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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 えっとね、なんか、グッときますね、第22話。突然の記事立てで申し訳ないんだけど、ほら、1期を酷評してた身としては、「最近割と楽しんで観てます」っていうのは一応報告しとかなきゃいけないっていう義務感に駆られまして……。

 まー、終わってから最終感想で全部書いてもよかったんだけど、少しでも最終回ラッシュの時期の負担を軽くするために今感じてることは今書きます。まず、1期から大きく変わったのは、そりゃまぁ「ストーリーがクライマックスだから」というただ1点ですね。もう次回が「最終決戦」ってことで2クールで完結するお話だったみたい。「そんなあっという間なんかい」と思って確認したら元のアニメシリーズはやっぱり4クール(1年)あったし、今回のシリーズが超駆け足ということなのか、それとも原作に忠実に必要な部分だけをアニメ化したら2クールで済んだのか。とにかく、2期に入ってからの展開ったらそりゃもう超特急でね。あまりに突き進むもんだから青山くんの属性がコロコロ変わって「どれがほんとのお前やねん」と戸惑ってしまうくらい。

 でもまぁ、やってることは割とお約束な展開なのでそこまで混乱することもなく、「あー、確かにセーラームーンとかもなんだかんだでハードな展開が多いよなー」と思い出すような辛さをどんどん積み重ねていく、少女漫画では案外ありがちかもしれない「意外と現実の厳しさ容赦無く叩きつけるやつ」である。そんでね、今作のいいところ(?)は、相変わらず普段の画はゆるいんですよ。「これで作画リソースもうちょい割けてたら『ダイの大冒険』くらいのリメイクは成立したんじゃねぇの?」と同情しちゃうくらいに映像としては微妙な作品なのは間違いないのだが、そのユルさもあり、今回みたいなドシリアスのシーンでのエグい演出が結構映える。今回はいちごの大反逆シーンがグレンラガンばりの白飛ばしだったし、その後のみんとにぶん殴られるシーンでの絶望顔が、メインヒロインがやっちゃいけないレベルの顔だったのはかなり本気の仕上がり。実に嗜虐心をそそるいい面構えになってまして、オチもの系の嗜好が刺さる人には良い燃料である。こういうところをちゃっちゃとやりたい作品だったのだとしたら、ここまでの20話も無駄じゃなかったのかもしれない。

 まぁ、元アニメのファンからしたら短すぎて「手抜きリメイク」みたいに言われちゃうのかもしれないけど……長ければいいってもんでもないし、初見視聴者はこれでいいと思っとるよ。

 

 

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 清く正しく水着回! 第9話。なんか、真っ当な意味で女子高生の水着回があって素直に「わぁい水着回だぁ!」って思ったの久しぶりかもしれない。

 最近のアニメは温泉回や水着回を惰性でやりすぎなのだ。「とりあえず1話入れとくのが常識なんでしょ?」みたいな面で意味もなく水着にするだけで終わってしまう。それではダメなのだ。もっとこう、自由でなくちゃ……。いや、自分でも何が言いたいのか1ミリも定ってないのだが、今作における水着回はとても良い。何がいいって、ちゃんとエロいことだ。昨今の水着回は、「もう水着なんてどうでもいいくらい普段からエロいことしまくりやんけ」みたいな興醒めアニメとか、「このアニメに求めてるのはエロとかじゃないんだよなぁ……分かってねぇなぁ……」みたいな感想が出がちで、おそらく今作はどちらかというと後者寄り。別に水着なんて無くても伊咲たちの健全な恋愛だけで特に何の不満も無いのだ。しかし、いざクラスメイト連中が揃って水着になり、恥じらったりはしゃいだりしているのをみたら、「おっ! エロいやんけ!」という気持ちになれた。この「ま、まぁあるならあるでありがたく受け取っておくんだからねッ///」くらいの恥じらいがある感じでちょうどいいのである。また穴水の日焼け跡はいい具合にフェチぃですし、本人は喜ばないだろうが、伊咲が傷跡を気にしてるところなんかも「別に見せてもいいのに」と思えちゃうキュンポイントだったりする。健全にプラスされたエロが一番良いのです。そう、メジャーセカンドみたいにね。……あれはもう最初から不健全一直線でしたか……。

