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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そのライターの使い方はマジで危ないからやめとけ、第7話。ただでさえ一歩間違えて失火でも出しちゃったら取り返しがつかない身の上なんだから、妹ちゃんはもうちょっと自分の身を大事にした方がいい。そんであのラストの引きでこのサブタイトルは色々と罪深い感もある。

 今回は今作にしては割と作画はいい方?か? まぁ、そんなに驚くようなもんでもないけども……女の子連中が荒ぶってるエピソードなので、ヒロイン勢が可愛くなるに越したことはない。そして今回もいくつかの情報更新があったので大事な部分だけ確認していこう。

 まず、ずっと気になっていた時野谷家の事情だが、なんかほんとにオカンがゲームを毛嫌いしてたのって「あんたらもういい加減そのピコピコやめなさい!」っていう母親にありがちなゲーム嫌い傾向なだけな気がしてきた。この度瞬はいよいよプロゲーマーへの道に色気を見せ始め、妹ちゃんから押し出される形ではあったが、その可能性もあることを家族の前でカミングアウト。そして「年収5000万」というドリームを口にする息子に対して、その意気とは真反対の「今すぐやめなさい」のお言葉。以前は「何か特別にゲームに対して憎しみをもっているのでは……」と思っていたが、どうやら単純に「そんなヤクザな生業はやめなさい」という「子供の心配をする親」の目線でしかないようだ。子供サイドからしたら「なんでや! 得意なゲームを仕事にして稼げたらいいことづくめやないか、邪魔すんなや」と思うだろうが、親世代からしたらやっぱり「ゲームで食っていく」はどうにも現実感がないし、多少その可能性を認めたとしても今回ママンが言っていたように「ギャンブル」の域を出ない。この辺はまぁ、ジェネレーションギャップがあるのは間違いないだろう。私とて現在のe-sports業界の規模の大きさ、ドリームの大きさは認識してはいるつもりだが、だからって子供が「ゲーマーになりたい!」って言ったらやっぱり止めると思う。「専門学校にいかせて」とか言い出したら殴ってでも止めるだろう。まぁ、瞬はそこまでのことは言ってないし、なんならバイトの延長なのだから、「今まで金稼いできた手段を強化してもっと稼げることを本職に」ならそこまで可能性の薄い話でもないのだが……でもやっぱり親御さんは認められないよなぁ。

 ただ、その問題に関しては、母親目線では「瞬はミオを傷つけた自分を責めて、ゲームを手放したのだ」という認識を持っている可能性もあり、そんな「嫌な思い出のある」ゲームを仕事にしようとしている瞬が苦しそうに見えるという側面もあったのかもしれない。この度、ゲーム仲間と楽しそうにしている息子を見てふっと表情を緩めたのは、「もう過去の呪縛は気にしなくてもいいのかしら」とお母さんがちょっと歩み寄った部分なのかもしれない。まぁ、その分妹ちゃんのメンタルがジリジリ削られていくのを止める要素がなくなっていくのだけど。別に燃やさんでも……。

 そして、そんな瞬の「ゲーム仲間」の中にもややこしい問題を孕んでいるというのがもう1つの大きな情報更新。うーむ、やはり望姉も意識はしてるかぁ……そりゃそうだよなぁ……そうでなきゃドラマにならんしなぁ……これまでケロッとしてたのも、あまりに当たり前すぎたせいで自分と瞬の間に悠宇という特大障害物が挟まってきたことにすら気づけてなかったからなのだろう。ついに意識してしまったせいで、チームメイトの中でギクシャクが起こってしまう。……こういう人間関係ではチーム内恋愛が一番あかん奴やん。もうどうしようもないやん。この2人、それぞれに自制心が強いもんだから直接的なバトルまで発展しづらく、かえってドロドロと悪化しそうなのが怖いな……本気の幼馴染VS本気のプロ女優、さて、どちらに軍配が上がることになるのか……。

 ご丁寧に、今回は望のターンだったので内面描写が多かったのは望の方なのだが、悠宇の動向もきちんと描写されており、ばくれつ君としての交流イベント、さらに彼女が女優としての自己鍛錬も怠っていないというキャラの強さを示すかのように筋トレシーンなんかも挟んで彼女の武器もしっかりアピールしてる。腹筋だけじゃなくてリストも鍛えてるあたり、多分ゲーマーとしての矜持もあるんだろうし。何にせよ手強いマッチメイクである。ほんで今日言われて初めて気付いたけど、望の方が悠宇より年上なんだな。このキャスティングでいのすけの方が年上のパターン、珍しくない?

