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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「金田一少年の事件簿R(2期目)」 5

 「電波教師」の後番組ってことで、もう無条件に画を観てホッとする。いや、本当に普通なんだけども。むしろそこまでパッとする印象もないんだけども。でも、あれよりはずっといい。

 まぁ、2期目っつっても特に書く事もないのですが、今回は「金田一少年の決死行」からスタート。もう、あんまり熱心に「金田一」シリーズを追いかけていない身なので最初は分からなかったのだが、「あれ? なんかおかしくね?」って違和感を覚えて確認したら、「決死行」って新シリーズのエピソードじゃないやんね。旧シリーズのいわゆる「Caseシリーズ」のラスト一本、つまり、アニメ版「R(1期目)」で放送された事件よりも(現実の)時系列で言えばずっと前の作品なのである。なんでこんなことになったのかと思ったら、旧アニメではシリーズの「怪奇サーカスの殺人」までしか製作されておらず、大きな区切りとなるはずだった「決死行」はまだアニメ化されてなかったようだ。おかげでこんなところに。まぁ、確かにでかい事件なので新シリーズのトップを飾るのには丁度良いのかもしれないけども、長いシリーズの歴史の中でも異色の事件なので、これを代表選手にしてしまうのもどうかと思う。他の最近の事件とまぜるとちょっとテイストが違うので浮いてしまう気もするしなぁ。いや、ホントに些細なことだからどうでもいいんだけどさ。

 さて、あとアニメになってない原作長編ってどれくらい残ってるんだろうかね。最近の事件はまだまだストックがあったんだっけ? あんまり印象に残ってないから覚えてないや。ま、順調にシリーズを消化していくことにしましょう。

 それにしても、あのオープニングテーマは一体なんなんだろう。「四銃士」っていうタイトルも歌の中身も金田一と全然関係無い上に無駄にテーマ性があるので、全然噛み合わなくって笑える。最後だけなんとか帳尻合わそうとして金田一・美雪・剣持・明智の4人の後ろ姿で締めてるのが逆に違和感バリバリである。どういう規準の選曲なんだろ。まぁ、金田一のテーマソングって昔から全然統一感なかったからな……。

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○「ノラガミ ARAGOTO」 5

 続編3連続のアニメイズム3本目。こちらの作品は1期が2014年の冬ということで、約2年の時間が流れているのですわ。

 1期の印象は特にないし、あんまり好きだった作品でもない。一番覚えてる記憶は多分「オープニングをカラオケで頑張って練習したこと」くらいだ。でも、今回の1話目を観ていればやっぱり特に悪い印象もない。なんかヌルッと入ってくる作品だ。確認したら、1期の時は「最終的にシナリオのメリハリに欠ける」っていうのであんまりよろしくない評価になっているのだが、確かにどのくらいの距離感で観るべき作品なのかは分かりにくいかも。ギャグとシリアスという単純な分け方はあまり正しくないが、本作の場合に「シリアス」部分が人(神器)の人生そのものの形になっているので、あんまり軽々しく扱えるテーマではない。そこに適当におちゃらけを入れてしまうと、なんだか不真面目なように見えてしまって印象が悪くなるのだ。特に雪音なんて不遇の死を遂げた少年なわけで、あんまりそういう人生を笑ってすませるような話にはしたくない。かといって直球で重すぎても既に「死」という事実が覆らないだけに救いようが無い。なかなか適正なバランスで描出するのは難しいかったのである。幸い、鬱々とするような雪音の生き方の話は1期で一度片がついているので、2期目はもう少しあっさりさっぱり観られる物語になってくれればと思う。

 それにしても、ワグナリア男性声優三人衆は本当にどこでも出てくるよな。

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○「蒼穹のファフナー EXODUS(2期目)」 5

 あ、もしかしてこっちがOPEDともにangelaだからKはangelaが流れなかったのかな。いや、でもこっちは新曲でも何でもないしな……。今期のアニメイズム(+1)は全部シリーズ続編という、現代アニメ業界の構図が非常に分かりやすいラインナップになっております。

