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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ゴールデンカムイ 最終章」 ― 思えば遠くへ来たもんだ。ヒロアカとかDr. STONEみたいないわゆるジャンプ漫画と違ってそこまで超大作というイメージもないかもしれないが、こちらの作品もアニメ第5期に突入、時間にして足掛け8年目の最終章とのこと。漫画は数年前に完結を迎えているので、「最終章」と銘打った今期が間違いなくゴールということになる。 そんな超大作、アニメは色々と端折ったり組み替えたりとなかなか原作通りにいかない部分もあるようだが、概ね好評のうちに展開しているシリーズ。ただ、相変わらず申し訳ない話だが、やっぱこんだけブランクが空いてしまうと中身は何一つ覚えてないという……。これね、原作漫画との付き合い方もちょっとややこしいんですよ。コミックの購入までしてない私は、原作については「年に1、2回程度こもる漫喫タイムで一気読みするかぁ」という姿勢だったのだが、そちらもだいぶ時間をおいてのイベントなので、当然漫喫に入ると「前読んだとこまで」なんて覚えてなくて。確かアニメ3期のあたりまではアニメと前後して原作にもあたっていたのだが、その後「どこまで読んだかも曖昧だし、そもそも事前の展開を覚えてねぇし」ってんで原作を追うのを一旦諦めた。おかげで確かアニメ4期あたりになると「誰が何を目標にどこで何してんだか」みたいな状態になってしまっていたはず。 実際、再開1話目から容赦なく復習も無しに本編突入した今回、今現在杉元たちがどこで何してたのかもあんま覚えてない。まぁ、どうやら土方とは渋々ながらも共同戦線が張れたみたいなので、全体像としてはざっくりと「鶴見がラスボス」みたいな認識でいいのかしら。2派が合流すると今まで以上の大所帯で大変ね。その上でジャックザリッパーがどうのこうのっていう目的もよく覚えてないけど、今回の話からして、やはり最終的な目標は刺青人皮の回収と黄金の獲得になるのか。あの暗号って、ちゃんと解けるようにできてるんでしょうかね。 まぁいいや、この際細かいことはすっぱり諦め、ノリと勢いで楽しんでいくことにしましょ。確か今回のお話は一時映画館で特別上映とかされてたはずなので、すでに完成してクオリティは保証されてるはず。大作らしい、堂々としたゴールを望む。 PR ○「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-(第2期)」 ― 仮面ライダーにゃなれない。まさかの同シーズンに仮面ライダーが全く別な作品2つで出てくるとは。……いや、ライダーとは明言してないですが。「技の1号、力の2号」までそのまんまだと、流石に許諾とった方がいいんじゃないかとは思う。 という全然本筋と関係ないところから触れてみたが、2期目なので特に書くこともないのでしょうがない。1期もそこそこ面白かったし、しれっと「14話目」からスタートしたこの2期も特に問題なく視聴は継続できるでしょう。しいて難があるとすれば、本編のアニメがあれだけ大々的に、ドラマティックに幕を引いた後でこちょこちょした脇のエピソードをやられてもちょいと迫力不足になっちゃうという心理的な障壁があるが、そこはお仕事の違いと割り切った方が良さそう。そりゃあんなド派手な能力アルティメットバトルは展開されないだろうが、視点も規模も変えてこそ見えてくる世界もあるわけで、あくまで「イリーガル」な内容として、どこかユルい今作の雰囲気も嫌いじゃない。 ちなみに2期目のスタートはいきなりの「大阪編」といういかにもな拡張エピソードからの導入。大阪にわたったら当然のように植田佳奈が待ち構えてる世界線、信頼できる。 ○「幼馴染とはラブコメにならない」 4 ならねぇなら放送すんなよ。我々は何を見せられてるんだよ(いつも通りのやつだよ)。 