 

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 みんなして何かしら強い、第19話。ほんとにガチガチに芯が出来てる人たちばっかりなので、それが正義なのか悪なのかもよく分からないけれど、とにかくみんなして揺るがせに出来ない何かを抱えてるんだろうな、ということが伝わってくるのである。……だからこそゾーイとかアイザックの「そこまででもない子ら」がほっこり要員になるのだけど。

 いろんなものを抱えている子らの中でも、一番抱え込んでついに弾けて飛んでしまったのは当然フィロメラ。生まれに怯え、育ちを恐れ続けた不幸な従僕は、ついに念願叶って命じられた禁書の持ち出しに成功する。しかしその代償はあまりに大きく、不可侵の力に手をつけたためか、すでに身体の崩壊は始まっている。そして、やっとの思いで禁書を届けたにもかかわらず、ババアは相変わらずババアである。報われぬフィロメラ。かろうじて彼女に救いがあるとすれば、身代わりになって傷ついたアルキュオネがまだ生きていたということくらいだろうか。本当に親身になり、フィロメラのことだけを考え続けてくれているアルキュオネ。ここからフィロメラに救済があるとすれば、それはアルキュオネをおいて他にはなし得ない。

 逃走したフィロメラへの対処をめぐり、学園でもそれぞれの信念がぶつかる。どうしてもチセという主人公目線だと学院側の対応は不誠実なものに見える部分もあるのだろうが、今回の学長の主張は正しいものであり、その言葉にも信念に裏打ちされた力があった。正直、前から小山茉美の発声はちょっと不安定な部分もあるなぁ、と思って聞いていたのだが(実際今回も「魔術」ってちょっと言えてない)、それでもやはり歴戦の猛者。ここぞと言う時の一言の説得力は大したものだ。今作は全ババアが格好いいババアバトルアニメと言えるのかもしれません。

 もちろん、学院には学院なりの主張があるが、チセさんからしたら「知るかそんなもん」。そして何を差し置いてもチセの欲求を満たしてくれる頼れる男、エリアス。時に振り回す側と振り回される側が交代することもある凸凹なコンビなのだが、今回は素直にエリアスに年の功。爆発しちゃうチセをうまいことなだめすかし、彼女の望みも満たすべくうまい具合に大人と子供の仲裁役を果たしてくれた。まぁ、エリアスからしたら学院がどうなろうと知ったことじゃないって思いもあるのだろうが、なんだかんだでお友達も出来ちゃったことだし、両者の関係を無下にするつもりもないのだろう。いきなり奥の手みたいなとんでもない行動に出たチセには流石に面食らっていたが、まぁ、彼女が勢いに任せて突拍子もないことをやるのは今回が初めてじゃないのでね。じゃじゃ馬スレイベガの面倒を見るのも先生の役目です。

 そして先生といえば、意外にいいポジションに滑り込んできたのがザッケローニ。登場時のあの胡散臭い雰囲気が変わってるわけではないのだが、一応「指導側」として、それなりに信頼のおけるムーブに見えるから不思議なもの。今回みたいにその場の全員が張り詰めちゃう鉄火場では、案外こういう飄々とした奴の方が結果を残せるのかもしれない。まぁ、エリアスとの相性は別によくないのだが……。

 チセの暴走、フィロメラの危機、そしてそこに介入する更なる何か。もう何がどうなってるかはよく分からないですが、なんとかフィロメラの救出だけは間に合ってほしいものです。ところでヴェロニカさんはどうしてるんだろう。保健室に運んでもらったかしら?

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 この話のアフレコ現場にキュアウィング(の中の人)がいたという事実に笑ってる、第7話。「よくできた偶然やな」とか思ってクレジット見たら、あの極まった男の子のCVはソラ・ハレワタールさんだったという……完全に狙ってやってるやないかい!

