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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す」 4

 今更だけど、もういちいちなろうを評価するだけの表現力を持ち合わせてねぇよ。なろうアニメの初回の感想を表す言葉、どっかにリストとかでまとめておいてくれませんかね。「繊細でしっかりとした脚本、美しく複雑な映像」とか「ここ10年で最高」とか、「3作連続で偉大な品質」とか。……まぁ、なろうアニメにあんまり褒めるフレーズ使わないけど……。

 というわけで「タイトル見ればわかるやろ!」で終わり。こちらは模範的な(?)追放ものなのでその部分についても特にいうこともなく、「なんで王太子が冒険者まがいのダンジョン攻略に挑んでるんだよ……」みたいなツッコミはありつつも、「平民上がり」ってだけでこんだけ差別されまくってるのに宮廷で職探ししたオメェが悪いんだよ、という結論は飲み込む以外にない。なろうワールドにおける差別は必須項目であり、おそらく現代社会で差別するととんでもなく叩かれる鬱憤を、差別主義な人々がなろうワールドで満たしているに違いない(差別的見解)。

 一応触れられそうな要素を探すと……制作の「月虹」というスタジオはこれまでも着実にダメなろうアニメを積み重ねたブランドで、確認したら過去5作の元請け作品のうち私が切った作品が3作という華々しい実績を持つ。切ってない「異世界ワンターンキル姉さん」も今の基準だったらほぼアウトなため、事実上の勝率は8割である(残る1本は漫画原作の「てんぷる」)。そんなスタジオなのでさぞかしショボかろうと思っていたが、これが案外映像は悪くない。いや、ことなろうアニメに関しては相当にハードルを下げているのでヘナヘナ度合いがよっぽどでない限りは「並」くらいの評価にしてしまうが、多分以前の作品よりかは安定している気はする。シカコボイスの僕っ子ヒロインも可愛いといえば可愛いので、その辺りを拠り所にして生き残る可能性がワンチャン……無いだろうなぁ……。

 
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○「SPY×FAMILY Season3」 ―

 順当に作り続けて第3期。まぁ、特に改めて書くことも無いので単なるログとしての新番チェックである。

 今作はアニメ化に際し、「WIT × CloverWorks」というとんでもねぇスタジオの共同スタイルが話題になった。この体制は今期も当然維持されているわけだが、そうした特殊な体制である影響だろうか、実は地味にちょこちょこクレジットが変わっており、分かりやすいところでは毎回「監督」の名義が異なっている。一応2期目までは古橋一浩氏がトップにクレジットされていたのだが、ついに今回はそれがなくなって別な人が監督名義で記載されている(一応、ずっと監督はClover寄りの人っぽいが)。他にもシリーズ構成も名義が変わっていたり、結構な変更があるにはあるのだが、例えば1話目でいえば古橋さんはしっかりコンテで参加してるし、多分事務的なものでそこまで制作体制に影響はないのだろう。ちなみに他のクレジットで気になった点としては、オープニング映像を作ってるのが夏目真吾氏だったりするのが何気に贅沢。

 内容についてはあんまり触れる必要もなかろうが、2期で大きな山である豪華客船編が終わり、順当に行くならロイドの過去編も含むシリアス強めのお話も結構入ってくる。どういう構成になるかは要注目だ。

 
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○「結婚指輪物語Ⅱ」 ―

 こんなにおっぱいでしたっけ。AT-Xで観てるもんだから乳首もフルオープンで何一つ隠し立てすることない作品となっている。こんなん観てたら、他の作品のおっぱいどうこうで一喜一憂してるのがアホみたいになってきますね。いや、おっぱいに一喜一憂するアホじゃないシチュエーションがあるかどうかは知らんが。

 1期放送から1年半が経過しており、当然のように内容はよく覚えていない。どうせテンプレハーレムものなのでディティールを覚えてる必要もないのだが、すでにハーレムに5人ものキャラが集まっており、個々のパーソナリティをあんまり覚えていないのはどうしたものか。序盤に出てきたエルフっ子と分かりやすい猫耳蛮族は覚えてるのだが……ビーム撃つみかこしアンドロイド、こいつどこでどういうふうに出てきたキャラだっけ……1ミリも覚えてないんだが……。まぁ、些事かな!(割り切り)