なんかここんとこ数クールにわたって同じようなタイトルが垂れ流され続けている気もするのだが……今期もやってきた、マガジン界隈のラブコメとのこと。試しに今作の監督の過去作を確認してみると「五等分(1期)」→「カノかの」→「女神のカフェテラス」と担当しており、制作スタジオも「カフェテラス」からの引き継ぎでの手塚プロ。そりゃまぁ、雰囲気がどこかかぶるのは当然なのだが……なんだろね、ラブコメはラブコメでも、マガジン系列の作品って独自の匂いがあるよね。どっか古臭いというか、ベッタベタでアニメ映えしないというか……多分直近で一番イメージが近いのは「黒岩メダカ」なんだよな。 幼馴染というテーマはここ最近再びクローズアップされて有象無象のアニメが作られている印象があるが、今作における幼馴染の扱いも極めてベタというか、適当。ただ、個人的には「幼馴染」というツールは「本当に近しい関係であり、全てを理解したツーカーのポジションであるが故の恋愛感情へ発展させる難しさ」みたいなものにスポットが当たるべき存在だと認識しているので、作中においては唯一無二の特権的な立場を獲得するべきだと考えている。どこぞの妹ラノベのメガネ幼馴染に強く脳を焼かれているがためにそんな意見を出してしまうしかなくなっている可能性もあるが、まぁ、そこが一番のセールスポイントなのはおよそ一般常識だと思っていいだろう。 であるが、今作は1話目時点で「幼馴染」が2人等しく登場するというあまり見かけない設定が展開された。この時点で、すでに「幼馴染の唯一性」がだいぶ薄くなってしまっているのはご理解いただけるだろう。しかもオープニングを見る限りではまだこの2人で話が終わらない。どうやらハーレムものとして他にも2人の幼馴染が控えており、男1:女4の幼馴染関係という「もはや小学生レベルだったらいじめでは?」みたいな設定になっている様子。もう、こうなったら幼馴染という言葉は有名無実、看板に偽りあり、何を持って作品の特徴としたいのかが理解できない。テンプレートを適当に継ぎ接ぎしたら、どこかにエラーが出てしまったみたいな造形である。 そんな抑揚に乏しいぼんやりとしたシナリオを、手塚プロのどうにももっちゃりした映像でお届けする作品なので評価は上がりようがない。まぁ、ヒロインが可愛くなればここからワンチャンスあるかもしれないが、最初から2人して単なるピンク脳で、「甘い系とツンデレ系」という2キャラの差別化すらうまいこと図れてない始末。これならまだ川井モナさん1本に絞ってもらえた方がなんぼか可能性があった気がする。 マガジンって、ほんとにどういう編集方針になってるんでしょうね。 ○「花ざかりの君たちへ」 4 これって、なんか有名な作品やんな? 残念ながらこれまた触れる機会がないジャンルなので私はさっぱり知らなかったわけだが……名前は聞いたことあるんよな。ただ、Wikiで確認したけど「ドラマ化されました」くらいの情報しかないし、そんなドラマに興味あったはずもないし……なんで聞いたことあったんだろ? ドラマ見てなくても当たり前のように認知できるくらい知名度が高いタイトルだったんかな? どうなんだい当時の俺。 まぁいいや、そんなわけで中身も何もかも知らない作品ではあるが、何となく少女漫画であることくらいは知ってる。確認すると掲載誌は「花とゆめ」で、連載期間は1996〜2004とのこと……めちゃめちゃ古いな……ってことはこれも「懐古掘り起こしアニメ」の1つってことになる。まぁ、アニメ化自体は初のようなので「リメイク」ではないわけだが、作中にふつーにスマホが出てきたり、世代を現代に置き換えて再構築しているので、時代感が一番近いのは「ぬ〜べ〜」かもしれない。 ただ、そんな古参作品ではあるが残念ながら第一印象はピンとこない方。理由はいくつかあるが、真っ先にあげるべきは「映像自体が、あんまり……」というクオリティ。制作はシグナルエムディ。最近だと「星降る王国のニナ」はそこそこの品質だった記憶はあるが、それ以外だとやや低空飛行気味でそこまでいい印象はないスタジオである。