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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱ異世界暮らしって大変なんだよな……第10話。チートなんてできるわけがない。こんな世界では生きてくだけで精一杯だ。

 というわけで、下手したら今期アニメで1番とも思える壮絶な死闘。狼相手だけでもてんてこ舞いだったというのに、そこから「グレーターデーモン」→「その主」と2段階も強化された無茶モンスターといきなり戦わされ、普通のパーティーならお陀仏確定である。そう考えると、なんとか水際で凌ぎ続けていたラエルザって相当な実力者だったってことなのかしら。手応えとしてあれだけの大人数で挑んだ最強ビーム固定砲台と同程度かそれ以上のレベルの化け物を前に、劣勢とはいえあれだけ1人で奮闘できたのである。それだけでも、実はこの世界では割と上位の戦士なのかもしれない。前回のダンジョンは忍者とかジジイの元弟子とか、もっと有能な連中が集まっちゃったってだけでね。そう考えると、「父親」1人の手で育て上げたモーロックも大したものだ。あのジジイの下で成長して、これだけガチンコのファイタースキルを磨き上げるって、相当な鍛錬が必要だったことだろう。

 そんなフィジカルナンバーワンなラエルザ、特定分野に偏るのかもしれないが人間以上に魔法に長け、瀕死の仲間を何度も復活させたラファンパンというパーティは、斎藤にとっても恵まれたもの。そんな中で自分の存在意義を認めさせなきゃいけないんだから、無能力の異世界転生者は本当に大変なわけだが……それでもしっかりラエルザに認められ、求められているのだから、斎藤も実にいい男である。「嫁の父親」にせっつかれて「娘さんを僕にください」を(なんと1期10話目で)真っ直ぐにぶつけられる主人公、最近のアニメ文化じゃかなり貴重な人格者じゃございませんこと? もう、それだけでラエルザさんにはとっとと幸せになってほしいと思いますね。ここまで相思相愛なら、生まれた世界が違っても、見た目や言葉が違っても、願いはつなぎあえそうですよね。

 そして、順風満帆、幸せまっしぐらのカップルに降りかかる受難のでかさな……ここまで理不尽に強い敵キャラ、久しぶりに見たな。どれだけ善戦してものらりくらりとかわされて届きそうもないという絶望感。最近どっかで見たと思ったら、多分「サマータイムレンダ」のラスボスだな。死に戻りでもなきゃ無理そうな圧倒的武力を前に、何度も何度も「やったか!?」を繰り返し、ギリギリのタイミングで最強魔術師に繋ぐことができた。……まぁ、こうしてみるとやっぱりモーロックはチートなのだが……そこはお父さんに格好いいところ見せるチャンスがあってもいいじゃない。最後は締まらなかったけどね! 最後のワンシーンがあってこその今作ですよ!

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 ネオ園田がネオすぎる、第9話。ここまでの快進撃は流石に予想できんかったな……まぁ、まだ1回戦で、しかもお互いフルメンバーすら揃わない弱小どうしの戦いだけども……。

 全国大会1回戦はまさかの滑り出し。大舞台の方が120%の力を発揮できる園田未知の本領発揮で、結果だけ見れば怒涛の3連一本勝ち。タイトルに偽りのない、おかわり続きの「もういっぽん」である(ソフトクリーム含む)。結果的にそんな未知の勢いを示すための踏み台役になってしまった博多南の面々だが、こちらもまぁ、悪いキャラではなかったし、ぽっと出の割に存在感もあり、今後未知たちが長いこと柔道をやっていくなら、またどこかで顔を合わせることができるんじゃなかろうか。

 毎度のことながら余計な中の人の話に触れておくと、博多南の先鋒は何故か夜道雪で、福岡とは縁もゆかりもなく、おかげで演技スキルとも相まって正直キャラの立たせ方は微妙だった。次鋒の糸目の子、実はCVが長谷川育美だったりするのだが、こちらはポジションが悪くて一切活躍できなかった不憫枠。他2人に完全に食われてしまった上、どうやら未知の勢いのせいで全く持ち味が活かせず終わってしまったらしい。可哀想。そうして繋げたのが大将ポジの「なっちゃん」(本名は「梅原夏」だそうです)。こちらはCVが加隈亜衣なのですよ。ラジオ以外だとあんまり発揮することのないスキルなのだが、くまちゃんは実は福岡出身。ぽろっと出てくる方言の愛嬌が実に響きます。福岡弁って強烈だから、福岡声優の系譜はいい具合に爆弾が多いですよね。田村ゆかり御大に始まり、かっとび福岡の阿澄佳奈も美味しいです。くまちゃん方言、もっと聞きたかったですね。

