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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おかえりゴルフコース自動生成装置! 第18話。やっぱこのアニメの主役はお前だよ……初っ端のダムから放水するくだりの意味はよく分からんよな!

 というわけでカトリーヌさんが頑張ってくれたおかげで久しぶりに裏ゴルフ界と戦うことができました。しかし残念ながら、艱難辛苦を乗り越えたイヴの前には「アメリカ裏ゴルフ界ナンバーワン」と呼ばれたプレイヤーですら荷が重かったようで、「なんでお前それでナンバーワンになれたんや」というよく分からんマゾヒスティックメンタリズムをとっととぶっ壊しての完勝。多分、もう今後2度とゴルフコース自動生成装置の出番は回ってこないだろう。大変残念である。

 日本からイチナも呼び出して準備万端なイヴ。イチナさんは多少イヴに振り回された経歴があるとはいえ、基本的には穏当な日本の女子高生である。それがいきなり遥か異国の地に呼び出され、いきなりチャカを突きつけられるとんでもない裏社会に飛び込んでしまう(あと、突然地下に連れ込まれて頭のおかしな機械を見せられる)。普通の日本人ならテンパって使い物にならなくなるところだが、イヴさんが見出した唯一無二の相棒はそんなことじゃぁへこたれない。すぐに状況を飲み込み、すぐにゴルフ脳にスイッチ。見事にキャディーの仕事を務め上げるのである。どうにもこの世界の住人は鋼のメンタルが多すぎるが、まぁ、スポーツに携わる人間はそうでなくちゃやってられないか。

 カトリーヌさんをボコったことにより、イヴはめでたくプロへの道を歩むことができるようになった。おじいちゃんも照れ隠ししながら万全の支援をしてくれるだろうし、イヴのプロ転向もそう先のことではなさそうだ。そして、そんなプロへのルートを考えた時に一番不安なのは、「日本編もつまらんかったし。裏ゴルフ要素がなくなっちゃうとまたつまらない試合が待ち受けているのでは……」という先行きの話である。どうやら来週は一旦日本の葵目線の話が挟まりそうだから大丈夫かもしれんが……プロのお行儀のいい試合は描きようがない気がするけどなぁ……せめて今回の相手が見せたダーティープレイくらいのちょっとした工夫は見せて欲しいものだ……ところで「すべり粉」ってなんぞ?

 個人的な今回の推しポイントは、回想シーンでちょろっと出てきただけなのに、対戦相手に対して散々な罵詈雑言を吐いて心をへし折るだけで終わったシャアです。なんでそんな責めるんだよ。かわいそうだろ。

 

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 キャストロールに3人しか出てこない作品……第5話。ガチで引きこもりが引きこもってるお話だからなぁ。それだけに濃密な小清水アワーが楽しめると思えば一切の不満はないのだが。

 Aパート、生まれてしまう、返信要求モンスターがッ!! エルダの中の「現代常識」がよく分からなくなるタイミングが結構ある。あんだけPCもネット通販も使いこなしてるし、小糸がよく分かってないWi-fiについてもきちんと認識してるんだけど、それでもスマホは持ってないし、使い方もよく分かってないという。まぁ、電子機器に関しては奉納品とか、小糸が買ってくれたものじゃないと手に入らないだろうから、自分から積極的に「欲しい」と言わないとずっと縁がないのかもしれない。エルダがどれくらいのタイミングでパソコンと通信網を要求し出したのかってのは気になるところだ。だって、おそらく90年代まではそんなものの話は一切出てこないはずで、どこかから「最近はインターネッツが便利らしいですわよ?」って囁かれないと「PCとネット環境を所望するぞ」とは言わないはず。まぁ、テレビはあるみたいなので、基本的な情報はそこから得て、進化していったのかな……PCエンジンとCD-ROM2があるってことは家庭用ゲーム機に関してはかなり早い段階で入れ込んでたオタクってことになるし。おそらく高度経済成長期あたりで親切な氏子からテレビはもらってて、「外に出なくても情報が得られたり、娯楽が得られる」分野についてはそれなりに力を入れて集めるようにしてたんだろう。そんで部屋に引きこもって常に手元にPCがある状態ならスマホとかタブレットが必要ないのも必然。そうして生まれたのが、現在のエルダなのだろう。

