最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「バクマン。(第3期)」 4
もう3期目ですよ。クールでいうと既に4クール終わっており、今回も全25話予定なので合計6クール分。3期で6クールってシャナと同じ長さかよ。すげぇな。 まぁ、すっかりこのアニメ世界にも慣れてしまったもので、「また始まりましたなぁ」というくらいの印象。ただ、これまで2回は第1話に作中作を持ってきてオープニングで遊ぶ、という趣向が見られたのだが、今回は作中作でアニメ化が決定してるのが「+NATURAL」だけなので、流石にオープニングを作るところまでは至らなかった模様。おかげでフツーのオープニングでした。なんかやたら乳を強調したシーンが多かった気がするけど、夕方のNHK教育であれはセーフなんでしょうかね。まぁ、香耶ちゃんが性的すぎるのが悪いんだろう。 ま、そんなわけで特に「始まったよ!」というお祭り感もなく、いつものように順調に原作を追っている。ぶっちゃけ原作でこの後どういう展開だったかとかあんまり覚えてないんだけど、少なくとも原作で退屈してた記憶はないので、今期もきっと刺激的な事件が待ち構えていることだろう。そういや七峰の登場って今期か。ドキドキもんやな。そして、1話目でもはっきりしていることなのだが、すっかり「バクマン」というより「バク声」みたいな作品になっている。声優が必死に「声優になって」って言ってるのを聞いてるとなんだか面白いのだが、原作のときにもイラッときた展開が色々と待ち構えている。この漫画って漫画家は応援してるけど声優は別に応援してないからなー。亜豆に責任があるわけじゃないけど、彼氏のためにっていうあまりにもぼやっとした理由でメインヒロインのオーディション辞退すんのはなぁ。他の同年代の役者陣にそんなこと言ったらキレられるぞ。今回の「+NATURAL」のオーディションだって、プリンセスエイト(亜豆の所属事務所)のマネージャーさんはわざわざ他の若手を切って亜豆をエントリーさせて、しかもそれで審査を突破してるんでしょ? それを無下に断るってのは、業界的にはそんな生半可なことじゃないと思うんだけどねぇ。いや、フィクションですけども。どうもその辺がね。このまま最終回まで行くとなると、どうしたって「声優恋愛騒動」もいよいよ出てくるわけで……、まぁ、あそこまでいくと完全に少年漫画のノリだから、逆に楽しみではあるんだが。 というわけで、「いつも通り」です。安心してダラダラ見ます。毎週「香耶ちゃん可愛いな」って思います。「岩瀬も可愛いな」って思います。亜豆はちょっと露骨すぎるからあんまり好みじゃないです。そっちは中の人のこと考えて、「そういやパイセンとタソが絡んでる現場ってここなんやな」とか思います。 PR
○「神様はじめました」 5
今期は少女漫画関係もなかなか充実しているが、そんな中から期待の一本がこれ。なにせ、久しぶりの大地丙太郎監督作である。調べて見たら、地上波長編では2006年の「僕らがいた」以来なので6年ぶりなのだ。まぁ、諸々のチャンネルで「ギャグマンガ日和」とかしょっちゅう見るし、つい最近までアニマックスで「十兵衛ちゃん」をやっていたからあんまり懐かしいって感じもしないんだけどさ。 お話の方はタイトルから想像がつく感じのもので、設定としては「会長はメイド様」とか「スキップ・ビート」なんかを思い出す。家庭があまり恵まれていないそれなりに芯の強そうな女性主人公が、男に引っかけられて面倒ごとをを背負い込んで戦っていくパターン(まぁ、こんな大きなくくり方したら大体引っかかりそうな気もするが)。石田彰ボイスの神様を信じてしまうという誰が見てもアウトなフラグを立ててしまった主人公の奈々生が、一夜明けて気付けば土地神様である。「神様」っていうキーワードだと「かみちゅ」とか「猫神やおよろず」とかもイメージさせるね。神道の道具立てって古めかしいけどありがたみがあるし、色んな妖怪などのファクターに繋げやすいから、割と使われてるテーマなのかも。 1話目の印象は、予想通りというか、予想以上にテンポが早いということ。会話の息継ぎすら切って切って嵐のようにカットを割っていくのはいかにも大地監督らしい見せ方で、奈々生の身に起こった信じられないサプライズが次々に繰り出されるこの世ならざるものによって組み上げられていく。最初のナレーションにはじまり、2人の小坊主の煽りなどでスピーディーに繋がっていくシーンを見ていると、よくもまぁこれだけのものを描いて回せるもんだと感心する。この速度が維持出来るのは桜井弘明とか、最近だと水島努くらいのもんじゃなかろうか。