 オープンエンドすら変わらない状態での純正「分割2期目」。そういうところにリソースを割かず、全て本編の内容に費やしてるんだよ、という硬派な姿勢は見習うべきところがありますね。「分割2クールは純粋にスタッフのキャパを超えないための措置であって、1期2期とか分けて関係する商材で金を稼ぐためにやってるのではない」ということ。雰囲気をそのままにすんなりと作品に戻れるので、これはこれで悪くない。

 まぁ、「戻れる」と言っても相変わらず今作は1期の内容すらあんまり覚えてなかったので、「EXODUS」に入ってからの展開は今ひとつ頭に入っていないのだけども。現在、主人公サイドから見てフェストゥムはどういう存在になっているのか、誰と誰がイデオロギーを共有して、どのあたりに心の隔たりがあるのか。「繋がり」という要素を最も大切にしている作品なので、そのあたりの構図を理解しないで視聴するってのは鼻をつまみながらご飯食べてるようなもんなのだが、それでも何となく見られてしまうだけのコンテンツがあるってのは大したもんで。今回の1話目(14話目)も、島を出てからの展開がジワジワと「戦争」への道を進んでいることが各方面から描かれ、フェストゥムと向き合う姿勢も固まりつつある様子が確認出来て、なおかつ終わり方はきっちり今作らしい「苦しい」展開になっている。一時たりとも油断はさせない、というシナリオ構成が今後に期待を抱かせるのである。映像のクオリティも相変わらずだし、平井絵が一番輝く(と私が勝手に思っている)「驚愕して目を見開いている表情」が鮮烈である。今後もこの調子で、どんどん絶望をたたき込んで欲しい。まぁ、これが最終シリーズになるのだとしたら、一応は幸せな結末も待っていて欲しいものだが。

 しかし、大友龍三郎、土師孝也と並ぶ濃いキャスト陣はしみるなぁ。おっさんが活き活きするのは良いアニメである。

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○「K RETURN OF KINGS」 5

 抜刀祭りじゃーい! 見づらい画面! 視聴者のことを一切考えていないかのような恐ろしいカメラワークのアクション! あぁ、これがKの世界だ……。

 劇場版からもしばらく時間が空いたし、正直世界設定なんかもだいぶ忘れ始めている状態だったが、この画面を見ればすぐに引き戻されることになる。謎のオサレ空間が展開されるこのKの世界。1話目の目的は実に明確。冒頭5分以上もある赤対青のクラン抗争は十束が生きてる時代の話であり、特に明確な目的も無い小競り合いのシーン。シナリオ上で全く重要ではない回想シーンのはずなのだが、とにかくこれを全作画リソースを使い切るかのような勢いで徹底的に描き込んでいる。今作最大の特徴である、青いレイヤーを1枚被せたような微妙に視認性の悪い画面に、赤と青が激しくぶつかり合うエフェクト、とにかくグルグル回すことのみを目的とした背景、そのスピードに何とかついていこうとしているかのようなアクション作画。これらの情報が全て1つの画面にまとまっており、「とにかくなんだか超すげぇ」をアピールすることが目的である。そして、その目的は充分果たされている。とにかくなんだかよく分からんが、そういえばこういう作品だった、ということが確実に思い出せる。この見づらさこそがKの真骨頂。決して不快感を助長するわけではなく、「なんだかよく分からない」ことそのものを、武器にしてしまっているのである。

