忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]

 新番チェックで忙しいからスルーしようと思ってたのに……第36話。やっぱりこれは記録しとかなきゃいけない回じゃん……。

 手短に書くと、とにかく杉山先輩のバックグラウンドが思いの外まともだったことが一気に解明された。まず、彼がダークサイドに落ちた理由の大部分は単に悪夢の国の女王様の仕業だったらしいこと。「心を奪った」とのことで、杉山がクールにドリーミーストーンを狙い続けるのは、彼自身の意思ではないという可能性が高まったわけだ。まぁ、だとしても女王さまが何故杉山先輩をピンポイントで狙ったのかがよく分からないのだが。

 そして、最大の謎だった「杉山家の弟」の謎。なんとまぁ「海外留学」なのか。なるほど、だとしたら私室が閉ざされていてもおかしくないし、別に後ろ暗いところもないので周りから触れられないのか(多分、百合先輩は知ってるんだろうね)。……だったら今までの思わせぶりな態度はなんだったんだよぉ! その辺の意味も、いよいよ来週迫っていくことになるんでしょうね。何しろ「杉山先輩のひみつ」だからな!

 あとはまぁ、クッキーまで作っちゃう朝陽なんなんだよ、とか、この速度で年末年始を駆け抜けたってことは流石にこの辺りで1話分のショートカットしたのかな、とか、おぺぺ? とか……。いよいよゆめちゃんが「別れ」を意識し始めた。まぁ、すでに来年度の継続は決まっているはずなのだが……ここから1年目の総決算に向けて、どんな進行になっていくんだろうか。なんでこの歳になって幼女向けアニメの展開にハラハラせなあかんねん。

 

 

拍手

PR

 最終的に杉山先輩が悪質な果樹窃盗犯になっててワロス、第35話。まぁ、もともとゆに様に単なるコソ泥を依頼してる時点でアレなのだが、今回はゆに様とのいい話風に落ち着いたくせに、やってることは紛れもない犯罪っていうのが草。

 今回はネタラッシュ回。そして山梨PR回でもある。ゴールデンカムイを北海道が応援しているのだから、ミュークルドリーミーの提供を山梨県がやってもいいのではなかろうか、って思ったところで気づいたけど、サンリオって山梨の会社だからそもそも山梨県提供みたいなもんやな。サンリオが「山梨王」だってのはガセなんですってね。それにしたって、「山梨=ド田舎」みたいなイメージを植え付けるときわちゃんの存在が正しいかどうかは定かじゃないが。

 「流れ星」というよく分からないきっかけで流行りのキャンプに繰り出す面々。人里離れた場所へ行くってことは、監視の目がなくなるので猫連中がやりたい放題できちゃうということ。今回はいつも以上にアクセル踏みっぱなしの畜生どもが元気すぎましたな。ねねちゃんの怪力設定とか今更出てくんのかよ。でも、確かに「ときわ・ねねペアだけなんか共通点に欠けるな……」って常々思っていたので、こんなところでパワータイプという共通項が出てくるのはなんか納得かも。いや、占いが得意な乙女キャラのはずのねねちゃんに突然筋肉を与えるなよ、とは思うが。アヴドゥルみたいな立ち位置なのかよ(違う)。そしてまさかの「ぺこ→れい→みゅー」という三段構えで展開する漫才の流れとか、本当に猫連中を放っておくとツッコミ不在なのでどうしようもない。すうに頑張ってもらうしかないんだけど、奴も「ボケない」だけでツッコミ担当ではないからなぁ。

 すうちゃんのパートナーであることこ先輩は今回比較的大人しかったけど、シューティングスター飛来時の反応を見ると、やっぱりとにかく知的探究心が強すぎるだけの人なんだな、ということを再確認。専門はロボット工学なのだろうが、とにかく未知なるものならなんでもテンションが上がる。そして、用意したお弁当のカロリーが高すぎる。コトコトに作らせたにしても、もうちょい栄養学は勉強した方が良いかもしれぬ。

