最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
記憶をめぐる旅路、第21話。仲間内でも重たい記憶を持つ方のチセが記憶探索の主導権を握ってるもんで、たまにクソ重たい記憶が「ごめん、混ざっちゃった」とかなって他人の記憶蹂躙しにくるのいい迷惑。 さぁフィロメラに接触だ。ただ、その前にちょっとだけゾーイ君の活躍も見てあげて。彼にしちゃぁ一世一代の大勝負の局面だったはずなのだが、なんかよく分からんけど「裏から出てきた何か」に全部持ってかれて、本人としては何やってるかもよく分からないという微妙な活躍。人狼(女)さんを縛っていた呪いを邪眼がぶっ壊したようで、人狼さんには大層感謝されていたが、当のゾーイがリアルに「また俺何かやっちゃいました?」状態なの、ゾーイらしい不憫さがあるな。ところでザッケローニどこいった。 そうして門前の対決は割とあっさり解決したので、あとはたっぷりとフィロメラとの再会を祝おうじゃないか。事前にアルキュオネさんの思いつきで「魂の譲渡」を行なっていたという謎のネタばらしがあったのだが、それがどういう魔術だったのかもよく分からないし、どんな結果につながったのかも微妙なところ。まぁ、ウルフマンら超人がよくやる「10万パワーずつ渡すんだ!」みたいなやつなんかな。本来だったらボロボロで修復の余地がなかったフィロメラのボディが、事前にちょっとだけ貸与してあった予備の魂のおかげでどうにか死に至らずに済んだ、的な。いや、アルキュオネさんの反応を見る限り、それだけを狙っていたわけでもないようだが……とにかく「あの物体」はまだなんとか「フィロメラ」ではあり続けたということ。 もう、チセもアイザックも(アルキュオネも)フィロメラの安否で頭がいっぱいなんだけど、そんな中でも一歩引いて見てるのはエリアス先生。まぁ、彼にとって最大の保護対象はあくまでチセであるから、よその学生さんにそこまで興味が持てないのも必然。おかげでアルキュオネからは「お前が今のフィロメラに接触したらどういうジャッジを下すか分からんから面会するな。行っていいのはフィロメラのことを心配してくれる学生さんだけ」と面会謝絶を言い渡された。「似たような存在」である2人のこと、最悪の場合にエリアスが何を優先し、フィロメラにひどいことをしでかす可能性も察していたのだろう。ここは引率のエリアス先生も空気を読んで一旦待機。 しかし、そうして面会が許された中にも過激派は混じっており、執務室の中であの日の真実のとっかかりを見つけてしまったルーシーは逆上。すでに人だかなんだかもよく分からないフィロメラにくってかかる。ルーシーのご家庭の深刻さも承知しているチセからしたらとんでもない板挟みだが、フィロメラ目線では「いきなりそんなこと蒸し返されても」で逆ギレするしかない。しょうがないのでチセさんがその場を一度ぶっ壊し、記憶世界へのメンタルダイブ。過去の断片を集積することで、今一度フィロメラという一個人を構築しようというのが狙いなのだろう。 合間には自分の記憶が混ざっちゃったり、周りにいた面々の記憶もついでにほじくり返したりしたが(アイザック、ちっちゃい頃から顔見られるの嫌いだったんだろうか)、最後に辿り着いた蜘蛛の巣まみれのルーシーの記憶にて、いよいよフィロメラとルーシーの人生が交錯する。正式に事実が明るみに出たことで、そりゃルーシーはキレる。目の前にいるのは親殺しの大罪人。普通に考えたら地獄の果てまで追い回したい憎き輩。しかし、フィロメラはフィロメラで、もう自分の意思で仕事を選べる状態じゃなかったこともみんなに伝わっている。ここでキレ散らかして事態を混迷させることもやむなしであったが、ルーシーはきちんと大人になっていた。