 一応メインストーリーもちゃんと進んでるんだな。あんだけ無駄なことたくさんやってるのにな。CM前のプリンのくだり、ほんとになんだったんだろう……。

 

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 サブタイトルのセンスおかしくね? 第22話。一応確認したら「フジヤマ☆パラダイス」という楽曲があるのでそのパロディなのだろうが、その曲が80年代の歌謡曲なのよね……幼女向けアニメにつけるタイトルじゃないやろ。しかも聞きに行ったら雰囲気も怪しげな曲だったし……。

 さておき、今回は中心がナニ、というタイプのお話ではないので「つなぎ」の1話と言えるのかもしれないが、メインで語るべきネタがないということで野放図なとっちらかり方に拍車がかかるし、何気ない態度でがっつり伏線入れてそうなのが恐ろしい。どうやら今回の展開を考えるに、悪夢の女王様が本拠地にしてるのって杉山先輩のところみたいだね……ずっと副会長が怪しいって思ってたのだが、よりダイレクトにゆめちゃんに影響を与えるところに関わっているようだ。まぁ、まだ確定の描写が無いので一応保留ではあるが、①杉山先輩の夢だけユメシンクロできない→何者かによって先輩の夢がブロックされている。 ②ゆに達が杉山先輩の家に入っていった→別に調べてたわけではなくて単に帰宅。 といった感じでほぼ確定事項になりそうである。問題は杉山先輩本人がそうした事象をどれくらい知っているかなのだが……まぁ、今回の対応を見る限りでは何も知らずに単に現世での依り代として場所を借り受けられてる感じかなぁ。悪夢の女王様の目的がなんだか分からないので、そこに人間がどの程度絡んでいるかも判断のしようが無いのよね。ただまぁ、お空の上の女王様が直接ゆめちゃんたちに会って対話をしていることを考えるなら、悪夢の女王様だってそうして人間と話をしている可能性は充分あると思うんだけども。

 しかし、そう考えるとすでに「杉山先輩の夢には入れない」っていう伏線が張られてたことに全然気づいてなかったのはちょっと悔しいな。いや、別に真剣に考えるようなことでもないだろうけども。悪夢の女王様、悪いやつなのかどうかもまだ分からないし、この世界に「敵対する」っていう概念があるかどうかも怪しい。むしろ部下にかなり具体的に行動目標を伝えてくれるので、それなりに指導者としては良い人なんじゃないか説もある。悪夢の女王様がわざわざフリップまで用意して説明してくれる親切なオペーレーターであるのに対して、お空の上の女王様は割と適当だからな。特にれい君関係は説明が少なすぎてどうしようもない。ゆめちゃんたち、ドリーミーメイト関係の情報のほとんどは直接女王様に聞くんじゃなくて、間接的にゆに様から状況提供受けてるやん。

 次週も脇の話っぽいのだが、お友達3人衆の一人に明確にスポットがあたるのは初めてかな? ちなみに個人的な推しキャラは朝陽のママンです。中学1年生の息子とはまだまだ良い関係性っぽくて安心する家族ですよね。朝陽くんの反抗期はもうちょい先かな。

 

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 ぺこが屁で空を飛んでるとこで自分でも心配になるくらい爆笑してしまった……第21話……。いや、でもあれ卑怯じゃん。もうわけわからなすぎるじゃん。画面端をちょっとだけ横切るのやめろや。

 製作者もキャラクターもみんなしてマグロだから止まったら死んじゃう系アニメ。「まぐろ」「てっかまき」の記述はそういう伏線やで。いや、でも冗談めかして「伏線」って言葉使ってたら、マジでさくさくクッキー君3号が伏線扱いになってて笑った。ことこ先輩の手にかかればどんなものでも手がかりだし伏線になりそうだけども。ねぇ、さくさくクッキー君の2号と1号はどうしたんですか? 先輩、基本的に手を動かすタイプの研究者なので、多分とりあえず作ったけど失敗したロボットもたくさんあるんだろうな。さくさくじゃなかったんだろうな。

 前回れい君がやってきたのだから、そこから朝陽を絡めた物語が進んでいくのかと思わせておいて、そっち方面はほとんどなんもなし。一応れい君の余計なサポートのおかげで朝陽が振り回される羽目にはなっているけど……この程度ではゆめちゃんはびくともしないですね。しれっと双子に朝陽を紹介するときに「私のお友達」っていう表現を使ってて、朝陽の方も当然それをなんの抵抗もなく受け入れている。そりゃま、今の2人を表す言葉はそれ以外ないからね……朝陽君も、もう少し大きくなったら「友達なんて呼ばれたくない」って思う日が来るんでしょうかね……。