 あとは熊と戦う準備をしていた健気な朝陽も見どころかな。すごいよねぇ、中学生男子が、先輩も含めた女子4人とキャンプに行けって親に命令されてそれに素直に従うんだから。俺だったら絶対に嫌だっていうだろうし、もし帯同するとしたら邪な心しかない状態になってたと思うよ。その上で今回の事件解決のキーマンにまでなってしまうのだから、朝陽さんってば本当に聖人。ゆめちゃん、お隣にいるのは天然記念物クラスのレアものだぞ。まぁ、おかげでこんだけれい君がはっぱをかけても動き出せないわけだけど……もう、両家のご両親の承認済みなんだから、正式に交際まで進めばいいのに(周りのご学友も応援してくださっています)。

 そして毎度のことながらネタ回しに大忙しのゆに様。今回はツギハギがやたら間抜けな反応を繰り返してるのも新鮮だったが、やはりその中心でポカをやらかしまくるゆに様。大胆な窃盗団でしかないはずなのに全く憎めないのはゆに様の人徳である。国道20号である。いや、でも絶対何かの才能はある御仁なんですよ。だって、普通「流れ星がテーマのお話」の時に「流れ星そのものに意思を与えて突撃させたろ」なんて思わないでしょ。シューティングスター、かなりの破壊力があったみたいだし、今後あれを応用していけば地球征服とかも夢じゃないですよ。頑張れゆに様。でも、とりあえず不法侵入は自重しような。

 

拍手

 コトコトの汎用性が怖い、第34話。そして乗りこなしてる朝陽もちょっと怖い。コトコト、明らかに機能が多すぎて何が目的で製作されたか分からないんだが、この万能性はそのうち人類を征服するのが目的だったりするんじゃなかろうか。もちろん、ことこ先輩の指揮の下で。

 年末なのに牧場行っとる場合かー! とか思ったけど、スケジュールがずれちゃってるからしょうがない。3週遅れだとすると、今回のお話はまだギリギリ11月放送分である。いやまぁ、だとしてもこんだけ杉山先輩を巡るあれこれが混迷を極めてるのに牧場に行くのもどうかと思うが、ダイレクトなまいらテコ入れ回で改めてまいらちゃんのオーバースペックっぷりを見せつけてくれる。こうしてみると、お当番回の配分の贔屓がすごいな。ゆめちゃんに一番近いポジションだからまいらが優遇されるのはわかる気もするが、ときわちゃんはほぼモブと同化してる感じなのでちょっとかわいそうである。いやぁ、でもあれだけのカリスマおばけのまいらちゃんならしょうがないのかなぁ。考えてみりゃ、ゆめちゃんの親友チームは知力体力魅力とステータスを振り切ったチート軍団になってるんだよな。……主人公が一番パッとしないのはこの手の設定ではお約束か。でも、そんな状況なのにゆめちゃんが別にくすんでは見えないのである。良いチームだ。

 今回はネタ要素も強めでいろんなところで散々笑わせてもらったわけだが、相変わらずフリーダムがすぎるチーム猫の挙動はいつも以上にフルスロットルだ。冒頭の窓越しの謎サインを送ってるみゅーの時点ですでに面白かったし、個人的にやたらツボったのが「二度あることは三度ある」のくだり。ツッコミが入って初めて「確かにそやないかい!!!」って遅れて突っ込んでしまった。ナチュラルに飛距離の出るボケを叩きだすのやめろ。その他に猫連中はとにかくチャンスさえあれば画面に入り込もうとする姿勢が貪欲すぎて、最後の締めは流石にまいらでええやんけ、って思ったところにぶっこんでくるぺこはんはなかなかのイケメンっぷりである。そして何と言っても嬉しかったのはゆに様によるご主人紹介コーナー。やったぜ! ついにゆに様もパートナー自慢コーナーの仲間入りだ。そうだよね、杉山先輩だってそりゃ納豆くらい食べるからね……。

 そんなわけでメインの筋とはあんまり関わりのなさそうなサブエピソードだったわけだが、一応まいらちゃんの「あぽーん」のルーツが分かったり、相変わらず細かいところでの刺激が多い。何が笑ったって、「APON牧場」の存在がしれっと3週前のデート回の時に明かされていたという事実。いや、そんなもん、ネタ要素やと思うやん。杉山先輩も適当なセリフ言わされたと思うやん。なんでその牧場が実在して、しかも社会科見学に訪れる流れになるんだよ。アモトさん、普通に牧場の名前はあもと牧場でよかったと思うんですがね?