 それまで精霊が担ってきた一方的な連絡手段が双方向になり、返信欲求モンスターになってしまうエルダ。これも実はかなりの共感要素で、私もメールとか送るとPCの前に正座待機してしまうタイプの人間。メール書くのにも無駄に時間がかかるため、1本のメールに与える重要度というか、シリアスさがおそらく他人とは違うのだろう。おかげで、「既読がつく」「返信機能が怖い」という理由からLINEを使っていない恐ろしいまでの情弱おじさんになってしまった。最初は「ほら、LINEってセキュリティに問題があるツールって言われてるじゃん?」でお茶を濁していたのだが、現代社会でその言い訳はもう通用しねぇんだよな……Twitterはやってる時点でお里が知れるしな……。そういやエルダはTwitterアカウントも持ってないんでしょうかね。それこそまさに承認欲求モンスターが生まれてしまいそうだが……。

 Bパート、ジャンクバーガーとケチャップの話。違う、お洋服とファッションの話。小糸が自分のルックスに似合わない大人っぽいファッションに憧れちゃうの、なんか可愛いから余計に可哀想。まぁ、まだ中学生だから今後の自己研鑽次第で理想のレディになれる可能性は無限大ですからね。身近にあんだけシュッとしてる(はずの)女性がいるのだから、目標は立てやすい……かなぁ。どうかなぁ、エルダだしなぁ。エルフは痩身にして眉目秀麗が世間のお約束。最近はおっぱいの大きなエルフとかいうけしからん種族もちらほら見かけるが、私の理想はやはりスリム&スマートである。ディードが永遠の憧れ。エルダ様はいつもあの服なのでおっぱいが大きいかどうかはよく分からないが、おそらくは理想的なエルフ体型のはず。あんだけ自堕落な生活してても太らないのは羨ましいですね。いや、きっと妹ちゃんの食事の管理が優秀だからですね。同じものを食べてれば、きっと小糸だって素敵バディになれるに違いない。

 ちなみに「ポンコツだけどシュッとしてて見た目にできる女性風」というと、どうしてもエルダと中の人が重なる。高身長のモデル体型小清水、ほんと格好いいんよ。見た目は。えぇ、見た目は。

 

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 クラスメイトのクセがすごォい、第5話。ほんでこのサブタイトルやからな……まぁ、こんなとこに紛れ込む連中が普通のはずもないのだが……。

 というわけで、ようやく「カレッジ編」とでも言うべき新環境が本格始動した感じだろうか。以前も食堂でクラスメイトが一堂に会したことがあったが、さすがにあの時の怒涛の自己紹介だけでキャラなんて覚えられるわけもなく、さらにその後はチセとエリアスが自宅に帰っちゃったもんで、カレッジの連中についての印象は一旦据え置きになっていた。今回はルームメイトのルーシーを皮切りに、お友達全員ではなくてその中の何人かに焦点を絞って描かれたおかげで、ようやく少しずつ人となりが見えてくるようになった。

 とはいえ、まだまだよくわかってない部分も多いため、今回登場した生徒については、ひとまずわかっている情報や印象を列挙するにとどめておこう。今後の展開でこの「First impression」がどのように変わるのかが楽しみである。

 まずはルームメイトのルーシー。CVは津田ちゃん。本当につっけんどんを絵に描いたようなコミュ障な女の子で、チセの発言のどんな細部でも的確に拾って苛立つという面倒臭いやつ。ただ、この第一印象は早くも覆りつつあるようで、そもそもチセも最初っから「なんか見た目には怖いけど、別に内面は悪い人じゃないよな……」みたいな見方してましたね。もちろん利己的な部分はあるのだろうけど、「自分を大事にしている」人間ってのは他者が他者を大事にすることを尊重してくれるわけで。共同生活の相方としてはあまりよろしくなかったかもしれないが、必要以上に干渉してくるわけでもなし、話せばある程度分かってくれるくせに押し付けてこないというのは、準コミュ障なチセにはかえってありがたい存在かもしれない。

