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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「AKIBA’S TRIP -THE ANIAMTION-」 5 前クールの感想は全部上がったので、ようやく新番組がスタート出来るぞ。今期最初のスタートとなったのはこの作品。なんか、個人的には金髪キャラが言っていた「もいもいモモーイ」がやたらと印象に残っています。アキバ文化にきっちり名を残したんだなぁ。 原作はゲーム? なの? なんか出自がよく分からないが、とにかく元ネタはあってもシナリオはアニメオリジナルらしいのであまり気にしなくて良いだろう。タイトル通りに秋葉原を舞台にしているということはよく分かったが、それ以外の部分についてははっきりしていないことも多いので現時点では保留だ。一応ゾンビパニック的な要素がありつつ、主人公はメインヒロインから超人パワーを分けてもらい、それを使って悪を殲滅していくというお話。でもまぁ、細かいところはあまり気にしなくてもいいだろう。基本はギャグ寄りだろうし、戦闘の目的が「服を脱がせる」の時点でやってることは馬鹿だ。全然違うコンセプトだが、どこか「パンチライン」を彷彿させる部分があるな。 本作で注目すべきは、何と言っても製作がGONZOであるという点。実はこれ、メインキャストを見れば分かるが、監督も「それが声優!」と同じなのよね。ここ数年のゴンゾの元請け仕事を調べてみると、「それが声優!」はそれなりのクオリティだったが、昨年の「フォーリズム」はやや残念な結果に終わった作品。今作は一体どうなるものかとドキドキしたが、バトルシーンのモーションはかなり独特で面白いものに仕上がっている。なんかね、格闘技の細かい所作がすごく作り込まれてるんだよね。中国拳法っぽい動きとか、思い切り体重を乗せて放つ腹パンの重量感とか。まだ1話なので余力があるだけ、って可能性もあるが、今後もそうしたアニメーションのクオリティについては注目して見ていきたいところ。全体的なキャラとか、背景のデザインなんかはちょっと古くさいというか、野暮ったい印象なのだが、最近のアニメみたいにひたすら細かく描き込んで目が疲れるようなこともないし、ちょっと懐かしい、ユルい感じの作風なら丁度良いのかも。劇的な何かに出会えるとは思わないが、油断するとポロッと笑わされるような、そういう作品になればよいね。 一応「アキバ文化」ってことで細かいネタの仕込み方も気になる点は多く、たとえばオープニングは何故か「客演」という謎クレジットで串田アキラが参加している。単に冒頭の台詞パートを担当しているだけなのだが、何でわざわざそのためだけに呼んできたんだよ、っていう。エンディングはゆいかおりだが、いきなり実写で出てくるなんてサプライズも。「それが声優」の時からこういうテーマソング部分での攻めの姿勢はあったが、まさかそこが維持されているとは。そして、「それが声優」からの引き継ぎは何と言ってもキャスト、というかイヤホンズである。オープニング歌唱を担当し、さらにメインヒロイン3人をがっつり任されている。ほら、こういうことがあるから、キャスティングについてのあれこれって難しいのさ。個人的には、イヤホンズの面々は割と実力を伴ってるから問題無いと思うんだけどね。メインヒロイン高橋李依はもちろんだが、妹役には「灼熱の卓球娘」でもいい仕事をしてくれた高野麻里佳。この子が今後伸びるのは楽しみだ。そして、「イヤホンズの最後の1人」長久友紀も、随分濃いキャラでの登場。正直、しっかり声を聞くのは1年ぶりなのだが、決して悪い仕事ではなさそう。どんな成長が見られますやら。