フィロメラに対してキレているのは間違いないが、それは親殺しという罪を追求するのが目的ではなく、ただ単に、家の言いなりになっているフィロメラにキレているだけである。「悲しみの中で澱んでいても何も解決などしないのだから、せめて怒れ」という彼女の持論、普通だったら「泣くより笑えよ」みたいな言葉が薄っぺらい教訓として挙げられそうなところだが、ルーシーは違う。そんな状況で笑えないことは一番よく知っているのだ。どうしようもない人生に、簡単に踏ん切りなどつけられない。 だからこそ「怒れ」。怒りというのは感情の中でも最も大きなエネルギーの発露の1つ。何かのために心を動かさなければ人生は始まらない。だからこそルーシーは素直に怒る。くってかかって自分をぶつける。たとえ不器用でも、何もしないよりずっといいと信じているためだ。そう、今やフィロメラは怒るべき時なのである。自分をこんな目に合わせた家に、当主に、そして、不甲斐ない自分自身に。そうして自らの意志に従って感情が動くことこそが、これまでの惨めな人生に見切りをつけて歩き出すための第一歩。誰も力になってくれないかもしれないが、それでも何かを発信していかなきゃ、誰も協力する取っ掛かりすらつかめないままなのだ。フィロメラの周りには、今や仲間がいる。ヘンテコな連中が集まり始めている。ようやく、彼女の人生が動き出す時なのだろう。 ……最後の関門を、突破できれば。 PR こうしてみるとメイドとサクナのビジュアルって結構似てるな? 第8話。もしかしてコマリ様に惚れてくっついてくる女には何か特定の属性があるのだろうか? 案外あっさりと解決してしまったサクナ編。元々サクナ本人がコマリに対して抱いている感情が激烈ポジティブなものだったし、すでにコマリの烈核解放が奥の手でもなんでもなくなってしまったので、無双モードに自在に入れるならそりゃチートでワンパンよ。可哀想な稲田さん(オディロン)は本当に無惨な殺され方だったし何一つ救いがなかったが、どう考えても同情の余地がないのでここはチートでボコボコもやむなしと言えるだろう。それに対して世間全般がサクナに対しては甘すぎる気もするのだが……逆さ月への関与って、そんなに重い罪にはならないってことなんでしょうかね? コマリの武器である「幼さ」というか、「変なとこでの真っ直ぐさ」みたいなものがサクナに刺さったのは、以前の「後先考えずにヴィルのことだけを思ってミリセントに喧嘩売った」時と心根は同じ。普段はあんな態度なのに何故か大事な時にだけイケメン精神を発揮して損得抜きで愛する者を救えるのは「主人公気質」というべきか「キャラがブレとる」というべきか。正直こんだけ観ててもいまだにテラコマリという人物の根っこが見えてこないのでその部分は違和感も残っているのだが、普段のぐだぐだ精神が要所での高潔さの反動だと思えばこの二面性もなんとか許容できるか。まぁ、メイドにもサクナにもベタ惚れされるような人物ではあるのだから、やはり根っこは「高潔さ」の方に置いていると考えるべきなんでしょうけどね。 相変わらずの座りの悪さがあるのはもう1点、この世界の魔核による死亡キャンセルの扱い。今回のように命懸けの切った張ったがあったところで、「まぁ、どうせ翌日には生き返るんですけどね」があるとどうにも興が削がれる。というか、オディロンのような極悪人ですらコマリが誅滅しても次の日にはケロッと生き返ってくる世界だと司法とかがどうなってるのかもよく分からんよな(ミリセントは形の上では幽閉されているようだが)。よりによって死闘を繰り広げている傍らでサクナが「みなさん以前は殺してごめんなさい」なんて言ってるせいで余計にこの世界の「死の軽さ」みたいなものを意識せざるを得ず、せっかく格好いいバトルを繰り広げてコマリが見せ場を作っているのにいまいち締まらない。