 そしてそんなルーシーとの絡みもあって焦点が当たったのはゴルゴンヘッド・ゾーイ。こちらはなんとまぁ、人間ですらないというカレッジの多彩さを体現するような存在で、以前からチセに対して距離を取ろうとしていたのは、「ゴルゴンはドラゴンの匂いにめっちゃ敏感だから」だそうで。なるほど、生理現象(?)ならしょうがない。生まれ育ちが特殊だったもんで色々と発散できない性格で、そんな自分の立ち位置に卑屈になっていた部分もあるみたい。ただ、こちらも根が悪い人間(ゴルゴン)ではなさそうで、ちゃんと正面から話をしたら分かってくれたみたい。もう、こうなっちゃうと彼の頭が蛇であることなんてあんまり問題にはならないよね。暴走した時に怖い人間なんてもっと他にもいそうだし、もしかしたら今後はドラゴンのご利益で必要以上に仲良くしてくれたりするのかも。

 デバガメがバレて途中で引き摺り出されたのは、以前もぶっ倒れていた不憫の子・フィロメラ。CVは河瀬茉希。以前どこぞのお嬢っぽい人に隷属してるみたいな描写があったが、敵なのか味方なのかもよく分からないが、こちらもチセの第一印象はあんまり悪くない様子。「諜報を専門とする家系」ってのも謎だが……もしかして忍びの一族ですか? そんなフィロメラの「またいとこ」という関係性なのが、今回割と中心的にことを進めていたリアン。彼は今のところ特に濃いめの情報は出てきていないが、ポジションとしてはクラスのまとめ役とか、ツッコミ役とか呼ばれるやつだろうか。契約の魔術をサクサク作れたり、成績は優秀なようである。あとその隣になんかパーカーのお友達もいたけど、彼はキャラが薄そうなので割愛。

 今のところこんなものかしら? ゾーイのお悩み解決があっさり1話で終わっちゃったから、多分今後掻き回していくとしたらフィロメラさんサイドになるのかしら。ちょろっと出てきた双子のバックグラウンドもまだよく分かってないのでその辺の人間関係にも地雷は混じってそうだが……ほんと、こいつらがどれくらいの野心と将来設計を持ってこのカレッジに来たのかによるよなぁ。

 

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 深夜アニメでとんかつ揚げまくるのやめろ、第4話。揚げ物ラッシュは地獄に直結する……。

 何事もなかったかのように静香の存在が受け入れられる世界。いや、多少のすったもんだはあったが、それでも「具現化した能力の成れの果て」がすんなり受け入れられるのは驚きである。大演劇時代、どうやら想像以上にファニーな世界が構築されているようだ。前回私はふざけて半ば悪ノリでスタンドや念能力に喩えてここなと静香の関係を考察したわけだが、まさかそれとほぼ同じテンションの話が展開されることになるとは思ってもみなかった。雰囲気で書いた「センス」の定義とか、まんま合ってたじゃん。俺すげぇな。というかジャンプ漫画マインドがすげぇや。

 しかし、「そうした超常を受け入れられる世界ですよ」という事実を飲み込んだところで、結局静香の謎は完全に解決されたわけではない。当の本人(ここな&静香)も分からずにやっちゃってる部分があるため、今後の展開を考えるに、「ほんとのところ何が起こった結果の静香なのか」は一応考察する意味がありそうだ。

 まず、カトリナが説明してくれたセンスの定義・実情を確認すると、「役者として舞台の上で他者を上回るための進化」がそもそもの起点にあり、そのため、役者に必要なスキルが先鋭化したものがセンスであると考えられる。カトリナの「集中力」は分かりやすい例だが、今回のセリフからいわゆる「憑依型」のように、人格を入れ替えたり、模倣したり、はては生み出したりといった先例もおそらく存在しているのだろう。ただ、「人格を生み出す」と言ってもあくまで精神的な話であり、それが具現化して「もう1人」が生み出されるなんて現象は過去に確認されていないとのこと。スタンド能力はあくまでも「超すごいメンタリティ」の延長線上にあるべきものだ。