PR ○「うどんの国の金色毛毬」 5 ようやく到達、ひとまず今期最後の新番チェックだ。今期新番チェックの本数は43本。これに継続視聴の10本を加えた53本が今期トータルの視聴アニメ数ということになる。やっぱり余裕で50を超えて来やがりましたね。新規分にショートアニメはカウントしてないので実本数ならさらに増えます。ただ、現時点では「モンスト」は切りました。他にも何本か切る候補には挙げているので、流石に50以下には抑えることになるとは思うけど。でないと死ぬって。マジで。 そんな辛さ溢れる視聴のゴールは、なんと都道府県名を直接指定するというなかなか斬新なスタイル。当然のように主人公のCVにはご当地声優の中村悠一を起用し、つまりはこういうことですね。未だに「47都道府犬」の四国勢揃い回は神回だと主張し続けてますよ。中村・水樹・小野・豊崎という、小さな島国を飛び出す驚異のキャスティングであった。今作では他の面々にあまり地方色は感じられないが、しれっと中村の友人枠に杉田が混ざり込んでおり、なんかもう、「中村の地元に遊びに来て浮かれてる杉田」みたいな情景しか思い浮かばないっていう。実はアニメの中でこの2人が友達役やってるのってあんまり多くないんだよな(「新妹魔王」は微妙に違う気がする)。2人して声がクド過ぎるからあんまり画面に一緒に映らないのである。 さておき、そんな中の人要素を排除しようとしても、「おとさん、つむぎ以外の子供と遊んでる」みたいな読売繋がりでやっぱり中の人ネタに戻ってくるという。最近やたらと子守りしてるな。しかし、今作のお子さんは元気溌剌なところはつむぎちゃんと一緒だがその頭には立派なタヌ耳、そしてふさふさの尻尾持ちである。猫耳うさ耳キャラは掘り尽くされた感があるが、ちょっと変化させてタヌ耳というだけでも割と新鮮。丸っこさが際だつデザインになれば非常に可愛らしい。まぁ、今作のキャラ作画はそこまで全力で萌えに振り切ってるわけでもなく、モーションなんかも「小さい子の可愛らしさを出そう」というよりは「香川の田舎」っていう牧歌的なような、なんかうら寂しいような、微妙な空気感が前面に出ているため、そこまで無条件で「カワイイ!」ってほどではないかな。多分、「甘々」のつむぎちゃんと同じように見ていればどんどん愛着が湧くことになるでしょうよ。それでいいのです。 ただ、どうしても物語の方がやや暗めなのが気になるところで、いくら何でも主人公の回りの連中が勝手すぎるよな。「おたく、うどんやの息子さんなんでしょ、とりあえずこの店でうどんが食えればなんでもいいから、さっさとゆでてくれよ」って普通のメンタルだったら絶対出てこない台詞だと思うんだけど。主人公がトラウマレベルでうどん屋を嫌がっている理由もピンと来ないが(そもそもうどん県なのにうどん屋の息子が馬鹿にされるっておかしくないか? それとも、あまりに血肉になりすぎてるせいで客商売として成立しないような下賤な存在とでも見られるのだろうか)、全体的に心情の推移は割と適当な気がする。まぁ、最終的には獣ロリとの交流絵巻になるのだろうし、そうした主人公の生い立ち部分は今後そこまで重要じゃないのかも知れないけども。分かりやすく良い話になっていた「甘々と稲妻」に比べると、ちょっと導入の引きは弱めだ。あとはどれくらい「うどん」っていう単発テーマで引っ張れるかだが……うどんにそんな懐の広さがあるんですかねぇ。いや、うどんアニメなのかどうかもよく分かりませんが。なんだ、うどんアニメって。 ついでに残った中の人に触れさせてもらうと、電話越しに登場したのは中原麻衣。彼女も南の出身なので四国方面の方言もそれなりに成立する。彼女の方言キャラといえば何と言ってもリヴァイアさんですね。あの時は福岡アニメの中では何故か1人だけ微妙に違う地方の方言だったらしいが。他にも、生粋の東京生まれ、東京育ちのくせに何故か方言キャラが可愛くなる花澤香菜とか、なかなかに打点の高いキャスト陣は期待大。なんか中の人の話ばっかりになったが、43本目ですので、堪忍してつかぁさい。 ○「ドリフェス!」 4 今期3本目の女性向けアイドルアニメ。やっぱりこうしてみると多いよなぁ。 今期同時に放送されているのは「うたプリ」と「マジきゅん」の2本。そして前クールには「B-PRO」と「ツキウタ」。こうして並べてみて分かるが、今作はその他の作品とはっきり違うところが1つある。それは、中心に明確な男性主人公を置いているところだ。