 というわけで思ってた方向とは全く違うところから満足感が飛んできた今回。しかし今回はその予兆はあったのかも。何しろ冒頭が伊咲のお姉から始まっており、この姉が無駄にエロかったのだから。まぁ、伊咲も潜在的なエロさはかなりの注目株だし、同じDNAを持つ姉がエロくないはずがないのだ……ちなみにCVは雨宮天である。ミューレの先輩後輩の共演は何故かいつもワクワクするな。ちなみに白丸先輩だって今回は水着姿を披露してくれているが、彼女の場合は「そうか、うつ伏せに寝ても別に苦しくないんだね……」という方が気になっちゃうプロポーションなのであんまり。彼女に何かを求めると倫理的に問題がありそうなのであんまり触れないでおくが、とりあえずめっちゃいい先輩なので大事にしてあげてください。あとちゃんと布団で寝てください。

 こんなエロい女の子たちに囲まれ(?)、丸太は着実に合宿準備を進めていく。ずいぶん気合が入っているように見えるのは、やっぱり観測会での悔しさが残ってる部分もあるんでしょうか。何かに向かって一途になってる男の子を見るのは伊咲もきっと楽しいことでしょう。今期もいろんなアニメで「さっさと爆発しろよ」と思うカップルが登場していますが、トップ争いをしているのはこの2人だと思ってます。対抗は「おとなりに銀河」の2人。みんな、宇宙を眺めていい恋愛をしよう。

 

 

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 今更気づいたんですがちゃんとちゅ〜るのCMも流れてましたね、第9話。いや、いつから流れてたか定かじゃないけど。提クレがずっとポニキャ1社だけだったので見落としてただけかもしれん。(だからなんだ)

 Aパート冒頭、よぞらとしたいフィアナ。綺麗なおねーさんが完全にとち狂っている様子は実に滑稽だが、冷静に考えればそもそもリザの時点で「綺麗なおねーさんが完全にとち狂ってる」カテゴリだったので2倍おかしいというだけだった。リザはよぞらとの生活もだいぶ長くなってるはずなのだが、まだろくすっぽ撫でられないような関係性なのか……よぞらがほんとに人懐っこい猫でよかったわねぇ。「おいで」って言って素直に膝に乗ってくれる猫って結構レアだと思うわよ。どんだけ仲良くても気分次第みたいなとこあるし。それにしても、今更だけどただただ誰かが猫を愛でている様子だけを描き続けて成立してる作品ってのもおかしなもんだよな……。いや、もしかしたら他の人から見たら成立してないのかもしれんが……。

 というわけでもうちょっと成立しそうなお話として、いよいよガルミがウサギを飼っちゃうよ、というお話。まぁ結局飼い始めるまでの成り行きは今までのパターンとそんなに差は無いのだが、ガルミはラスタとの関係性もウサギ話で掘り下げてちょっとした友情を描いたような、そうでもないような。ラスタの方は色々と感じ入っていたが、別にガルミ側はそのことに気づいてないんだよな。まぁ、「純粋にいい子だった」ということにしておこう。

 そして問題のウサギ・ひなたの方はというと……さっぱり動かない。そうだよな、やっぱウサギってそういうとこあるよな。とにかく鼻のとこだけヒクヒクし続けてるのは分かるのだが……猫みたいに色んな表情で変化を見せてくれるなんてことはそうそう無いわけで。私はそこがちょっとよく分からないままコミュニケーションが取れずに終わってしまったのだが、幸いガルミはその部分も含めて気にいったようだ。まぁ、猫みたいな存在だとガルミにとってはもふもふの供給過多になってぶっ壊れてしまいかねないので、動かない姿を見ているだけでちょうどいいのかもしれない。ついでにYouTube動画で謎のトークスキルも磨きまくっているようで、彩沙ボイスでひたすら愛を語るチャンネルはそこそこ人気は出るんじゃないかという気もしている。