普通に考えたらおよそ思考が追いつかないレベルのスピードなのだが、話が分かりやすいこともあり、とんとん拍子で詰まれていく話のメリハリを見ているだけでも楽しいと思えるのは流石。相変わらず画面は可愛らしいし、久しぶりにこの好き放題の大地ワールドを堪能出来そうである。少女漫画って普段あまり接しない媒体なので、どんだけベタでもまだ飽きが来にくいから助かりますわ。 情報の速さ、濃さという点でいうと、ほぼ全ての歌詞が画面上に織り込まれたOPも割とお気に入り。こういう遊び方もいかにも、っていう感じがするし。キャストにもナレーションに久しぶりの山崎バニラを起用していたり、本当に各方面から愉快な演出が多いのである。そんな中、主人公の大役を任されたのは、ピンでメインって実は初めて(?)な三森すずこ。奈々生はほぼ彼女の地声と同じくらいのやや低めのトーンだが、キャストにも難行をふっかけるであろう本作で、更にもう一歩上にいけるかどうか。
○「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」 4
この中に一人、妹がいるよ。これがハーレムアニメだっ! という筋を通しまくり、結果的にその筋だけが残っているという恐ろしい作品。ここまでされると逆に驚くレベルで迷いを断ち切った、ある意味現代アニメの粋と言っても間違いでは無い気がするが、そのこと自体が大きな間違いな気もする作品。 少し前までは必死に実の妹を探していたラノベ世界だが、今回は冒頭から嫌というほど妹である。誰がどう見ても妹、自他ともに認める妹。しかし、非常に残念な妹。「兄を溺愛している妹」という設定はこれまでいくつもあり、「おちんこ」なんてど直球だったし、言ってしまえば今期再放送が始まっている「俺妹」だって似たようなもんだろう。しかし、この作品は、そんな「飽き飽きしたぜ!」の声に対しても、「いやいや、もっと面白くなる新しい作品なんですって」というこすい売り方ではなく、「黙れ! ブラコン妹をそのまま使って何が悪い!」と開き直ってしまっている。これ、当然ラノベ原作なんだが、一体どういう層に売れているものなのだろうか。謎は深まるばかりである。 そして、このアニメは謎の一端を垣間見せる力がある。監督は川口敬一郎。SILVER LINKでは初仕事のはずだが、この人はとりあえずドタバタギャグをやるならはずしはしない。今作の場合も、おそらく自分が何をすべきなのか、充分に理解している。この1話の脚本、実はものすごいことになってるんですよ。何せ、まず妹と兄が何故今まで離ればなれだったのかが分からない。そして、何故今になって再会して2人暮らしをすることになったかも分からない。何故寮に住んでいるかも説明していないし、その寮に学園の生徒会メンバーが一気になだれ込んできた理由も謎だ。あらゆる謎は投げっぱなしで、とにかく「そこに妹がおり、その妹が兄を溺愛している」ことだけが分かる。1話で衝撃の事実を告白させた「おちんこ」とはエラい違いである。 もちろん、多分今回起こった諸々の事情説明は2話以降で行われることもあるのだろうが、とにかく1話目ではそうしたものを全てなげうって、ひたすら「兄は妹に迫られる」という事実と、「兄はそれをかわし続ける」という事実、更に「兄を狙うライバルが一つ屋根の下に大挙している」ということが分かり、それは全て「妹の偏愛」に収束する。姫子という妹ヒロインさえ全力で描ければ、それでいいという1話目なのだ。これ以上ないくらいの決意表明、これ以上無いくらいの内容説明ではないか。Aパートなんて延々自宅で兄妹がどうでもいいことしゃべってただけだもの。えらいこっちゃ。 しかし、それでも何となく見てしまうのが悔しい。別に川口監督が特別上手いとも思わないのだが、とにかく「振り切ってしまっている」ので、その勢いに負けた形だ。キャラクターデザインも色々と諦めたり挑戦したり、潔い造形を徹底させており、風呂シーンの人体としてはおかしすぎるムチムチ感はどうして良いのか分からないレベル。エロい……のか? そもそも妹キャラにあのムチムチきょぬー感が求められているものか。まぁ、他のキャラも色々分かんないけどさ。一番分からないのは生徒会長かな。あいつ、絶対人望無いだろ。どう考えても叩かれる以外の選択肢がなさそうな駄目テンプレキャラしか寄り集まってないのに、そのことにすら一切説明を要さず、色に狂ったかのような熱烈アプローチに理由付けをしない時点で、我々は考えることすら許されていない。「このキャラ、とりあえず見とけ」とぶん投げられただけだ。ひどい話だ。川口さん、あんた男だよ。そして、多分これ書いてる原作者も救いようが無いくらいに男だよ。 