 冒頭の魅せシーンが終われば、あとは劇場版からの世界で何が起こっているのか、という今回の物語が幕を開ける。どうやら劇場版で敵キャラとして登場した緑のクランが本格的に嫌がらせを始めたようで、中心には3つのクランが混ざり合うようになっている。シナリオの狙いも分かりやすく、1期では赤のクラン吠舞羅を中心に赤VS青の抗争を描き、周防尊の死をもってそこは一段落。今回は、「喧嘩する程仲が良い」を体現していたこの2つのクランが協力して事にあたる話になるのだろう。喧嘩していた2者を協力させる一番簡単な方法は、共通の敵を出してやること。義の道に生きる吠舞羅、秩序を尊ぶセプター4という2つの組織に敵対する緑のクランは、非常に軽く、人を小馬鹿にしたような構成。わざわざファミコン画面で尊の死を煽ってみたり、ゲーム感覚で他人をぶっ殺してみたりと、赤や青に存在していた「道義」や「主義信条」が全く感じられない。緑のクランってぇと劇場版では忍者やらカマ侍やらがいたところなのでもう少しまともなところなのかと思っていたが、どうやら今回は分かりやすい敵キャラにするために末端はチンピラ風にまとめられているようだ。

 こうして「吠舞羅とセプター4の共通の戦い」が幕を開けるわけだが、今回はおそらくセプター4の方がメインになるんだろうな。ダモクレスがヤバいのは宗像さんですからね。この状況にクロとネコがどういう風に絡むのか。社も参戦決定しているみたいなので目立たないまんまで終わるはずはないんだろうけど、劇場版の影響もあってすっかり世界は「赤or青」みたいな状況なので、ここでクロたちが介入する隙間があるのかどうか。まー、緑のクランとの因縁はあるので、そのあたりから話が進んでいくのかな。

 1期はあまりに中途半端な終わり方でアゴが外れたが、今期は一通り世界観が出来上がっている状態からのスタートだし、もうちょっと色々見られるだろう。どういう展開になるのかを暖かく見守っていこう。1話目で不満な点を挙げておくなら、①淡島さんの活躍シーンを増やして下さい。「動画が見づらい」とはいってますが、淡島さんのお尻とおっぱいは別です。乳やケツが、まるで別個の意志を持つ生命体のようにぐねぐねと動きます。今回のクライマックスは間違いなく淡島さんのケツです。凄いボリュームです。服の切られ方がセクシー過ぎます。まずいです、何で八田よりも登場シーンが短いんですか。もう、毎週毎週淡島アワーでお願いします。

 ②なんで今回angelaが参加してないんですかね。Kのオープニングといえばangelaやろ。スタチャは何を考えているんだ。

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○「かみさまみならい ヒミツのここたま」 ー

 今期一発目の新番チェックなのに、数字表記しないっていう。この手の作品はしゃーない。

 特に悪いこともなく、「あぁ、そういう商品の、そういうアニメなのだな」っていうのがよく分かる出だし。メインのセールスポイントであるここたまはきちんと可愛らしく造形されているし、作中での所作もなかなかに愛らしい。発想として「たまごっち」とあんまり変わらないけど、人間との関係性なんかを考えると「毒気を極限まで抜いた妖怪ウォッチ」の方が近いかもしれない(適当)。まぁ、そういう作品だ。

 悪いところも特にないなら視聴を続ければいいじゃん、と思うのだが、どうしても、こういう作品は見切りをつけるのが早い傾向にある。そりゃま、大体の場合はメインのターゲット層ではないのだから見なくても勿体ないとは思わないのだが、この手のジャンルからはしばしば爆発物が繰り出されているのが気になるところ。私は「こういう作品はあんまり取り扱わない」という傾向にあるため、過去に何度か「勿体ない!」と言われたことがある。おそらく最初は「おねがいマイメロディ」だったと思うが、その後も「ジュエルペット」シリーズなんかは、「的確に狂気を孕み、子供向けじゃなくなっていくアニメ」だったという。どちらも1話目は見ているはずなのだが、「まぁ、こういう作品だろな」っていう予断で自然と視聴しなくなり、「せっかく面白かったのに」と言われてもあとから追いかけることが出来ないのだ。「妖怪ウォッチ」だって遅れて見始めたのだし、もし、どこかで出会いがあれば私もプリパラおじさんになっていたかもしれない。そうならなかったのは、ひとえに「この手の作品の見極めが苦手だから」である。