 さて、本筋に進展がなかったのは事実だが、今回はユニ様が「ブラックアビス発動」→「さらに牛まで凶暴化」→「沈静化したと思ったところでもう一回アビス刺激」とかなり悪辣な活躍を見せている。おやびんのためにいよいよ本気で頑張ってるということなのだろうか。頑張れゆに様。たとえこの後に、杉山との間にどんなドラマが待っていようとも。

 

 

拍手

 「百合の花の夢を見た人は、ピュアな心の持ち主ヨ、素敵な女の子なのネ!」じゃないが、第33話。百合を夢見たらそうなるんか。ほんまか。自分の言動に責任持てよねね(ひどいいちゃもんだ)。

 少しずつ不穏さレベル上げ続けるのやめろ。なんで杉山パートだけあんなにライティング暗くしてんだよ。いや、そりゃそういうキャラになっちゃってるんだからしょうがないけどさ。謎の「弟」の存在を少しずつ薄皮を剥くように明かしていく手口とか、もう完全にホラーもの流れじゃん。知ってはいけないものに踏み込み続けてる感が実にしんどい。とりあえず、今回の夢の中での会話が本当なのだとしたら、杉山先輩と「弟」の歳の差は3歳くらいである(エンドロールで「杉山(3歳)」と表記されている)。流石に2歳の時の弟ってことはなさそうなので、前回不安になった「もし、杉山先輩と朝陽に血縁があったらどうしよう」疑惑は解消した(なんでそんなことで不安になるんだよ)。まぁ、だからと言って何も問題は解決してないのだけども。

 「杉山が何かおかしい」。百合先輩が真っ先に感じ取った杉山先輩の変調は、少しずつ共通認識になりつつある。百合先輩の話を一番よく聞いているゆめちゃんは以前のフリマの件から「確かに何か違和感がある」くらいには思い始めているし、敬意を持って接している朝陽も、「なんでそんなにゆめちゃんのこと食いつくんや?」ってんで、ちょいと嫉妬まじりながらも先輩が「前と違う」ことはどこかで認識しているようだ。

 そうしてコンセンサスが得られたことで行われるのが「とりあえず先輩の夢に入ればよくね?」という作戦なわけだが、本当に今更ながら、この世界に置ける「ユメシンクロ倫理」ってどうなっているんだろう。夢が深層心理を表しているということはゆめちゃんだって了承済みのことであり(でなきゃ入る意味ないからね)、無断で他人の夢に踏み込むってのは相手の了承も得ずに行われる反則級のプライベート侵害。これで万が一、男の子の夢に踏み込んで中身が圧倒的な淫夢だったりしたら色々アウトだし(放送枠とか)、中学生男子なんて、淫夢を見てなんぼみたいなもんである。女の子が入っていい場所じゃない。いや、そういう話ではなくて、とにかく「勝手に夢に入るのって、不法行為なのでは?」という認識はあんまりゆめちゃんたちに無いみたいなんだよね。まぁ、彼女たちが悪意ゼロの集団なのでそもそも「悪いことするんじゃない?」という認識が無いのはしょうがないのだが、そこから手がかりを得て相手の心理を推し量ったり、挙句夢に武力介入して精神面にまで干渉してしまう行為は、考えように寄ってはかなり悪辣である(本当に今更の話だな)。そりゃゆに様がガードしてても文句は言えないだろう。

 しかし、結果的にはこの不法行為がまかり通り、ついにゆめちゃんは杉山ドリームへの初潜入に成功する。そこにいたのは幼き日の杉山先輩と百合先輩。弟の存在をここで確定させているのだが、ゆめちゃんたちはこのちびっこ達が幼き日の先輩達だったということを認識できなかったので「弟」の存在にはギリギリたどり着けずに終わった。そして恐ろしいことに、この情報を与えまいと最後に立ちはだかっていたのは悪夢の女王本人だったのである。女王自らが隠そうとする情報って……ほんとに何者なんだ、杉山……。