 その上で、静香は「突然舞台に現れる」「思い描くだけで衣装が変えられる」など、超常であることに疑いようはない(この期に及んで「実はふつーに存在している人間だった」という可能性は排除しても良い)。となれば「ここなのセンス」と「静香の存在」は不可分であるのは間違いなく事実であり、先週も拾った「目の光」の件から、静香がここなの存在を前提としているのは間違いないだろう。静香も今週しれっと「自分がここなのセンスである」と自認しちゃったし、そうとでも考えないとこれまでの関係性は説明できないため、「ここなが在って、初めて静香が在る」は前提として受け入れてもいいはずだ。

 問題は、この接続がどの程度強固なものであり、自由度・制限はどうなっているのかという話である。今回ぱんだがふざけ半分で「ここなから離したら消えてしまうのではないか」などと言っていたが、それだってマジで考慮しなければいけない可能性の1つ。イマジナリーフレンドの超すごい版だったとしたら、ここなの無い空間に静香が維持できる保証すらないのだ。しかし実際は、もうかなり強固な存在感を持ち合わせており、すでに「舞台の上で発動されるセンス」の枠を超えているのは間違いない。ついでに触れておくと最後のシーンで「ここなが寝ている時に隣にいる静香」も(カトリナ目線から)確認できているわけで、ここなの精神活動が休眠していたとて、静香が消えることなどない。もう、そこに厳然と「在る」のだ。

 となると、あとは何をきっかけに生み出された概念なのかと言う問題。今回はかぐや姫の公演も終わってるはずなのに「いまはむかし」の思い出が語られ、「ここながオーディションに落ちまくって落胆している時期に、理想の存在として何処からともなく静香が現れた」ことが語られている。一番シンプルに考えるなら、悩みに悩んだここなの苦悩が「理想」という形を持って現れ、固定された存在となりそうだが、「自分よりも優れた演技ができるフレンド」を脳内限定とはいえ構築してしまえるというのはだいぶ破天荒。その上で最終的に「具現化」にまで至ったとなると、さすがにそれはここなのセンスとしてはやりすぎである。

 というわけで、私が現在最もありうる可能性として推す構図は、「なんらかの霊的存在(精霊とか、妖怪とか言ってもいいかもしれない)」として静香は以前から存在していたが、それは人に認識されるまで具体的な形を持たない、なんらかの「演劇を極めんとする者の思念の集合体」のようなものだったという案。これだとここなのセンスは「人には見えない演劇への執念を感じ取り、形を見ることができる能力」だと考えることができる。過去には星の数ほどの役者の卵がおり、それらの人々は無数の思いを抱き、叶えたり、諦めたりして消えていった。そんな「役者」の概念そのものが静香という形となって、ここなのマインドに現れ、「友人」としての形を成した。いわば、ここなはこれまで無限の可能性を秘めた「役者のイデア」にアクセスする権利を有していたということ。フィリップが地球の本棚にアクセスしていたようなものだろうか。

 そして、そんな「静香と触れ合える権利」がさらにセンスとして磨かれ、この度いよいよ「具体的な人格としての静香を顕現せしめる」ところまで至った。ただこれは「ここなの能力がそこまで進化した」というより、「ここなの想う最上の静香は、己を具現化させるセンスを持つ存在となった」と考える方が自然だろうか。つまりまとめるとここなのセンスは「他者が触れられない概念とのアクセス」であり、そうしてアクセスした「静香」という別存在が、「可視化できる実体を手にいれる」センスを持った。この形なら、2人が別個にセンスを発動した事実も説明できそうだ。

 ……今週も俺は何を書いてるんだろう……えぇと、カトリナさんがファーストライバルポジションを終えてポンコツまじりの親友になってくれた展開が良かったですね。ここなと静香の間に割ってはいることで、そのうち静香とのリンクが切れて消滅してしまう展開とかがあるんだろうか。仮面ライダーWではフィリップとの喧嘩もちょいちょいあったが……。

 