さぁ、2話目以降を楽しむことが出来るかな? 出来なくても特に悔しくないぞ?! ちなみにメインヒロインである秋子役は、新人さんである。「なんかアカンな」と思って聞いていたのだが、なんとなんと、まだ14歳だと。あかんやろ、流石に義務教育終わってない人間にあんな役やらせるのはどうかと思うぞ。中学生だと思って聞けば、実は案外上手いのでは、という気もする。回りを取り囲むのはキタエリ、下田、茅原という面々で、主人公役はいつの間にか自然に業界に溶け込んだ逢坂良太だ。うーん、これでいいとは思うんだが、まずもってキャラがどうなのかも分からないからOKというのも躊躇われる……なんやねんこれ。
○「絶園のテンペスト」 5
「K」に続く「アニメイズム」枠の作品で、なんだかパッと見の印象が似ている。かたやオリジナル作品だが、こちらはガンガン系の連載作品であるらしい。正直、個人的には「ガンガン系のアニメ化」というだけで「なぁんだ」という気になってしまう傾向があり、あんまり気合い入れなくていいのかな、とか勝手に思ってしまう。決して馬鹿にしてるわけじゃなくて、自分のニーズとは違うだろう、という予測が立つからだ。 が、オープニングのスタッフロールを見てある程度はその姿勢を改めることを強いられた。なんと、ボンズ製作なのに監督が安藤真裕であると。個人的にはここ2作の印象しかなかったのでてっきりP.A.の人だと思っていたのだが、どうやら来歴を見るとボンズとも縁が深かったようだ。なるほど、それなら納得。ボンズもP.A.同様に映像品質には定評のあるスタジオであるから、そこでの安藤監督の采配に期待したいところである。 とは言っても、まぁ、1話目はやっぱり「K」と大した違いがあるわけでもなく、魔法だのなんだのといったファンタジー設定が登場し、なにかというと厭世的にため息をつく主人公なんかも登場する。俺様風味強めな魔法使いのおねーさんはみゆきちボイスである。まぁ、ここまでのところは「なるほどガンガンであるな」という感じ。1話目にしていきなりラストにサプライズを持ってくるなんていう心憎い構成はあったが、現時点では脚本部分にそこまでの期待を寄せるものでもないだろう。原作有りだし、天下の岡田麿里もそこまで悪さが出来るもんでもなかろうし(それでも面白くしてくれる期待があるのが彼女の偉いところだが)。 ただ、つかみ所が無いとは言っても、実は案外悪くないんじゃないか、とも思っている。「黒鉄病」というなんやら面倒な現象のせいで暗雲に包まれたこの世界、終始じっとりと沈み込むような空気で統一されているが、その割に画面が暗く落ち込むわけではなく、キャラクターデザインなどは非常に見やすくなっている。そして、安藤監督が気の利いている部分は、そうした中で、あまり強く押し出すわけでなく、画の中でもってシナリオの伝えるべき部分を「見せたり」「見せなかったり」するという押し引きを心得たコンテワーク。冒頭、主人公が三角コーナーにセロリを捨てるシーンなんかは、その前のシーンの母親からの手紙、そして画面の隅でこっそり捨てられるセロリの2つのツールを集めて初めて意味のあるカットであり、そこを読み取ることが自然に主人公の性格を読み解くヒントになっている。 他にも、主人公が不良に絡まれて殴られるシーンや、「エヴァンジェリンさん」に銃を突きつけられるシーンなど、バッと見せてしまえばそれなりのインパクトになるであろう動きの部分を、敢えて画面に乗せずに音響だけで表し、結果を伝えている。なんでそんなことをするんだろう、とちょっと首をかしげたのだが、その後、飛んできた真広がエヴァさんと思い切り格闘を繰り広げる段になって、「なるほど、この1話のクライマックスはここに持ってくるつもりだったのだな」と納得出来る。動かすことで見せる部分はあのワンシーンに集約させて、他のパートは極力温度を下げ、世界設定が伝達出来る土壌を整えていたわけである。 個人的に、やっぱりこういう心配りが好きなんですよね。「ただ原作にあるから描く」じゃなくて、1話1話、もしくはシリーズ構成を考えて、必要な部分に注力して描く。当たり前のことのはずなのだが、これがきちんと出来る人っていうのは、やっぱりそれだけで貴重だと思えるのだ。ボンズ製作なので今後どのような面子が作品を作っていくのかは分からないが、ちゃんと話の内容でも見られるものに仕上がることを期待したい。 中の人については、世界みゆきちフェスタの追加作品という立ち位置。その他、花澤・水樹と、1枚看板で客が呼べる名前ばかりが揃ってコテコテのキャスティング。メインとなる男性陣は、最近は安定してメインを張れている内山君に、豊永利行というコンビ。なんか豊永君は久しぶりな気がしたけど、フリットとかもやってたから別にそうでもなかった。最近は松岡・江口が一気にきたから、このあたりの層を忘れがちなだけかもしれない。