サクナが仕組んでいた策もかなりエグいのに、それが純然たる恐怖にも結びつかない。この感覚はもう、今作を観る上ではぬぐいきれないものなのだろうが……なんか釈然としないよな。神器の存在があるのに、今回のバトルには何一つ絡んでないからなぁ(まぁ、ポンポン出てきたら結局ふつーの作品になってしまうわけだが)。 まぁ、食い合わせの悪さには相変わらず首を傾げつつ、最終的にはコマリハーレムの増築という結果に至ったのでよしとしましょう。どこぞのアニメを見習って、そのうちヴィルとサクナのディープキスシーンとかがあればいいじゃない。 比嘉ちゃん!? 第6話。いや、ごめん、いきなり中の人の話で。比嘉久美子の名前をすげぇ久しぶりに見た気がするから……。ちなみに知らない人のために補足しておくと、比嘉久美子は私が声優に積極的に興味を持ち始めた2000年代序盤〜中盤でそれなりに活躍していた声優。結婚やら何やらを機に仕事を減らしており、正直引退したと思っていたのだが……まさかこんなところで久しぶりに名前を見るとは思わなんだ。 今回は新規の顧客が(ほぼ)いなかったので中の人ネタがなさそうなところだが、せっかくなので中の人ネタでもう1つ面白かったところに触れておくと、律佳役の甲斐田裕子、女子高生時代まではそのまま担当してて「ちょっと声が高い甲斐田ちゃん」が楽しめたんだけど、小学生になると「流石に甲斐田ちゃんは無理か……」ってんでキャスト変わってるのおもろかった。普通、女性キャストだと幼少期まで全部担当することが多いんだけどね。あ、そんだけです。 そんな中の人ネタにやたら引っ張られてしまったけど、ふつーに引きがめちゃめちゃ気になるお話。丹羽のあまりに切なすぎる「成り立ち」のエピソードが語られ、彼の抱える「犬絶対主義」のバックボーンが理解できて、その上で頑なだった丹羽が専門学校時代に多少なりとも人との繋がりを得られたところまで行ったのだが……そこから、師匠となった藤原との別離がどのように行われるのか。最後の一幕を見るに、「犬絶対主義を貫いてくれると思っていた師匠も、いざとなったら犬を裏切るのか……」ってのが原因なんだろうけど、丹羽のピンチでその行動を取るのはそこまで無茶なことでもないしなぁ……それでも許せなかったのだとしたら、これって一方的に丹羽の方に問題がありそうな話なんだけど、後の時代の律佳の反応を見るに、どうにも藤原の方にも悪かった部分があるかったようにも見える……うーむ、トレーナー間でも「犬をどう扱うべきか」っていう哲学には差があるのだろうし、次回はその辺が語られることになるのかしらね。 だから毎回妹ちゃんの闇で落とすのやめロッテ! 第8話! しかも前回に比べてさらに闇度合いが上がってんじゃねぇか! 流石にその路線は誰も得しないぞ! などという刺激も含め、今週は割とマジで面白い回になってたんじゃないでしょうか。まずはAパート、望が自分の想いを意識してしまったせいでどうしても固くなっちゃうところに見事にばくれつくんが絡んでくるややこしい展開。この「チャット三角関係」ってのは今までにない新しいドロドロの描き方で実に興味深い。まぁ、いうても望と悠宇はまだお互いを尊重しあってる状態だからドロドロってとこまではいかないんだけど(一部妹を除く)。ばくれつくんの分のアドがあるので情報戦では悠宇がリードしているはずなのだが、ばくれつくんがばくれつくんでしかないのでそこから積極的なアプローチもかけられず、得られた情報が主にフラストレーションのもとにしかなってないのが実にもどかしくて良い。望も望で幼馴染というアドを活かそうとして頑張ってはいるのだが、そこを強調すればするほど瞬にその気がないことが分かるばかりで……あと、せっかく幼馴染アドで洗剤の匂いを植え付けても妹ちゃんにキャンセルされるし。