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 てるてる坊主に髪の毛描いたら雨降るって言われなかった? 第4話。どうなんだろ、これってうちの周りだけの話なんだろうか……一応ググってみたけど「顔を書くと雨が降る」みたいな言説はちらほら見かけるな。まぁ、「坊主」言うてるんやから髪を描いたらご利益薄れる説はあるかもしれん(もっと調べると、そもそも起源は坊主ですらない模様)。

 そんなわけでじっとり雨模様の4話目。「星空」をテーマとする作品での雨模様は、それだけで陰鬱な要素が倍増した気がしますね。別に作中ではそこまでヤなことが起こっているわけじゃないのだけど、元々若干はみ出し者だった丸太が他の連中からの理解を得にくいのは当然と言えば当然の話。しかし……最後のあの教師はマジで腹たったな……寝られる人間は寝られない人間の気持ちなんか分からんのやろなぁ。「昼間に身体を動かせば自然と寝られる」「寝られなくてもしばらく布団に入ってたら眠くなる」。不眠で悩む人間はな、そんなん何億回も言われてるし、すでに全部試してんねん。その上で寝られへんから最悪やねん。考えてもみろ、「疲れてたら自然に眠れるから」っていってヘロヘロに疲れた状態で、それなのに全く眠りに落ちず、「疲れた状態を明日に持ち越してしまうかも」という最悪のメンタルで布団に入ってるあの時間、本当に心細いし、辛いんだ。負のメンタルはますます眠れない要因になってくるし、どこまで行っても止まらぬスパイラルを解消する方法なんてありはしない。あの悲壮感は、経験した人間にしか理解できないんだろう。眠れる図太い奴らが羨ましいなぁ!

 と言うわけで丸太も「馬鹿野郎!」とキレたわけですが、せめてその啖呵をチャラ男が評価してくれるといいですね。臨海学校が少しでも楽しくて意味があるものにならんと、どうにも報われないからね……。伊咲の方は友達も多いからイベントごとになんの不安もなかろうが、隣の丸太がずっと曇った状態じゃぁ気が気でない。もちろん伊咲自身も「眠れない」というビハインドが宿泊系のイベントに及ぼす影響は怖いわけで……「枕が変わると眠れない」人間にとって、別な場所で、しかも集団で寝ろっても地獄なんだよなぁ……。

 こうしてこの作品を改めて観ていて、「考えてみりゃ、睡眠をテーマにしたアニメってなかなか存在しないよな」という当たり前の事実に気づいた。まぁ、割と最近魔王城を舞台にしたヤツはありましたが、マジでそれが草分けなんじゃないかってレベルだよな。人間の三大欲求の中で最も軽んじられているが、その実最も生活に根付いているのが睡眠な気がする。でもまぁ、わざわざ描くようなもんでもないってのも当然理解できる。このアニメが、睡眠アニメの新たな地平を切り開いてくれたら面白い。いや、「睡眠アニメ」がなんなのかは知らんが。

 

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 そういやさ、このアニメのスポンサーに「ちゅーる」が付いてないのって不思議と言えば不思議だよな、第4話。いや、別にスポンサードする必要はないのだが……地上波でテレビつけてると嫌と言うほど流れてくるんだよ、ちゅーるのCM。あんだけ垂れ流してるのにこんなにぴったりの作品で名前聞かないのも妙な感じだ。いや、ポニキャン単独提供だからなんだけどさ。

 さておき、アバンからいきなり猫の抜け毛とブラッシングのお話。俺さぁ、実家で最後に飼ってた猫を無限に撫で続けていた思い出があるのよ。一人暮らし始めてからは盆と正月くらいしか会えなくなっちゃったんだけど、その頃には向こうももう本当に老猫になってて、自分の身体を舐めてケアすることすらままならなくなってたのね。実家の家族は普段から一緒なもんだから大して気も使わないから、久しぶりに実家に帰ったらゴワゴワの毛で体積が2倍くらいになってる愛猫を目の当たりにしてさ……もう、帰省してる間は延々撫で続けて、ブラシかけて、つやっつやにして帰るっていうのがまた幸せでした。「猫の役に立ててる」っていう実感、プライスレス。