○「K」 5
史上もっともタイトルが短いアニメの1つ。「これとCでトップタイだな」と思ったら、そういや「X」ってのもあったな(あちらは脇に「エックス」って振り仮名があるけども)。つまり、現時点で「もっとも文字数の少ないアニメタイトル」はこの3作。画数で言うと「C」の1画を抜く手段は無いので、多分これが「史上もっとも画数の少ないアニメタイトル」でギネス入り。音節数だと「シー」と「ケー」が一緒なので、今後「ぬ」とか「ゆ」とかいうタイトルにアニメが出てくると抜かれる可能性もあるぞ。 すげぇどうでもいい話題から導入してみたのは、こちらの作品もなかなか1話目では判然としない部分が多いため。冒頭のチェイス&バトルシーンでは実に潔い「そっち系の設定」臭さが止まらず、「もうこの作品に『中二病でもバトルしたい!』とか『中二病でも近未来!』とかいうタイトル付けたらいいんじゃないかな」と思ったりした。だって「ダモクレスの剣」ですよ。まだ邪王真眼の方がオリジナルな分だけかっこよさそうだよ。「こりゃ設定もきつそうだし、キャスト的には腐ったご婦人向けかなぁ」とか思っていたのだが、学園パートに移って生徒会っ子ちゃんの声を聞いて視聴決定。仕方ないなホントに。 今作のスタッフはなかなか名前だけを見てもピンと来ないのであるが、制作のGoHandsは過去の作品だと「生徒会役員共」でのみ見たことがあるスタジオである。更に調べていくと、シリーズディレクターの金沢洪充氏は「役員共」の監督、更に今作の監督である鈴木信吾という名前も同作の原画作業に確認出来る。キャラクターデザインも「役員共」と同じ人……ということで、今作は「生徒会役員共」の続編である。なるほど、そう考えると生徒会っ子ちゃんのキャスティングにも納得がいくな! あの可愛らしい子が履いてなかったり脱がせたり隠語を声高に叫んだりするアニメだ。なるほど、見たい。 ただ、残念ながら1話目を見る限りではそうなってはおらず(そりゃそうじゃ)、やっぱり中二病バトルものである。1話を見る限りでは、バトル画面、というか世界設計の画面作りはかなりの努力が見られる。バトルシーンのぬるぬるっぷりは半端無く、とにかくオサレな構図、オサレな動き、労力もかかっているし、それが見栄えの良さにも繋がっているだろう。このままのクオリティの画面が維持出来るならば、それはそれで見る理由にはなる。ただ、正直なところ、こんだけオサレされたが、そこまで圧倒されたか、というとそうでもない部分もあるのだ。なんか、技術が先に立ちすぎて画面に乗ってこないというか……上手いこと言葉で説明しにくいのだが、「オサレだろ?」っていうアピールが強くて「何が見せたくてそういう描写をしているのか」が分かりにくい、とでもいうのだろうか。決して「見づらい」とか「うるさい」っていうわけでもないのだが、もう一歩、「何が見せたい」がほしいところなのだけれども。まぁ、こればっかりはキャラが浮ついてるっていうのも原因の1つとして考えられるかな。もう少し主要視点が固まって、各々のバトルスキルの依って立つところが見えてくれば、画面にも見応えが出てくると期待しよう。今回も、小野D侍が使った「なんか空間をひっつかんでぶっ飛ぶ技」のエフェクトは見たことが無いものだったので面白かったし。せっかくCG多用のデジタル気質画面なのだから、ああいう「事象が見える新しさ」みたいなものをもっと出してくれると楽しいんだけどね。 あと、世界設定が相変わらずチープなのも気になる点。「ギルティクラウン」なんかもひどかったんだが、「今の時代とちょっと違うくらいの近未来感」って、本当に自然さを出すのが難しい。いつも思うんだけど、なんでこの手の世界って場所だけとって邪魔な「お掃除ロボット」があんなに大量に闊歩してるんだろうね(学園都市しかり)。そんな技術導入よりも、まずはゴミを捨てられないようにする供給法や規律整備が先だと思うんだけど。あと、もう1つのお約束である「画面エフェクトが空中に浮かんで表示される端末」って、絶対にあと何年たっても実用化されないよね。あれ意味ないし。バーストリンカーならまだ分かるんだけど。 とまぁ、不満点はちょいちょいあるが、とにかく手間と金がかかってるな、というのは分かるスタートだったので、今後何が出てくるかは案外楽しみだったりする。せっかくの長所を活かせる作品作りに期待しましょう。 中の人については、「もうお前らアフレコ現場で顔合わせるの飽きただろ」っていう男性キャスト陣の既視感が売り。「また○○かよ!」のまるの中に好きな名前を入れて下さい。個人的には「また梶君かよ!」と思ったらいきなり撃たれて死んでてワロタ。こういう男性キャストが大挙する作品の場合、そのまんま「しろくまカフェ」に置換するとなごむ、という裏技がある。今作はラマさんとパンダ君とシロクマさんとオオカミさんとグリズリーさんあたりが出てる。あ、そういやペンギンさんがいない。珍しいな。女性キャストはとにかく生徒会っ子ちゃんがんばれ。エンドロールに小松未可子の名前があり、「あれ? みかこし出てたんか」と思ったら「ネコ」って。知らんがな。