 ちなみにYouTubeといえば今回動画のバズらせ方みたいな部分にも多少言及していたが、流石に世にペット動画も溢れすぎているし、そんな中で再生数を稼ぐのは難しそうだ。どのあたりの可愛らしさを売り出していくかっていうのも差別化はできないだろうしなぁ。ちなみに、私は今回の話を見ていて「私はウサギの動画も猫の動画もそこまで見たいとは思わないが、宇宙でもあまり可愛い方じゃない種族である下等生物・人間の中でも最上級の可愛さを誇る上田麗奈ボイスなら聞き続けてもいいかもしれない」とかいう訳の分からない結論には辿り着きました。今作はそこの部分にもちょっと幸せ要素が混ざってるので。

 なんかさぁ、最近はもうこのアニメのせいで猫欲がどんどん溜まってきて苦しいんですが……今日は仕事帰りに近所の道でだべりながら歩いてる猫3人(匹)組とすれ違ったので、とても幸せな気持ちになれました。野良で3匹連れ立ってダラダラ歩いているだけの図、結構レア。そしてそれとは全然関係なく、自らを慰めるために猫漫画も衝動買いしたりしてます。良い作品でした。↓

 

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 よかったアイシャちゃん生きてた……第22話。先週「お前何のために出てきたんや」とか言っちゃったからさ。生きててよかったよ。まぁ、無事今週正式に殺されたけど。

 もう、ほんとに「単なる少年漫画」である。前回覚醒して無双するかに見えたイヴ。しかしバーストは諸刃の剣。その無理なショットは身体を蝕み、もう打ってはいけないとドクター(?)ストップがかかる。あの執事のおっさん、あまりに色んなところに便利すぎるキャラのくせして、レオの話だと裏の住人だったらしいやんけ。ゴルフメーカー、そんな胡散臭い奴雇ってて大丈夫か?

 まぁ、新必殺技を編み出しても回数制限を設けられるのは王道中の王道なので避けられぬ展開。霊丸だって最初は1発程度しか撃てなかったし、界王拳だって連打は身を滅ぼす。「バーストはもう打ったらあきまへん」と言われたらそれがルールなのである。いや、どういう身体の状態でプレイしてたのかよく分からんけども。相変わらずイヴはキャディに何も相談してくれないのよね。雨音さんがあれだけ濃密に葵と関係性を結んでいたのに、いまだにイヴはイチナに任せっきりにはできないようである。

 一応、そんな可哀想なイチナが頑張ったんだよ、というのが最終日の展開。傍に安全装置を用意してなかったならイヴは序盤のホールからさっさと全力出して自滅してただろうからイチナがいた意味はあるはずなのだが、でも最終的にはリミッター解放許可出しちゃうのでどこまで信じられていたかが微妙な部分もある。最後の最後でなんかいい話っぽくして「2人のこれまでの軌跡があったからこそ、ついにこの困難を乗り越えられたんだよ」みたいな美談にまとめ上げようとしていたが、視聴者目線だと球数制限の話も今回聞かされたばっかりだし、イヴは毎回勝手に突っ走って力技で成功してたようにしか見えんから今一つグッとはこないんですけどね。まぁ、イチナさんが納得してくれてるならそれでいいや。

 そうしてイヴは最後の最後までイチナに話していなかった最終奥義も披露してめでたくプロ入りクリアだ。レオのおっさんも満足してたし、もう今回で最終回でもいいくらいだが、本作最大の眼目である葵との対戦がまだ残っているので、残りの話数はそちらへの収束に全部使い切ることになるんだろうか。葵は葵で身体壊してたし、2人とも再会する頃には満身創痍で全然満足いく試合にならなかったらどうしよう。キン肉マンたちが「古傷だらけで大変じゃわい」って言ってた時みたいなロートルどうしの古傷の抉り合いみたいになったら嫌だぞ。