元が乙女ゲーデザインの「うたプリ」「マジきゅん」やアイドルグループ全体を均等に扱った前クール作品と違い、この作品は中心に一人の野郎主人公を置き、その成長を軸に物語が展開されると思われる。この手のデザインは一見すると普通に見えるが、実は男性向けも含めて昨今の「アイドルアニメ」ではかなりレア。アイマスなんかも明確に1人の「主人公」がいるわけではないし、穂乃果や千歌がいるラブライブは一応近いデザインだが、あれも穂乃果たちの心情や成長を一人称視点から描く要素は少なく、あくまで「グループの中心」としての役割だった。今作は、アイドルではなかった1人の若僧がアイドルを志し、回りと交流しながら成長していく物語になる(と思われる)。そういう意味では、アイドルアニメでありながら、どこかスポ根のような要素も入ってくる可能性があるのだ。 まぁ、別にだから何が新しいって事も無いんだけど。アイドルアニメっていうジャンル外で考えれば非常にオーソドックスなデザインだし。そして、個人的にはこの主人公のキャラの裏や表がさっぱり分からない虚ろなデザインは色々とおっかない。何しろ、「ただの公園のバイト」と自分で名乗っているわけで、こいつが何者であり、何を考えてこれまでの人生を生きてきたどんな人間なのか、さっぱり分からないのだ。まぁ、もちろんこれからおいおいキャラを固めていくことになるのだろうが、そんなヤツが突然電波な理由で勧誘され、さらにいきなりのライブでアイドルの楽しさに目覚めてアイドル坂を登り始めるという急展開は、なかなかついていけるもんではない。ただ、幸いにも「ドリカ」のシステムなどの要素のおかげで「リアリティなど知らぬ」という主張ははっきりしており、この「あり得ない素人デビュー展開」も一種のギャグと受け入れられるようになっているのは分かりやすい。何のトレーニングも積んでないずぶの素人が突然ステージ上に放り出されて成功などするはずがないのだが、そこはもう、魔法の力「エール」で何とかしてしまえるのだ。ここまで潔く、「アイドルのファン」という存在を「アイドルにエネルギーを注入する単なる養分」と割り切ってしまっているのも何とも刹那的ではないか。ファンがたくさんいて、大事な存在だって言ってるはずなのにその顔を一切描かれませんからね。 こうして割り切った描写で、割り切ったお話だと思えば、案外新しくて変な快感は得られるアニメなのかもしれない。ただ、そうした部分を全て(強引に)プラスに捉えても、私にはどう頑張っても受け入れられない要素がただ1つ。そう、中の人である。うーむ、駄目だね。「2.5次元アイドルプロジェクト」と銘打たれていることからも分かる通り、今作は中の人たちをアイドルとして活動させていく、いわば「ラブライブ」と同じ発想の商品展開。カードゲームの販促とも合わせて、2匹目3匹目のドジョウを色んなところから釣り上げる狙いだ。しかし、どうしたってそういう「3次元アイドル」を作るときのキャストの実力不足は目に余り耳に余る。まー、このくらいのレベルだったら「ラブライブ」のスタート時と大して変わらない実力だとは思うのだが、どうしても男性キャストには評価が辛くなりますわね。主人公役はまだ頑張ればいける気もするが、白髪の一番ちっちゃいののキャストがマジで駄目。なんか、気持ち悪い。山下大輝や蒼井翔太なんかの偉大さがよく分かるな。まぁ、中の人たちだってまだまだ成長過程だ。番組が終わる頃に「案外悪くないじゃん」と言えるようになっていることを祈ろう。ちなみに、キャスト表を見ていたらライバルチームとおぼしき中に「ディケイド」の海東がいることが判明し、そこはちょっと気になる。大ショッカーと手を組んでこの世界でも何か盗んでいってくれませんかね。 ○「船を編む」 5 じしょたんずってなんやねん。「ヒロシ」のキャラ説明読んだら「古典などに詳しく、マニアックな言葉が大好き」との記述が。知ってる! ちょっと前に実写映画で話題になった作品。実は、私もジャンルの関係上割と興味が湧き、映画が話題になったところで「ちょっと見てみようか?」