 などというエピソードはどっちかというと幕間劇みたいなもんで、シャイがさらにモチベを上げるためのちょっとしたご褒美展開。本編の中で重要なのはAパートの方である。謎多きスティグマの活動について、なんとまぁ、手がかりを与えてくれたのは小石川さんだった。命懸けで守った彼女の命が、そのまま敵に迫る手がかりとして残ったというのはシャイとしても誇らしい展開であり、ただでさえオドオドビクビクな少女の存在が、作中では着実に重要になっていく。本人の成長がなかなか追いつかないのは悩みの種だが、それこそヒーローガールが出来上がるまでの分かりやすい成長譚と言えるんじゃなかろうか。もちろん、そうして手がかりを掴んできた小石川さんとの友情が揺るぎないものになったのがシャイの心根に依拠するものだということも含めてね。ヒーローもので超次元バトルがガンガン飛び交うのもそれはそれで楽しいが、こうして「なんの力も持たない一般人にも自分たちの戦いがあり、それが世界を救う鍵になるのだ」という流れが勇気の讃歌である。

 今回明かされたスティグマの設定は色々と邪推できる部分も多いのが個人的には勝手に楽しくなってしまったところ。この世界のヒーローの仕組みがふわふわしていて謎が多いので何も断定はできないのだが、それだけにスティグマとヒーローの関係は下衆の勘繰りが色々広がる。こちとら最初の方では「そもそもユニロードが善人かどうかも分からんからな?」という目で見始めていたのだが、流石にまぁ、あのキャラ設定(そしてCV)でどんでん返しする悪役ってこともないだろう。基本的にユニロード側は「正義」だと思ってしまっていいはずだ。ただ、今回明かされたスティグマの性質が、「正義の裏は悪ではなく、別な正義」みたいな立ち位置をとっており、もしかしたら最終的にスカッと爽やかな勧善懲悪にはならないかもしれないという予断を残すものになっている。

 個人的に気になったのは、スティグマの指輪が「心を伝え、装備者の奥底に眠っている感情を表出させるアイテム」であるという部分。考えすぎなのかもしれないが、テルがヒーローになる際にも、そうして「心の表出」から変身しているのである。片や「心の奥底から暗い感情を呼び覚ます指輪」、そしてもう片方は「心の中にある一番煌めく部分を力として顕現させる腕輪」。そう、指輪と転心輪って、裏返しの関係にあるんですよ。まぁ、転心輪は「ユニロードと心を繋ぐアイテム」とは言われてないので鏡写しってわけじゃないし、単なるこじつけの可能性もあるが……そうして「人の心からエネルギーを取り出そう」という働きかけは双方とも同じわけで、もしかしたらこの2つの根っこがつながっている可能性もあるのだ。

 ……まぁ、原作がある作品なんだから、その辺についてはすでに答えが出ている部分なのかもしれないが……。このままワクワクしつつアニメを追いかけますので、ネタバレ禁止でお願いしますね。最終的にえびおさんがキュウべえポジになったらどうしよう!(あの白い悪魔にトラウマ植え付けられすぎじゃないですかね)

 

 

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 最後のとこで丹羽が「シン」って呼ばれてるのを聞いて、「確かに中の人的にもシンだし、なんなら今回は相手役がミリアリアだな」とか訳のわからんことを考える第4話。ちなみに劇場版を観に行く予定は特にない。

 やはりお話自体は色々と考えさせるものになっている。今回気づいたが、大まかな物語のデザインは医療マンガに近いね。毎回何か悩みを抱えたお客(患者)が登場し、素人目線だと大して問題ないような状況でもトレーナー(お医者さん)が「これはマズいかもしれんぞ……」ってんで事態の深刻さを示してから治療に入る。まぁ、犬を飼ってるご家庭の悩みが病院で扱う疾患ほど種類があるとは思えないが、しばらくは「犬を飼ってると、こういう悩みもあるんですよ」というあるあるというか、レポートマンガみたいなノリでお話は作れそうだ。

 ちなみに、今回のご家庭のお話、普通に犬を飼う上での大きな戒めになっているわけだが、新番チェックの時にちょっと匂わせた「私の過去のトラウマ」がだいぶ近いものだったので1人ビターな思い出に耽ってちょっと辛かった。そうなんだよ、犬を飼う時にさ、多分「お散歩はみんなでやるから」くらいは口約束で成立すると思うんだけど、それを犬の生涯、ずっと続けていかなきゃいけないっていうのは結構な労力なのよ。もちろん飼い犬は可愛いし、大切にしたいという思いはあるけど、それと「雨の日も風の日も雪の日も、風邪ひいてたって一定時間外を散歩しなきゃいけない」というハードルを超えられるかは大きな隔たりがある。そこまでの責任が持てなきゃペットなんて飼っちゃいけない。この辺りの認識は、多分数十年前のモラルではあまり明確じゃなかった部分なのかもしれない。今はペットを飼うにしろ譲られるにしろ、「きちんと育てられる環境ですか?」っていうのは念入りに確認するみたいだけどね。