 ところで、最終ホールの1打目のバースト、イヴが完全にスタンスに入った後にレオが怒鳴ってたのは完全にマナー違反というかルール違反だと思うんですが、運営側はペナルティとか与えなくてよかったんでしょうか。今更? そうね。

 追伸:最後に感謝される人リストにちゃんと載っててよかったね、ヴィペールさん。

 

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 40年前に始まった漫画が「アクリルの仮面」なのは先見の明が凄すぎる、第9話。がっつりアクリルフェイスガードの話みたいだったし……いったいどういう発想で連載まで漕ぎ着けたのだろうか……。

 なんだかいつも以上にテンポがのんびりで随分だらだらとしたお話。まぁ、雨の日のどこかアンニュイな感じとか、過去を掘り出してのノスタルジーとか、いつにも増してゆったりと空気が流れる話ばかりだったので必然といえば必然なのかもしれないけど。エルダのテンポに合わせようとすると自然と人間はネイチャーな歩みになっていくのかもしれませんな。

 Aパートは雨、そして雨漏り。高耳神社の本殿もだいぶ年季の入った建物なのは間違いないので、そりゃ普請を考える必要があるのは当たり前の話。古いとはいえ、エルダがあれだけ引きこもり続けてさらに居住環境に一切文句を言ってないことを考えると、おそらく時代に合わせて適宜リフォームは繰り返しているのだろう。以前の騒動でスマホは持たないことになったので別にWi-fiは必要ないかもしれないが、ネットジャンキーなので高速回線は必須だろうし。いや、普段エルダが使ってるノートPCに物理的な配線が見えないことがあるので、もしかしたらネット回線はすでに盤石かもしれんな。

 江戸時代の雨具についての蘊蓄は、なんと400年の時を超えて「やっぱ傘って全然進化しないよね」という定番の話題へ。もう、人類が傘を手放すには完全に天候を操れるようになり、計画降雨のみのスペースコロニーみたいな状態になるしかないんやろな。なんだろね、おっちゃんも長いこと生きてはいるが、むしろ傘の進化よりも天候の荒ぶりレベルの向上の方が凄すぎて、昔よりも雨の日が過ごしにくくなってる感すらあるぞ。まぁ、たとえ凄まじい技術レベルの傘が開発されたとしても、わざわざ高い金払って単なる雨具を買いたいかと言われたら微妙だけども……。ちなみに「合羽」の語源についてはエルダから「諸説あるぞ」とのことだったのだが、出来れば悠久の時を生きるエルフだったらどの説が本当なのかも知っていて欲しかった。まぁ、引きこもりエルフが市井の民の言語の変化に敏感なわけがないので無理に決まってるが……。

 Bパートは大掃除からの思い出テープ。小糸がビデオテープを「初めて見た」と言ってる時点で割とショックだったが、まぁ、今の女子高生だったら当たり前かぁ……16年前っつったら、わたしゃギリギリVHS使ってた時代なんですけど、世間的にはもうだいぶ時代遅れだったしなぁ。ちなみにベータについては私も世代的にギリギリ。見たことはあるが流石に使った経験はほとんどなく、父親の荷物の中に入っていたような気がするくらいである。電気屋とはいえきちんとデッキを保管していたシマデンのおばあちゃん偉いな。

 そんなベータで録画されていた過去の高耳神社の光景は、エルダたちの会話からしてFF7のころ、つまり1997年ごろであることが分かる。……この時代ってもうベータはほぼ死滅してた時代だな……まぁ、映像の中でエルダも「久しぶりに見た」って言ってたので、シマデンのおばあちゃんも懐かしいベータの録画装置をどこかで見つけて、最後の空テープを埋めるために記念録画したということなのだろう。ちなみにWikiによれば最後のベータデッキの発売が1993年、生産終了告知が2002年ということなので、思ってたよりもそこそこ長生きはしていたみたいだ。