と思っていたところ、アニメ化の報が入ったので「じゃぁ、アニメまでお預けだな」といういつも通りのパターンになってしまった。今にして思えば、別に映画は見ても良かった気がするんだけども。 「辞書編纂」などというマニアックなお仕事ストーリーがそれなりに脚光を浴びた、というのは何とも不思議なものである。個人的にはそっち方向の興味は強い方だと思うのだが、世間の人はどれくらいそういうジャンルを楽しんでくれるものだろうか。私個人の記憶を辿ると、たとえば高校時代は嫌いな古文の授業中は基本的に辞書を読んでいた。古語辞典じゃなくて普通の国語辞典。赤瀬川原平の「新解さんの謎」が話題になったこともあり、母親から受け継いだ新明解国語辞典第4版は今でも大切に手元に置いているマイフェイバリット辞書である。ちなみに広辞苑は相棒というよりも攻略対象のダンジョンみたいな存在。まぁ、あの厚さは流石に読破する気にはならんな。 そんなこんなで辞書についてはそれなりに愛着を持って接してきた自負はあるのだが、さて、その編集となると想像の埒外である。普段から広辞苑に戦いを挑んでは「これ書いたヤツ頭おかしいやろ?!」とブチ切れているわけだが、実際に「これ書いたヤツ」がどれだけの苦労を重ね、どれだけの心意気であの1冊を作り上げているかなど、全く思い描けない。そんな未知の領域がドラマになるのだ。そりゃぁ興味は湧くだろう。先に実写映画になったことを考えればドラマパートだけを見てもそれなりに楽しいものであることは期待出来そうだし、このアニメ化プロジェクトには期待している。 1話目を見た印象は「まぁ普通」。いかにもノイタミナらしい、丁寧で、何とも飾り気の無い1話である。まぁ、あまり華美に飾り立ててもしょうがないお話だし、これくらいが穏当な滑り出しだろう。キャラデザがどこかでみたことがあると思ったら、「昭和元禄落語心中」の人が原案なのね。ますます渋い。監督は「少年ハリウッド」の黒柳トシマサ、製作はなんだか久しぶりに元請けで名前を見た気がするZEXCSである。一体いつ以来なんだと調べてみたら、マジで「少ハリ」あたりが最後だった。一時期はXEBECと区別が付けにくくて面倒な会社や、と思いながら割と名前を見ていた気もするのだが、多少規模を縮小したのかな。この組み合わせで何が出てくるかはイメージしにくいし、「少ハリの監督」とだけ言われるとちょいと冷や汗も出そうだが、まぁ、一度原作や実写でヒットを飛ばした作品である。何かおかしなものが転がり出てくる心配もないだろう。あとは「船を編む」という詩的なイメージ表現をどのようにアニメに落とし込んでくれるか、という「アニメならでは」の部分の見せ方に注目するくらいか。 ついでに「じしょたんず」という謎のオリジナルコンテンツもあるわけだが、そもそも本のカバーの色くらいしか区別が付かない4つの四角形が並んでキャラものを名乗るのもどうかと思うよな。オレも含めて、普通の人間は大辞泉と大辞林の違いなんて分からないし、ネタにされてもピンとこねぇよ。まぁ、こういう頭の悪そうな企画で真面目な本編に干渉するのは悪くない気もするけどさ。おれは「ヒロシ」が話しかけてきたら「いつもお世話になっています!」ってブン殴りに行く気がする。 中の人は鉄板としか言いようがない、「ドラマ作るならとりあえずこの辺」みたいな面子がギッシリと。でも櫻井・神谷のキャラの関係性として今回のポジショニングは珍しいかもね。「気軽に話せるポジションの榊原良子」って久しぶりに見た気がする。 ○「12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜(第2期)」 5 先週始まってたのに、記事立てをすっかり忘れていたことを2話目観て思い出した。この時期のラッシュは激しすぎるので抜けが出るのはしゃーない。どうせ分割での2クール目なんだから省略してしまってもいいのだが、一応データ管理の意味合いも含めて記録は残しておかないといけない。 まぁ、特になにも変わらないんだけどさ。1期は一応2組のカップルが誕生するまで多少(ほんと多少)時間が必要だったが、今期は完全に両思いの状態からスタートするために味も素っ気もありゃしない。