○「新世界より」 4
最近では珍しく、(ラノベ以外の)小説原作のアニメらしい。原作は貴志祐介、当然わたしゃ未読。 1話目は、割とよくあることだが「よく分からん!」スタート。作者のことを考えると、多分ホラーとかサスペンス方向に進むことは分かる。実際に1話では「人が消えた」ということらしいので、この舞台となっている人の少ない寒村で、何か良からぬことが進行していく話なんだろう、っていうのは分かる。実際、終始画面は暗めに抑えられているし、何かがガンガン飛び回るなんてこともなく、ただジリジリと不可思議な世界を見せるための「説明」が展開されていく。非常に分かりやすい「怪異」の存在や事件の発端などは雰囲気だけでもつかめる部分なので問題無く、それだけだったら統率の取れたスタートだな、という程度の印象で終わりになるところなのだが、今作の場合、そのために用意された世界が一際謎めいているのがちょっと困ったところだ。 どうも時代設定が「はるか未来」となっているらしく、人間は呪力やら念動力やらの不可解な力を持っている。それを使いこなすために、教育システムも変わっているし、この世界に与えられた常識も全然違う。初見の印象は「神様ドォルズ」に出てきた空守村みたいな印象で、この世界だけは「常識」が通用しているのだが、見ている側はそれ自体が怪異にしか見えないという。「それだけのことじゃない」と思われるかもしれないが、このセッティングって結構面倒なのだ。世界全てが「この空間」になってしまうと、「客観視する目」が存在しないことになり、「どこまでが不思議じゃなくて、どこからが恐れの対象となるのか」というのが分からないと、制作者側が我々に何を伝えたいのかが判断出来ず、サスペンスになりえないのである。 そのあたりの手順がどうにも複雑になってしまったことが、この1話を見づらくさせてしまっている。1話で行わなければならない「説明」には「この世界はどのように出来ているのか」という要素が1つと、「その世界で何が異常であるのか」という要素が1つ。出来ることならば、これらの要素は分けて伝達してもらった方が助かったのだが、原作の進行もあるので、なかなかそう上手くもいかないのだろう。脚本構成の難しいところである。また、アニメーションとして見たときも、どうしても画面が地味になってしまうという点は今後の検討課題だろう。1話目から客を掴むような動きを見せろ、というのは実に傲慢な考え方であるし、そんな必要は無いと思うが、流石に1話の状態のままで淡々と進み続けるだけでは、「何でアニメにする必要があったの?」という声が出てくるのは仕方ないところ。今後、そうならないように、少しずつでも画面に盛り上がりが出ることを期待したい。 そして、最後にキャストも地味めなのが悩ましい。主人公役はまだ若手の種田梨沙という子。「TARITARIでいうところの上野さんの中の人」であるようだが、流石にそこまでカバーしきれていないのでピンとくるほどではない。特に拙さは感じられないが、だからといって印象に残るかと言われると、まだ判断は出来ない。今後の「ヒロイン」としての活躍が楽しみではあるか。その他のキャストも、全員演技を抑えめにしなきゃいけないこともあり、誰がどこかで出てくる、という感じはあまり無い。おかーさん役の伊藤美紀さんが1話目からちょっと飛ばしてんなー、っていうくらいか。どうも「寒村のミステリ」に縁が深い人だな。
○「中二病でも恋がしたい!」 6