 まぁ、そうして「日々のお世話は大変だよね」という話に加えて、一応「それっぽい学び情報」としては「家族でのトレーニングはきちんと意思を統一してからやりましょう」という教えがあった。なるほどね、犬はなまじ賢いばかりに、きちんと統制が取れたルールでないと混乱するということか……言われてみれば確かに。そういう認識があんまりなかったもので、これは純粋に目から鱗だった。多分猫飼いだとそこまで意識しない部分よね。…………こうして毎週ドッグトレーニングのアニメを見てると、「大変だなぁ」と思う反面、ちょっとずつ犬を飼いたくなってくるのが困りものである。

 ちなみに今週は依頼主の犬・リコシュの声も当然のように麦穂あんなが担当している。「1人2役は大変だなぁ」と思ってたらウルソン役の松田健一郎は兼ね役で胡散臭い新キャラのおっさんもやってた。今後は麦穂ボイスの人間もどこかで姿を現すのかもしれない。

 

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 ヤッター! 史上最強で死の淵から甦ったけど相手にさらに上をいかれて絶望に顔を歪めるタイプの上田麗奈だ!!!!! 第7話! うえ虐! うえ虐! うえ虐! ……流石に今週でアルテマティア戦は一段落でしょうなぁ。本当に素敵な時間をありがとう……。

 というわけで常にクライマックスを引っ張り続けるという頭のイカれた構成をひたすら垂れ流す凄まじい作品。最強に最強をぶつける展開ってそんなに選択肢無いし引っ張るもんじゃないやろ、ってのは同時期に放送してる「終末のワルキューレ」なんかを見てても思うことではあるのだが、本作は良くも悪くも最強描写が極まりすぎているため、いちいち変な説得力があるし、最強バトルに見合うだけの作画でひたすらエグい描写を続けてくれるので毎回飽きずに手に汗握る。

 だってさ、普通に考えて「カーズ並みの再生能力とザ・ワールドとパイツァダスト持ちのラスボス」って絶対勝てるわけないじゃん。そこをただひたすら「身体能力が高いうえにひたすら竜退治特化のピーキー能力なんで」っていうフィジカル一点張りで突破する剛腕主人公。頭の悪い主人公相手に、いくらなんでも脳細胞が減少してたラスボス・アルテマティア様も防戦一方。何が最高かって、1回切り札を炸裂させて絶望を相手にダイレクトパスしておきながら、そこが底じゃなくて二番底が用意されていたという心配り。そこまで徹底してアルテマティア様の顔を歪め、絶望に慄かせたかったのか。いいぞ、それが正解だ。可愛い子には絶望させよ。慈悲深いクソ君主には涙目フォーユー。それでこそ被虐と嗜虐のアンサンブルである。今週の死ぬことをひたすら嫌がるアルテマティア様ボイスだけで1週間はごはんが食べられる。

 とまぁ、今回のメインは間違いなくうえ虐、否、アル虐だったのでそこは大満足だったわけですが、それ以外にも未来ラグナの過去話(なんじゃそりゃ)の続きが明かされ、あんだけとんでもない目に遭ったラグナが過去転移に至るまでかろうじて生きながらえた理由も判明。さらにその「未来の財産」を背負った現在のラグナがアルテマティア目線では一番恐れる伏兵になっていたという理由も分かり、対竜戦闘でのラグナの重要性が再確認できた。ここまで分かった上で駒として使い倒していたというのだから、流石のクリムゾンである。クリムゾンも相手サイドが見える表舞台に出てきてしまったが……顔を見せてないからセーフなのかな? あとは一応性別も曖昧にしてるし……(そこってあんまり重要じゃない気もするが)。ゴーレム・キメラ・スライムの3も満遍なく活躍してくれたし、今回の騒乱はギリギリラグナ側の惜敗ということで終わったが、竜側に残した爪痕は大きいようだ。

 しいて残念な点を挙げるとするなら、未来話での竜たちの掛け合いがなんか楽しかったので、「もう風獄竜さんとのトークは楽しめないんだよね……」ってことが無念なことくらい。仲良さそうだよな、あいつら。

 

 