今作は少女漫画なのでイケメンの描写が重要になると思うが、どーにも古臭いというか、ぼやっとした印象の「ステロタイプイケメン」みたいな造形のやつが回転寿司のようにゆっくりと目の前を通過していく。品質へのクエスチョンマークが分かりやすいのがオープニング映像で、背景をうまいこと編集で操作してワンカットロングみたいな撮り方してるシーンがあるのだが、そこのぐにゃぐにゃ具合がどうにも胡散臭い。多分CGの処理があんま作画部分に噛み合ってないから起こってる齟齬だとは思うのだが、本編に入ってもこれ以上のクオリティが発揮されるはずもなく、印象はあまりよろしくない。 2つ目のハテナポイントは、「男子校に男装で転校してくる主人公」という、いかにもありそうな設定そのもの。まさにリメイクの「らんま」もいわばTSもののカテゴリに入り、昭和から平成にかけての時代であれば紋切り型の性の描写が素直に「ネタ」として落とし込めたわけだが、もはや現代はそうもいかなくなってきているのが引っかかる。いや、別に小難しいLGBTがどうとかいう話は無しで構わないのだが、我々目線からしたら「こいつ、学校でトイレどうすんねん」とか「着替えは?」「部活に入った時に男子部に加入したら高校部活として違反行為になるよな」とか、どうでもいい部分が気になってしまう。実際、1話目時点ですでに転校から入寮までいろんなイベントが終わっており、これ全て女の子がこなしたというのは(周りの男視点で)大問題である。少女漫画でとどまらずレディコミも突き抜けて成人マーク待ったなしである。その設定のリアリティをどの辺に落とし込んだらいいのかがよく分からないので落ち着かない。 こうなると時代性がどうこういう問題でもない気はするが、それでもわざわざ20年越しに引っ張り出してアニメ化するくらいに魅力のある筋立てってことなんだろうか。少なくとも1話目時点ではあんまり期待は持てなかったな。最後に原作者への哀悼が表されたということで、どうやら作者が数年前に亡くなっているようなので追悼の意味でのアニメ化……というにはなんか今ひとつだよな……うーむ。よく分からん。 ○「違国日記」 7 居住まいを正す。これはきちんと受け止めねばいけない作品だと、そう思わせるだけの有無を言わさぬ迫力を持った1話目。 例によって何も知らん状態で視聴を開始したため、タイトルだけで「またどこぞの異世界ものでは」となろう作品だとすら思っていたのだが(ほんと適当だな)、全く違うものが出てきてちょっと面食らう。そして、その不思議な空気に少しずつ呑まれていく。こういうアニメもあるものか。 原作は漫画作品らしいが、掲載誌「FEEL YOUNG」の時点で聞いたこともなかったし、おそらくアニメ化されなかったら一生触れることのなかった作品だろう。こうして接触機会が与えられたことで、まずアニメという媒体に感謝。そして、こういう作品をアニメ化させようというその姿勢にも感謝。この印象をうまいこと表現する言葉が見つからないのがもどかしいが、安直な言葉を使うなら「綺麗」な作品だし、どこか「実直」な作品であると感じた。 くさす目的ではないので名前は伏すが、どこぞですごく安易で薄っぺらいと思わざるを得ない作品のアニメがあった。何かしらのレトリックを用いているつもりなのか、だらだらと意味もない直喩ばかりを並べたて、ただ冷笑的な文字列を垂れ流すだけで個性を持たせようとしている文章を見た。そうした媒体に辟易していたところなので、今作の言葉の真っすぐさと、あけすけな筆致にとても心惹かれる。一応、テーマ設定として「同性間の何かしらの感情」がありそうなところも興味を惹かれた一要因であることは否定できないが、それ以前の感覚として、この作品は何か大切なものに肉薄してくれそうな、そんな気がしている。 制作は朱夏。決して派手なスタジオではないが長年大切に育てている「夏目友人帳」の流れを見れば決していい加減なアニメを作るところではない。今回は音響監督の位置に大森貴弘氏がクレジットされており、音楽制作に「リズ」などでお馴染みの牛尾さんが参加しているところからも周りを固める布陣は万全。