 Aパートは猫ではなくて謎の生物マヌルーのお話。マヌルーの語源はマヌルネコとは一切関係ないのだろうけど、なんでそんなとこで共通点が出てくるのかは謎。そして、なんでこんなもんしかおらんのに宇宙人の間に「ペット」という概念があったのかも謎。まぁ、地球人がサボテンの世話するのと同じ感覚かな……後半になったらマヌルーにも割と表情が出るようになってたし、長いこと飼ってたらどんなもんでも愛着が湧くのかもしれん。実際、別にキモくはないし、馴染んでくればそれなりに可愛い気もする。猫の可愛さが分からない人だって世間にはたくさんいるのだし、可愛いと可愛くないの違いなんて紙一重よ。

 そしてBパートは猫語翻訳と、次なる犠牲者フィアナさんのお話。こうしてみると、やっぱり動物語翻訳なんて夢のまた夢だってことがわかるよねぇ。そもそも「言語」っていう概念自体が人間が勝手に生み出したエゴの塊だからねぇ。猫側からすれば「尻尾もない連中に気持ちを伝えるなんて無理ゲー」くらいなもんじゃなかろうか。まぁ、宇宙人パワーでなんとかなってたけども……結局あの翻訳機は正しい訳が出来てたんでしょうかね。猫がガンガン主張してきたら、マジで地球は征服されかねないのでやめてください。そうして開発途中で巻き込まれて犠牲になったフィアナさんは猫カフェであるある体験。猫カフェってのも罪な施設だよねぇ……動物愛護の観点から云々とかはどうでもいいんだけど、猫好きが行くにしても、決して100%の達成度で満足を得て帰ることができない魔の施設。結局、家猫がナンバーワンなんだけどさ……せめてもの代替行為がさ……。

 エンディングではこないだから爬虫類もガンガン出てくる。爬虫類の「カワイスギ」は若干議論の余地があるな……わし、アマガエルくらいなら「可愛いね」って思えるかもしれないが、それ以上はちょっと……あーでも蛇とか飼ってみたら愛着湧くのかなぁ。足がない分にはまだマシ。足が多いやつは俺絶対無理。

 

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 こないだからサブタイなんやねん、第17話。「1期目もこんなんやっけ?」と思って確認したら、最初は普通だったのに10話目あたりからちょっとずつ長くなってるな。「日本編独特のやつ?」って一瞬思ったけど、もう日本編でもなんでもねぇし、路線変更なのかしら?

 まぁ、なろうタイトルばりにサブタイで全部説明してくれちゃってるので、後から見返す時に楽でいいのは助かりますね。このアニメを後から見直す機会があるかどうかは知らんが。とりあえず、失った両親の記憶を持ちナフレスに帰還したイヴが「母親の墓石の前」といういかにもな場所で事情を知ってる親切な人から母親の生い立ちという過去のこと、そして今後のプロ人生という未来のことを同時に手に入れちゃうという非常に都合のいい展開だ。まぁ、格式高い家柄の執事さんは、きっと人格的にも素晴らしい人だったってことだろう。なお、イヴたちの暮らす「ナフレス」はヨーロッパにあることは間違いないようだが、具体的にどこら辺なのかはよくわかってない。こんだけゴルフに人生を左右されてるので、多分イギリスの北西とかにあるんじゃないかな。

 故郷に錦、といえば聞こえはいいが、実際には葵のママン(セイラさん)の手回しによって国外追放を喰らった形のイヴ。わざわざ学園に受け入れたいち学生の扱いとしてはマジであり得ない酷さだが、セイラさんのスネに傷があり、イヴがいたら娘が大変なことになりそうなので致し方ない。当のイヴがあっさりと追放を受け入れちゃったし、一番ゴネそうだった葵も存外素直にイヴがいなくなったことを受け入れてしまい、「いつかまた会える」と謎の前向き宣言。あんな形で事実上の喧嘩別れなのにそのメンタリティが持てる葵さんってばやっぱり強キャラやわ。ただまぁ、結局彼女の身体の不調はよく分からんままなのだが……血の影響なんでしょうかね。