 気になるのはれい君の挙動。最後に悪夢の女王様が気にしてたけど、やっぱりれい君は「なにがしかの王族の出身」ということになるのだろうか。これまでのネコ族の動きを見ると、地上に降りてきたあとは自然と仲間を探すムーブを見せたが、れい君は既にみゅーたちの所在がわかっているだろうに、積極的にコンタクトをとる様子はなく、むしろ隠れているようにも見える。現時点ではまだ偶然なのかもしれないが、5匹のネコが邂逅した時、何かが起こるのだろうか。

 いや、正直起こってほしいんスよね。今の4匹、本当にツッコミ不在で何が起こっても止まらないし……一応すうちゃんがツッコミサイドのはずなのだが、しょせんそこはネコ側である。4人で集まってもみゅーやぺこの暴走は止まりはしない。その結果がユメシンクロ世界でのあのザマである。女の子がさ、夢の世界に入ってさ、ファンシーな衣装で夢を届けるアニメでさ、なんで他人の夢の中での話題が尻子玉なんだよ。意味わからねぇよ。

 一応今回はときわちゃんファミリーの掘り下げの意味もあったのかもしれないけど、双子のキャラがそこまで押しの強いもんじゃなかったので印象には残りづらいかな。普通、こういう「下の兄弟が多い」っていう設定だと下の兄弟が悪ガキばかりでトラブルを起こす展開が多い気がするのだが、寛太と健太はワイルドな環境で育った割には案外素直で良い子たちであった。場合にもよるが、社会不適合度合いでいったらときわちゃんの方が上だったりするかもしれない。いや、いい子だよ。いい子なんだけどね。

 さて、ここから話はどういう転がり方になるんだろうか。まずはれい君の正体を暴くところからかなぁ。いや、この世界に正体とか秘密とかどんでん返しとかいう概念があるのかどうかは知らんが……。

 

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 ゆに様ですら永遠の夏休みが終わったというのに俺ときたら……第20話。永遠に求められない夏休みも辛いもんだにゅい。ほんとゆに様は正しいことしか言わないにゅい。明日から、明日から頑張るにゅい……。

 正直、以前ねねが増えた時点で「こんなもん、画面の映像情報の量だけでもパンクするんじゃねぇの?」と心配になったものだが、まだまだこんなもんじゃおわらねぇ。まだネコが増えるんだ。れいくんは初の男の子(っぽい)キャラ。そしてCVがダルイゼン。こないだシンドイーネさんが出撃してきてたし、確実にこの街はビョーゲンズに侵食されている。これでグアイワルが来れば完璧だな、って思ったけど、番組のカラー的にグアイワルは来ない気がする。むしろバテテモーダはワンチャンあるか。いや、知らんけど。とにかくまた1体キャラが増えて世界観が渋滞起こしてんのは間違いない。

 でも大丈夫だ、この世は無情、数多のキャラクターは刹那的な消費の激流に流されていく。せっかく当て馬として登場した森村さんだったが、朝陽が不自由な二択で苦し紛れの返答を頑張った結果、わずか2週で撃沈。んなアホな。もうちょい頑張ってくれ。いや、今回のことはどう考えたって友達の子(ミカ)が悪いんだけど……なんやあのアホ毛指は。あいつがおらんかったら森村さんはなかなか告白まで踏み込めなかっただろうけど、ロングスパンでの関係構築には成功したかも知れんのに。まー、森村さんも思いっきり切り替えてたみたいだし、後の事考えたらこれがベストの形なんだけどねー。さすが幼女向けアニメ、ドロドロ三角関係で長い事引っ張ったりはしないのだ。これを見た幼女たちは、将来的にもダラダラと引っ張らずに切り替えて男を探すようになれるな!(如何かと思う)

 こうして、当て馬で適度にお互いのことが意識できるようになったゆめと朝陽だったが、そこに余計なまでの後押しをする刺客として差し向けられたのが新キャラのれい君だ。いや、なんの目的で地上に降りたかはさっぱり分からんけど。そもそもお空の上のドリーミーキングダムに王家があるのかどうかも分からんけど。でも、女王様は間違いなくいるんだよな。女王様とれい君は関係者なのだろうか。絶対違うよなぁ。人間型の王家とネコ型の王家が並立してる政治体制なのかもしれんな。正直、そんなこと考える意味は一切ないのだろうけど、今作に関しては妙なところにあとあとの伏線貼られてるんじゃねぇかって余計なことを気にしてしまう。最悪、今回れい君が朝陽に言った「君も選ばれし王子だ」が伏線だったらどうしようってちょっと心配してる。そうなると、朝陽のママさんも女王ってことになるのだがCVだけで考えれば女王でもおかしくないんですよ(どっちかっていうと魔女だが)。もうダメだ、ただでさえ処理案件が多いのに余計なことしか考えられねぇ。