京アニ作品ということで、毎度のことながら今期の注目作一本目である。前作「氷菓」が個人的には消化不良の作品だったので、心機一転、こちらはどうなるのかが楽しみな作品。 基本的に新規アニメの事前情報ってのはあまり手に入れないようにしているのだが、こちらについては、たまたま公式で公開されていた「プロモーションエンディング」という奴を見て割とストライクだった。1話目で放送された本放送のエンディングとは全く違うもので、メインヒロイン六花ちゃんがデフォルメキャラとなり、ステキな歌詞の音頭に合わせて踊り狂うというナイスな奴だ。どうも期間限定だったらしく現在は動画が見られないみたいなのだが、あれが本放送でも出てきてくれることを期待したい。 さて、今回の監督は鉄板も鉄板の石原立也。一目でそれと分かるオープニングから始まって、もう、何もいうことの無い京アニテイスト全開のコテコテ映像である。昔は京アニの動画っていうと「うわー、すごくぬるぬるしてる」っていう新鮮な驚きがあったもんだが、流石に最近になると驚きではなく、「いつもの京アニだー」という安心感の方が先立つようになってきている。「京アニムーブ」とでも言うべき不自然なまでの過剰動作は、それだけでファンにとってはたまらないものである。「氷菓」の時には、そうした過剰な動きが作品のテイストとマッチしていなかったことが難点としてあげられたが、こちらはもう、テーマ的に何の問題も無い。大見得を切っているのにどこかすっとぼけた六花の立ち振る舞いと、それに容赦無く突っ込みを入れていく勇太のコミカルな動き。これこれ、これが見たかったんだ。「日常」でも楽しませてくれた理屈抜きのモーションの妙。「中二病」っていうテーマは、この馬鹿馬鹿しさを飾り立てるのには最適な、愉快なものである。 シナリオ自体はそこまで目新しいもんではない。最近のラノベ全盛のおかげで「痛々しい女子」っていうジャンルは決して先進的なものではないだろうし、その要素を除けば至って普通の学園コメディ。つまり、引っかかりは何一つ無い。一応「ハルヒ」との繋がりも示唆されているわけだが(Wiki情報)、完全なSFになるわけでもなし、分類するならまだ「日常系」の方が近いとすら言える(まぁ、普通にレッテルを貼るなら「ラブコメ」でしかないが)。そんな中で好感が持てるのは、中二病という、いかにもいじり甲斐があるネタだが、それは「ギャグ」であって「パロディ」ではないという部分。この手の痛い系のネタだとどうしても他作品を引っ張ってきてのパロディというものが多くなりがちだが、今作の場合は勇太も六花も(一応)オリジナルな中二設定を煩っていたことになっている。まぁ、邪王真眼はまんま邪気眼なわけだけども、こうして「自分オリジナルのくせにどこをいじってもテンプレ」というのが中二病の面白い部分なので、このまま好きなように六花ちゃんが暴走してくれると、今後も楽しみは増えていきそうである。 この手の作品のお楽しみとして前述の通りにオープンエンドっていうのがあるわけだが、何度もPVやCMで聞いて耳に馴染んでいたオープニングは映像も加わって満足度が高い。そしてエンディングは中二病ユニットが歌う徹底したテイストに加えて、なんと映像を担当したのは山田尚子である。オープニングが石原さん、エンディングが山田監督という、「けいおん」の黄金タッグだ。まぁ、まんま「No Thank you」のときみたいな画になってましたけどね。こうして見ると、アーティストのプロモ映像って、単なる「中二病映像」なんだよな。 それにしても、本当に六花ちゃんは可愛い。1話目でこんだけ愛想を振りまいてくれるヒロインっていうのもなかなかいなかったレベルで可愛い。この愛らしさが出せるのが京アニパワー、石原演出の力なんだなぁ、としみじみ思う。一挙手一投足がいちいちぬいぐるみみたいでちまちましてるし、「痛々しさ」が先行するキャラのはずが、そんなものよりも「ほほえましさ」が際だっているというのが何とも。まぁ、こういう設定に馴染んでしまっているせいなのかもしれないけど。どうやら、今年は2期続けて「六花さん」に悶えることになりそうです。そして、その相手をする勇太のキャラも悪くない。「中二病に反省した」設定なので、ラノベにありがちなヤレヤレ系の主人公でなく、無難に常識的な思考回路を持ち合わせてくれているのが嬉しい。振り回され役であり、黒歴史を持つという二面性が福山ボイスとしっくりくるし。その声ならうずくのは右腕じゃなくてギアス能力じゃないのか、という突っ込みはお約束。 というわけで中の人の話に突入するわけだが、もう、今作はとにかく内田真礼である。このキャリアで本当に良い仕事をする娘である。そこまで声に特徴があるとも思わないのだが、前作ヒロイン「さんかれあ」の礼弥に続いて、役との親和性が非常に高い。最近までゾンビや戦隊ものの博士をやってた人と同一人物とは思えないのである。名実ともに一線級に上がってきましたね。そして、意外だったのが勇太のクラスメイトに保志総一朗というセッティング。その席にいるのは大体阪口大助だろ、と思っていたところへの登場だったのでちょっと驚いた。しかも担任の先生が喜久子おねーちゃんだったりする。ひょっとしてこの高校、木崎湖にあったりしないだろうか。更にエンディング歌唱を見るとまだまだ刺激的なキャストも登場する模様、今後も楽しみに見守りたい。