 しかしまぁ、こういう事前の予測である程度取捨選択しないとキャパを超えすぎるからなぁ。今作はしばらく追いかけてみるつもりではあるが、自然にフェードアウトしたらその時はその時だ。唯一気になるのはキャスト表にシンフォギア・ガリィ役の村瀬迪与がクレジットされていること。彼女の次の仕事を見てみたい気はするのだが……公式ページの掲載順から考えると、登場はしばらく先になりそうだな……。

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○「ガッチャマンクラウズインサイト」 5

 今更だけど新番組なんだ、すまんな。読売系は関西が冷遇されてるから仕方ないのよ……。本当はBS日テレもあるってことを最近知ったのだけど(てっきり「俺物語」と時間が同じなのかと思ってスルーしてた)。まぁ、とにかく今週から日テレプラスで始まったのを見るよ。

 1期も割と議論を呼ぶ内容だった本作。色々な部分に一筋縄ではいかない要素が詰め込まれている。最も分かりやすかったのは、これが中村健治作品であるということだろう。まだ誰も内容を知らなかった1期の放送開始時、「ガッチャマンのリメイク作品が始まるらしいで」というので注目されていたところにコレが放送されて度肝を抜かれたものだ。何しろそれまでのガッチャマンイメージとは一切関係無い作品が出てきたのだから。ヒーローとしてのデザインも違えば、お話の中心となる部分も全くのべつもの。そしてそれが癖の強い中村健治ワールドで描かれたのだから、そりゃ賛否両論わき起こるのは当然のことだろう。

 そんな問題作だった1期だが、個人的には割と良い作品だった、少なくとも悪い作品ではなかったと思っている(詳細は1期感想参照)。独自のテーマ設定は興味深いものだったし、それを描くためのツールとしての「クラウズ」という存在も、アニメならではの存在感をもっておどろおどろしく、それでいてどこかひょうきんに描けていた。そして悪の中枢であるベルクカッツェの存在感と、主人公・一ノ瀬はじめの存在感。この正邪の両極がくっきりと分かれることによって、当初不安だった「もやっとした結末」は存外に緩和され、きちんと「正義が勝つ」物語としても収束していたのはなかなか面白い。もちろん、テーマがテーマなので消化不良の感は否めなかったが、それだって2期の布石と思えば問題はなかっただろう。

 そんなこんなで2年の時を経て2期目が始まった。作品世界の中でも時間は進んでおり、クラウズが世間に広がり、ガッチャマンのメンバーもそれぞれに変化・成長している。そんな中でも唯一にして絶対存在であるはじめちゃんはやっぱり変わっていない。今回も彼女を中心として物語が紡がれていくことになるのだろうが、流石に彼女を中心に、全く同じ視点配置だと「一ノ瀬はじめ」の恐ろしさは描ききれない。そこで今回は新たな女性主人公として田舎の小娘を持ってきたわけだ。石原夏織ボイスで海辺の田舎町の元気少女、っていうと某ラグランジェを思い出すことになり、宇宙人まで降りてきちゃったのでそのシンクロ率が余計に高い。つばさちゃんは一体どんな部活に参加しているんでしょうね。新しいキャラが加わったとはいえ、どうやら世界観と狙っている方向性に大きな変化は無さそう。新たに宇宙人の能力で「感情の可視化」が行われるようになり、その色合いを調整することで相変わらず「クラウズ」、今回の言葉で表すならば「良い空気、悪い空気」という集団存在を描写している。つばさはそうした集団存在に染まらずに自分を強く押し出していくタイプの主人公のようだが、今回、色相すら変えることが無かったラスボスのはじめちゃんを超える存在になることが出来るだろうか? いや、無理だろうけどさ。今回のラスボス、マジではじめなんじゃないかな。やっぱりこの世界でいちばんおっかないのって間違いなく彼女なんだよなぁ。

 1話目はあまり中村演出的なくどさは感じさせなかったが、海+中村演出ってんでちょっとだけ「つり球」が懐かしくなりましたね。今後広がっていく世界の中で、また色々と不穏な要素が描出されていくのが今から楽しみです。