監督に起用された大城美幸氏という人はこれが初監督らしいが、大森さんの下で「夏目友人帳」などの作品に参加しているし、きっと何かしらの「イズム」は受け継いでくれているはず。そのことが、1話目のコンテ演出からも感じ取れるものになっている。映像部分に過度な派手さはないし、決して超絶作画で眼を楽しませるなんてことはないだろうが、本作にそれが求められていないことは明らかだし、純粋な演出勝負になる。是非ともこの1話目の印象を維持したままで走りきってほしい。 本作はとにかく1語1語のフレーズのインパクトが大きく、それをいかに伝えるかという画と言葉の調和の勝負。実はこれをアニメで実現させるってのは相当な難行である。そこで言葉(音)のスペシャリストである沢城みゆきをセンターに持ってきたのは当然の采配と言えるが、興味深いのは相手役にほぼ新人らしい森風子という子を持ってきたこと。まぁ、その理由も1話目の主人公・朝の様子を見れば(聞けば)分かるというもの。 いろんなところに刺激が潜んでいます。居住まい正して向き合いましょう。 ○「勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録」 6 タイトルだけ見て「勇者/刑に処す」だと思ってたら「勇者刑/に処す」だった。いや、結局言ってる意味は大して変わらんのかもしれんが。アクセントが変わるよね。 タイトルからまーた何かしらのなろうかと思ったが、こちらはカクヨムからというちょっとしたフェイント。いや、例によって媒体の違いなんてよく分かってないんだけど、少なくとも初見の印象ではなろう的な匂いはあまりせず、どちらかというとちょい懐かしめのラノベ風味にも感じるし、それ以外のダークファンタジーな漫画作品っぽさもある。最近だと「ユーベルブラッド」があったが、個人的には傑作アニメ「ラグナクリムゾン」の導入にもどこか似た雰囲気があり、なかなか悪くない出だしにはなっている気がした。まぁ、単に初回1時間スペシャルっていう部分が共通してるだけかもしれんが。ちなみに、「初回1時間SP」と銘打ちながらも、実は来週は放送が無いらしいので結果的な尺は一緒になる。わざわざこんなヘンテコな放送形態にしているということは、やはり業界的にも「とにかく1話目で視聴者を引き込まないとダメだ」という共通見解があるのだろう。実際、今回の流れも30分のところで切られてたらだいぶ印象が変わってた気もするし、今後はますますこの「つかみの1時間」形式は増えていくのかもしれない。 さておき、そんなわけで鬱々としたダークファンタジーが幕を開けたわけだが、「ユーベルブラッド」に負けず劣らずで設定は明かされていない。最後に審問シーンがあったことでようやく主人公・ザイロの過去については明らかになったが、肝心要の「勇者刑」とやらがいったい何なのかは冒頭にちょろっと文字情報が出たくらいでまだまだその内情は分かっていない。同様に「魔王現象」とやらも何一つ説明がなくて「分からんけどいきなり鉄火場」という状態。とりあえずド派手バトルで気を引いておいて、説明とかなくてもガンガン画の力で引き込んでしまおうという展開は潔い。実際、今回のバトルを見てれば退屈する暇はないわけで、設定がよく分かってなくても「とにかくやべぇ魔王と戦ってんなぁ」くらいで留めておいても何の差し支えもない。次回以降も同じようにほったらかしだと流石に困るが、インパクト重視の1話目を思い切ってこの構成にしているのは悪い判断ではなさそうだ。 制作はスタジオKAI。放送スケジュール的には前クールが「太陽よりも眩しい星」、さらにその前は「ぬ〜べ〜」を担当しており、今期もぬ〜べ〜の第2期と同時進行。それなりに負担はデカそうだが、今回の1話目は実質的な放送時間が57分とかなり長大だったにもかかわらず、クオリティを落とすことなく走り切ってみせた。まぁ、1話目だからなりふり構わず全力投球してきたという可能性もあるが……現時点では作画クオリティには期待票を投じてもいいだろう。