 多分印象は良くも悪くも1期から変わる気配はなく、お話そのものに興味を持つのは難しそうだが、映像部分に独特のエフェクトがかかっていて画面はそれなりに独自性が感じられるのは売り。これで大きな作画崩れさえなければこれ一本で1週間分のおっぱい成分が摂取できる完全おっぱい食として重宝するだろう。これを制作してるStaple Entertainmentは今期地味に「渡くん」との2本体制なのだが、制作時期のスパンから考えてあんまり心配はなさそう。

 
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○「僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON」 ―

 もはや開始にあたって言葉はいらない。どうやら今期が正真正銘の最後。長きに渡る旅路の果てを見守っていこうではないか。

 と言いつつもちょっと書いちゃうけど、今回も1年ぶりの再開なので久しぶりといえば久しぶり。まぁ、間に「ヴィジランテ」を挟んでたから、っていう理由もあるだろうが、ちゃんと思い出して見送ることができるかちょっと心配だった……が、遠慮なしにフルスロットルの1話目。よりにもよっていきなりオールマイトの全力全開から。ほんと、毎週がクライマックスで作者は血管ブチギレながら描いたんじゃないかと思えるハイカロリーっぷり。アニメスタッフもこの熱量を全てアニメに叩き込まなきゃいけないんだからほんと大変。責任あるアニメ作りには本当に感謝である。

 そして個人的に嬉しかったのは、最終シリーズを飾ることになったアーティストがポルノグラフィティであったこと。思い返せば10年近く前に今作がスタートした時のテーマソングは同じくポルノの「THE DAY」であった。今回の楽曲タイトルは「THE REVO」。歌詞には「THE DAY」のオマージュである「THE DAY HAS COME」のフレーズが込められており、いよいよもってグランドフィナーレを迎えるのだという感慨がある。

 どうぞ、よろしく頼みますよ。

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○「信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!」 3

 キモい。きつい、ごめん、無理。

 タイトルをフルで書いたのは、今後2度と書くチャンスがなさそうだったので記念に。文句なしで(少なくともうちのブログでは)史上最長のアニメタイトルであり、一応正式にはこのタイトルになってこそいるが、あまりに長過ぎてテレビの放送情報などの記載名も『無限ガチャ』となっている。そんなタイトルつけてる時点でお里(なろう)が知れるわよ。ま、ほんと今更だけどさ。

 というわけで、なろうの嫌いなところをじっくりコトコト煮込んだような1話目なので視聴に際して多大なストレスを伴う拷問のような作品。そりゃね、こんくらいの作品はこれまでも何作か見てきたけどさ。何作か見てきたからこそ、「勘弁してくれ」って気持ちが強くなるのはしょうがないのよ。今作で一際顕著だったキツいポイントは、なろう主人公ではお馴染みの「あらゆる努力を全て否定し、本当に運任せのチートだけで物事が解決していく様子」が凄まじかったこと。「転生前にやりこんだゲームだったから」のオバロやマイノグーラがまだ恥ずかしそうにそういう設定にしているのに、今作は端折ったら「生まれ持ったスキルが最強だったから最強なんです」だけである。いや、それでもいいんだけどさ。それが真っ先に「適当にガチャ回したら最強のおっぱいメイドが爆誕しました」なのがもうね。

 「追放」の行程も他作品に比べてさらに適当で、過去の追放ものは一応「使えるスキルを持っていたから飼われていた」であり、無能なリーダーによってそのことを理解されずに追放されていたからこそ「ざまぁ」に(ギリギリ)大義名分も出るのだが、本作の主人公は、「自分が何の能力もないと思っており、実際に1ミリも役に立ってない状態でのうのうとパーティーについてきて高難度ダンジョンで足を引っ張った挙句、『なんで自分が追放されるんですか』と文句を言う」というクソみたいなムーブをしている。一応「騙された」とは言うものの、不相応なポジションに飼われている状態で疑問を抱かなかった時点で多分死んで詫びるくらいしか精算しようがなかっただろう。