 杉山先輩の手には、百合先輩お手製の「ドリーミーチャーム」が届けられた。ゆに様がうっかり開けてしまったそのプレゼントが「悪夢」と真っ向からぶつかる切り札になりそうな気がするのだが、素人のお手製お守りがどの程度の意味を持つかはまだわからない。そして、ゆに様が正式に杉山先輩に許してもらったかどうかも定かじゃない。今回のゆに様の暴走、珍しくツギハギすら止めに回ってるからかなり無茶やってるのよね……家で猫飼うときは、ちゃんとご飯が食べられるようにしておかないとダメだにゅい……。

 

拍手

 なんで人類はゆに様の頑張りを見ると泣きそうになってしまうん、第32話。いや、毎週言ってることなんだけどさ……本当にあの健気さを見るだけで涙腺が緩んでしまってな……最後のシーンで半端な輪飾りだけ持ってオロオロしてるゆに様がすごく可愛い。

 定期報告は以上ですが、今回のタイトルはもう、確実にスケジュールのズレが分かっちゃう奴になっている。確認したらまさに今年の1115日が放送曜日(日曜日)で、スケジュールが守れていたら3週前に放送されるはずだったということなのだろう。このままのペースだと、多分クリスマス回とかお正月回もズレ込んじゃうんだろうなぁ。適当なエピソードをカットして帳尻合わせるのかと思ったけど、それも無理っぽいよなぁ。毎回ネタは小出しにしてクライマックスに向かってるっぽいし、そんな急ごしらえで1本2本削れるような性質のものでもないということなのだろう。

 この手の女児向け作品でそんな緻密な構成なんてどんだけあるもんか、と思う部分もないではないが、今作の場合は本当に伏線の張り方がな……正直、「朝陽と杉山先輩の誕生日が同じ」も何かの伏線なんじゃねぇかっていう下衆の勘繰りが沸き起こってるレベルなんですよ。だって、かたや悪夢の女王様から仕事を任される「王子」で、かたやお空の上の女王様(とれい君)から直接「王子なんだ」と言われている朝陽。この2人の誕生日が同じってのは偶然で片付けていいものなのだろうか。加えて、杉山先輩の家にいるんだかいないんだかよくわからない「弟」の存在も加味すると……あれ? 変なシナリオが浮かんでこない? 大丈夫? どう見ても杉山家も南川家も本当に平和で幸せそうなご家庭なので、そこに波風立てるようなことは勘弁してほしい。まぁ、今作はそういうところで直接的な鬱要素なんて出るはずがないって信じてるけども。

 さらに気になるのは百合先輩の動向……より、ごめん、正直一番気になるのは杉山ふぁんくら部の連中だよ。久しぶりにフルスペックの活動を見たが、こんなやばい集団だったか……杉山先輩も、彼女たちを止めるタイミングが1年も2年も遅いよ。中3になったこのタイミングで声かけるのもおかしいし、「いつもの活動に感謝している」もおかしい。総じて杉山周りの事象は全部おかしい。「いつから夢の話じゃないと錯覚していた?」とか言われそうで怖い。いくらでもアナザーストーリーが出てきそうな恐ろしい作品世界である。ちなみにすっかりふぁんくら部に染まってしまっている森村さんの存在も不憫といえば不憫。「南川くんに続いて杉山先輩にまで……」って、今作で2回も振られてるかわいそキャラは彼女だけやぞ。

 相変わらず目まぐるしすぎるために、他にもいっぱい拾わなきゃいけない要素があったはずなのに追いきれない……とりあえず、女の子の私服がみんなして可愛いのはサンリオ作品の意地なんでしょうかね。そりゃゆめちゃんの私服コンテストも開けるわ。

 

拍手

 このタイミングで衣装コンテスト? 第31話。締め切りが12月中頃で、「受賞作の洋服は作中でゆめちゃんが着てくれるよ」とのことなので、製作スケジュールを考えると春頃がギリギリのはず。今作は1年4クールだと思われるのだが……果たしてどうなる??