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 あれ? 流れ変わったか? 第6話。てっきりメインヒロインは望ねぇの方だと思っていたのだが……これ、悠宇ルートが普通に見えてきたな。妹ちゃんを味方につけられるのはかなり強い……。

 いや、でもどうなるんだろう。ここまでずっと幼馴染ルートなのだと思い込んで観てきたせいでちょっと軌道修正に時間がかかりそうだ。そもそも「お節介な幼馴染おねぇさん」と「素顔を隠した生活破綻人気女優」の2択だと、オタクは高確率で前者を選ばないか? そうでもないか? 単に個人の嗜好か? 当然前者だと思い込んでた私は、例えて言うなら(事実を言うなら)東城派か西野派かと言われたらやや東城派だった勢です。最終的に負けヒロインを選ぶことが多いんですが、これはバイアスではなく、単に負けてるヒロインに惹かれやすいから後付けです。今作の場合はどちらも別に「負け」ではないので判断がつけにくいが……別な尺度で見て水瀬派か雨宮派かで考えたら……うん、ドロー。

 さておき、今回も「なんか普段とは違う微妙なキャラデザで作画安定」というよく分からない二次創作みたいな状態で進行。ほんとに作画についてはもう何も言えん作品。ただ、今回はゲームのシーンが少なく、キャラの表情などの勝負パートが多かったので、カロリーが高いという意味では頑張った話数なのかもしれない。やっぱゲームパートはない方が見やすい作品なのよな……笑ってしまったのは、悠宇の幼少期の思い出でも全く同じFPSのゲームをプレイしており、「そのゲーム、10年スパンでグラの向上もなくずっとプレイされ続けてるのかよ」ってところ。競技ゲームってもしかしてそういうもんか? 10年前のゲームだと言われたら……いや、それでもグラショボいやろ。今調べたらCODの1作が2013年に出ているが、当然今作の謎ポリゴンとは比べるべくもない。あのゲーム、なんでそんなに長きにわたって愛されてるんだろうな。よっぽど面白いんかな(少なくとも視聴者目線では何が面白いのかさっぱり分からないが)。

 というわけで、ゲームを見てるよりも悠宇の奮闘ぶりを見てる方がよっぽど楽しいのである。悠宇ちゃん、あんな奇行にばっか走るくせに瞬に対する感情は嘘みたいな純愛なのよね。まぁ、過去の思い出もあるし、ゲームの腕があるのは間違いない。妹ちゃんとの触れ合いを見れば人間性もできてるだろうと思えるので、惚れてしまうことに別に異論もないのだが、それにしたって人気女優にあんだけ変顔させるのはなかなかに罪深い男である。こんだけ頑張ってるなら、そりゃ望のことは置いといて、なんとか身を結んで欲しいとは思うね。妹ちゃんがそんな悠宇の表情に気づいたそぶりもあるし、多分お兄ちゃんの世話を焼きつつ、後押ししてくれることだろう。

 ただ、そうすると妹も瞬のe-sports活動を積極的に応援することになり、家族間では母親との溝が深まりそうな危険も。今回びっくりしたのは、そのうち全容が明かされるだろうとは思っていた瞬の過去が、よりにもよって対戦相手の変態側の素行調査によって明かされたことである。あのストーカー、腕は確かやな。順調に変人から好かれる体質になっていく主人公は不憫である。まぁ、実績を残しているプロからのお誘いなのだから、考えようによっては渡りに船なのだが……瞬は言われた通りに「全てを1度捨てて」割り切ることができますかねぇ。

 

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 「魔術上の呪術」ってめっちゃ言いづらい、第18話。試しに言ってみたら1発で噛んだんだけど、やっぱ声優さんは偉いね。まぁ、言ってる人らの如実な緊張感みたいなものは感じられたけど。何回かリテイク出したりしてねぇかな。