1期で培われた「このメスガキどもはこんな歳の頃から恋愛脳しかないのか」という憤りを募らせるだけである。まったくけしからん、お父さんはそんな歳での交際は認めません。……そういやこの作品ってあんまり親父さんが出てくる気配は無いな。実の娘があんな年齢不詳のスケコマシ同級生と付き合ってるって知ったらなんて思うんだろう。2期目は花日カップルよりも結衣ちゃんのカップルの方にスポットを当てた状態でスタート。恋のライバル出現に学習塾も沸き立つ……って、この世界にはあんな訳の分からん小学生連中が山ほどいるってことなのだろうか。怖いな。 ○「タイガーマスクW」 4 これ、タイトル表記だけ見ると「タイガーマスク(笑)」みたいに見えるよな。大文字単芝とか普通は使わないけどな。 当初、放送局情報が公式ページにすら載っておらず、てっきり関西じゃ観られないのかと思っていた作品。何しろテレビの放送情報でもアニメをいくら探しても見つからなかったのだ。しかし、実際はなんと「プロレス放送と抱き合わせで1時間放送」というよく分からない謎形態だったために放送情報ではアニメとして登録されていなかったという。全くもって理解出来ない……いや、違うな、理解は出来るな。今の御時世、プロレスは少しずつアニメに歩み寄っているのだから。 そう、今作に関わっている新日本プロレスは、今やブシロードの子会社である。わたしゃプロレスには一切興味が無く何一つ知らないが、カードゲームのCMにしょっちゅう登場する「オカダ」を観たことがある。そして、ミルキィホームズはしょっちゅうプロレスとのコラボイベントを開催しているのである。そしてこの度、ブシロードがより直接的に「プロレスwithアニメ」企画を打ち出すために、このタイガーマスクが誕生したわけだ。なるほど、よく分かった。 それにしても……これはどこかの層のニーズに合致しているのだろうか。往年のプロレスファンは新しいアニメ・タイガーマスクを観るだろうか。熱心なアニメファンは、この放送枠でプロレスに目を通すようになるだろうか。ちなみに私は、これを書きながら一応続いている番組を観ていますが……プロレス、やってる方も観てる方も楽しそうではあるよな。ただ、これもドラマ部分が理解出来ないと楽しめないヤツだけどなぁ。圧倒的なショーマンシップは感じられるよなぁ。いうたら舞台演劇のダイナミックなヤツだもんなぁ。いや、来週以降も見続けるとは思えないんだけどね。 アニメの方は、製作が東映アニメーション。そして、かなり意図的に「古くささ」が演出されており、フィルム(実際のフィルムという意味でなくてあくまで映像デザインとしてね)にも意図的に「昭和っぽい」ノイズが紛れ込むような描画になっている。独特の味わいにはなっているのだろうが、ぶっちゃけ、元々タイガーマスクを知らず、特にプロレスに興味がない人間からすると割とどうでもいい要素なんだ。これ、どう考えても今後の展開に盛り上がりがあるとは思えないしなぁ。そう考えると、やっぱり後に続くプロレスとセットで楽しんだ方が良いのかしら。 まぁ、来週以降どうするかは保留。ぶっちゃけ、今プロレス放送が終わりそうですが、アニメよりこっちの方が面白い気がしてきた。(セールス成功事例) ○「ユーリ!!! on ICE」 6 今度はわんこアニメだ。いや、わんこ要素は割と些末なんだけども。 なんか、放送後から私の回りではやけに賑やかに盛り上がっている作品。なるべく先入観を入れたくないので話題が起こる前に観たかったもんだが、土日の日程が立て込んでいたせいで結局こんだけずれ込んでしまった。まぁ、観られただけでも良しとしよう。 何とも不思議な成り立ちの作品で、原案部分には「久保ミツロウ×山本沙代」というクレジット。そしてそのまま監督と構成に山本沙代が入り、「ネーム」という表記で久保ミツロウが参加しているのである。なかなかアニメのスタッフで「ネーム」って表現は聞いたことないですよ。