 閑話休題、そうして無事に1回戦を突破し、合流した霞ヶ丘と健闘を讃えあうことに。特筆すべきは緑子の躍進で、なんと未知をも上回る怒涛の5人抜き。まぁ、相手高校が弱小だった可能性はあるが(というかそうじゃないと無理だろうが)、それでもこの勢いは本物。彼女が天音先輩に向ける思いのひたむきさの表れであろう。互いにどっしりと後方で構える天音・氷浦の両名は決勝での再会を約束し、それは昔馴染みの白石・姫野ペアも同じこと。認め合えるライバルがいるのは良いことですね。残念ながら未だ試合にしか出られない南雲であるが、その分彼女は陰でひたすらデータ戦術を練っているという毎度の献身。ほんと、こいつの性根のまっすぐさは国宝級。

 こうして並べると1人だけ余るのが早苗だったのだが……色々と胸に期するものはあるようですね。次の対戦は早苗が見どころかな? なんかバケモンが見えたぞ。

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 だから種﨑敦美ボイスのアンドロイドは色々とアレだと言うとろうに、第6話。滲み出る悲壮感、そして救いを求めるような人間感。

 さて、視聴時に「あれ? 1話すっ飛ばした?」と不安になっちゃうくらいには話が繋がってない感のある容赦のない展開。正直、現時点でも繋がりがよく分かってないのだが、確認したらちゃんと5話目の後に6話目を観てるんだから間違っていないはず。前回の機械生命体村のお話は、あれはあれで終わりってことなのかしら。なんか……救いとか解決って概念はこの世界にはなさそうだな……。よく考えりゃ、これまでの話数も特に単品で解決があった話ってほとんどないんだわ。もう「そういう構造のアニメ」ってことでまるっと飲み込んでしまう他はなさそうだ。

 とはいえ、それが苦痛だとか物足りなさに繋がる訳でもないのが不思議なところで、今回のお話はいきなりあんまり注目されてなかったレジスタンス部隊の過去話にスポットが当たり、過去のいざこざの思い出話と共に「アンドロイドとは何か」という問題が掘り下げられており、これはこれで気になるエピソードだった。そして、何よりも私の盛大な勘違いが1つ明るみに出ることになった。………………地上で戦ってるのってアンドロイドなのね。てっきりお空の上にはアンドロイドを使って支援してるえらい人たちがいて、地上では生き残った人間たちが泥臭い戦いを演じてるのだと思っていたのだが、地上で戦ってるのも2Bたちと大きくは変わらないアンドロイドだったようだ。……今までそこって言及してたっけ? 確かに「アンドロイドと機械生命体が戦争を繰り広げている」っていう説明はあった気がするが、てっきりここで言う「アンドロイド」って派遣された2Bたちのことを言ってるものだとばかり思ってたわ……そうか、レジスタンスも機械で、そしたらもう地上にいるものは全部メカなのだね。まぁ、その上で「夢を見ない」アンドロイドではあるわけだが。もう、関わり合う全部がメカだっていう前提に立っちゃうと、そりゃ機械生命体たちがあんだけ感情豊かになっていくのもなんの不思議もないよな。いっそ人類も争いをやめてみんなで仲良くしろよ、と思えてくるくらいである。

 それでも許されぬ何かがあるから、戦ってるのだろうけども……多分、このアニメシリーズだけで深淵は覗けないようである。そりゃしょうがない、実際のゲームのプレイ時間がどれくらいかは定かじゃないが、少なくとも1クールのアニメに収まるような話じゃないだろうからな。せいぜい外枠の雰囲気だけでも楽しませてもらいますよ。

 それにしても、コンピューターウィルス的なものでアンドロイドもコントロールされてしまうほどの技術力が敵側にもあるのか……ちょっとしたゾンビものみたいなテイストになってたな。そりゃ千年規模で戦争が長引く訳だ。そんで、それだけ長けりゃ両陣営に色々と変なことも起こるわけだ。お互い、末端兵士が色々と変化を起こして戦場に影響を与えてるんだろうね。機械生命体は「存在そのものに疑問を持ち、銃を捨てる」という方向での変化だったけど、アンドロイドの方は「夢は見ないけど自分たちの生きてる意味を貫き通す」という健気な変化である。目隠しを外した後の激情の表れが、美しくもあるがなんだか物悲しい。あの目隠し、果たしてどう言う意味があるのか……。