 さておき、なんとストレートなデート回。そのくせ、今作始まって以来のドキドキスリリングでヒリついた空気が感じられるのはだいたい杉山のせい。いやぁ、薄皮を剥ぐように少しずつその生態に迫っている杉山先輩。ラスボスっぽさはありつつも、絶対にこの朝の時間を不愉快にしないようにってんで最大限に配慮した行動してるあたりがナチュラルジェントル。れい君や朝陽はやっぱり先輩を見本にしたらいいと思うよ。ゆに様に対する態度も毎度のことながら気配りがあるし、こんなおやびんなら確かにゆに様だって頑張れる。そして、これまで「杉山先輩の隣の部屋」という謎空間があり、両親の発言からほのめかされていた杉山先輩の兄弟の存在がいよいよ明言された。兄か弟かはこれまで不明だったが、正式に弟であることが判明。そして、おそらく「隣の開かずの部屋」はその弟さんがいる部屋なのだと思われる。確かご両親が「うちの子たちはみんな良い子」的な発言をしていたはずなので引きこもりなどの問題を抱えているとは思われないのだが、一体何が理由でここまでひた隠しにされているのだろうか。両親に後ろ暗いところがないのなら、別にどこかで登場してもおかしくはないだろうし、少なくとも幼馴染の百合先輩なら知ってるはずなのだが……。一番ありそうなのは、病気とかが理由で単に部屋から出られないってくらいかなぁ。でも、それで部屋に鍵かけてるのは意味がわからんなぁ……こんだけシリアスを避け続ける作品なので、闇が深かった場合が怖くてしょうがないのじゃ。

 まぁ、とりあえずそういう問題は先にとっといて、今回は素直に「おめかししたゆめちゃん、可愛くない?」という部分をクローズアップしたい。普段はいろんなところでポンコツなゆめちゃんであるが、考えてみりゃこんだけまっすぐで快活な女子中学生である。可愛くなろうと意識して可愛くならないはずがない。しかもバックアップにつくのはその道のプロであるまいら先生。こちらも珍しくモデルとしての本領発揮。いささかお節介すぎるきらいはある気がするが、ゆめちゃんは全てを感謝とともに受け入れているのでこれだけの過干渉でもベストの形か。ときわちゃんも「面白そうだから一緒に応援するぞ」だし、ことこ先輩はきっと「後学のために見てる」なのだろう。科学者キャラにありがちな世間とのズレみたいなものがなくて純然たる完璧超人なことこ先輩ずるいよな。

 おしゃれな衣装で着飾り、可愛くなったゆめちゃんがドギマギしながらも初デートでは気遣いを忘れず、秘密任務である百合先輩の依頼を果たそうと奮戦する様子も健気。のらりくらりとかわす杉山に対し、ゆめちゃんは何を思っただろうか。いや、絶対大したこと考えてないんだろうけど、ここまで肉薄したら、そろそろ杉山先輩のどこかがおかしいことには気づいてもいい頃かもしれない。問題は、それが悪夢の国と結びつくかどうかってことなんだが……多分、露見するとしたらゆに様からじゃないかなぁ……。

 常に向上心を忘れないゆに様は、前回の反省を元にきゅうちゃん対策を整えてのリベンジ。成功したかに思われたが……ダメだったつぎ……。いや、でもつぎはぎの薄さを利用すれば玄関のロックは乗り越えられるということがわかったのだから、あとはチャンスを見ての窃盗行為はいくらでも可能だよね。手っ取り早いのはゆめちゃんがきゅうちゃんの散歩に出たタイミングで寝室を襲うのがベストなのだろうが、果たしてゆに様はそれに気づくだろうか?(気づいちゃダメだよね)

 今週もどりーみーげきじょうがあったわけですが、やはり意味はわからずじまい……意味なんて、ないんや……。

 

拍手

 青井先生、以前の一件で彼女と別れたまんまだったんか……第30話。そりゃま、復縁したって語られてないんだから自然と別れたことになるのだろうが、ブラックアビスのせいでとどめを刺されてたわけで、こんな形で人生に影響を与えるとは思わなかった。マジかわいそう。