 そうして掘り出されたビデオの中で、小糸は懐かしい母親の顔を見る。そして若かりし母親の姿に時代の移り変わりを実感しつつ、何一つ変わらぬ様子で写っているエルダを見て、改めてエルフという存在の特異性をまざまざと見せつけられた形。小糸がビデオの所有についてエルダに持ちかけられ、「やっぱりエルダが持っていて」と返したのは、おそらくその方がビデオが長い時を生きて有効に機能すると考えたからだろう。確かに娘である自分がビデオを受け取り、折に触れて見返せるようになれば母親の思い出としては宝物にもなり得るが、それでも自分が生きるのはせいぜい数十年スパンにすぎない。もしも自分がビデオを受け取ってしまったら、その先の時代も生きていかねばならないエルダの思い出を1つ奪ってしまうことになるのだ。普段から憎まれ口も多いが、やっぱり小糸はエルダのことをきちんと思い遣ってくれているのである。多分、そのうちスマホで録画した自分たちの動画とかもシェアしてくれるんじゃないかな。まぁ、今の時代だと動画ファイルの保管先がクラウドとかになるから、逆に数百年後に残ってるかどうかはかなり怪しいが。

 

 

 

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 人外さんがいっぱい、第9話。まぁ、前回まででもたくさんいたことには変わりないのだが、こうしてぬるっと見たことないビジュアルの新キャラがたくさん出てくることを許容する世界観こそが今作最大のセールスポイントな気がしますね。

 だいぶ物騒な展開になってまいりました。まぁ、これまた前回まででも充分物騒だったのは事実で、下手したら人が何人も死んでた可能性だってあるわけだが、一応ナックラヴィー戦は「自然現象との対峙」と見ることもできるわけで、旅先でたまたまぶつかってしまった不慮の事故と、今回のように明らかに人為が介在していると思われる事件ではやっぱり物騒さというか、きな臭さが違うように見える。しかも初登場のキャラがじゃんじゃんトラブルに巻き込まれてるせいで誰がどこで何を起こしてるのかもよく分からず、追いかける側も不安要素が多すぎてどうしたらいいか困ってしまうのである。

 そんな中、どうやら話の中心に立ちそうなのはチセの同室・ルーシーであるようだ。てっきり前回までの話でフィロメラあたりを中心に話が広がっていくのかと思っていたのだが(まぁ、まだその可能性もあるかもしれないが)、今回垣間見えたルーシーの過去話があまりに壮絶だったし、流石に今後は「ウェブスターの悲劇」とやらを中心に話が進んでいくことになるのだろう。これを乗り越えた結果得られるご褒美が「ルームメイトとの親密な関係」だけだとちょっと寂しいが、エリアスたち教師陣にもガッツリ絡む問題みたいだし、頑張って乗り越えればチセ・エリアス両名がカレッジで身を置くポジションも大きく変わってくるんじゃなかろうか。

 正直、禁書がどうこうとか謎の半獣教師・シメオン先生がどうなっちゃったかなんてのはよく分からんことばかりなので、実は今回一番気になったのはチセがよりにもよってカルタフィルスのところに助言を求めに行っていたという事実だった。本人も言うように、(以前の騒動を考えれば仕方ないかもしれないが)普段から誰にも分け隔てなく優しいチセさんもカルタフィルスに対しては割とぞんざいな態度で話している。あれだけのことがあったのに「自分の中に誰かがいる状況に慣れてるのあんたじゃね?」というとんでもない発想から気軽に相談しに行ってるのだが、そこってそんなあっさり触れてしまっていい話なんだろうか。お互いにだいぶセンシティブな部分に食い込みそうな気もするのだが……どうやらチセさんにはまだそういう意識はないようである。おかげで魔法使いとしてはずっとずっと先輩であり、色々とマズい精神構造を持ったカルタフィルスからしたらチセさんは相変わらず面白い観察対象。「やべぇ変化の突端になってる気がするけどなー」とは思っているがそんなことはおくびにも出さず。まぁ、今日明日でどうにかなるような問題でもないのだろうが……やっぱりあそこで彼が平然と寝てるって状態は、色々と歪みがある気がするよなぁ。