 

 

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 2つの異世界で同時期に犬になる声優・日野聡、第9話。流石に「犬声」ってのはなさそうだが……まぁ、熊を専門に受け持つ声優とかもいるしな……。

 というわけで、まぁ、予想通りというかなんというか……ジジイ、死んだけど死んでなかった。けど死にそう。なんかもう、この世界の生死観がさっぱり分からなくなってきたが、「最終的にシリアスっぽく終わらせたらシリアス要素だと受け取ろう」くらいの心持ちである。まぁ、今回はほとんどギャグ一辺倒になったわけだけど……まさかジジイのチンコだけでこんだけネタが引っ張れるギャグがこのご時世にあろうとはね。何が恐ろしいって、以前もチンコネタは1つ2つ振り回してたはずなのに、そのうち1つはシリアス展開のピークでこっそり伏線になっていたという。どこまで真面目に見たらいいか、マジでわからん。

 とりあえず、ジジイはこのままだと死ぬ。その理由が「野犬にちんこ食われたから」という残念すぎる理由なので徹頭徹尾ギャグなのだが、その食った方の犬にまでドラマを付与してしまうことで今後の展開がわからなくなっている。この辺りの「傍から突如変なドラマがブッ込まれる」というのが今作最大の特徴であり、これまで散々視聴者を振り回しながらもこのスタイルを続けてきたが故の強みである。もう、誰も合間に「悲しき犬の戦士Ⅰ〜Ⅲ」が挟まったところで疑問には思わないし、「この話が後につながってくるんだろうな」って心の準備ができてますからね。まぁ、今回は数話跨がずともあっさりと接続はしたけども。いまだかつてない、「ちんこ食った犬との対峙」という無茶すぎる状況。これを笑わずに綺麗な話で締めることが可能なのかどうか……。

 当然、今回一番輝いていたのは下世話な妄想が止まらないラエルザさんですね。どこぞの囚人といい、どうにもファイルーズあいはジジイの下ネタと縁が深いようである。

 

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 またオールストン家か! 第9話! というか、キャロルメインの話、いちいち破壊力が高い気がする……。

 なんだろ、単に俺が今作でキャロル沼にハマっちゃってるというだけなんだろうか、阿漕に阿漕を重ねたような典型的でズルいだけの萌えキャラデザインのはずなのに、掘り下げていくとどんどん珍妙な魅力が出てくるのよ。いや、おっぱいじゃなくて(おっぱいもいいけども)。今回はトモとジュンの2人を完全に差し置いて、圧倒的にキャロルが主人公のお話。部長との関係性を見てりゃ「そりゃそのうちくっつく系のやつだろうけど、どーせこのアニメはトモジュンの関係をやるので手一杯だし、適当にその辺でいちゃいちゃしてろや」と思う程度だったのだが、まさかそのキャロルと部長の話をここまで煮詰めてしまうとは思わなんだ。キャロルのぶっ飛んだ思考のおかげでいちいちやることが常軌を逸しており、そこにジュンが巻き込まれることで一応メインの話には絡んでいるが……もう、本当にキャロルが主人公のラブコメっていう認識でも良かった気がする。

 そして、そんなキャロルのお話に一石を投じてしまうもう1人の面倒、それがみすず。トモが単純バカなせいで、周りのキャラに曲者2人が配置されてしまっているのが今作の業の深いところで、普段なら茶々入れや引っかき回しがお仕事の厄介2人も、いざ自分が中心になると狂言回しというわけにはいかない。キャロルの問題がマジになってしまえば、冷やかそうとてぐすね引いていたみすずも思い切りスカされ、危うい展開には冷や汗ものである。今作の見どころって、キャロルの傍若無人なぶっ飛びムーブと、それに振り回される「自分は振り回す側だと思ってるのに」っていうみすずの困り顔なのかもしれない。

 そうして紆余曲折を経た結果辿り着くシンプルなラブストーリー。キャロルはそのまんまでも可愛いわけで、さらに本気で嫉妬して暴れたりしたら、そりゃもうてんてこ舞いよ。キャロルのバタバタシーンのフルスペック作画、凄まじいものがありましたよ。そしてそれを諌めるでもなく、きっちり上から締め上げるキャロルママンの動き方なぁ。この母娘、ほんとに始末に悪い……。

 

 