 そうして帰国したイヴの面倒を全て見てくれる慈母のような存在が、かのヴィペールさんである。わぁいヴィペールさん、わたしヴィペールさん大好き。エロいはずなのにさっぱりエロくない。怖いはずなのに1ミリも怖くない。頭イカれてるはずなのに作中屈指の常識人にしてツッコミキャラ。ヴィペールさんが諸々の面倒を見てくれるならもう安心だ。いや、イヴは相変わらず好き放題に暴れ回ってるけども……あの流れで物おじせずに血のつながった祖父に特攻できるのはほんとに鋼メンタルだよなぁ。マフィアの恐ろしさは過去に散々味わったはずなのだが……この世界、マジでゴルフメーカーに全てを牛耳られてるの笑うな。

 まぁ、どんだけ無礼千万でも受け入れられてしまうのがイヴの不思議なところで。とんとん拍子に話は進み、いつの間にやらおじいちゃんとは奇妙な連携がとれるように。どうなんでしょうね、すでにジジイの方は「孫だろうなぁ」というのを認めてしまっているようだが、まだ血のつながりによる情愛などはなさそうだし、次回で「面倒みて」くれるっぽいのは、彼女を取り込んだ時に稼げるという打算も働いているのか、それともちょいと敵対関係にあるカトリーヌさんの吠え面かかせたかったのか……ここでジジイとがっつりつながった場合、イヴVS葵の対決がゴルフメーカー企業の代理戦争になってきちゃうんだよなぁ……キャディにイチナも呼び出し、改めて「女子高生だけでゴルフ業界の全部が事足りる」布陣へ。シャアもアムロも用済みやんな。

 

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 あそこまで騒いでたら、その間に息子さんは落ち着きを取り戻すもんじゃないですかね? 第5話。いや……若いっていいよね。

 急に下世話な話から入ってしまいましたが、あんまり記事立てするタイミングがなかったのでなんとなくあげときます。というのも、新番チェックの時にも書いたのだが、本作は期間限定無料配信の時にちょっとだけ読んでいたので、既読の部分に関してはなんとなくで処理してたのよね。今週放送分あたりからいよいよ知らない話に入ってきたので、色々と気になる要素も増えてきたというわけで。

 ちなみに、今作は今季放送アニメの中ではかなりハイクオリティな方である。これは完全に感覚だけの話なので色々と嘘まじりの話だが、ここ最近、アニメって格差がどんどん大きくなっている気がして、「良いアニメ」と言われるものは本当に予算がじゃぶじゃぶ注ぎ込まれた超クオリティを実現できるが、ショボいアニメは「ほんとに今は令和か?」と思うような、やっつけ仕事の極みで放送されるものが少なくない。その中間の「可もなく不可もなく」みたいな帯域が減ってる気がするんよね。ほんで、今作は間違いなくその区分での「ハイクオリティ」の方に入り、1枚1枚の絵の力がかなり高い、恵まれた作品になっている。

 そうして世界がガッツリ構築されているおかげで、本作の持つ独特の味わいというものがアニメになってより際立っているように感じる。今作最大の特徴はなんと言っても全く捉え所のない2点構造。大雑把に壁の「内」と「外」という認識なのだが、この内外がほんとにシームレスにサクサク繋げて放送されているのに、その接続は一切語られないおかげで色々と妄想も捗るし、不穏感が倍増している。また、今回の話をみていて改めて認識したのは、「過去の文明が滅びた気がするけど、今はまだ大人たちがその文明の記憶を持っている程度には直近の時間」というのも実に際どい設定で、ちょっとでも配分や描写を誤れば矛盾が生じて破綻してしまいそうなお話である。もちろん、現時点ではこれが本当に「成立して」いるのかどうかも知る術はないが、よくある「人類が滅びてウン千年後……」みたいな設定ではないので、いろんなところに新鮮な刺激が転がっている。

 また、そうして失われた「先史文明」というものを必要以上に神聖視していないというのも妙なリアリティがあり、文明が失われたはずの「外」の連中の方がよっぽど下世話で世俗的な生活を送っており、文字通りの純粋培養で育てられた「内」の子供たちの方が「音楽に合わせてただ踊る」「石を持ち上げることで力を誇示する」といったよっぽど前時代的な動きをしているのが面白い。この辺りの描写を挟んで、最終的にこの「壁の内外」がどのように融合していくのかが見せ場になるのだろう。