まぁ、とりあえずあっちでやきもち、こっちでやきもちな女の子コンビを見ているのは楽しいし可愛い。悠宇の間抜けヅラが見られると実にほっこりしますな。 そんな展開からのBパートは、うってかわってゲームの方にウェイトを置いた展開。なんだかまるでe-sportsをテーマにしたアニメみたいじゃぁないか。多分今作始まって以来の快挙ですよ。いや、「プロチーム結成してしばらく大会でも活動してたのに、今更素人みたいなこと言ってる時点でおかしいだろ」と突っ込まれるかもしれないが、まさにその「今まで素人みたいなことしかしてなかった」ことをギャルに突っ込まれたわけで、作品世界でも何も間違ったことは言っていない。今回のギャルの指摘が実際のe-sportsにおいてどれくらい正当性のあるものかは私にはさっぱり分からないが、少なくとも素人目で見て「まぁ、確かにそういうところが大事なんだろうなぁ」と丸め込まれたし、とにかく今作で初めて「e-sportアニメを見ているのかもしれない」という気分になったのだ。それだけで描写としては正解だろう。 実際、店長があんなだからこれまで指導者がいなかったってのは多分事実で、おそらく先代FOXONEも何もノウハウは残していかなかった。そんなところから急造チームを作っても、何をどう練習したらいいかも分からないってのは当たり前の話なんじゃなかろうか。ダネコや悠宇が勧誘された時に「超絶個人技を持つ連中」だと言われていたのに、あっさり負け展開に入っていた理由もこれで納得が行く。確かに2人(多分瞬も合わせたら3人)は個人技だけを見ればプレイヤーとして優れたスキルを持っていたのだろうが、メタが周り、相手に対策されず、こちらが対策できないとなれば、そりゃ戦績は落ちる。そんな当たり前だけど克服するのは大変な「プロの洗礼」を、ようやく乗り越えることができたという話。 そして、そんなスキルアップを果たしたのが謎のギャルというのもどこか愉快。今まで客席でずっとガヤを務めてきた謎のギャル。結局彼女がなんでそこまで指導力を持っていたのかは明かされずじまいだったが、もしかしてひたすら推しにスパチャしながら実況見てたから学んでしまったんだろうか。世間の配信者ファンの中には、そうして熱心に推してるうちにゲームに詳しくなる人も結構いるみたいだしね。まぁ、だとしても指導者としての素質はかなり高いと思うけども。憎まれ口を叩きながら見下してゲームにアドバイスしてくれるギャル、概念存在としてあまりにカルマが高い。 ようやく作品テーマにマッチした描写が増え、一応ゲームアニメとしての体裁を保ちつつ、望と悠宇のラブコメ展開でもお話を回すという両輪が揃った綺麗なシナリオ。これだけだったら清々しい気持ちで視聴を終えられたのに……妹ちゃん、絶対に話数が進むごとに精神が壊れてきてるよね? 最初の方はおかんが怖い人で妹ちゃんは理解者だと思われていたのだが……え、望の家の洗剤でもダメなの? 望姉ェすら否定し始める妹ちゃんのヤンデレっぷり、お兄ちゃんは早く気づいて更生しないと手遅れになるぞ……。 少年漫画的展開! 第20話。「ここは俺に任せて先に行け!」を真っ先にやるのがゾーイだったのはびっくり。ザッケローニがついててサムズアップしてるのもなんか笑っちゃった。 さぁさぁ盛り上がってまいりました。Aパートはこれから始まる決戦の準備段階としてフィロメラ一家の過去が描かれる。フィロメラの苦闘というよりは、どっちかっていうとアルキュオネさんの戦いという方が正しいだろうか。妙な一家に生まれてしまったが反骨心と道徳心を持ち合わせた男・アダムによって生み出された悲しき人造精霊。実験体の少女と駆け落ちしたアダムは事前にアルキュオネを製造しており、フィロメラが生まれた際には子育てを最重要タスクに認定。