ダークファンタジーなシナリオラインも今のところはそれなりに興味を引くものになっているし、もっとも重要な「女神」とやらのデザインも素直に可愛らしく観ていて楽しいものだ。是非とも何かしらの爪痕を残す作品になってほしいところ。 ちなみに、ロリ女神の中の人が「飯塚麻結」というどこぞの声優のパチモンみたいな名前で見たことがない人だったのだが、なんだか絶妙なロリボイスでちょっと面白い。テイストとしては本渡ちゃんに3割久野ちゃんを足してまぜまぜしたみたいな不思議なニュアンスのキャラ作りであった。ほんで新人かと思って情報を見に行ったら、なんと14年前にすでに活動実績があり、だいぶキャリアは長い人のようである(年齢は29だそうで、中高生の時から活動してることになる)。まだまだ業界には私が注目できてない人材が埋もれてるもんですなぁ。 ○「多聞くん今どっち!?」 6 さぁ、新年を迎え本格的に新クールへ突入していく。今期我が家で記念すべき1発目を飾ったのはこちらの作品である。いきなり男性アイドルキャラから始まったので「ん? Not for meな作品か?」と身構えたが、その後はスルスルと飲み込める愉快なラブコメになっていった。 原作は「花とゆめ」連載ということで分かりやすい少女漫画だが、主役が限界オタクということでアニメ化した時に勢い勝負ができそうなデザインでもある。座長を務めるのは我らが早見沙織その人で、限界オタク仕草も慣れたもの。そしてやはりみさおボイスが中心にあることで基盤はガチガチの盤石さを誇ることになる。 単なる限界オタクキャラの場合、ウザさやめんどくささばかりがクローズアップされて単なる人格破綻者になることも多いが(CVが悠木碧だったらそうなってた可能性があるが)、みさおボイスということもあり、最低限の常識と礼節をわきまえた社会生活に不自由を感じないタイプのオタク。普段はちゃんと我欲をコントロールできるが、リミッターを外した時の火力が桁違いになるギャップの描写がまず楽しい。そしてそこにさらにギャップが激しい二面性アイドルを加えて2×2の4倍テイストを狙った分かりやすい設定。ぶっちゃけ、1話目時点ですでに「ファンとアイドル」にあるまじき距離感で関係性を決定的なものにしてしまっているし、「こっから先何したらええねん」といういつも通りの疑問はあるものの、アイドルユニットが中心にいるのでここから自然とキャラも増えて賑やかになっていくことだろう。何気に超スペックの主人公・うたげさんが今後どんだけピーキーな活躍を見せてくれるか、注目が集まる。 制作は前クールでは「ワンパンマン」で評価を大きく下げ「無限ガチャ」の方で無駄遣いしてしまったJ.C.STAFF。幸いにして今作は「恵まれた方のJ.C.」になりそうで、1話目の映像クオリティはパリッとしていて非常に見やすい。ギャグのテンポとしっとりラブロマンスの緩急の描写が肝となる作品だが、うまいことコミカルな演出を交えて下手したら単なる迷惑行為になってしまいそうな互いの絡みがうまくギャグに昇華されている。監督の長岡智佳氏という名前は初めて見るが、これが(地上波アニメとしては)初監督らしいので、是非いいお仕事を期待したい。女性監督で良き人材がどんどん出てくるならありがたいですからね。 ちなみに中の人に関して、スタッフロールを見てたらメインの多聞役が「波多野●」と書かれていたので「ん? 渉の声じゃなかったが……」と思ってよく見たら「波多野翔」という字面が似てるだけの別人だった。こちらもまだまだ若手っぽいですが、いいお仕事になると良いですね。多分、今作は男性アイドルものとしての売り込みもかなり強めなので、実際の顔出し歌唱の仕事とかも多そうだしね。 ○「青のミブロ 芹沢暗殺編」 ― 読売のスケジュールはよく分からない。ひと足先に終わりを迎えた「ヒロアカ」の後枠として、土曜夕方がさっさと次の番組へと切り替わったのである。