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 温泉シーンで一切胸を強調する気がない女子高生アニメ、第8話。そんなとこで釣ろうと思ってない、という意志がはっきり伝わってくるのは良いことですね。あんだけまとめて脱いでるシーンだというのに、みんなしてかんなでもかけたんじゃねぇかと思えるくらいに潔い真っ平。普段、服着てるシーンでも別にそこまでぺったんこのイメージではないのだが……脱いだら無くなるタイプのアニメキャラ、むしろ珍しい。

 まぁ、そうしてみんなで温泉に入るのだって、遠征旅行の醍醐味でしょうよ。こういうシチュエーションに南雲はどう思うんだろう、とかすげぇ邪なことを考えてしまうわけだが、どこぞの佐伯沙弥香さんとかと違って、未知の裸体を見てドキドキするとかいうことはなさそうである。まぁ、このアニメでそんな描写入れられても逆に困るか。南雲はそのほかにもマッサージによる直接的なスキンシップなど、同じ部活に入ったうまみは最大限に活かしており、とりあえず現状の距離感に不満はなさそうである。後発組のくせに、ラストシーンあたりでの「園田のこと一番分かってんの私だから」というさりげない位置どりが小憎らしくて実に南雲らしい。

 金鷲旗という大会は前評判通りにかなり大規模なもののようで、開会式を見せるだけでもたっぷり1話使うくらいには「夢の大舞台」である。体育館にずらりと並んだ参加者たちの数はなかなかの壮観。そんな中から、これまで霞ヶ丘くらいしか他の学校の存在が明らかになっていなかったこの作品で、初戦の相手をどのように見せるものかと思っていたら、まず出会いは「外で偶然」というお約束パターンで、未知の持ち前のコミュ力で先週まで1ミリも知らなかった連中のくせに、1話跨いだらもうマブダチみたいな関係性になっている。そして、強さについても「個人戦ではかなりの強者」ということが明かされ、第一関門としての役割は文句なし。その上であまり無茶苦茶な強さになりすぎないよう、「相手も青葉西と同じように人員不足で廃部状態だったが、3人体制でなんとか復帰」という制限もかけられている。お互いのドラマを擦り合わせることで相乗効果が望める上、青葉西が1回戦をなんとか突破できそうな配置としては無難な塩梅であろう。今後の展開を考えて、初戦の未知が勝てるかどうか、さっぱり読めないという時点できちんと盛り上がりがあるのだ。

 まぁ、勝ち抜き戦のオーダーでラストに永遠が控えてるってだけでも相当な安心感があるわけで、いかに全国大会とてしばらくは大丈夫そうだが……アニメの1クール分を考えると、多分この金鷲旗の決着が今期のフィニッシュってことになるよね。どの辺まで勝ち上がれるものか……「1年生の秋大会とか無理すんな」って気持ちもあるが、姫野先輩の最終試合なのであまりあっさり終わるのも可哀想なんだよなぁ。

 

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 なぜか知らんけどモブのキャストの中に「初美メアリ」「柚木尚子」という人狼界隈でしか見たことない「声優」が並んでいるちょっとした奇跡、第5話。今更だけど、村中先生、ご結婚おめでとうございます(どこ向けの発信だ)。

 まぁ、モブのキャストは聞いてても誰が誰だかはよく分からんのだが、あんだけ加工しまくってもがっつりわかる悠木碧ボイスというのはやはりすごいもんである。今回は1体だけ他の機械生命体とは声が異なる個体・パスカルが登場し、さらに機械生命体の謎文化に切り込んでいく。これまで散々「人間味」を見せてきた機械生命体だが、ここで一気に振り切れて人間味どころか生活感まで出してきた。もう、こいつら普通の人間と同じだと捉えて問題ないよな。そもそもアニメで初見の私の場合はアンドロイド連中との技術レベルの差というか、概念の差がいまいち分かってないからな。

 此の期に及んで確認しておくと、この地球はかつて人類が繁栄しており、そこに宇宙から侵略してきた謎の勢力が機械生命体を放ち、人類と機械の長きにわたる戦争が幕をあける。……そこまではわかるんだが、アンドロイド連中って人類が作ったものっていう認識でいいんだっけ? 宇宙ステーションみたいなところからきてたよね? 元々人類にはそれくらいの科学水準があり、機械生命体なんかよりもよっぽどスマートな「機械」が作れたけど、いつの間にか人類は「レジスタンス」へと追いやられてるっていう間の時間がすっぽり抜けてるんだよな。数にものを言わせた機械に地表の大部分を征服され、一旦宇宙に逃げて限定的な戦力だけで版図回復を狙っている、みたいな認識になるのかしら? まぁ、よく分からんけどとりあえずみんなして人間らしさが増し増しになってきているのでヨシとする。