○「となりの怪物くん」 5
少女漫画原作作品、原作は未読。一目でそれと分かる少女漫画デザインで、監督は「君に届け」の鏑木ひろ、制作はブレインズベース。揃えられた駒は充分である。 1話目の印象は、とにかく話の展開が早い。流石にこのペースで1クールやられるとどえらいことになる気がするが、おそらく導入となる1話目はとにかくこの世界の無茶苦茶なところを全部押し込めた方がインパクトがでかい、ってことでこうなったんだろう(脚本構成は私の大好きな髙木登氏である)。いかにも少女漫画らしいセッティングで、特にメイン2人のキャラクターには突っ込みどころが満載である。「友達がいない変な女の子」主人公ならそれこそ「君に届け」だし、「女の子側がナンバー2,相手の男がナンバー1」というと「S.A」だ。出会い方もその後のつながりも、やっぱりどこかで見たことがあるような気もするのだが、どうもその配合具合が無茶をしている。あんだけ馬鹿っぽくて常識知らずのハルが実は学年1位だった、っていう時点で色々と無理な話だし、雫も基本線は勉強第一の冷徹女として描かれているのに、ちょっとした接点だけからハルの肩を持ちすぎているように見えて、彼女の心理状態を追うのが難しい。単なる「クール」ならば全ての事象に対して心をシャットアウトしている理由付けにはなるのだが、雫の場合はどうもそういうキャラでもないらしい。あまりにも多くの事件が1話で起こりすぎていて、そのたびに大きく揺さぶられる雫のキャラが掴みきれないのだ。現時点では、その場その場で一番都合の良い(都合の悪い?)行動に出る天の邪鬼にしか見えないのである。 ただ、そうした無茶が目につく一方で、どこか憎めないキャラだな、というファーストインプレッションだったのも事実である。特にハルの方は事前にタイトルで「怪物くん」というフレーズが与えられており、「こいつに常識は通用しないんだから、まともに心情を考えようとしても無理なんだな」とあきらめがつく分、完全に「異物」として面白く見られる部分があった。また、雫の方は性格の根幹が分からずじまいだったとはいえ、「多分悪い奴ではないんだな」というのは伝わってくるし、「完全無欠の冷徹ヒロイン」というよりは「そうなりきれてない人間くささ」みたいなものも感じられるので、今後シナリオのスピードが落ちれば、充分見守ることが出来るキャラになるんじゃないか、という期待もある。むしろ、こんだけあり得ない無茶苦茶なシナリオラインだったにも関わらず、この2人の悪印象が強くならなかっただけでも、結構な事件ではあるのだ。 こうした複雑な第一印象が得られた功績は、大きく2つの要因があるだろう。1つは、非常にメリハリの効いた作画演出部分。少女漫画原作だったら多分お手の物だろう、という期待はあったが、やはりこの監督は上手いのだと思う。これだけのジェットコースター展開で(流石に無理はあるが)不自然さを排してテンポを作っているし、1話目は徹底的に2人の人物像だけを掘りさげることを目的として、とにかく必要な要素を簡潔に抜き出している。いくらか硬質なキャラクターデザインだが、その割に動きがスムースで画面内でのキャラの押し出しが綺麗だし、雫が時折見せるデフォルメデザインとの接続も良い。「君に届け」の爽子はデフォルメの方が多かったくらいのキャラだが、雫もいつかそこまで砕けてくれるんだろうか。こういう2極のデザインの使い分けって、少女漫画の醍醐味ですよ。 そして、やっぱり無視しちゃいけない、中の人のこと。ハル役の鈴木達央は、いつもよりもやや高めの音域でのお仕事だが、その天衣無縫な「怪物」っぷりは下準備充分。これをやられたら確かに女性陣は諦めるしかないだろう、という貫禄がある。そして、メインヒロインは我等が戸松。本当に、何度も褒めているのでいい加減書かなくてもいい気がするが、戸松キャラっていうのはどうしてこうも活き活きするのだろう。雫なんて普段の音域が低くてダウン系のキャラなのだからもう少し印象が引き気味でもおかしくないのに、しっかり存在感を出しつつ前に前に来る。1話目だけでも見せ場は山ほどあるが、ハルの悪友連中に忠告しに行く時の引きつったような声とか、本当によく作れるもんだ、と心底感心する。本作も、濃厚な戸松作品になりそうな予感。
○「超速変形ジャイロゼッター」 5