 ことこ先輩無双回。いや、むしろメインにしちゃ大人しい方だったんだけど、相変わらずこの人には何をやらせてもいいっていう風潮が恐ろしい。クレバー高校っていうクレバーすぎる学校名くらい恐ろしい。あれかな、一応漢字表記で「暮羽高校」みたいな伝統ある学校だったりするのかな。ロボット工学で秀でてるくせに工業高校じゃなかったりするのかな。まぁ、残念ながらことこ先輩はそういう進路には興味ないみたいだけど。でも、彼女の性格からして、一番やりたいことがやれるところに行くだろうし、国内有数の有名高校の推薦を蹴ったってことは、やっぱり海外留学コースかなぁ。そりゃ余裕でノーベル賞とか取れるだろうしなぁ。ヨミーにしろムッキーにしろ、驚異の読み取り&処理システムが凄まじいのに、何故かことこ先輩はムッキーについて関節可動部のアドバイスをしてあげるっていうね。どう考えてもあの2つの開発で重要なのはそこじゃねぇよ(いや、そこもすごいのかもしれんが)。

 「感情を読み取れる機械」とかいう万能の願望器を作ってしまったにも関わらず、それが世界を変えることなく、ギャグの道具にしか使われないのがミュークル世界。でも、ムッキーのシステムがブラックスキーマを探すのに使えるっていうゆに様の発見は普通にアリな気がするので、今回のエピソードが最終決戦で悪夢サイドの使う武器に影響を与えたりしないもんだろうか。あー、でも今回の一件は杉山先輩が関与しなかったから無理かな。またユニ様勝手に動いちゃったしな。ほんと、失敗してもめげないし、ひたすらご主人のことを考えながらもなかなか苦労が実にならないゆに様かわいそ可愛い。ちゃんと手を振り返すことはしてあげる杉山先輩の生殺し感が実にやるせないなぁ。まぁ、今回はゆに様もそこまで不幸ではなかったので許してあげるか。

 その他、突如開幕する「みゅーくるげきじょう」は、「もしかしたら今回はぬいぐるみ側の出番が少なくて、そのための救済措置として幕間劇があるのかもしれないな」とか必死にその意味を解釈しようとしたのに、げきじょうが終わってすぐ次のカットで普通に登場してて崩れ落ちた。だめだ、いまだに今作について理屈で見ようとしている自分が本当にダメだ。そこにあるものだけを感じ取るしかないというのに。いや、でも感じ取ると理不尽しか押し寄せて来ないんだよな……。

 そしていよいよ杉山動く。奴の狙いはドリーミーストーンってことでいいのかしら。ここでゆめちゃんにほんとひどいことしたらそれはそれで驚きなのだが、今作で絶対にそういう展開は無いよな……。

 

拍手

 このタイミングでハロウィン話ってことは、まだコロナによるスケジュールのズレって影響してるんだろうか、第29話。一応休んでたのが1ヶ月くらいで、今回のズレはせいぜい2週間程度であることを考えるとなんとなく帳尻は合わせてる気はするのだが……外せないエピソードなんかがあると、カレンダーの差は如何ともしがたいな。そのくせことこ先輩がアマビエだったりするのは、微妙に世相も取り入れてるあたりがさすがではあるが。

 前回のまいらエピソードはやたら刺さるお話だったが、一転して割とどうでもいい話になっている。いや、どうなんだろ、今作の場合に何が大事で何がいらん要素かもよくわからんからな……。例えば、いつものぺったん弓矢を使って謎のケーブルカーを形成してれい君がゆめちゃんの部屋に移動できるようになっている。よくわからん技術開発である。打ち込まれた方向を見ると朝陽が射出しているので、おそらくれい君をみゅーたちに預ける形でパスした結果なのだろう。ケーブルカーのゴンドラ部分は打ち込まれた側が保管しといて再利用するんだろうか。ほんと仲いいなこいつら。