 

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 食べられるアリを見つけた話だけちょっと事情が違う気がするのだが……第8話。これ、単にその辺を這ってるアリを食っちまったってだけの話なんじゃねぇのかな。

 小休止となる、サブキャラを切り取った単発エピソード。前回までのここな大覚醒エピソードが随分ハイカロリーだったので、ここいらでちょっとシリウスの団員をテーマにした小話を挟むのは良いバランスだろうか。まぁ、サブキャラっつってもぱんだ+知冴なのでいつも通りの面子といえばそれまでなのだが。ここまでいろんなところでサポートや刺激の追加に貢献してくれていたぱんだを中心に据えつつ、これまで「なんとなくそこにいる」だけだった知冴にもようやくキャラ特性が付与されることになった。まぁ、これまででもちょいちょい妙なところで1枚噛んではいたのだが……正直、「なんかぼーっとした万能役者」というくらいの印象で、あんまりいじりようがなかったんだよな。実際、私はこれまで今作の記事において「知冴」という名前をほとんど出したことがない(ぶっちゃけ、名前自体をあんまり認識しておらず、「ぱんだの相方のあいつ」くらいの印象だった)。今回ようやくしっかり名前と特徴を覚えることができたわけだ。

 サブエピソードなので本編に大きく絡むことはなく、あくまでもぱんだ&知冴という同期の桜の過去エピソードを掘り下げ、新たな舞台を踏んだことによって2人の絆がより一層深まりましたよ、ということを確認するだけ。本編のエキサイティングな展開を重視するファンからしたらちょい拍子抜けのお話ではあるが、劇団なんてものは構成員の数がめちゃめちゃ多いわけで、少しずつ外堀からキャラを埋めていくことでクライマックスの(文字通りの)「大舞台」を飾り立てる準備段階にもなるだろう。是非、最後の大舞台は演者全員のセンスがぶつかり合う壮絶なものになることを願いたい。

 というわけで、知冴のセンスの詳細が今回初披露された。されたけど……まぁ、正直よく分からん(いつも通りやな)。柊さんの説明によれば「舞台で起こったどんなアクシデントでもそれを演技の要素として取り入れて客を魅了することができる」ということなのだが……どういうことだってばよ? 何かトラブった時にそれをキャンセルし、なおかつ武器にすることができるカウンター系の能力者ということだろうか? ただ、そうするとその後の「客の反応を読んで対応できるぱんだの能力と合わせることで無敵のコンビだぜ!」っていう評価とあんまりそぐわない気がするんだよな。ぱんだが「客の調整」を行うことに利があるとするなら、知冴のセンスもある程度は能動的に客に働きかけるものであると見るべき。なんだろね、結局は「全体的に演技の質を底上げできる」くらいの認識にしかならない気がするが……まぁ、カトリナにしろ八恵にしろ(そしてここなにしろ)突き詰めればみんなして「いい演技が出来る」になっちゃうのはしょうがないよな。今作はソシャゲを開発中だと思うんですが、これらのセンスってゲームの能力として反映可能なんですかね?

 まぁ、能力バトルがよく分からんのはいつも通りなのであんまり気にはならんよ。とりあえずロミジュリの舞台の完成度は高かったし、普段からぼーっとしている知冴が溌剌と輝いている様子も確認できたので、サブエピソードとしての情報量は充分なんじゃなかろうか。出来れば今回のお話からさらにここなが何か吸収できましたよ、みたいな話があればベストなんだけどね。

 とりあえず、約束タワーと滑り台は舞台少女たちが友情を深めるための必須アイテムなので、舞台を目指す少女たちは行きつけの公園の1つや2つはキープしておきましょう。静香があの通りの存在なので、スタァライトしちゃう権利を持ってる幼馴染コンビってむしろ今回のぱんだ知冴ペアの方がふさわしい気もするよな。