 クソスキルしか持っていないという自認だったのに冒険者になろうとしたモチベも分からない。この世界のヒューマンは相当厳しい差別対象になっていることはおそらく社会常識であろうから(でなければ街であのような情景にはならない)、役立たずの身の上で単身自営業に挑んだらどうなるか、どれだけ子供だって想像できるだろう。ギルドの仕事に「薪運び」「泥炭掘り」があったということは、この世界にはそういう生業で生きている人たちだって多数存在しているということ。大人しく親元で迷惑をかけない仕事で一生を終えるべきだったのに、身の程をわきまえずに出てきた上で殺されそうになるのはどう考えても自己責任。もし復讐心が正当化されるとしても、その矛先を向けるべきは元パーティーではなくて、自分への差別を許容したこの世界全てに対して行われなければいけないだろう。最終的には単なるわがままで魔王が生まれただけの話なのだが、なぜそれを成長譚や復讐譚のていで書こうというのか。意味が分からない。

 そして腹が立つことに、今作は制作がJ.C.STAFF、監督が桜美かつしと、そこそこちゃんとした座組みで展開されているということ。そう、点数は下げてるがアニメとしては至ってまとも。同じJ.C.制作アニメとしては「ダンまち」あたりと同じくらいのクオリティである。おかげでこれを切ってしまうのは心苦しくはあるのだが……ほんとにこういうのはメンタル削られるんだよなぁ……。どうしたもんかなぁ……。

 
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○「SANDA」 6

 「え〜、板垣巴留作品をアニメ化するんだったら、まずBEASTARSを完結させてくれよー」って思ったのだが、確認したらすでにネトフリ独占配信で完結してたらしい。あぁ、そういうパターンもあるのか……。

 というわけで、自分が機会を失っていたことを知ってちょっとしょんぼり新番組だが、こちらのタイトルについては何も知らないので新鮮な気持ちで仕切り直し。同作者の「BEASTARS」はオレンジの映像技術が素晴らし過ぎたというのもあるが、元々描こうとしていたドラマの仕立て方も割と好きだったので、この作品についても(何も知らないなりに)期待はしていた。なるほど、やはり強烈なクリエイターは強烈なクリエイターを惹きつけるようだ。こちらも一筋縄ではいかない作品になっている。

 「BEASTARS」の制作を担当したのがCG美術の雄・オレンジだったのに対し、何と今作はサイエンスSARUが受け持っている。直近でも「ダンダダン」で爪痕を残した個性派スタジオだが、こちらの作品でもそのアクの強さを遺憾なく発揮。ただ、最近のサイエンスSARUは個性派というだけでなくしっかりと品質も上げてきており、もはや単なるクセつよスタジオでは終わらないだけの存在感を発揮している。まぁ、元々「クセ」の要素は湯浅監督が一人で担ってたようなところもあるし、例えるならシャフトが新房監督の1人体制を抜けて新時代に突入したのと同様、こちらもプラスアルファを成し遂げた新時代のスタジオになったのかもしれない。

 個性的な原作画をしっかりと踏襲したクドすぎるキャラデザがアニメとして全く見辛くない状態で出てきており、個人的にはヒロイン(?)の冬村さんのぬぼっと身長が高く猫背なくせしてやたら俊敏で殺意が高いところ、それでいて瞳の大きさが不気味さと不思議な愛嬌を兼ね備えているところなんかは一目惚れしてしまいそう。中心となる不穏な部分以外のモブが妙に平和そうなツラをしていたり、なんだかBEASTARSの時とは全然違う方向に板垣巴留テイストが活かされており、これはこれでとても楽しそう。

 お話についても、私はケモノどうしの弱肉強食ラブロマンスしか知らなかったが、「サンタクロース」というメインテーマの置き方からして「なんでやねん」の世界でどんどん意味不明な設定が出てくるところはぽか〜んとしつつも興味をそそられた。よくもまぁこんな変な設定を、そして変なキャラを思いつくもんである。是非とも楽しいアニメになることを祈っています。

 中の人については相変わらず「変声期前」な村瀬君はもういいとして、冬村役を任されたのが庄司宇芽香というチョイスもゲキ渋いがとても良い。青二の縁の下の力持ちポジションの彼女はなかなかメインヒロインを受け持つことは多くないのだが、こないだの「出禁のモグラ」しかり、きちんと印象に残る仕事を見せてくれるのですよ。冬村役で新たな足跡を刻んでいただきたい。

 
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○「破産富豪 The Richest Man in GAME」 5