まぁ、何となくどういうデザインになっているかは想像出来るけど、一体どういう繋がりでこの2人のクリエイターに繋がりが生まれて、最終的にオリジナルアニメというハードルの高い完成形に到ったのだろうか。昨今の業界の多様性を考えればあり得ない話ではないのかもしれないが、何とも不思議な縁である。こういう予想外の方向からアニメ企画が立ち上がるってのは業界にとっても良い刺激になるだろうし、是非とも色んなところでクロスオーバーしてもらいたいところですな。 さておき、そんな不思議な成り立ちのアニメは、出てきたものだけを見れば非常に骨太。まずもって、「フィギュアスケート」という題材がこれまでほとんどアニメで扱われてこなかったのは、コレを観た後では不思議なくらいのものである。過去に「銀盤カレイドスコープ」があるにはあったが、あれはアラン・スミシーが出現してしまうような出来だったからなぁ。まぁ、アニメバブルが興ったばかりの時代の徒花でしたね。あれから10年以上の時が経ち、ようやくアニメでもフィギュアを描くことが可能な時代がやってきたのかと思えばなかなかに感慨深いものがある。監督が山本沙代ということで、ビビットで印象的な色遣いは相変わらず。その上で、今作はそこまでエキセントリックな色彩に突っ走るのではなく、あくまでもフィギュアスケートという花形商売の華麗さを演出するための色付けに留まり、きっちりと主役が映えるように調整されている。むしろ、フィギュアのシーンよりもユーリが帰省した温泉旅館の雑多な映像などで細部まで描き込まれたこだわりをうかがうことが出来るだろう。 フィギュアシーンの演出は、基本的に「テレビ中継における我々の見慣れたフィギュア像」を踏襲している。カメラの切り取り方、スピンやターンの見せ方などは、現時点では「テレビショー」としての側面が強く、あまりにも面倒臭い細かい所作の描出については、あくまでカメラ越しのワンシーンであることを前提として、上手いこと省略して描かれている。もちろん、それでも相当な動画枚数が割かれていることは間違いないし、第1話ということもあってかなり神経を使っていることが伝わってくる。オープニング映像ではさらにこうした細かいモーションがCG処理された映像も使われており、今作がフィギュアの特徴である優美さから逃げずに描いていくという気概が見て取れる。これなら、悲劇のアランスミシーは現れずに済むのではなかろうか。 私個人としては、フィギュアには全く詳しくないために、どちらかというと日常芝居の方に惹かれる部分が多かった。例えばユーリが帰省して玄関をくぐった後のおかあちゃんの愛らしい跳ね方とか、ドタバタの引っかき回すような動きはいかにも山本監督らしい、小気味よい印象が前面に押し出されている。「三月のライオン」みたいな作品と比べると、主人公は落ち込んでいたはずなのに決して暗くならずにポンポンと跳ねるように進んでいく進行は好対照を成しているのが分かるだろう。この辺りも、作品の持つ特性が面白い形で現れている部分だ。制作はMAPPAということで、製作期間に余裕があればしっかりとこの品質を維持してくれるんじゃなかろうか。 中の人は、公式ページのキャスト表を見るとすでに様々な国の代表選手とおぼしき連中がズラリと並んでおり、なかなか暑苦しそうで良い。まぁ、正直言えば女の子のスケーターもみてみたかったところだが……。ほら、代わりにニキフォロフさんが脱いでくれたから……この作品もある意味でケツアニメといえる?! なお、個人的には幼馴染みのゆうちゃんに何か言おうとしたところで子供たちに一斉に襲い掛かられるシーンで、何とも言えないNTR風味を感じて多幸感に満たされました。ゆうちゃんも可愛いよなぁ。 ○「Lostorage incited WIXOSS」 5 オラァ! WIXOSSの時間だコラァ! 世の全てをあきらっきーの色に染めてやるぜ! と、息巻いてはみたものの、ちょっと落ち着こう。どうやら新シリーズは旧作と地続きかどうかは微妙なところだぞ。そりゃな、繭が浄化されてあの世界の夢限少女たちはみんな解放されているわけでな。またあの闇のゲームを始めるためには、るう子たちの世界では都合が悪いのである。