アルキュオネはそんな主人の命をひたすらに一位専心で守り続けてきた。そこには人造精霊なりの「変わらなさ」もあったかもしれないが、アダムも見てくれていた通り、きちんとフィロメラの存在を大切なものだと理解し、それをなんとか守りたいという意志から少しずつ変わっていった不器用な精霊の生き様があった。残念ながら一介の従者ではフィロメラのことを守りきれず、両親を失った状態で、再び本家に戻してしまう結果になったわけだが……こんな状態だからこそ、アルキュオネの最後の戦いがこれから幕を開けるのだということが伝わってくる。……それにしても実に芯の通ったご両親でしたな……こんなクソみたいな一族に生まれていなければ、親子ともども幸せな良い家庭を築けただろうに……。 しかし過去を悔やんでも仕方がない。結果としてフィロメラは最悪の状態になってしまっている。しかし、かつてのアダムたちとの決定的な違いは、そんな彼女を救おうとするおせっかいすぎるたくさんの仲間がいること。そんな愉快な学院チームを率いるのが我らがチセさんなわけだが……なんか変な人(神)に絡まれてしまった。最終的に「モリガン」という名を受けた不可解な神。彼女がなんでチセの前にひょいと出てきたのかは正直よくわかってないのだが、エリアスの口ぶりからすると、どうやらチセはその膨大な魔力を持つ特異存在として、神様に何かしなきゃいけない予定があった模様。それを履行せずにいたもんだから神様自ら取り立てに来たんだけど、ほんとにタイミングが悪すぎたもんでチセさん周りは命懸けのゴタゴタが。でもまぁ、神様もある程度柔軟な顧客対応がこなせるらしく、「大変そうだから捧げ物はもうちょい待ってあげるし、この機会に顕現させてくれるなら、サービスでちょっと敵性勢力削ってやってもええで」とのこと。結果、どこぞの英霊の如く降り立ったモリガンの領域展開により、哀れ追っ手たちはボロ雑巾になるのであった。……この神のクラスは間違いなくセイバーだなぁ(声だけで判断)。 そうして第1ステージを突破した一行をまとめ上げたのは意外なことにアイザック。彼の冷静なまとめによって、妙な6人組の目的が明確化し、それぞれに意思をもって活動することができるようになった。そんな中で面白い動きを見せたのがゾーイで、どうやら彼の最大のモチベは「ルーシーの前でいいカッコ見せたい」だったらしい。健気な男の子が多い学院だなぁ。急襲した人狼を相手に、ゴルゴンとしての異能解放。下手したら制御できなくなる可能性があるので引率にはザッケローニがついてくれた。まぁ、あまりに綺麗なジャンプ漫画展開に、「やっぱ世の中の子どもたちはみんなこの台詞がいいたいのかなぁ」とか思ったり。 こうなってくると残り4人でどうマッチメイクしていくのかは気になるよね。まぁ、敵勢力がどれくらい残ってるのかわかんないけど。アイザックが残っててこの場にリアンがいないのが気になるよねぇ。彼が駆け付けずにフィロメラを対処してしまっていいんだろうか……。 シンプルに変態が増える展開スキー、第8話。突発的な謎のSphereコラボ回である。 最近のアニメはほんとに二極化が進んでる気がしてて、じゃぶじゃぶ予算を注ぎ込んで作画クオリティを極限まで上げた作品と、もう予算の話題なんて2度とするんじゃねぇ、っていう雰囲気を醸し出してる作品が並び、その中間の「可もなく不可もなく」みたいな作品が減っている(いや、単に絶対数が増えるので全てのクラスタの総数が増加してるのかもしれないが)。そして今作は間違いなく下層民の方に位置付けられるアニメで、「作画クオリティなんて言葉は犬にでも食わせておけ」って態度なのだが、それでも別に構わないアニメってのは作れるもんで。テンポと勢いだけで勝負して勝ててる素敵アニメなのである。まぁ、この手のギャグは私個人がやけに刺さっちゃうっていうだけなのかもしれないけど……。 今回はそんな中でも比較的飛距離が出たよいギャグだった。特に2本目のフェニックス絡みのお話がほんとに好き。当然その理由の第一は「そもそもフェニックスが超好き」ってのがあるけど、そこに刺激的な新キャラの大量投入という分かりやすい刺激も追加される。ルーナのお料理の影響で姿形がインコ(?)に変わってしまったフェニックスを謎のマタンゴ病院につれていくのだが、そこに勤務している看護師・医師の姉妹が豊崎・寿というスフィアタッグである。この2人の共演、もちろん超々代表作の「けいおん」があるわけだが、それ以降だとスフィア絡みの番組以外では割とレアな気がするのよね。しかも今回は美奈子の方がぶっ壊れ変態医師という尖った配役になっており、このトチ狂いっぷりが実に良い。被験体となるフェニックス自体もどこかイカれた部分があるため、変態に変態をマッチングさせた実に頭の悪そうなカオスギャグに仕上がっている。細かくツッコミを入れてくれるアリッサのテンポもいいし、ママやフェニックスに危機が訪れた際に牙を剥いて威嚇してるビオラも細かく描写されていて可愛い。そうなんだよ、なんでかしらんけど、画はへちょいのに満遍なく可愛い感じも出せてるんだよ。ありがたいことです。 今日のまとめ:イカれた寿美奈子は、用法用量を守ってご使用いただければ健康に良い。 依頼人が豊口→小清水と来てるので、来週は多分折笠富美子か大久保瑠美になるはず、第5話。わかんない人、明日まで考えといてください。 エルダ様でハマってしまったせいで「弱々しい小清水ボイスもよいなぁ」と堪能する時間。いや、真面目に観てますよ。身につまされるところあり、学びありで良い教育アニメ。毎度同じような感想になってしまうけど、「犬を飼うこと」ってのは別に遠い概念でもないし、当たり前のように処理できそうな事象なんだけど、ドッグトレーナーという仕事目線から理屈をつけて、真面目に学びの対象として見たことがないので、いちいち「言われてみればそうだよな」という当たり前のことでも深い納得がある。 今回はサブタイトルで「えっ、もうペットとの死別の話とかあるの?」と心配になってしまったが、全くそんなことはなくてざっくり言えば「ペット離れ」を学ぼうというお話。依頼人の女性は過剰なくらいの過保護ではあったが、ペットを飼っている人間からしたら案外普通なのかもしれない。確かに俺だって自宅に猫飼い始めたら外に出られなくなる危険性は充分にある。そうした状況を観察し、事細かに「ここがダメ、こうしたら犬はこうなる」と説明してくれるので、別に犬の性質について深く知らない立場からしても「そうなれば、そうなるな」とすんなり理解できる。そして、そんな「普通のこと」がいかに共有知識として世間に求められておらずに不足し、誤っている(かもしれない)ペットとの関係性がそこらじゅうに転がってる可能性を示唆するのである。これまでみたいな極端な事例だとペットを飼い始めてる人にはあまり関係ない話だったかもしれないが、今回の「お留守番ノススメ」くらいの内容なら、付き合いの長いペットに対してももしかしたら練習次第で身につけられるテクニックかもしれませんね。 それにしても、佐村はキャラクターがどんどん極まってるが……あんな女たらしみたいなキャラでいいのだろうか……。
そのライターの使い方はマジで危ないからやめとけ、第7話。ただでさえ一歩間違えて失火でも出しちゃったら取り返しがつかない身の上なんだから、妹ちゃんはもうちょっと自分の身を大事にした方がいい。そんであのラストの引きでこのサブタイトルは色々と罪深い感もある。 今回は今作にしては割と作画はいい方?か? まぁ、そんなに驚くようなもんでもないけども……女の子連中が荒ぶってるエピソードなので、ヒロイン勢が可愛くなるに越したことはない。そして今回もいくつかの情報更新があったので大事な部分だけ確認していこう。 まず、ずっと気になっていた時野谷家の事情だが、なんかほんとにオカンがゲームを毛嫌いしてたのって「あんたらもういい加減そのピコピコやめなさい!」っていう母親にありがちなゲーム嫌い傾向なだけな気がしてきた。この度瞬はいよいよプロゲーマーへの道に色気を見せ始め、妹ちゃんから押し出される形ではあったが、その可能性もあることを家族の前でカミングアウト。そして「年収5000万」というドリームを口にする息子に対して、その意気とは真反対の「今すぐやめなさい」のお言葉。以前は「何か特別にゲームに対して憎しみをもっているのでは……」と思っていたが、どうやら単純に「そんなヤクザな生業はやめなさい」という「子供の心配をする親」の目線でしかないようだ。子供サイドからしたら「なんでや! 得意なゲームを仕事にして稼げたらいいことづくめやないか、邪魔すんなや」と思うだろうが、親世代からしたらやっぱり「ゲームで食っていく」はどうにも現実感がないし、多少その可能性を認めたとしても今回ママンが言っていたように「ギャンブル」の域を出ない。この辺はまぁ、ジェネレーションギャップがあるのは間違いないだろう。私とて現在のe-sports業界の規模の大きさ、ドリームの大きさは認識してはいるつもりだが、だからって子供が「ゲーマーになりたい!」って言ったらやっぱり止めると思う。「専門学校にいかせて」とか言い出したら殴ってでも止めるだろう。まぁ、瞬はそこまでのことは言ってないし、なんならバイトの延長なのだから、「今まで金稼いできた手段を強化してもっと稼げることを本職に」ならそこまで可能性の薄い話でもないのだが……でもやっぱり親御さんは認められないよなぁ。 ただ、その問題に関しては、母親目線では「瞬はミオを傷つけた自分を責めて、ゲームを手放したのだ」という認識を持っている可能性もあり、そんな「嫌な思い出のある」ゲームを仕事にしようとしている瞬が苦しそうに見えるという側面もあったのかもしれない。この度、ゲーム仲間と楽しそうにしている息子を見てふっと表情を緩めたのは、「もう過去の呪縛は気にしなくてもいいのかしら」とお母さんがちょっと歩み寄った部分なのかもしれない。まぁ、その分妹ちゃんのメンタルがジリジリ削られていくのを止める要素がなくなっていくのだけど。別に燃やさんでも……。 そして、そんな瞬の「ゲーム仲間」の中にもややこしい問題を孕んでいるというのがもう1つの大きな情報更新。うーむ、やはり望姉も意識はしてるかぁ……そりゃそうだよなぁ……そうでなきゃドラマにならんしなぁ……これまでケロッとしてたのも、あまりに当たり前すぎたせいで自分と瞬の間に悠宇という特大障害物が挟まってきたことにすら気づけてなかったからなのだろう。ついに意識してしまったせいで、チームメイトの中でギクシャクが起こってしまう。……こういう人間関係ではチーム内恋愛が一番あかん奴やん。もうどうしようもないやん。この2人、それぞれに自制心が強いもんだから直接的なバトルまで発展しづらく、かえってドロドロと悪化しそうなのが怖いな……本気の幼馴染VS本気のプロ女優、さて、どちらに軍配が上がることになるのか……。 ご丁寧に、今回は望のターンだったので内面描写が多かったのは望の方なのだが、悠宇の動向もきちんと描写されており、ばくれつ君としての交流イベント、さらに彼女が女優としての自己鍛錬も怠っていないというキャラの強さを示すかのように筋トレシーンなんかも挟んで彼女の武器もしっかりアピールしてる。腹筋だけじゃなくてリストも鍛えてるあたり、多分ゲーマーとしての矜持もあるんだろうし。何にせよ手強いマッチメイクである。ほんで今日言われて初めて気付いたけど、望の方が悠宇より年上なんだな。このキャスティングでいのすけの方が年上のパターン、珍しくない?
みんなして何かしら強い、第19話。ほんとにガチガチに芯が出来てる人たちばっかりなので、それが正義なのか悪なのかもよく分からないけれど、とにかくみんなして揺るがせに出来ない何かを抱えてるんだろうな、ということが伝わってくるのである。……だからこそゾーイとかアイザックの「そこまででもない子ら」がほっこり要員になるのだけど。 いろんなものを抱えている子らの中でも、一番抱え込んでついに弾けて飛んでしまったのは当然フィロメラ。生まれに怯え、育ちを恐れ続けた不幸な従僕は、ついに念願叶って命じられた禁書の持ち出しに成功する。しかしその代償はあまりに大きく、不可侵の力に手をつけたためか、すでに身体の崩壊は始まっている。そして、やっとの思いで禁書を届けたにもかかわらず、ババアは相変わらずババアである。報われぬフィロメラ。かろうじて彼女に救いがあるとすれば、身代わりになって傷ついたアルキュオネがまだ生きていたということくらいだろうか。本当に親身になり、フィロメラのことだけを考え続けてくれているアルキュオネ。ここからフィロメラに救済があるとすれば、それはアルキュオネをおいて他にはなし得ない。 逃走したフィロメラへの対処をめぐり、学園でもそれぞれの信念がぶつかる。どうしてもチセという主人公目線だと学院側の対応は不誠実なものに見える部分もあるのだろうが、今回の学長の主張は正しいものであり、その言葉にも信念に裏打ちされた力があった。正直、前から小山茉美の発声はちょっと不安定な部分もあるなぁ、と思って聞いていたのだが(実際今回も「魔術」ってちょっと言えてない)、それでもやはり歴戦の猛者。ここぞと言う時の一言の説得力は大したものだ。今作は全ババアが格好いいババアバトルアニメと言えるのかもしれません。 もちろん、学院には学院なりの主張があるが、チセさんからしたら「知るかそんなもん」。そして何を差し置いてもチセの欲求を満たしてくれる頼れる男、エリアス。時に振り回す側と振り回される側が交代することもある凸凹なコンビなのだが、今回は素直にエリアスに年の功。爆発しちゃうチセをうまいことなだめすかし、彼女の望みも満たすべくうまい具合に大人と子供の仲裁役を果たしてくれた。まぁ、エリアスからしたら学院がどうなろうと知ったことじゃないって思いもあるのだろうが、なんだかんだでお友達も出来ちゃったことだし、両者の関係を無下にするつもりもないのだろう。いきなり奥の手みたいなとんでもない行動に出たチセには流石に面食らっていたが、まぁ、彼女が勢いに任せて突拍子もないことをやるのは今回が初めてじゃないのでね。じゃじゃ馬スレイベガの面倒を見るのも先生の役目です。 そして先生といえば、意外にいいポジションに滑り込んできたのがザッケローニ。登場時のあの胡散臭い雰囲気が変わってるわけではないのだが、一応「指導側」として、それなりに信頼のおけるムーブに見えるから不思議なもの。今回みたいにその場の全員が張り詰めちゃう鉄火場では、案外こういう飄々とした奴の方が結果を残せるのかもしれない。まぁ、エリアスとの相性は別によくないのだが……。 チセの暴走、フィロメラの危機、そしてそこに介入する更なる何か。もう何がどうなってるかはよく分からないですが、なんとかフィロメラの救出だけは間に合ってほしいものです。ところでヴェロニカさんはどうしてるんだろう。保健室に運んでもらったかしら? |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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