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○「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」 6

 ロリぃ! 百合ぃ! エロぉ! 求められた全てがここにある! 安定の第3期。誰も不幸にならない至福の時間だ。

 変な時期にスタートしたってことは、相変わらず角川スケジュールで10話分なのだろうと予想出来るわけだが、そんな短い付き合いだからこそ、この時間を大事にしていきたいものです。今期も、2期目と同様に大沼さんの名前を総監督にクレジットしているが、最後に表記される名前は監督の神保昌登氏である。残念ながら1話目コンテは神保さんではなかったようだが、今後も2期目同様、癖になる妙な間尺のコンテワークを期待したいところ。1話目からして画面はかなりの高品質を維持しており、クライマックス(?)となる濃厚な絡みのシーンは、これを放送しときながら児ポ法関連を推し進めるこの国は大丈夫なのかと不安になるレベル。マジモンです。

 2期目で殺戮マシーン・バゼットさんとの戦闘は一段落ついており、現時点ではイリヤの回りに(少なくとも命のやりとりをするような)トラブルの種は無い。クロも美遊もすっかり落ち着いて居場所を見つけたところであるし、このままだとマジで1話目から全力海妄想でかっ飛ばした出だしそのままに、「延々幼女が水着や全裸ではしゃぎ続けるだけのアニメ」という素晴らしい状態になりかねない。いや、もちろん凜とルヴィアさんが不穏な話をしていたのだからそんな簡単に終わるはずもないのだが、いっそカードも魔法も余計なことをせずに、小学生たちの痴態が繰り広げられるだけのアニメになってくれないものか、という願いも切実なものとして存在しているのである(叶わぬ夢とは知りつつも)。だってさぁ、1話目から輝いてたやん、小学生たちが。タッツンは既に通院が必要なレベルでぶっ壊れてたし(大河も)、美々ちゃんもここにきて急激に良いポジションを見つけてしまった。彼女のパワーは百合を加速させる。このままだと、ひょっとしたらチーム随一の爆発物になる可能性だって。その他の2人も1話目からかなりトバし気味だし、クロ・美遊あたりのテンションも相変わらず。衛宮のご家庭も相変わらずだし、アイリスフィールさんも一切の抑止力にならずに、むしろ不健全促進状態。いいぞもっともっともっとやれ。

 やっぱり今作のキャスティングは神がかっておるなぁ。毎回書いてる気もするけど、イリヤ・クロ・美遊の人妻トライアングル、高カロリー過ぎてこれだけでアニメシリーズが複数作れそうな小学生チームの主演力。キャストだけでもお腹いっぱいなのに、これだけのクオリティの絵までついてくる贅沢なアニメ。唯一の懸念材料は、先頃急用が発表された松来未祐がどうなるのか、という部分。まつらいさんは収録終えてるのかしら。大丈夫かしら。

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○「アイドルマスターシンデレラガールズ 2ndシーズン」 5

 「さぁ、1期目でアイドルの名前もキャラもばっちり覚えたし、これで2期目もどんと来いやで!」 → 「誰や、こいつら……」

 346プロは人材が豊富とかそういうレベルじゃないんですが。珍獣動物園じゃないですか。一体何匹問題児抱えてるのさ。おかげでキャストロールが凄いことになっており、まるで現代若手声優の博覧会のようである。いいぞもっとやれ。まー、基本的には1期目と変わらないんですけどね。2話で感じたあの怒濤のような「誰やこいつら」感に比べれば今回はまだ平気。どうせメインで活躍するキャラは限られてるわけだし。まぁ、しぶりんの友達(?)2人が今後どうなるかはちょっと分からないけど。ひょっとしたら最初のメンバー以外にもどんどんキャラの輪が広がっていくのでしょうかね。流石に霊媒師の子とか警官の子とかは一度きりのキャラだとは思うけど。オチに使われたヤンデレ気味のあの子も今回だけかな。あの子だけは以前も見たことがありますよ(主に薄い本で)。