そんな情勢を鑑みてか(?)、アニメスタッフも随分違っており、同じなのは製作会社がJ.C.STAFFであることくらい。監督は佐藤卓哉から桜美かつしに、脚本構成も岡田麿里から土屋理敬に変わり、映像面でもキャラクターデザインなどは随分印象が違う。あと、OPが分島花音じゃない(重要)。つまり、この作品はあの陰惨な記憶を引きずった怪作「selector」シリーズとは分けて考えた方がいいということだ。 分けて考えるとどうなるかっていうと……あの世界の常識が何一つ通じなくなるってことですね。ゲームの内容も変わっていて、そもそも夢限少女という概念が無い。だって野郎も参戦してるし。一応、前作では(恐ろしいペテンではあったが)夢限少女 or ペナルティというアメとムチの2択提示だったのだが、今回は「勝てば無罪、負ければ消滅」というムチと大ムチの信じられない2択。もう、WIXOSSのパックとか危ないから絶対買っちゃ駄目だな。あまりにダイレクトなデスゲーム設定なので、どうにも前作のように這いよってくる嫌な鬱要素はあまり多くなく、「単にやりたくないカードゲーム」になっている。制限時間90日っていったくせに、1枚のコインが腐るのに3日とかかってないしなぁ……もう、本当に最悪のスタートから「そこそこ嫌」ぐらいに勝ち抜けるのを待つしかないのだ。辛い設定やな。一応主人公のすず子には追加で「旧友の千夏」というサブクエストが用意されていたはずなのだが、あっという間にその千夏もWIXOSS魔道に転落。オープニングの映像とか見ると、あとは旧友2人で殺し合う運命しか見えないんですけどね。どうしたらいいんでしょうね。 ほとんどの要素が入れ替わり、ルリグの存在もかつてのルールが適用されない。ただ、リルに連れられてすず子が送られた亜空間は、どこか繭の空間に似ているようにも見えるし、どこぞのあんちゃんに引きずり込まれたデュエル空間も、かつて繭が取り仕切っていたゲームの時の戦闘フィールドのなれの果てのようにも見える。つまり、この世界はかつての繭騒動の後、一度は力を失ったWIXOSSという悪魔のゲームが、何らかの第3者の力を受け、外側の設定だけを借り受けて生まれ変わった、新たな地獄ということになるのではなかろうか。繭の目的はあくまでも「友達欲しいな」だったので、夢限少女としてルリグ空間に仲間を引きずり込み続けるものだったが、今回のルールだと、負けた人間はそのままロストではいオシマイ。誰も得しない、WIN&WINならぬLOSE&LOSE仕様である。るう子さんやタマがこの実情を聞きつけたら、何とか暗雲を消し去ってくれないものだろうか。 前作からの引き継ぎはほとんど無いのでひょっとしたら別世界線なのかと思ったが、オープニング(今回はエンディング)に辛うじてピルルクの姿が確認出来た。彼女と一緒にうつされたセレクターもかつてのピルルクさんの現世でのデザイン(名前なんて言ったっけ?)だったと思われるが、彼女だけは再登場があるってことかな? ピルルクがあきらっきーと一緒に戦っていたときに使っていた必殺技は、相手の願いを暴いてしまうピーピングアナライズ。そして、今回リルが発動させた「コイン技」というよく分からない技は「オーネスト」といい、相手の本音を全部ぶちまけさせるカードゲームにあるまじきチート技であった(まぁ、初心者相手にノーガードで負けるようなアホなプレイングをしてたあのあんちゃんが全部悪いのだが)。何か関連があるのだろうか。 とりあえず、前作とは異なる作品として、ちょっと区別して追いかけて行く必要はあるだろう。その上で前作とオーバーラップして懐かしい要素なんかが出てくれば嬉しいところだが……あんまりそういうことをしそうな世界じゃないわね。まぁ、悲嘆に暮れる女の子が見られればそれはそれでいいや。 中の人は、主人公・すず子役に橋本ちなみ。この子もちょこちょこ名前は見かけるのだが、事実上のデビュー作となった「いもちょ」以降は特に目立った活躍が見られなかったので、ここで久しぶりの主人公で一山当てられるだろうか。そして、その相方ポジションには伊藤静、親友ポジションに井口裕香と、なんだか随分濃い面子が集められている。