 などというどうでもいい話題から入ってみたが、そんなこと言ってる場合じゃないくらいに急転直下。さぁここからが鉄火場か。まず中心となるのは当然フィロメラさん。各所(自分の記憶も含む)から追い込まれてついにテンパってしまったフィロメラさんは、いよいよ人の姿までもを失った。ただ、よく分からんのはなんで彼女の手元に禁書が渡ったかってことなのよね。アルキュオネさんの中から掘り出しちゃったんだけど、どうにもフィロメラさんは彼女の内に禁書が存在していることを知ってたように見える。それが何でチセの渡したイバラのルーンを契機に吹っ切れちゃったのかも謎なのだが、いきなり禁書を取り出し、あとは禁書の衝動のままに魔力を吸い尽くす化け物へとシャイプチェンジ。目の前のヴェロニカさんを薙ぎ倒し、リアンを袖にして学院の本拠地へと進軍を開始。シリーズ中でも屈指の、カルタフィルス関連に負けず劣らずのグロテスクな姿を成したところを見ると、どうにも救いようのないところまで極まっている様子。何がどうなって、彼女はこのような姿になってしまったというのだろうか。事態が進展しているというのに、その裏側はさっぱり分からないままである。

 同時に複数箇所で混沌は発生している。まずはチセたちのお住まいを訪れた何か。久しぶりに登場した銀の君と眠そうなカルタフィルスのところに突然不穏な存在がやってきたので何がどうなったかもよく分からない状態でとにかく緊張感だけがある。てっきりエリアスたちの家の方は今回関係ないと思っていたのだが……そっちにもまだ問題が波及してんの? 別にヨセフが悪いってわけじゃないよね。

 さらに、チセからメンタルダイブの話を引き出したルーシーは、なんと彼女に「自分の記憶にもう一度潜れ」と指示。よっぽど信頼していない限りはそんなこと頼まないだろうし、これも信頼関係の1つの表れと見ることはできるのだが……その結果、やっぱりまだまだルーシーの過去についても問題が山積みであることが判明する。彼女の記憶の中にはっきりと人狼夫婦が登場しており、どうやら今回の問題は裏で全て繋がっていたであろうことが明らかになっている。あらゆる物事の「始まり」も、「あるべき姿」も分からないもんで、もう何を頼りに事態を見守ればいいのかも定かじゃない。こうなったらもう、あとはエリアスとチセを信じるしかないか。エリアスさんとルツの保護者ムーブのシーンは可愛かったですからね。こんだけ殺伐としてると、何か1つでも心の拠り所がないと辛いのよ……。

 追伸:機械的エンドレスノックヴェロニカ様、今週も怖かったです。

 


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 作画ェ……第5話。まぁ、前回のお話で頑張ってくれてたし……今期もぼちぼち折り返し点が近づき、基礎体力のないアニメはそこかしこでボロが出始める時期なので、このアニメも仕方ないといえば仕方ない。でもなぁ、やっぱ可愛い女の子とアクションが売りの作品だと思って観てたので、こうも露骨に作画レベルが下がっちゃうと、どうしたって視聴モチベは削がれてしまうなぁ……次回予告を見る限り来週は回復してるっぽいし、今回は作画を外注で丸投げしてるくさいので、1話分だけ不幸にもこうなってしまったとは思いたいのだが……。

 ちなみに今作と関係ないけど書くとこがないからここでメモっておくんだけど、作画崩壊レベルで久しぶりに驚愕したのが「お嬢と番犬くん」で、ヒロインが夏向けの衣装の着せ替えを楽しむシーン、友達が「このサングラスもかけてみてよ!」っていう台詞があるんだけど、その前のカットからずっとサングラスつけっぱなしで描かれてるので、台詞の前と後で1ミリも見た目が変わらないのに友達に爆笑されるっていうホラーみたいな映像があった。他のシーンでも目が3つになったり、割とミラクルな作画崩壊を起こしているので、ダイナミックアニメが好きな人はチェックしてみると面白いかもしれない。

 しかし、残念ながら今作もそんな作品をあまり笑えないクオリティ。特に今回は新キャラがばしばし登場し、雰囲気も1話目あたりの「ヘタレイキりギャグ」に戻ってきてテンション高めの掛け合いが多かったため、さっぱり表情が動かなかったり、せっかくキャストが乗せてくれた感情と絵がまったく合っていなかったりと、違和感が半端じゃない。これはキャストに責任は無いし、なんなら音響にも責任がないのよね。どうせ最近のアニメだからアフレコはコンテ撮とか線画撮とかだろうし。そうしてみると、もうこれって「アフレコ」じゃなくてプレスコレベルなんだよな。絵のクオリティがついてこないプレスコって害悪でしかないな。