 1話目からなんだか随分イロモノじみたお話だったが、こうして多すぎるキャラがドタバタしてる様子を見ているのが一番楽しいですね。今後もこの方向で……と思ったら、ラストでいきなりの衝撃展開。これって一度組んだユニットを解体して改めて組み直すってことでいいのかしら。バリエーションが増えるのは悪くないと思うが、また1期みたいに1組1組エピソードを作っていくのは大変そう。そして、1期であれだけの紆余曲折を経て作ったユニットが無かったことにされたらそれもちょっと寂しい。一体どういう方向性で残りの1クールを走り抜けるのか、とても気になるところである。

 今回のまとめ:実はおばけが苦手なきらりちゃんが可愛い。

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○「GOD EATER」 5

 放送前から、製作の遅れの方が話題になっちゃった悲しい作品。でもなー、出来てないっていう理由で1話目トバした作品ってのは流石に昨今でも珍しい存在なので、こればっかりはしょうがない。途中で総集編とか、最後が近づいてきて力尽きるとかならまだ分かるが(分かっちゃいかんが)、1話目ってのは無いよな。1話目でオトしたってことは、これ以降もカッツカツでやってます、って白状するようなもんだし。どうしてこうなったのか。

 そして、1話目を見れば「なるほど、そうなった」ということがよく分かる。未だかつて見たことのないデザインによる斬新な動画デザインは、確かにひどく手間がかかりそうな作画スタイルである。「監獄学園」の陰影をつけたまま処理する技術も面白いと思ったが、今作は更にそれの延長線上。CGによる陰影のモデルを、その他のキャラクターモデルの全てと同じ次元に落とし込み、それを全て引っくるめて動画として取り込むという。これは大変そうだ。こうした努力のおかげで、明らかにCGモデルである武具やモンスターとの接点も非常にスムーズで、全てのオブジェクトが1つの世界観の中に溶け込んでいる。ここまでシームレスに接続するのは、かなりの難行だったはず。原作ゲームは全くやったことがないが、おそらくはゲームの雰囲気を維持し、アニメとして盛り立てるための手法なのだろう。

 今作の監督は、久しぶりに名前を見る気がする平尾隆之氏。ufotableの重鎮であり、「フタコイオルタナティブ」「まなびストレート」など、ufoの黎明期を彩る傑作秀作に名前を残す人物である。今回の独自のCGワークを見ていると、当時は本当にイロモノレベルで視聴者の度肝を抜いた「まなびストレート」のCG効果を思い出す。気付けばあれから7年以上。いまやCGアニメの技術力はここまで自然に、ここまで力強く出来上がったのであるよ。

 とはいえ……確かに見たことのない画面には感心もするし、その効果が大きいことは理解出来るのだが、いかんせん話がピンと来ない。すごく普通の1話目。設定は最近で言えば「進撃の巨人」なんかに近いが、まぁ、あれを引き合いに出さずとも、割とよくある「人類のピンチ」だ。淡々と主人公の訓練状況などが紹介されているが、モンスターの襲撃方法に何か目新しさがあるでなし、主人公のモチベーションにはまだついていけないし、「時間が無いからぺーぺーの主人公が出撃したよ!」っていう設定だったはずなのに、割と余裕で強そうなチームがまにあってるし。なんか、もっさりしてる筋立て。まー、ゲーム原作のアニメってのはえてしてこうなりがちではあるのだが……なんか助けに来た人の中にザップが混ざってましたね。ここはヘルサレムズロッドだった可能性が? まぁ、異界からの侵略っていう意味では当たらずとも遠からずであるが。

 来週以降、シナリオ面でもちゃんと盛り上がってくれるかしら。これだけの画作りが出来ているのだから、何とか最初の1手の汚名を返上して盛り返してほしいものだけども。それにしても、今期大原さやかの大活躍っぷりは目を見張るものがあるな。

 

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