普段はあまりタッチしないことにしている、夕方放送の子供向け作品。なんで触れないかって言うと、朝夕のこの手の作品までカバーしようとすると完全にキャパを超えてしまうから。結局「イナズマイレブン」も好きだったのにスケジュール的な問題で途中で挫折してしまったり、どうも視聴が続かないことが多く、それならこの手のジャンルはさっぱり諦めよう、という風に線引きしていた。ただ、今期の新番組ラインナップを見ている中で、これだけはちょっとチェックしようかな、という気になってしまった(つまり、明日放送の「獣旋バトルモンスーノ」は多分チェック出来ない)。 観ようと思った理由は大きく2つ。1つは、その制作体制である。監督が高松信司、そしてスタジオはA−1Picturesだ。夕方向けの陣容としてはかなり珍しいラインナップ。これは流石に観ておかなきゃいけないかな、という気にさせる。そしてもう1つの理由は「井上麻里奈が少年主人公」という。過去にも実績が無かったわけではないみたいだが、これまで一度も「麻里奈の少年主人公もの」というのを見たことが無くて、これはせっかくのチャンスだし、しかも1年もの長期作品になるならたっぷり楽しめるだろう、と思ったわけである。その他のキャストもなかなか良い面子が揃っており、期待度は高かった。 そして、そんな期待には応えつつ、なんかもう、色々大変な1話目だった。ほんと、どこまで行っても突っ込みが追いつかない。いや、子供向けアニメなんてそんなもんだとは思うが……それにしてもなかなか尖っておる。思い出せるだけでも書き連ねていくと、いきなり冒頭から「キャスター関ってまんまかよ!」。「近未来っぽいのに教習所古めかしいよ!」「縦列地味だよ!」「かぁちゃん兼ね役かよ!」「イナバウアー!」「基地て!」「指令て!」「変形て!」「絶望した!!」などなど。まぁ、きりがない。ロボットものとして突き抜けてたのは、タイトルとコンセプトから「変形ロボット」を期待してたのに、変形シークエンスに一切「変形」の要素が無かったところですね。もう、「再構築」だよ、あれ。どこかどうなったらあれが出来上がるんだよ。キラッって光ったらいつの間にかロボット。それは「変形」じゃなくて「変身」っていうんだ。 いやー、まぁ、勢いは凄まじい1話目でしたよ。お約束しかやってないはずなのに、1つとして油断出来ないでやがんの。これはまぁ、1年間同じ勢いで突っ込み続けることは無いと思うけど、なかなか挑戦的な所信表明だったのではないでしょうか。それにしても、最近車関係の協賛アニメが多いね。「放課後のプレアデス」もそうだったし、一応「輪廻のラグランジェ」も近いものがあった。自動車が売れないからあの手この手でイメージ戦略を図ってるのかなー。でも、これが気に入った子供たちは車好きになるのかなー。なったとしても、購買層になるまでしばらくかかるなー。その頃の自動車ってどうなってんのかな。電気自動車ってこれから普及していくのかなぁ。ちなみに今作の作中で出てくるのは「AIカー」って言われているのだが、見た目はフツーの国産車なんだよね。しかも割と排気音が出てることを考えると、あいつらガソリン車だ。てことは変形後のジャイロゼッターの動力もガソリンエンジンだ。……それってつまり……「IGPX」か?! ま、車に興味が無い人間からすると単なるお笑いロボットものっていうカテゴライズで問題無いと思います。そもそもエンディングでロボット踊らせてる時点で真面目にやる気は無いと思います。「ダンスを踊るオープンエンドは名作」っていう流れがあるけどさ、ロボットに踊られても細かい振り付けわかんねーよ。あと、オープニングがマッチっていうのもいきなり吹いたポイントだよな。妙にじっとりしたオープニングだったよ。どういうコンセプトやねん、と思ったら、マッチも一応車に関係してる人間だったのね。どこまで狙ってやってるのかもう分からないわ。 中の人の話。まぁ、前述の通り、麻里奈がかっ飛ばしてるのが聞きたかったからそれだけで満足なんですが、まさかの母子兼ね役とか、無駄に重たいことやってるのが笑える。「絶望的に!」って千里ボイスで言われても、その後猟奇殺人に発展するイメージしかわかねー。メインヒロインはどうやらゆかちの模様。うん、可愛いと思う。でも、実はサブっていう意味なら陶山さんの方が気になるんだ。陶山さんってあんだけ声に特徴があるのに、なんでこんなに脇で使いやすいんだろうね。その他、三宅健太、中田譲治、田中理恵といったどっちかというと悪役でいいんじゃないかと思える面子が司令部を囲み、「これじゃ悪役側は誰がやるねん」と思ったら黒田崇矢だったというオチ。納得。関さんのアナウンスで自動車変形ものだから、もうそのまんま「ゴ〜オンジャー!」って言ってほしい欲求が止まらない。 |
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