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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 みんなして何かしら強い、第19話。ほんとにガチガチに芯が出来てる人たちばっかりなので、それが正義なのか悪なのかもよく分からないけれど、とにかくみんなして揺るがせに出来ない何かを抱えてるんだろうな、ということが伝わってくるのである。……だからこそゾーイとかアイザックの「そこまででもない子ら」がほっこり要員になるのだけど。

 いろんなものを抱えている子らの中でも、一番抱え込んでついに弾けて飛んでしまったのは当然フィロメラ。生まれに怯え、育ちを恐れ続けた不幸な従僕は、ついに念願叶って命じられた禁書の持ち出しに成功する。しかしその代償はあまりに大きく、不可侵の力に手をつけたためか、すでに身体の崩壊は始まっている。そして、やっとの思いで禁書を届けたにもかかわらず、ババアは相変わらずババアである。報われぬフィロメラ。かろうじて彼女に救いがあるとすれば、身代わりになって傷ついたアルキュオネがまだ生きていたということくらいだろうか。本当に親身になり、フィロメラのことだけを考え続けてくれているアルキュオネ。ここからフィロメラに救済があるとすれば、それはアルキュオネをおいて他にはなし得ない。

 逃走したフィロメラへの対処をめぐり、学園でもそれぞれの信念がぶつかる。どうしてもチセという主人公目線だと学院側の対応は不誠実なものに見える部分もあるのだろうが、今回の学長の主張は正しいものであり、その言葉にも信念に裏打ちされた力があった。正直、前から小山茉美の発声はちょっと不安定な部分もあるなぁ、と思って聞いていたのだが(実際今回も「魔術」ってちょっと言えてない)、それでもやはり歴戦の猛者。ここぞと言う時の一言の説得力は大したものだ。今作は全ババアが格好いいババアバトルアニメと言えるのかもしれません。

 もちろん、学院には学院なりの主張があるが、チセさんからしたら「知るかそんなもん」。そして何を差し置いてもチセの欲求を満たしてくれる頼れる男、エリアス。時に振り回す側と振り回される側が交代することもある凸凹なコンビなのだが、今回は素直にエリアスに年の功。爆発しちゃうチセをうまいことなだめすかし、彼女の望みも満たすべくうまい具合に大人と子供の仲裁役を果たしてくれた。まぁ、エリアスからしたら学院がどうなろうと知ったことじゃないって思いもあるのだろうが、なんだかんだでお友達も出来ちゃったことだし、両者の関係を無下にするつもりもないのだろう。いきなり奥の手みたいなとんでもない行動に出たチセには流石に面食らっていたが、まぁ、彼女が勢いに任せて突拍子もないことをやるのは今回が初めてじゃないのでね。じゃじゃ馬スレイベガの面倒を見るのも先生の役目です。

 そして先生といえば、意外にいいポジションに滑り込んできたのがザッケローニ。登場時のあの胡散臭い雰囲気が変わってるわけではないのだが、一応「指導側」として、それなりに信頼のおけるムーブに見えるから不思議なもの。今回みたいにその場の全員が張り詰めちゃう鉄火場では、案外こういう飄々とした奴の方が結果を残せるのかもしれない。まぁ、エリアスとの相性は別によくないのだが……。

 チセの暴走、フィロメラの危機、そしてそこに介入する更なる何か。もう何がどうなってるかはよく分からないですが、なんとかフィロメラの救出だけは間に合ってほしいものです。ところでヴェロニカさんはどうしてるんだろう。保健室に運んでもらったかしら?

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