 

 

 

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 エビの頭ですらキスする相手がいるってのにお前らときたら……第8話。食べ物で遊んじゃう系の先輩はけしからんですが、色恋沙汰になると途端に真っ赤になっちゃう先輩は可愛いから万事OKです。

 というわけで雨、雨、雨なお話。天文部を舞台にしたアニメにおいて雨、雨、雨ってんだから、それ即ちバッド・バッダー・バッデストなわけですね(ワーストです)。こんなに見事に裏切られるってことは確実にメンバーの中に雨男か雨女が潜んでいるものと思われるが、私の中では多分穴水なんじゃねぇかと話題。あいつ、先週あたりからポンコツ具合が加速してて、いちいちバックグラウンドで乗るか乗らないかの音声でアホなことやってるシーンが多くなってきましたな。変な友達が増えるのはいいことやで。

 「順風満帆に見えてる時に限って、最後は全部台無しになってしまう」という分かりやすいバイアスがかかった残念主観。まぁ、人間誰しもそう思ってしまうもので、私だって日常的に「なんでこんなに土地しか引かんのや!」とブチギレてるわけですが(あれはバイアスじゃねぇ! 絶対にアリーナが俺に悪さしてやがるんだ!)、まぁ、今まで大きな成功体験がない人間がせっかく大きな一歩を踏み出そうとしたところに文字通り冷や水を浴びせられると、そりゃ人一倍凹んでしまうのもむりからぬことで。特に丸太の場合は今回初めて「たくさんの友達ができて、みんなが手に手をとって協力してくれた」という意識があり、自分だけの問題じゃなくて周りの人間に迷惑ばかりかけてしまったという罪悪感が大きいのだろう。こうして自分の振る舞いの影響度を過大評価してしまうのも、人付き合いが苦手なコミュ障あるあるなのだ。

 もちろん、周りのみんなの考えは最後に言われた通りに「お前、真面目すぎ」程度のものでしかないわけだが、主観を是正するのはなかなか難しい。雨の中をぼんやりと歩き回っているところを彼女に呼び止められ、キス寸前まで行くような衝撃的なご褒美でもなければ記憶は上書きされないだろう。まぁ、それができちゃうから丸太は爆発すればいいと思うわけだが……伊咲ちゃんはやっぱり可愛いよなぁ。いわゆる美少女キャラとも少し違うけど、雨の中でもパッと輝かせるような笑顔があり、丸太の身の丈にあった慰め方を心得ている。きちんと目線をそろえて見てくれる気遣いのできる人。そういう人に改めて「大丈夫」と言ってもらえることで、人付き合いが苦手な人間も少しずつ「大丈夫体験」を重ねていくのである。「あれが大丈夫、これも大丈夫」を重ねていけば、少しずつ足を踏み出せる領域も増えていくんじゃなかろうか。

 前回登場したラジオ配信アプリが、今回は「面と向かって同じ空間でもラジオ」という方法で活用されている。なんだろうね、ウェブラジオだから通常のラジオみたいに「電波が飛んで中継地から発信」みたいなことはやってないんだけど、やっぱりラジオっていうとどこか「空から降ってくる」イメージがあるんだよね。雨の中でもラジオが聞こえてくれば、少しくらいは空に希望が持てる、そんな気もしてくるのだ。伊咲がそんなことを考えてラジオを使ったかどうかは分からないが、2人にしか共有できない独特の距離感が、また1つつながって縮まったんじゃなかろうか。改めて、いい出会いに恵まれてるよなぁ。

 先生、クーポン使ったとてその人数だと結構な出費ですよ。

 

 

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 そんな可愛さに釣られウサー、第8話。基本的にこのアニメに登場するキャラクターはペット類だけじゃなくて全部可愛いんですけどね。こんなのっぺりして動きも乏しいアニメなのに無類の可愛らしさを感じてしまうのは完全に贔屓目なのだろうなぁ。