 人間味が増しているのは何も機械生命体だけではなく、さまざまなミッションやヘンテコ機械との交流により、2Bと9Sという2体のアンドロイドも色々と状況は変わっている様子。まぁ、9Sの方は最初からだいぶちゃらんぽらんではあった気がするが。今回のTシャツの件なんかからすると、普通に考えたら今作は2Bがどのように「心」を学んでいくのかっていう話が主軸になりそうなもんだが……もう、ほぼヴァイオレットヴェヴァーガーデンじゃん(中の人しか見てないかのような発言)。

 とりあえず、機械生命体のわちゃわちゃを見てるだけでもなんとなく可愛いのでヨシとする。いや、でもそんだけ可愛らしいフォルムで愛嬌をアピールしてくるくせして、どうしても作品の性質上不穏さが拭えないからなぁ……。なんか、物語の後半で自分の情緒がどうなるか、今から不安である。

 

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 いい最終回だった……かもしれないのに! 第8話! 終わる直前まで「来週から何したらええねん」って書こうと思ってたのに、予想外すぎる展開だよ!

 一旦落ち着いて、「いい最終回」要素から回収していこう。Aパートは忍者と魔女編の始末から。前回魔王から提案された魂を糧とした魔女の復活提案は慈悲ある王様のおかげで無事に達成。しかも王様のスキルとブラッドソードの機能が色々とハイパーだったおかげで、忍者はなんとか一命を取り留めた。作戦決行に至るまでの忍者と王様の問答はいちいち「そうやねんなぁ」と言うしかないお話で、これだけ人を殺めてしまった忍者がどれだけ今更誠実さをアピールしようとも、過去の罪は雪がれるものではない。でもまぁ、ここまで言われちゃうと、もうしょうがないという気もしてくる。こんだけ情に訴えかけられたら、そりゃ忍者の気持ちも汲んじゃうよねぇ。王様はどの辺りで今回の方策を取ることにしたのかは定かでないが、おそらく忍者のまっすぐな目を見て「命までは取らない方法で助けてやろう」と判断したんじゃなかろうか。まぁ、前提条件としてもう1人の生贄候補がいてこそだけどね。忍者とデブ妖精、2人の人物からあれだけ復活を望まれた、魔女の人望の成せる奇跡だったということ。全てが丸くおさまってハッピーエンドじゃないですか。「まぁ、程よくいい話だったくらいかな」で終わろうと思ったんだけど、最後に魔族2人もちゃんと帰ってきてたところでちょっと泣きそうになっちゃったよ。あの2人、ほんとに気さくでいい奴らだったな。

 Bパートは、また別な男女のお話。ダンジョンの謎区画の探索も一段落し、問題は斎藤と「異世界」のお話へ。あれだけの激戦の間の出来事だったので忘れてた連中も多い中、ラエルザだけは「モーロックによって斎藤が召喚されたのかもしれない」という事実を覚えていた。これはもちろん、それだけラエルザの中で「もしかしたら斎藤は元の世界に帰るのでは?」という問題がでかかったせいだろう。おかげでジジイも詰問されたわけだが、結論から言えば「戻っても無理」とのこと。さらに、ジジイの召喚はこれまでいわゆる「トラック転生」の産物だと思われていたのだが、今回の斎藤の場合は、「轢かれたから転生」ではなくて「轢かれそうになったところをたまたま転生」だったという事実も判明。わりかし珍しいタイプの転生(転送)だったわけだ。まぁ、そう言われちゃぁ帰るも帰らないもないっすよね。元々斎藤もこちらの生活に充実感を覚えていたのだし、ぶっちゃけラエルザの心配はいろんな意味で杞憂でしかなかったのだが……心配しちゃうのも分かるよね。実に可愛らしくて健気である。

 そんなラエルザの必死の訴えに対して斎藤が問いかけた「ラエルザに俺は必要か」という言葉、受け取りようによってはだいぶズルい聞き方である。ラエルザ目線では、言うたら告白を強要されてるようなもんだしな。男の方から「俺が欲しいんだろ」はちょっと格好悪い。もちろん、斎藤はそう言う意味で言ってるんじゃなくて、後から確認したように「一番必要としてくれる人の近くにいたい」からの確認だったのだけども、受け身受け身じゃなくてここから先のラエルザとの関係性では、ちょい攻めてもいいかもしれませんね。まぁ、巨大ムカデ1匹をタワーブリッジで引きちぎるヒロインとはあんまり正面から戦いたくはないけども。