 まぁ、愚痴はこれくらいにしておいて、一応期待の新キャラ登場、そして新たな事件勃発。魔核の話があるので相変わらず殺人が起こっても全く緊張感が無いのは良し悪しであるが、コマリさんがほんとに何もしてないのに株が上がり続けるというお約束芸に待ったをかけてくれる外野が出てきたのは一応貴重な展開かもしれない。何しろ「ヘタレイキりギャグ」とはいいつつも、視聴者(やヴィル)目線ではコマリさんが実はヘタレじゃなくて厨二病の象徴のようなぶっ壊れチートキャラだということを知ってしまっている。そんな奴がナチュラルに「またなんかやっちゃいました?」を展開しているのを、どんな気持ちで見守ればいいのかよく分からんのだ。ここはいっそ全力で叩く人に出てきてもらって、多少なりともコマリ本人と現実のすり合わせをしてくれた方がありがたい。まぁ、そういう展開にはならんと思うけども……。

 そして、コマリがとらえろと命じられたテロリストが「記憶を操る烈核解放」の所持者で、彼女の前に現れたキャラの名前が「メモワール」っていう……いや、もしかしたら偶然かもしれんけどね。流石にこの流れで無関係ってことは無い気がするんだが……いや、でも逆にそんなバレバレの名付けになるかって疑問もあるし……まぁ、普通に全然関係ない凶悪なテロリストが暴れてる可能性もあるんだけど、どうにも今回の展開からそんなオチにはならないと思うんだよな。まぁ、ミリセントさんもいいお仕事をしてくれたし、最終的には女の子どうしの激烈キャットファイトに花を咲かせてくれるならそれでいいや。その時には是非、万全の作画で頼むぜ。

 

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 オメェ男かよ!! 第6話!!! ……いや待て、スピリッツさんも言ってるじゃないか。人の性別を勝手に判断するのは良くないわ、って。まぁ、本人は男だと言ってるけども、もう少し冷静に観察を続ける必要があるな……。CV村瀬歩のどう見ても女の子にしか見えない男の子と、CV田村睦心で誰が見ても男の子な男の子が同居する世界、素晴らしい。

 そして今回はさらに「原点回帰(???)したかのような超ダウナー系沢城みゆき」な敵キャラまで登場。いいっすね、敵も味方も少しずつ陣営が出揃ってきましたよ。今のところ両サイドともに(特に声の部分で)充実したキャラが揃っていますのでね。是非とも全力でバチバチやっていただきたい所存。今回はその前哨戦というか、顔合わせの第1戦みたいな試合。なぜ北極がその舞台として選ばれたのかはよくわかっていないが、今のところスティグマさんのキャラを見ているとそこまで深い考えや狡猾な陰謀を持って動くタイプの悪役でもなさそうなので、本当に行き当たりばったりで敵幹部みたいな子を逐次投入しているだけなのかもしれない。ただ、それがちゃんとシャイたちヒーロー協会(なんか正式名称あったっけ?)が感知できて、想定通りのヒーローとかち合うセッティングになっていたのは偶然なのか、必然なのか。今回登場した氷少女、どう考えてもスピリッツさんの関係者のはずなんだよな。スピリッツさんの方は見覚えなかったみたいだけども……まぁ、こないだの小石川さんの一件を考えれば、別に指輪の力で黒く染まってしまう人間の中にヒーローがいてもおかしくないし、どんな敵キャラが擁立されても不思議ではない。相手が本当にヒーローを亡き者にしようとしているなら、関係者を悪役に仕立てて殴ってくるという(それこそ小石川さんみたいな)ムーブは基本中の基本なのかもしれない。この作戦を連発されると、いかにヒーローとて太刀打ちできない気がするが……。

 まぁ、今のところは気まぐれなスティグマが遊んでいる状態なのでおおごとになっていないということなのだろう。ヒロアカみたいにヴィラン側の組織がそこまでドでかいものではなく、スティグマを中心として幹部クラスが3〜4人くらいの「アウトロー集団」くらいの認識でいい気がするが、個体での性能がやたら高く、世界各地にどれくらい散らばってるのかもよく分からないヒーロー側でいちいち奴らの悪巧みに対応していくのは意外と難しそうである。スティグマさんがシャイに興味を持っていたような描写もあるので、しばらくはシャイ周りの人間関係だけをいじって楽しんでくれればいいのだが……いや、よくないが。

 とりあえず、今週の氷原での戦いを見て「そういえばシャイとスピリッツのコンビって完全に継続高校じゃん」ってことにようやく思い至ったので、誰か次までにカンテレ用意しておいてください。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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