 今回はなんとガルミメイン回。思い返せばぬるっと登場したリザの舎弟コンビって、いうほど個性を見せるチャンスがなかったんだよね。一応後輩ポジションで「リザの隙を見て地球の侵略を進めに来た生意気ポジかぁ?」と思ってたら秒で地球に陥落されてそのままリザの付属品みたいになっちゃった。ガルミとラスタという2人が並んでるのにそこまで2人で個性を分けるわけでもなく、なんとなく「宇宙人側の反応役A,B」みたいな扱いだった。今回ようやくガルミ単体でスポットが当たり、そのキャラを遺憾無く発揮することができたのである。まぁ、その結果はやっぱり「可愛い」なのだけど。

 Aパートではペットとの出会いというテーマで様々なペットの飼い主にインタビューを行う。言われてみれば、あんまりペットとの出会いってスポット当てた記憶がないな。さりげなく「運命なんかじゃない」っていうすごく格好いいことを言ってたリザさんみたいに捨て猫を拾うなんてことはレアケースだろうし、みんな普通にどこかから里子に出されたり、ペットショップで買うことになるよね。思い返せば我が家は何代もの猫はもらい子だったり、お店で買ったりで半々くらいだったかな。犬は確かもらってきたはず。まぁ、実家では物心ついた時から猫がいたので、あんまり「始まり」って意識は無かったよね。むしろ猫がいないことの方がおかしいわけでね。……つまり、今の俺の生活はおかしいんだ……猫プリーズ。ギブミー猫。

 作中のキャラはみんなしてそれなりの出会いをしているが、中でも注目はハリネズミブリーダーの例だろうか。そうか、あの針ってそんなに痛いのか……知り合いにハリ愛好家はいるけど、まだ実物見せてもらったり触らせてもらう機会は無いんだよなぁ……針触ってみたいけどなぁ。あの不定形のゆるゆる生物の針が痛いっていう事実が俄かには信じられぬな。今度頼んでみようかしら。そしてハムスター17代飼いのお話のように、やはりペットを飼い始めるとどうしても「次へ次へ」と世代交代してしまうというのも大事な要素だ。ほんとにね、死別しちゃった時の「もう2度とペットなんて飼わねぇ」っていう気持ちも絶対に嘘ではないのだが、それでもしばらくすると愛でたい欲求が止まらなくなってしまうので……かつて別れた全ての猫は今も俺の心の中で生きているよ。でも、目の前の猫も大事にしたい。出会い一猫、思い出は一生。

 Bパート、ガルミはいよいよペットの選別のために初のうさぎカフェに出撃。ウサギ……ウサギなぁ……。ウサギも知り合いがペットとして飼っており、こちらは触らせてもらう……というか見せてもらう機会があったのだが、確かに可愛い。可愛いのだが、少なくともその家のウサギは全く懐いておらず、ちょんちょんとつつくくらいは出来たんだけど、抱いたり愛でたりは結局最後まで叶わなかった。あいつら臆病ですぐ逃げるんだもん。追いかけたりしたらストレスになりそうだからそんなことできないしなぁ。飼い主曰く、猫とかと違ってあんまり飼い主との絆が深まる感じはしないが、慣れれば直接餌を食べるくらいはしてくれるとのこと。……やっぱワシは猫がいいな……猫を覚えてしまった人間は、もう他の生き物には移れないのでは……。

 でもまぁ、作中のウサギのように懐いてきちんとペットとしてのお役目を果たしてくれるパターンもあるんでしょうね。慣れてくれる前提なら、そりゃ確かに屈指のメルヘンというか、愛らしい造形なのは事実だしな。現代日本のペット事情で、ウサギって本当に何位くらいなんでしょうね。(ちなみに今ググったら犬→猫→熱帯魚がベスト3でウサギは9位でした)

 結局うさぎを買うためにはラスタくんのアレルギーをどうにかしなければいけないはずなのだが……来週さらに動きがある? ウサギ、飼いそうだねぇ。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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