 伏線といえば、個人的には勝手に「伏線であってほしいなぁ」と思うのはときわちゃんの「恋愛してみたいなぁ」発言ですね。彼女は想像以上の脳筋だったので多分そういうことは現時点で一切考えてないと思うが、43話くらいで「ときわちゃんの初恋」っていうエピソードが挟まったらドキドキしません? 出会いの場はスポーツジムとかでいいんじゃないでしょうかね。他にも意味深に登場を匂わせることこ先輩の新メカとか、なんで今作は気になる要素がダラダラと垂れ流されているのでしょう。マジで勘弁してくれ。

 ちなみに一番勘弁して欲しかったのはラストの夢占いでした。先生、私未だに、学生時代の「やべぇ、宿題終わってねぇ」とか「テストの対策してねぇ」みたいな夢を見ることがあるんですけど……さっさと仕事を終わらせるみゃ。…………どの仕事でしょうか……。

 

 

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 毎日が夏休みでラグジュアリィな生活を送ってきた僕も他の人が本気出したら本気出すハギ、第19話。そうか、多分これって夏休み中に放送予定のエピソードだったってことだな。そこんとこいじらずに放送してるのはむしろ潔いが、世の小学生たちから夏休みが奪われるなんてことは想像もできなかっただろうな……。

 そんなどうでもいいことを考えて逃避するくらいに、今回のお話は情報量が多い。いつもとはちょっと違う意味での情報量が多い。いや、いつも通りのマシンガンは別に変わらんのだが、それ以外のギミックがてんこ盛り過ぎて、「もう、これ30分全部が伏線とネタだと考えていいのね!?」みたいな逆ギレ起こしそうな勢いである。まずもって、ラストの展開を想定してなかったよ……まだネコ降ってくるんか……。とりあえず、朝陽もメイト持ちになっちゃったら、こんなに替えの効かない秘密の共有もないわけで、恋愛沙汰なんて考えるのも阿呆らしいくらいのアドバンテージだよな。

 でもまぁ、そんな打算的な考え方は、中学生の男女だったらしない。ゆめちゃんのもやもやが今回はかなりはっきりした姿を表しましたね。まぁ、今まではっきり出さなかった方がおかしいくらいのものだったのだが、ダイレクトに当て馬を用意されてしまっては、さすがのゆめちゃんも立ち上がらざるを得ないだろう。……いや、まだ立ち上がってないんだけども。この子は本当に……健気な朝陽くんが苦労するよなぁ。朝陽は朝陽で真面目だしいいやつなので、他の女の子を邪険にもできないって悩みもあるだろうし。中学1年生のくせにほんとに生意気なガキである。いや、でも頑張れ。お前の頑張り次第でゆめちゃんの幸せ度合いが相当変わってくるんだから。

 今回はそうした中学生の色恋模様が中心で、どこか胃がシクシクするような切なさを感じながらのお話だったのだが、もちろんそれ以外の要素もフルスロットル。何がひどいって、「流石にこの作品は大丈夫だ」と今までたかをくくっていたのだが、週末はどうしても処理するアニメの量が多くて後手に回っていたら、ついに今作のネタバレを食らってしまったことだ。しかもそのネタバレってのが「ついにシャミ子が友情出演」という……。いや、シャミ子じゃないけど。シャミ子だった……どう見てもシャミ子だった……まぁ、桜井ワールドは基本的にボーダレスなのでね。「デジキャラット」的な秋葉原住民なんてそこらじゅうにいるし。下手したら気づいてないだけで「斉木楠男」のキャラなんかもどっかに出ていたりするかもしれんな。それにしても、「調査艇:小原好美」ってなんだよ……返して! 多魔市に返して!

 その他にも、スザンヌ先生が眼鏡外すと優しくなるとかいう設定、一切説明されてなかったよな? とか、先週のババアがまだ岬に行くかどうか言及してるところとか、挙句に、ついに変身バンクがキャンセルされたりとか、縦横無尽の傍若無人。どこにもブレーキなどついていない。個人的には、合間でまいら&ことこ先輩のショットが入って「おぉ、今回はこの2人が登場しないから、初めて意味のあるショットになった!」って思ったら普通に後から出てきたところがツボ。「買い物してた」って、部屋のデコレーションの材料買ってただけやんけ。二人を待ちながら踊ってるすう&ぺこコンビが可愛いのがずるい。

 他にも多分もっとツッコミどころいっぱいあったんだよ……もう、感想書くタイミングだと覚えてねぇんだよ……人間の情報処理能力には限界があるということを、スタッフにはもっと意識してほしい。その上で、限界を超える。

 

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