これまで新番組が1〜2週遅れでスタートする「後発」スケジュールは普通だったが、「先発」する例というのはあまり記憶にない。こうしてスケジュールもだいぶフレキシブルになったのは自由度が増したことの表れととるべきか、それだけ「テレビのシーズンスケジュール」の重要度が低下して雑になっている兆候ととるべきか。おっちゃん世代はやっぱテレビ文化が衰退するのは残念ですけどね。 いや、放送されてるんだから衰退もなにもないけど。今作においては「2期が一足早く始まるぜ!」と言われても「はぁ、そうですか……」くらいの感情しか湧かないのが残念なところ。前枠のヒロアカとの差が凄まじくて悲しくなってくるが、これぞ作画の格差社会である。前作の放送は今年の3月までだったので3クールの間を開けての再開ということになるが、せっかく充電期間をもらったのに1話目から作画は平常運転。初っ端から「作画に期待すんなよな!」ということを全霊で伝えてくれる親切設計である。今期は1クールか2クールかは知らんけど、スケジュール次第では切ることも検討しつつでお付き合いするしかなかろう。しかし、「芹沢暗殺編」ってサブタイになってるのはちょっと気になるのは事実。あたしゃ新撰組関係の諸々の知識は「るろうに剣心」が全てなので、あんまり個々のヒストリーを知らんのよね。どこをどう巡って暗殺されることになるんだろう。気になるような、そうでもないような(向学心)。 ○「モンスターストライク デッドバースリローデッド」 4 閑話休題、こちらのアニメはモンストである。モンストは私が一切触れていない文化の1つであり、アニメに関しても「Not for me」と決め込んでほとんど見たことがない。一応過去ログを漁ったら10年ほど前に「モンストのアニメは切っちゃった」という記述が残っているのだが、確認したら元々アニメはYouTube配信しかされてないようなので、当時わざわざ視聴したのかどうかは謎。当然新番チェックも残されていないため、当時の私がこの作品のアニメをどのように扱ったのかはもはや記憶にない。ちなみにアニメ自体はかなり長いこと制作されていたようだが、そんなもんは闇の中である。 「過去に切ったアニメの続編」というのであればこれもスルー候補だったはずなのだが、事前の確認で「なんか思ってたのと違うタイプかも」という認識があり、きちんと地上波の深夜枠で、しかも日本全国広域放送という媒体になっていたのでせっかくなので1話目は視聴。実際、点数は低いが別に何が分からないということもなく、ふつーに「あんまピンとこない1話目」というだけの話である。1話目ではほとんど話が動かず、「なんかよく分からないものと戦った」という情報だけが伝わってきた。長い作品になるのであればこのもったりしたスタートもそこまで悪い話ではないし、逆にややこしい設定が一気に押し寄せてきてモチベを削がれることも危惧していただけに、「まぁ、こっから少しずつ作品世界が見えてくるのかな」と思えば案外ポジティブには見られるかもしれない。立ち位置としては「接点が無いからいつでも切れるけど」という「デジモン」と同じくらいの想定になった。 でもまぁ、面白いかって言われたら即答でNOでしたけどね。お話の先が見えないことは別に構わないのだが、1話目時点で肝心の戦闘描写もだいぶもっさりしており、物語が始まった高揚感もなければこのアニメじゃなきゃ得られない独自性も感じられない。制作のゆめ太カンパニーはそれなりに歴史のあるスタジオだし、やるときゃそこそこやれるイメージはあるのだが……現状は期待値低め。一番の発見は「へぇ、モンストってミクシィの製品だったんや」っていう知見くらいである。てっきりもう仕事を終えた会社だと思ってたので、こんなとこでしぶとく稼いでたのはちょっとびっくり。堂々の1社提供アニメ、今後に繋げることができるかしら?
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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