この現場の連中で飲み会とか行ったらひどいことになりそう。 ○「Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-」 6 正直1話目では何とも言えないんだけど、諸々の要素を鑑みての期待票。 表記を見れば分かる通りに「STEINS;GATE」「ROBOTICS;NOTES」に続く志倉千代丸のシリーズ作品の1つ……ではないのか? ニトロプラス関係でこれまで「科学アドベンチャーシリーズ」という一連の関連世界の物語が存在していたわけだが、今作はそうしたシリーズとはまた別レーベルで展開しているものなのだろうか。あんまり細かいことは分からんが、ゲーム原作ではなく小説原作ということなので、似たようなデザインコンセプトながらも根底は違う、ということなのかもしれない。千代丸も色々と多芸なクリエイターであることよ。 とはいえ、やっぱり製作に携わっている人間が同じなのだから表面的な部分は非常に似ている。主人公がネットスラング垂れ流しの痛々しい人物である部分がオカリンと同じであるし、メインヒロインとおぼしき天然ヘンテコ巨乳娘の存在だってまゆしぃと繋がる部分がある。必ずネットキチガイが出てくるのは千代丸作品の必然であるのだろうか。メインの舞台が秋葉原から吉祥寺に移動し、メインテーマは科学は科学でもオカルトである。なかなかオカルトなんてジャンルにスポットが当たらないこの御時世、改めてそうした部分に切り込む発想のとっかかりは面白そうに思える。 デザインとしては「ナイン」という言葉に表されているように、多数の人間がなんらかの事件を中心核として雑多に入り乱れる群像劇の様相。おかげで1話目は本当にとりとめもなく、何をやっているのかはさっぱり分からない。おかげでなかなか評価しにくい部分もあるのだが、とりあえずアニメーションとしては動きも面白いし、キャラクターデザインは割とのっぺりしているのにあまり違和感も無いので、一応品質に期待しても良いと判断する。監督は「君嘘」のイシグロキョウヘイ。ぶっちゃけ群像劇のアニメ構成ってかなり難度の高いタスクになっていて、「バッカーノ!」「デュラララ!」あたりが成功したのは本当に大森監督の手腕に依るところが大きかったと思うのだが、イシグロさんがこの難題をどのように料理してくれるかは今から楽しみだ。 あとはキャラクターの濃い部分を受け入れられるか、「臭い」と切り捨てるかの問題。正直、爆乳娘のキャラなんかは割と痛々しいし、主人公も全く好きになれない気がするのだが、同じような印象は「シュタゲ」の序盤でも持っていたわけでね。気付けば岡部綸太郎が英雄になり、まゆしぃや助手が堂々のヒロインになっていた。そういうミラクルが今作でも起こることに期待しよう。これだけの人数が蠢く群像劇とあれば、成功した時はスケール感を前面にうちだしてダイナミックなシナリオ展開も可能になるのだ。怪訝な目で見るよりは、とにかく1話目の騒がしさ、雑多さをプラスに受け取って見ていこうじゃないか。 中の人はあまりに鉄板でコメントに困るほど。「爆乳ヒロインが痛々しい」と書いたが、それでもあのウザさの極みのあやねるボイスが付いてしまえば話は別。佐倉さん、珍しく乳キャスティングされてますよ。いや、流石にでかすぎるが。また、もう1人のヒロインポジションにはまさかの吉田仁美という意外な配役。この人も割と面白い仕事出来るんですよ。いや、ムーコしかしらないんだけどさ。その他、御前、みゆきち、麻美子と私の世代に直球で打ちこんでくるごんぶとのキャスティングに、「なんでそんなにオカマが回ってくるんだ」でお馴染みの津田健次郎などなど。声聞くだけで割と楽しい作品になっているので、詰め込み気味のネーム展開がとても嬉しい。ま、声優ファンなんてチョロいもんですよ。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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