 そうして、今回2組目のカップルの問題も無事に解決。さぁ、「来週から何したらええねん」っていうくらいにいい最終回っぽい雰囲気だったのに……

 ジジイ! 死ぬんかい! そこで逝くんかい! え? ギャグ? マジなやつ? いや、だって今回「生き返った魔女」の話を散々見せられたわけで、ここでいきなりの死に芸を見せられてもにわかには信じられないのだが……いや、でもそんなにホイホイ人が生き返るような世界でもない気はするよな……「斎藤がいないとこのパーティは成り立たない」みたいなこと言ってたけど、それはモーロックについても同じだよな。ジジイがいなくなったら後釜を見つけるのはかなり大変な気がする……え、どうしよう……。

 

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 人のトラウマ抉るのやめぇ! 第7話! ……いや、なんのことやら分からん人もいるかもしれませんが……界隈の人はみんな同じことを思ったと思うので、わざわざ記事を立ててご報告しておきます。

 まず、なんとはなしに見守っている本作「D4DJ」。以前にも書いた通り、ブシロードコンテンツなので追いかけたいモチベもあるにはあるんですが、バンドリとの両立は私のマインドキャパを超えるっていう理由と、あとは単純に「DJプレイってそこまで心踊らない」ってんでスルーしてるんですよ。アニメはFirst Mixから観てて、アニメーションとして普通に面白かったからそれは問題無いんですが、そこからキャラの全般に愛着が行き渡るというほどでもないんです。だから、正直今期はそこまで乗り気でもなくて、毎回「こんなユニットおったなー」くらいの感覚で見守っています。正直、ハピアラ以外のユニットは何となくの特性くらいしか把握しておらず、個々のキャラの配置なんて全然覚えてないんです。

 そんな状態でも、今期は「1話で1ユニット」という区切りが明確なので特に混乱することはなく(前話はある意味でめちゃめちゃ混乱したが)、ながら見するのにちょうどいいくらいの配分。7回目となった今回はフォトンメイデンが中心のお話で、「あー、あみたが変わっちゃったとこなんだよなー、つむつむがつむつむっぽくないキャラでしゃべってんだよなー」くらいの理解で見ていた。今週もそんなテンションで終わるかと思っていたのだが……。

 あるキャラが、なんかね、過去の心の傷を抉ってくる感覚があるんですよ。ぶっちゃけ、最初は気づいてなかったんです。「まぁ、よくある新曲作りたいバンドの話だよね」って思ってたんです。でも、途中でその傾向がはっきり見えてきたんです。やらかしやがったキャラの名前は福島ノア。どうやらチームの中でも割と頭脳派よりのポジションらしく、今回は「プレゼン」の中心に立った人物。今回のお話は、彼女がフォトンのやりたいことは何なのか、良いプレゼンとは何なのかで思い悩み、必死に先人たちに知恵を借りようと虚勢を張るお話。「かの有名なアインシュタインは……」「ゲーテの格言にこんなものがあります……」。

 待てェ、ちょっと待てぇ。お前のその言説、どっかで聞いたことあるぞ? いや、お前のその声、どっかで聞いたことがあるぞォ? お前誰だ!?

 …………………………星見純那やないかい! 佐藤日向と書いて星見純那やないかい! お前まだそんなこと言っとんたんかい! 大場ななにバッキバキにへし折られたあの矢を、まだ後生大事に抱えてたんかい! 「そんな借り物の言葉では届かない」って言われてたじゃん! あの日、三方を前に涙した、星見純那はどこへ行ったんや! 

 もうね、台詞と声ががっちり噛み合っちゃったせいで、私の頭の中の大場ななが「ペン:力:刀」を朗々と歌い出すよね。でも残念ながらこの世界に大場ななはいないからね。いや、他所のグループには(中の人が)いるらしいですけどね。こっちのばななはバナナイスじゃないから多分檻をぶっ壊したりはしないと思います。

 …………以上です。多分、界隈を跨いで応援してる人には「フォトンのうち1人が割と星見純那だぞ」ということは有名だったのかもしれないけど、私は知りませんでした。そういうことを軽々しくやって視聴者をポジションゼロに追いやるのやめてもらえませんか、ブシロードさん。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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