 ただ、そうして「途方も無いことをやっとる……」と感じれば感じるほどに、このアニメを追いかけることの心理的負担が大きくなっていく。だって、完結しないんだよね……原作終わってないしね……。極端な例えだが、例えば「火の鳥」の望郷編とか未来編とかの結末を知らない状態で「これから半分だけアニメにして放送します」と言われて観たいかどうか。「流石に完結してから観た方がいいな……」ってならない? わたしゃそういう気分で今作を観ているんですわ。

 ……完結してから観た方がいいんだけどな……。

 

 

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 まーた双葉はんが面倒な子守り任されてはる……第4話。生田輝とかいう、「関西の高貴な御身分のお嬢の面倒見なきゃいけない声優」なんなの。

 まぁ、単に関西弁ネイティブ声優ってある程度限られるからだろうけども……というわけでAパートは関西エルフの来訪である。前回ちょっと顔見せしてくれていたが、ヒロミミ様ことヨルデさん、これがもう、本当にいい釘キャラでね……声優・釘宮理恵、すでにレジェンドの名をほしいままにする生きた奇跡には違いないが、最近はベテランもベテランになり、安定した配役が増えて後進を見守る役が増えてきた。そうした状況下でのヨルデのとことんまで可愛い関西弁キャラ、久しぶりなもんで刺さる刺さる。今作最大の売りは「良すぎるあみっけキャラ」であるエルダなわけだが、良すぎるあみっけと良すぎるくぎゅうの化学反応は、いつの時代だって綺羅星のごとき輝きを持つのである。またヨルデのキャラがぎゃんぎゃんに飛ばすけたたましい役なもんだから、どこか引いたところから声を出すエルダさんの発声の良さがいっそう引き立つという実に良い配置。このトーン、この音量できちっと「いい声」になって、なおかつすごく聞きやすいっていうのは声優・小清水亜美の熟練の技ですよ。元々通る声質だってのもあるけどね。

 中の人の話ばかりになってしまうのはいつものことなんだけど、大丈夫、今作はそうしてのんびりした空気でキャラを愛でているだけで問題なく成立するので。くちゃっとしたデフォルメになるとエルダも小糸も可愛いわけだが、当然元からくちゃっとしたヨルデはさらに可愛い。ちょい黒めの肌のダーク寄りなエルフであるヨルデが涙目になってくちゃくちゃしてる様子、本当に可愛い。また、巫女である向日葵との関係性がヒルダ×小糸の関係と似ているようでちょっと違っていて、それぞれのペアの個性が出ているのも良い雰囲気である。まぁ、こんだけ長生きで情報網もちゃんとしてるエルフ2人が未だに○×で真剣に争ってた部分だけは意味が分からんが……こいつら、基本的に大馬鹿なんかな? でもエルダは年相応に経験も積んで賢い部分はあるはずなんだよねぇ。ヨルデの方だって、精神性は子供っぽいが、その分エルダと違って外で活発に活動してるはずだから、その分様々な情報に触れる機会も多いはずなのだが……エルフ、基本的に刹那主義で楽しいことしか考えてない可能性があるな?

 2人の年齢が600歳ちょいということで生まれは1400年くらいということになるが、召喚されたのが江戸期前ということなので、この世界での経験は400年くらい。ヨルデが秀吉に召喚されたということは、厳密には江戸幕府の設立よりちょい前やね。つまり関ヶ原以前の「戦国」か、ある程度秀吉が全国を統治していたくらいの時期なんだろうか。同じタイミングで秀吉と家康が異世界召喚を試み、エルフを手に入れていたという事実、なかなかに不穏で裏がありそうなのだが……まぁ、まさか召喚した結果得られたのがこんなポンコツ2人だとは思わんよな……その当時の殺伐とした状況下で、2人のコミュ障エルフがどのように生き抜いてきたかが描かれる機会はあるんでしょうかね。

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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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