 そして「ハロウィン」という特別なイベントを利用して動き出すドリーミーメイトたち。「そのまま出歩いても大丈夫じゃね?」という女王様の適当な提案にはなんとかブレーキがかかったが、そこにことこ先輩の謎ロボットを絡めていよいよメイトたちも大手を振って外を歩けるようになった。まぁ、ことこ先輩のロボットが許されるなら、別にオールシーズンあの状態でもいいと思うけど。しかし、ハロウィンを活用したのは当然みゅーたちばかりではなく、ゆに様だってこの機に乗じてイベントを満喫。ゆに様、普段は「リア充爆発するにゅい」みたいなテンションのくせに、イベントごとがあると割と楽しんじゃうことあるよね。さらに、単にお菓子をもらうだけではなく「トリックオアトリート」の文法を、「誰もいない家は絶対お菓子くれないからいたずらしてもOK」というアクロバティックな論理展開で、いよいよダイレクトにゆめちゃん宅に侵入しドリーミーストーンの窃盗を試みる。ゆに様、それは普通に犯罪だな。ダメなやつだな。そりゃ杉山先輩だって「勝手に動くな」って言いたくもなるよ。まぁ、ゆに様としてはご主人の役に立とうと必死でやってるだけなのだが……うまいこと仲良くしてくれればいいんだけどなぁ。

 他にも「まいらのネタが大衆の前でスベる」「作画の関係で着替える必要があったことがマニュアルに書いてある」「ときわちゃんが素手で熱々のほうとう鍋を持ち歩いている」など、いつも通りといえばいつも通りなのかもしれん。次回はことこ先輩メイン回か? この時期なので、そろそろ先輩の進路についての話も固めていく段階なのかな……切ないにゅい。

 

拍手

 すみません、ガチ泣きしました……第28話。なんかさ、最近アニメでお母さんの没後の話しすぎじゃね? ついこないだ「神様になった日」があったし、「GREAT PRETENDER」も含めると、いろんなお母さんが亡くなっている。……親孝行しないとなぁ(母親ものには本当に弱い)。

 で、他作品と比べるととても暖かくて、優しい家族のお話なのだ。まいらがまっすぐ育っていることは視聴者が一番よくわかっているし、普段から特に話題にのぼらなかったのは、本当にただ、まいらが周りの人間を気遣ってのこと。父娘ともども、メソメソポタポタは終わらせてちゃんと母親の「ロス」はクリアしている状態なのだから、今回のエピソードにも悲しいことは何もない。でも、そうして悲しみを乗り越えて元気に生きる少女を見ている方が、なんだか露骨な「泣かせ」よりも胸にくるものがある。本当に良い家庭で育てられたことがよくわかるのだ。将来、自分が娘を持つことになるならば、まいらちゃんのように育ってほしい(出来ればもうちょい勉強はしてほしいけど)。

 そんなわけで、今までなんとなくぼかしてきた「まいらファミリー」のお話。以前もちょろっとだけ伏線は張られていたはずだが、改めて両親をまとめて登場させての紹介だ。ちなみにまいら(の中の人)が作中設定通りに京都出身だが、父親は神戸、母親は大阪民である。ハイブリッド三都物語家族。加えて言えば、ぺこはんが奈良県、みゅーちゃんは徳島県、すうちゃんは岡山県の出身。……意外とこの周辺は関西近辺の血が濃い集団なんだな。終始関西テイストで話は進み、「世界一アニメに登場する駅」として名高い(?)京都駅からのハイスピード京都旅行。ゆめちゃんたちが住んでるのががどのへんの地方なのかは謎だが、新幹線で富士山を超えてることを考えればやはり東京近郊だろう。日帰りでの京都旅行は結構大変なのだが(朝陽のお母さん(の中の人)は割とやるが)、その日程で渡月橋に行き(右京区)、さらにお笑いライブを見ているってことはたぶん祇園の花月(東山区)にも行ってる。結構な弾丸スケジュールである。父娘揃ってタフな親子だ。

 今回はゆに様サイドに一切いいところはなかったが、彼らが夢に入る手段が割と無茶でもいけることがわかったり、初めて本場のお笑いが視聴できたり、色々と収穫もあった。ゆに様、京都までの尾行はUFO使ってるはずなのだが、新幹線クラスの速度が出るんだろうか。超すごいな。

 小ネタとしては、ときわちゃんにタックル決めるねねちゃんあたりはいつも通りに意味がわからなくて楽しいし、ことこ先輩が完全にメタ読みしつつストーリーを進めてくれているのも相変わらず。そういや、パソコン部の部室の張り紙にやたらシュールなイラストでことこ先輩が書かれてたんだけど、あれってもしかして本人の自筆?(コトコトが書いた可能性がある)。

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード