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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 クフフさんもいいキャラだなぁ、第9話。今期の日高里菜貯金がどんどん溜まっていくのですわ〜。今期特に聞く声はちゃんりな以上だと村瀬ボイスくらいかな。

 さぁ、だいたい想定通りの展開になってきたが、想定通り=最悪ってのがアマラリルクの手管である。「心をめぐる戦いが主戦場であるなら、ふつーにスピリッツの精神を攻めるために身内を使うこともあるだろ」と思われ、多分そのままの流れだった。もちろん現時点でスピリッツのマーマが何故幼少期の姿で北極に眠っていたのかってのはさっぱり分からないのだが、何かしらネガティブな心を感知して引っ張り上げるのがスティグマのやり口なので、ママさんがいつかどこかで現実に打ちひしがれている状態を冷凍保存でもしていたのかもしれない。……まぁ、この展開がアリになっちゃうと、マジでスティグマはなんでもありになってしまうのだが……。

 現状、まだそこまで非情になり切らない要素が残ってるんだか、かえって外道なのかよく分かんないのがトリックスター・クフフさん。彼女の立ち振る舞いは本当に道化のそれであり、デザイン全般がどこぞのオートスコアラーを想起させる。ただ、「人を笑わせたい」という思いはどうやら嘘ではないらしく、単にシャイを相手にふざけてはいるが、もしもシャイにもうちょい余裕があって、クフフさんの振る舞いに笑いで返していたらどうなったか気になるところ。ツィベタちゃんとは仲が良いようなのだが、それが彼女と笑いのセンスが合うから……なのかどうか。アマラリルクの組織形態も本当に謎なので、この2人が前線兵としてヒーローにぶつかってる状態が計画性を持ったモノなのか、本当に気まぐれなのかすら分からないんだよな。流石にヒーローチームにスピリッツがいて、そのマーマを担ぎ出してきたんだったら(少なくともスティグマ視点では)なんらかの企みがあると考えるのが自然だけども……。

 先週時点では、おそらくツィベタちゃんのスタンスを一番わかっていなかったのはツィベタちゃん本人だったのかもしれない。しかし、実の娘(?)との戦いや孤児院の景色を通じて、何やら色々と取り戻し、着実にプランを進めている。見事にスピリッツを怒らせ、そこからどう言う原理なのか、転心輪へと介入する機会を得た。ヒーローの力の要は間違いなく転心輪だろうから、そこに付け入る隙を許してしまったのはだいぶ致命傷。現時点ではスピリッツに異常は見られなかったが、来週あたり、倒れるのか、飲み込まれるのか、はたまた闇堕ちするのか。ヒーロー2人体制で乗り越えられる事態とは思えないのだが……援軍とかきてくれないのかしら。

 アマラリルクの思想についても、ツィベタちゃんの意識がだいぶはっきり見えてきたおかげでなんだか伝わってくるようになった。「成熟とは腐敗、ずっと変わらぬ楽園で幸せになればいい」というのは、私のような人間にはとても甘美に思えてしまうし、弊害なく実現できるなら、それこそ真の世界平和なのかもしれないとすら考えてしまうが……まぁ、ヒーローものでこういう思想は受け入れられないよねぇ……テルさんにはなんとかレスバで勝ってひねた子供の夢想を打ち砕いてほしいもんだが、こんなに不向きな役回りもないな。

 

 

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 比嘉ちゃん!? 第6話。いや、ごめん、いきなり中の人の話で。比嘉久美子の名前をすげぇ久しぶりに見た気がするから……。ちなみに知らない人のために補足しておくと、比嘉久美子は私が声優に積極的に興味を持ち始めた2000年代序盤〜中盤でそれなりに活躍していた声優。結婚やら何やらを機に仕事を減らしており、正直引退したと思っていたのだが……まさかこんなところで久しぶりに名前を見るとは思わなんだ。

 今回は新規の顧客が(ほぼ)いなかったので中の人ネタがなさそうなところだが、せっかくなので中の人ネタでもう1つ面白かったところに触れておくと、律佳役の甲斐田裕子、女子高生時代まではそのまま担当してて「ちょっと声が高い甲斐田ちゃん」が楽しめたんだけど、小学生になると「流石に甲斐田ちゃんは無理か……」ってんでキャスト変わってるのおもろかった。普通、女性キャストだと幼少期まで全部担当することが多いんだけどね。あ、そんだけです。

 そんな中の人ネタにやたら引っ張られてしまったけど、ふつーに引きがめちゃめちゃ気になるお話。丹羽のあまりに切なすぎる「成り立ち」のエピソードが語られ、彼の抱える「犬絶対主義」のバックボーンが理解できて、その上で頑なだった丹羽が専門学校時代に多少なりとも人との繋がりを得られたところまで行ったのだが……そこから、師匠となった藤原との別離がどのように行われるのか。最後の一幕を見るに、「犬絶対主義を貫いてくれると思っていた師匠も、いざとなったら犬を裏切るのか……」ってのが原因なんだろうけど、丹羽のピンチでその行動を取るのはそこまで無茶なことでもないしなぁ……それでも許せなかったのだとしたら、これって一方的に丹羽の方に問題がありそうな話なんだけど、後の時代の律佳の反応を見るに、どうにも藤原の方にも悪かった部分があるかったようにも見える……うーむ、トレーナー間でも「犬をどう扱うべきか」っていう哲学には差があるのだろうし、次回はその辺が語られることになるのかしらね。


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 ヤッター! アルテマティア様に出番あった! 第9話! ……いや、流石に今回のお話でそこを掘り下げるのは筋違いなのは分かってますが……ほら、週に1回くらい情けなく挫けるうえ虐ボイスが聞きたいっていうニーズに応えてくれたのだから喜んでもいいじゃないですか。

 てなわけで、今回は王都のお話はほぼゼロでチームクリムゾンVS銀気姫・スターリア様の対決である。そして、今作では初めて、全編ギャグテイストで突っ走った異色のエピソードでもあり、正直、最初から最後までほぼ笑いっぱなしでした。これまでもクリムゾンのエグすぎる様子とか、主にゴーレムさんとの掛け合い、他にもラグナ・スライムコンビとかちょこちょこギャグっぽいくすぐりはあったものの、ここまで徹底してふざけた空気を貫いたのは今作の構造を考えれば異常事態。そして、これがちゃんと面白いのだからやはり良い作品世界が構築できているということ。まぁ、冷静に振り返れば序盤のクリムゾンの仕掛けは命懸け(?)の騙し合いのシーンなのだからギャグでもなんでもないのだが……クリムゾンがどこまでもゲスな立ち振る舞いをしており、それを姫さんがひっくり返す痛快さ、いつものクリ虐に加えて姫様のトンチキなキャラがいい具合に絡まり、「ほんとこの世界の強者にまともなやついねぇな」という絶望感が伝わってくる。強さレベルでそこそこのレオですらおかしな奴だったもんなぁ……。

 銀気姫のキャラクター、想像以上にキワモノだしほんとの意味でイカれてんだけど、その上できちんと「強い」「気高い」「可愛い」が維持されている絶妙なライン。個人的に日高里菜ボイスの刺さり具合を評価しすぎてるきらいはあるが、直近の別アニメでちゃんりなボイスのどこぞの鳥が酷い目にあってたし、今週は色々と見たことないキャラが炸裂しててとても良い。ラグナ復活時の姫のきたねぇ声、これまで散々日高ボイスを聞いてきたけど初めて聞いたやつやぞ。ノーブル具合が1ミリも感じられないギャップがたまりませんね。

 現状、あくまでも姫様の強さは「人間の枠をはみ出た最強クラス」と認定していいのだと思うが、残念ながら相手にしているのが竜くずれのバケモンと人間くずれの超バケモンの2人。流石の姫様もこれまでに培ってきた人生観を色々とひっくり返されてしまったようだ。有能な教育係のおかげで最終的な軌道修正はできたみたいだが、あのままぶっ壊れ状態の姫で突っ走ってラグナ相手に支離滅裂なことを言い続けるのも見てみたかった気もするな。いや、次にラグナに会った時にどう反応するかは知らんけど。部下の連中も個性は揃いで、可哀想な爺さんやメガネなメガネなど、苦労人も多そうなので是非とも姫様には立ち直っていただきたい。

 そのほか、スライムの復帰(私も先週時点でいないことを忘れてました)やネビュリムさんのイケメンな様子など、次につながる情報も追加されつつ、やっぱり最後はアルテマティア様の精神崩壊で締め。……時操魔法を失ってしまったのだろうか。ここから恐怖を乗り越えて精神修行から能力を取り戻し、ラグナを凌駕するとかいう主人公ムーブ見せてくれないかな。現状、やっぱりクリムゾンがアレすぎるのでどうしてもアルテマティア様側を応援したくなってしまう。いや、竜側のやった凶行を忘れちゃダメなんだけどさ。

 

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 だから毎回妹ちゃんの闇で落とすのやめロッテ! 第8話! しかも前回に比べてさらに闇度合いが上がってんじゃねぇか! 流石にその路線は誰も得しないぞ!

 などという刺激も含め、今週は割とマジで面白い回になってたんじゃないでしょうか。まずはAパート、望が自分の想いを意識してしまったせいでどうしても固くなっちゃうところに見事にばくれつくんが絡んでくるややこしい展開。この「チャット三角関係」ってのは今までにない新しいドロドロの描き方で実に興味深い。まぁ、いうても望と悠宇はまだお互いを尊重しあってる状態だからドロドロってとこまではいかないんだけど(一部妹を除く)。ばくれつくんの分のアドがあるので情報戦では悠宇がリードしているはずなのだが、ばくれつくんがばくれつくんでしかないのでそこから積極的なアプローチもかけられず、得られた情報が主にフラストレーションのもとにしかなってないのが実にもどかしくて良い。望も望で幼馴染というアドを活かそうとして頑張ってはいるのだが、そこを強調すればするほど瞬にその気がないことが分かるばかりで……あと、せっかく幼馴染アドで洗剤の匂いを植え付けても妹ちゃんにキャンセルされるし。まぁ、とりあえずあっちでやきもち、こっちでやきもちな女の子コンビを見ているのは楽しいし可愛い。悠宇の間抜けヅラが見られると実にほっこりしますな。

 そんな展開からのBパートは、うってかわってゲームの方にウェイトを置いた展開。なんだかまるでe-sportsをテーマにしたアニメみたいじゃぁないか。多分今作始まって以来の快挙ですよ。いや、「プロチーム結成してしばらく大会でも活動してたのに、今更素人みたいなこと言ってる時点でおかしいだろ」と突っ込まれるかもしれないが、まさにその「今まで素人みたいなことしかしてなかった」ことをギャルに突っ込まれたわけで、作品世界でも何も間違ったことは言っていない。今回のギャルの指摘が実際のe-sportsにおいてどれくらい正当性のあるものかは私にはさっぱり分からないが、少なくとも素人目で見て「まぁ、確かにそういうところが大事なんだろうなぁ」と丸め込まれたし、とにかく今作で初めて「e-sportアニメを見ているのかもしれない」という気分になったのだ。それだけで描写としては正解だろう。

 実際、店長があんなだからこれまで指導者がいなかったってのは多分事実で、おそらく先代FOXONEも何もノウハウは残していかなかった。そんなところから急造チームを作っても、何をどう練習したらいいかも分からないってのは当たり前の話なんじゃなかろうか。ダネコや悠宇が勧誘された時に「超絶個人技を持つ連中」だと言われていたのに、あっさり負け展開に入っていた理由もこれで納得が行く。確かに2人(多分瞬も合わせたら3人)は個人技だけを見ればプレイヤーとして優れたスキルを持っていたのだろうが、メタが周り、相手に対策されず、こちらが対策できないとなれば、そりゃ戦績は落ちる。そんな当たり前だけど克服するのは大変な「プロの洗礼」を、ようやく乗り越えることができたという話。

 そして、そんなスキルアップを果たしたのが謎のギャルというのもどこか愉快。今まで客席でずっとガヤを務めてきた謎のギャル。結局彼女がなんでそこまで指導力を持っていたのかは明かされずじまいだったが、もしかしてひたすら推しにスパチャしながら実況見てたから学んでしまったんだろうか。世間の配信者ファンの中には、そうして熱心に推してるうちにゲームに詳しくなる人も結構いるみたいだしね。まぁ、だとしても指導者としての素質はかなり高いと思うけども。憎まれ口を叩きながら見下してゲームにアドバイスしてくれるギャル、概念存在としてあまりにカルマが高い。

 ようやく作品テーマにマッチした描写が増え、一応ゲームアニメとしての体裁を保ちつつ、望と悠宇のラブコメ展開でもお話を回すという両輪が揃った綺麗なシナリオ。これだけだったら清々しい気持ちで視聴を終えられたのに……妹ちゃん、絶対に話数が進むごとに精神が壊れてきてるよね? 最初の方はおかんが怖い人で妹ちゃんは理解者だと思われていたのだが……え、望の家の洗剤でもダメなの? 望姉ェすら否定し始める妹ちゃんのヤンデレっぷり、お兄ちゃんは早く気づいて更生しないと手遅れになるぞ……。

 
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 少年漫画的展開! 第20話。「ここは俺に任せて先に行け!」を真っ先にやるのがゾーイだったのはびっくり。ザッケローニがついててサムズアップしてるのもなんか笑っちゃった。

 さぁさぁ盛り上がってまいりました。Aパートはこれから始まる決戦の準備段階としてフィロメラ一家の過去が描かれる。フィロメラの苦闘というよりは、どっちかっていうとアルキュオネさんの戦いという方が正しいだろうか。妙な一家に生まれてしまったが反骨心と道徳心を持ち合わせた男・アダムによって生み出された悲しき人造精霊。実験体の少女と駆け落ちしたアダムは事前にアルキュオネを製造しており、フィロメラが生まれた際には子育てを最重要タスクに認定。アルキュオネはそんな主人の命をひたすらに一位専心で守り続けてきた。そこには人造精霊なりの「変わらなさ」もあったかもしれないが、アダムも見てくれていた通り、きちんとフィロメラの存在を大切なものだと理解し、それをなんとか守りたいという意志から少しずつ変わっていった不器用な精霊の生き様があった。残念ながら一介の従者ではフィロメラのことを守りきれず、両親を失った状態で、再び本家に戻してしまう結果になったわけだが……こんな状態だからこそ、アルキュオネの最後の戦いがこれから幕を開けるのだということが伝わってくる。……それにしても実にの通ったご両親でしたな……こんなクソみたいな一族に生まれていなければ、親子ともども幸せな良い家庭を築けただろうに……。

 しかし過去を悔やんでも仕方がない。結果としてフィロメラは最悪の状態になってしまっている。しかし、かつてのアダムたちとの決定的な違いは、そんな彼女を救おうとするおせっかいすぎるたくさんの仲間がいること。そんな愉快な学院チームを率いるのが我らがチセさんなわけだが……なんか変な人()に絡まれてしまった。最終的に「モリガン」という名を受けた不可解な神。彼女がなんでチセの前にひょいと出てきたのかは正直よくわかってないのだが、エリアスの口ぶりからすると、どうやらチセはその膨大な魔力を持つ特異存在として、神様に何かしなきゃいけない予定があった模様。それを履行せずにいたもんだから神様自ら取り立てに来たんだけど、ほんとにタイミングが悪すぎたもんでチセさん周りは命懸けのゴタゴタが。でもまぁ、神様もある程度柔軟な顧客対応がこなせるらしく、「大変そうだから捧げ物はもうちょい待ってあげるし、この機会に顕現させてくれるなら、サービスでちょっと敵性勢力削ってやってもええで」とのこと。結果、どこぞの英霊の如く降り立ったモリガンの領域展開により、哀れ追っ手たちはボロ雑巾になるのであった。……この神のクラスは間違いなくセイバーだなぁ(声だけで判断)。

 そうして第1ステージを突破した一行をまとめ上げたのは意外なことにアイザック。彼の冷静なまとめによって、妙な6人組の目的が明確化し、それぞれに意思をもって活動することができるようになった。そんな中で面白い動きを見せたのがゾーイで、どうやら彼の最大のモチベは「ルーシーの前でいいカッコ見せたい」だったらしい。健気な男の子が多い学院だなぁ。急襲した人狼を相手に、ゴルゴンとしての異能解放。下手したら制御できなくなる可能性があるので引率にはザッケローニがついてくれた。まぁ、あまりに綺麗なジャンプ漫画展開に、「やっぱ世の中の子どもたちはみんなこの台詞がいいたいのかなぁ」とか思ったり。

 こうなってくると残り4人でどうマッチメイクしていくのかは気になるよね。まぁ、敵勢力がどれくらい残ってるのかわかんないけど。アイザックが残っててこの場にリアンがいないのが気になるよねぇ。彼が駆け付けずにフィロメラを対処してしまっていいんだろうか……。

 

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 シンプルに変態が増える展開スキー、第8話。突発的な謎のSphereコラボ回である。

 最近のアニメはほんとに二極化が進んでる気がしてて、じゃぶじゃぶ予算を注ぎ込んで作画クオリティを極限まで上げた作品と、もう予算の話題なんて2度とするんじゃねぇ、っていう雰囲気を醸し出してる作品が並び、その中間の「可もなく不可もなく」みたいな作品が減っている(いや、単に絶対数が増えるので全てのクラスタの総数が増加してるのかもしれないが)。そして今作は間違いなく下層民の方に位置付けられるアニメで、「作画クオリティなんて言葉は犬にでも食わせておけ」って態度なのだが、それでも別に構わないアニメってのは作れるもんで。テンポと勢いだけで勝負して勝ててる素敵アニメなのである。まぁ、この手のギャグは私個人がやけに刺さっちゃうっていうだけなのかもしれないけど……。

 今回はそんな中でも比較的飛距離が出たよいギャグだった。特に2本目のフェニックス絡みのお話がほんとに好き。当然その理由の第一は「そもそもフェニックスが超好き」ってのがあるけど、そこに刺激的な新キャラの大量投入という分かりやすい刺激も追加される。ルーナのお料理の影響で姿形がインコ(?)に変わってしまったフェニックスを謎のマタンゴ病院につれていくのだが、そこに勤務している看護師・医師の姉妹が豊崎・寿というスフィアタッグである。この2人の共演、もちろん超々代表作の「けいおん」があるわけだが、それ以降だとスフィア絡みの番組以外では割とレアな気がするのよね。しかも今回は美奈子の方がぶっ壊れ変態医師という尖った配役になっており、このトチ狂いっぷりが実に良い。被験体となるフェニックス自体もどこかイカれた部分があるため、変態に変態をマッチングさせた実に頭の悪そうなカオスギャグに仕上がっている。細かくツッコミを入れてくれるアリッサのテンポもいいし、ママやフェニックスに危機が訪れた際に牙を剥いて威嚇してるビオラも細かく描写されていて可愛い。そうなんだよ、なんでかしらんけど、画はへちょいのに満遍なく可愛い感じも出せてるんだよ。ありがたいことです。

 今日のまとめ:イカれた寿美奈子は、用法用量を守ってご使用いただければ健康に良い。

 
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 ロシア人女性の成長残酷すぎる説だ……第8話。せっかくなので「ロシア人女性」とかでその真相をググってみたが、「寒い地域なので高脂質な食事を摂り、外出も不足するので老化の影響を受けやすいのでは」みたいな分析を見てなんか納得してしまった。

 というわけで今週からロシア編(?)に突入。ロシアの調査のためには律儀に飛行機に乗って移動しなきゃいけないのがまず謎なのだが、普段使ってるポータル(あれってえびおさんの手によるものなのね)はあくまでコロニー基地との接続しかできないんだろうか? 確認すると以前はVS小石川さんの時に「保健室から外へ」っていう移動でゲートを開いているので決して固定式のポータルではないと思うのだが、まぁ、あんまりホイホイ海外への移動に使ってると違法性が問われるかもしれないからね……正義のヒーローは正規の手順で渡航しようってことなのかもしれない。

 あと、今回判明したもう1つの地味情報として「転心輪は翻訳機能を持っている」という事実も明かされた。そうなんだよな、これまで日本人とロシア人とアメリカ人とスイス人がなんの苦もなく対話しているのをみて「まぁ、アニメ的なお約束かな」とか思ったものだが(スイス人が日本のおばあちゃんと話してたしな)、それも全てヒーローの能力であるということが判明した。これで心置きなくスピリッツさんが管を巻くセリフも楽しめるってもんですね。転心輪がどんどん便利能力を増やしていくと、ちょっとだけ抱えてる「ヒーローの能力ってのもなんかバックファイアがある危険な力なのかもな……」っていう不安が大きくなっちゃうんですが、まぁ、多分これは関係ないわ。

 そうしてインターナショナルなつながりを作り、テルも海外での交流活動。スピリッツさんの生い立ちが明かされ、「能登麻美子ボイスでちょっと不思議な母娘関係」とかいう事実が匂わされるとどこぞの仮面おばちゃんの顔が脳裏にチラつくが、大丈夫、こちらの母親(?)は麻美子ボイスではなくて沢城ボイスである。……そっちの方が心配だ。まぁ、今のところツィベタちゃんの正体は謎のままではあるが、どーせスティグマがやらかしてるんだからろくでもない因縁しかなさそう。これ、スピリッツさんが乗り越えなきゃいけない壁がだいぶ高い気がしますが……大丈夫なんでしょうかね。今回はご丁寧にAパートでたっぷりと「平和で心の拠り所となる孤児院」の様子が描かれ、後半はそんな孤児院も、母の思い出も、全てが反転して「心の弱さ」につながりかねないというエグい設定に。救いというか、まだ不確定要素として残ってる可能性として「スティグマがついてきてないので、侵攻がツィベタ&変な新キャラ・クフフちゃんの気まぐれで決まる」っていうのがありますけどね。あんまり大望を抱いて全身全霊で攻めてくるタイプの敵キャラじゃなさそうなので、なんとか気分が乗らない状態にしてやれればこの場は引き下がってくれるかもしれません。まぁ、動機が見えないってのはむしろ怖い要素になるのだが……。

 改めて「クフフちゃん」という変な名前を見て気づいたけど「ツィベタちゃん」も単に冷たいからこの名前なのか(下の名前がコオリスカヤってなんやねん)。多分ぜんぶスティグマがふざけてつけてるんだろうけど、それだけにシンプルな性質も分かりやすい。クフフは純粋な意味での享楽主義者っぽいし、どちらにせよ話が通じない相手だろう、という絶望感がある。CV日高里菜だし。こんだけクセの強いキャラだらけの中、陰キャヒロインのテルさんはどこまで頑張れるだろう……。

 

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 依頼人が豊口→小清水と来てるので、来週は多分折笠富美子か大久保瑠美になるはず、第5話。わかんない人、明日まで考えといてください。

 エルダ様でハマってしまったせいで「弱々しい小清水ボイスもよいなぁ」と堪能する時間。いや、真面目に観てますよ。身につまされるところあり、学びありで良い教育アニメ。毎度同じような感想になってしまうけど、「犬を飼うこと」ってのは別に遠い概念でもないし、当たり前のように処理できそうな事象なんだけど、ドッグトレーナーという仕事目線から理屈をつけて、真面目に学びの対象として見たことがないので、いちいち「言われてみればそうだよな」という当たり前のことでも深い納得がある。

 今回はサブタイトルで「えっ、もうペットとの死別の話とかあるの?」と心配になってしまったが、全くそんなことはなくてざっくり言えば「ペット離れ」を学ぼうというお話。依頼人の女性は過剰なくらいの過保護ではあったが、ペットを飼っている人間からしたら案外普通なのかもしれない。確かに俺だって自宅に猫飼い始めたら外に出られなくなる危険性は充分にある。そうした状況を観察し、事細かに「ここがダメ、こうしたら犬はこうなる」と説明してくれるので、別に犬の性質について深く知らない立場からしても「そうなれば、そうなるな」とすんなり理解できる。そして、そんな「普通のこと」がいかに共有知識として世間に求められておらずに不足し、誤っている(かもしれない)ペットとの関係性がそこらじゅうに転がってる可能性を示唆するのである。これまでみたいな極端な事例だとペットを飼い始めてる人にはあまり関係ない話だったかもしれないが、今回の「お留守番ノススメ」くらいの内容なら、付き合いの長いペットに対してももしかしたら練習次第で身につけられるテクニックかもしれませんね。

 それにしても、佐村はキャラクターがどんどん極まってるが……あんな女たらしみたいなキャラでいいのだろうか……。

 

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 ヤダー! アルテマティアタイム終わっちゃったー! 第8話。まぁ、最後にまた1つ極上のうえ虐を提供してくれたので満足するかぁ。続けてクリムゾン虐待、略してむら虐を楽しみたいところ。

 VSアルテマティアから次のフェイズに移行したわけだが、そのくだりもまたいちいち予想を超えてくるのが今作の凄まじいところ。アルテマティア様が最後に必死に自我を取り戻そうと奮戦しているところに、クリムゾンが外道すぎる方法でとどめを刺しに行く。これができるからこそのクリムゾン、その堂々たる策士っぷりと畜生っぷりは大したものだが、おかげでどう見てもアルテマティア・ネビュリムコンビの方が主人公&ヒロインに見えてしまうという。ネビュリム君、性根は真っ直ぐだし、事前に「秘めた力を持つ大器晩成型じゃ」みたいなフラグまで立ててもらっており、マジでジャンプ漫画の主人公みたいな設定。愛する人を傷つけられた怒りからの覚醒というイベントをクリアし、下馬評ではあの第二位階のチートモンスターすら超えられる器だとか、実際、アクシデント込みとはいえクリムゾンの念入りな想定を易々と上回っているし、今後対峙する敵キャラとしては最も面倒な存在になるだろう。まぁ、この作品がハッピーエンドを迎えるためにはこの少年もぶっ殺さなきゃいけないはずなのだが……そんな展開になるもんでしょうか? 容赦無く一番ムゴい殺し方してほしいですけどね。

 クリムゾンの想定が各所で狂ったのは、何もラグナやネビュリムだけのせいではない。ここにきてゴーレムが変なキャラを発揮。やはり配下のモンスターも一筋縄ではいかない厄介者揃いだ。一応ゴーレムのおかげで生きながらえた市民の命もあることを考えれば善行のはずなんだけど……流石にいいやつには見えねぇけどな。頭が悪そうで悪くないゴーレム、頭が良さそうで良くないキメラ。いいコンビである。そしてそれらを率いるクリムゾン様は悠々と転移ゲートを通って逃げるはずだったが、敵味方双方、全部思い通りにはさせてもらえない。なんか、今期アニメは外宇宙に拠点置いてるチームが多いですね。「はめつのおうこく」の月面基地はすでに崩壊してるが、「SHY」でもコロニーが基地として使われ、クリムゾンも月面基地を用意していたという。……多分もう行く方法ないんだろうなぁ。

 すったもんだの末に辛くも大ピンチから逃げ出すことには成功したクリムゾンだったが、転移先ではさらなるモンスターとの遭遇。今後は「VS厄介な女」の対戦相手が変わるっぽい。何がすげぇって、今回いろんな新キャラが出てきたんだけどプリキュアとプリキュアとプリキュアが出てきたんですよ。具体的にはイロモン王女(キュアラメール)、その従者(キュアフローラ)、そしてクリムゾンの回想に出てきた謎の女性(キュアレモネード)の3名。これにクリムゾン本人(キュアウィング)とスライム(キュアサマー)、それにレオ(キュアパルフェ)も加えると結構な大所帯(キメラ(キュアエコー)を加えるかどうかは要検討)。

 まぁ、そんな楽しみ方はおいおいやっていくとして(?)、面倒くさそうな新キャラの登場により、ますますクリムゾンさんの空回り劇場が楽しめそうである。いじめがいのあるキャラが1人引っ込んだので、新たなおもちゃをぜひ見つけていただきたい。それにしてもクセの強い新キャラやなー。

 

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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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