 さぁ、今期も引き続き中国アニメを配信してくれるB8ステーション枠から新作の登場だ。残念ながら前クールは受け付けない作品だったために途中で切ってしまったが、今期のお付き合いはどうなるだろうか。

 まず、映像部分については「ショボ系」のチャイナアニメ。前クールの「転生宗主」とか、「RINGING FATE」あたりはCGバリバリで動きをつける「すごそう」枠だったが、こちらは「下の階には澪がいる」や「この恋で鼻血を止めて」あたりと同じ、手描き感溢れる(そのくせどこかにAI味も感じる)目に優しいデザイン。ただ、「鼻血」の時よりもAIっぽさは低減されており、若干のショボさに目をつぶれば映像自体は問題なく見られる程度。むしろあんまり上にも下にも突き抜けずに「日本にもありそう」なレベルでの映像が実現している初の作品と言えるかもしれない。

 タイトルだけを見てもどんな作品かはさっぱり想像できないだろうが、ざっくり言えば「タイムリープアホ異世界トリリオンゲーム」である。……うん、さっぱり分からんな。「ゲーム世界に巻き込まれた主人公が学生時代に戻ってゲームの中で億万長者を目指すべく商売を立ち上げる」というお話なのだが……どこまで本気なのかが分からないのでやはりどこか座りは悪い。基本はギャグテイストで話が進むのだが、ギャグの演出が中国なのに昭和っぽさ満載で、これは流石に「スベってる」と判断する人が多そうな流れなのでその分はマイナスだろうか。「ギャグっぽい映像にしたろ」って思った時の映像のクセは、やはり未だガワだけ借りてきたような妙な違和感が残る。その部分は純粋にマイナス。

 ただ、そうしてサクサクとテンポよく進むよく分からん世界で展開されるお話自体はあまり見たことがない部類のものなのでちょっと興味を惹かれる。ゲームの悪魔(仮称)から「金儲けゲームの基礎だけあげるから頑張って金稼げよ」と言われるのだが、理屈はよく分かってないけど「このゲーム、稼ぐより損を出した方がお得じゃないか」と気づいた主人公が儲けじゃなくて損失を狙って動き出すっていうのがちょっと面白い。どう考えてもこんだけの設定を用意しているゲームサイドがそんな抜け道を許すとも思えないし、損失戦法だと底値が確定してるけど儲けを出せば可能性は無限大だよ、というのも引っかかるのだが……まぁ、本気で稼ぐプランなどなく、自堕落な正確な主人公は安定して「底値」を狙える戦術を取ったということなのだろう。確認したら現在のレートで1元≒20円程度とのことで、14日で5万元(=100万円)が補填されるというなら、なるほど確かに悪くない話である。

 そして扱う業種はこれまた最近どっかでみた「ゲーム開発」。もはやこの辺の業種がアニメにおける「経済活動」の中心になりつつあるな。無体な設定でゲームを作って「破産」を狙う主人公、ここからギャグテイスト強めでいくなら、あとはラッキーマンパターンになりそうな気がするが……まだまだよく分からない部分が多すぎるので、しばらくは成り行きを見守りたい。

 ちなみに今回気づいたことだが、この作品も放送時間だけを見たら20分前後だったので、多分中国アニメは日本のアニメより気持ち1話の尺が短いんだろうね。「お姫様になって」の項で「時間が短いアニメは珍しいな」とか書いてたけど、もしかしたら過去の中国アニメでも同じくらいの尺のやつはあったのかもしれん。

 

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○「悪食令嬢と狂血公爵」 5

 なんか甘織れな子(異世界での姿)みたいなやつがおるな。中村カンナはこの2シーズンでいい具合に流れに乗れてる感がある。

 非常に分かりやすいなろう作品。ただ、なろうとしてはまだまだ若手なのか、この記事を書いている現時点ではWikiに項目が立てられておらず、なんならアニメの公式ページもTBS内の事務的なものだけなのであんまり扱いがよろしくない。まぁ、早晩Wikiは作られると思うが、ここから鳴かず飛ばずで消えていくか、なろうの看板として出てこられるかはアニメの仕上がり次第である(まぁ、多数のメディア展開されてアニメ化されてる時点で膨大ななろうの上澄み部分なのは間違いないので今更だとは思うが)。

 そして、多分この作品は漫画で1話くらい読んだ記憶はある。まぁ、「毎度毎度の設定やんけ」というのでそれ以上は触れた記憶はないのだが、何となく手に取ったということは多分「悪食令嬢」というフレーズが気になったんだろうな。それくらいの興味を引く設定ではある。まぁ、蓋を開けてみれば結局は「理解のある彼くん」の自慢話にしかならないので特に目新しい展開があるわけではないのだが、もはや導入なんてなろう作品では誤差みたいなもんである。令嬢が悪食だろうがずたぼろだろうが、とにかくその後で男とどういう関係性を築いていくかで勝負するしかないのだから。

 今作の場合、看板に掲げた「悪食」についても異世界食材なもんだからあんまりピンとくるものではないが、少なくとも「聖女のくせにマウント取りやがって」とか「女だてらに学問しようだなんて生意気だ」みたいな理不尽な虐げられ方ではないので、そこはまずストレスが低い。「悪食だから」というので周りから冷ややかな目で見られるというのも理不尽要素がゼロとは言わないが、現実に引き寄せて考えてみれば、確かに俺も「昆虫食おすすめなんで一緒に食べましょう」という彼女は作りたくはない。そういう意味で今作のモブの反応はそこまでおかしなものではなく、令嬢の設定も「まぁあり」くらいの範疇にとどまっている。現時点ではどっちかというと「狂血公爵」として恐れられているらしい男の設定の方がよく分かってないのだが、それは後から語られる部分だろう。今回の様子だと単なる噂程度のものみたいだし、竜帝陛下みたいなガチで怖い人ではなさそう。つまりは「余計なこと考えずにイチャイチャしてればいいだけじゃねーの?」でフィニッシュである。

 制作は旭プロダクション。ここ1、2年はなろう専門スタジオみたいになってきているが、「画は最低限のちゃんとしたやつを出す」くらいの印象はあり、1話目も大きな取りこぼしはない。カップルのイチャイチャにストレスがないなら、これくらいの画でラブコメ的に展開されても、視聴に耐えるものになるかもしれない。いつでも切れるようにカッターを構えつつ、何となく見守る程度でいいんじゃなかろうか。

 
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○「不器用な先輩。」 4

 キャラクター設定的にタイトルは「ドジな先輩」の方がしっくりくるし1文字短く済むのだが、考えてみりゃ最近あんまり「ドジっ子」っていう言葉も聞かない気がするし、少しずつ死語になっていくんだろうか。でも「不器用」と「ドジ」ってニュアンス違うんだよなぁ。

 ということでドジっ子を愛でるだけのアニメ。なろう作品ほどではないが、Twitter漫画みたいなところから派生するこういう「社会人カップルもの」も最近は食傷気味で、先輩社員の性質もウザかったり小さかったり氷属性だったり色々あるが、最終的にやりたいことは一緒なのであんまり差別化はできていない。そんな中でも今作は旧来通りの「ドジっ子先輩」でしかないので、はっきり言って新鮮さはゼロ。わざわざアニメ化してまで見たい作品だとは現状では思えていない。

 制作の「スタジオエル」という会社は来歴だけを確認するとなんと80年代から手堅くいろんなアニメの仕上げを務めている超古参スタジオということなのだが、基本的に「下請け」の性質が強く、単独元請け作品はなろう作品2作に続けてこれが3作品目。関わった作品の中には悪名高き「ジビエート」も含まれているなど、なかなかきな臭いところではある。でもまぁ、1話目の作画は可もなく不可もなく。先輩の顔がおっきく映るシーンでは何とか美人に見せようと描き込みも増えて頑張る姿勢が窺えるのだが、他のキャラは雑多なもんであんまり作品の魅力に直結してる感じはしない。また、一発目のシーンからツッコミ待ちとしか思えない先輩の乳のサイズが「会社の先輩は胸筋がデカくないとダメな決まりでもあんのか!?」とこちらも食傷気味。1話目でシャワーシーンもあったのに、あんまりこの乳が有効利用される未来はない気がするんだよなぁ。

 トータルでマイナス印象はそこまで多くないが、「なんか時間が無為に過ぎていきそう」という懸念もあって現状は警戒姿勢。多分切るにしても心痛まない作品っぽい。

 
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