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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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アリス嬢のあふれ出るクリエイティビティに驚き隠せない第8話。天井画ってものすごい労力がいるんだぜ(ソースはギャラリーフェイク)。適当な絵とはいえ、あれだけ大きな作品を子供の手1つで作り上げたアリスの才気は将来パリの藝術シーンを塗り替える気がするぞ。

 さて、前回の風邪引き騒動が収まり、クロードを伴って再びブランシュ家を訪れた湯音。歓待の仕方も随分慣れたみたいで、アリスは適度に引きずり回しながらも、お茶を出したり、おとぎ話談義で盛り上がったりと、なかなか順調な交友関係を築いている。特に作中でアリスが文句を言っていた「おとぎ話における男尊女卑の現れ方の国民性」議論はなかなか興味深いものだ。言われてみれば、日本の昔話ってそこまで男性主権で話が進むものは多くないよね。「おじいさんとおばあさん」なら平等な家庭だし、「○○太郎」みたいな物語は男が主人公だけど、全部武闘派だったり幸せとは限らなかったり、女性蔑視というよりは「女性がたまたま描かれない」物語だし。「かぐや姫」「鶴の恩返し」なんかは、女性主体で女性の意識をクローズアップする作り。なるほど、案外昔から日本人の男女観ってのはフラットだったんだな。

 で、そんな「男女の関係」について、今回いよいよカミーユ様が吼え始めた。これまではおしとやかで気品溢れる令嬢を演じ続けていたカミーユ・ブランシュ嬢。その立ち居振る舞いは相変わらず完璧なレディであり、クロードを手玉にとって翻弄する様子は見事な上流階級っぷりではあるが、人間関係については諦観を越えたドロドロとしたわだかまりがあるらしく、なかなか表に出てこなかった「鬱憤」が、今回ついに湯音を相手に漏れ出てきてしまった。突如湯音を相手に繰り出された数々の辛口コメントは、これまで見せてきた淑女の顔とは一線を画す、「女の鋭さ」が見え隠れしている。突然色んな方向から予想外の釘を刺された湯音も、恐縮を通り越してぽかんとするしかない。

 アリスは一切持ち合わせていない、カミーユならではの「身分故の悩み」。彼女は「結婚すらも一族繁栄の道具」と語る通り、自らの立場をわきまえて色恋にうつつを抜かさぬように心に誓っているようだが、身近にアリスという自由の化身がいることもあって、鳥籠の中の生活には腹に据えかねる部分も多いみたいだ。アリスと違い、クロードという直接的に心をかき乱す相手もおり、「良い子」でいることによる負担は並大抵のものではない。しかし、なまじ物わかりの良い性格に育ってしまったため、もう自分が引き続けたレールからは逃れることが出来ない状態になってしまった。だからこそ、奔放なアリスには憧れのまなざしを送り、これまで見たこともない文化の申し子であり、既知の世界では計り知れない湯音に対しては小さな敵愾心を燃やすのである。

 野良猫のようなアリスと、絶対に家から出されない家猫が象徴するカミーユ。どちらが幸せなのかは一概に言えないだろうが、少なくとも、今回の作中において、野良猫は元気な声でニャーとなき、自由を謳歌しているのに対し、家猫は窓辺に横たわって外を眺めるのがせいぜいである。そして、クロードはどちらの猫も得意じゃない…… ふぅむ、どこもかしこも、そう簡単にはいかないようだね。

 今回はカミーユメインで、少しじっとりとした中身に食い込んでくる内容だったが、やはりそんなことはどこ吹く風で、アリス嬢は元気いっぱい。個人的にお気に入りなのは、現時点でも充分に幼いアリスの、更に幼い回想シーンでの活躍である。紙芝居だけでなく巨大なパネルを用意して自分なりの物語を綴ったり、この時分から既に没入していたらしいジャパネスク趣味をそのまま創作物語に取り入れてみたりと、実に伸びやかな感性が、富裕層のどこか気怠げな世界観とは一線を画した新鮮な美術センスを見せてくれている。好奇心旺盛な上に克己心も強く、このまま日本とフランスの文化親善大使にでもなってくれれば、両国の友好に大きな力を貸してくれる大人物になるのではなかろうか。やっぱりパリジェンヌは芸術に理解があってこそだね。

 まぁ、それとは別に、今回もあおちゃんボイスが響き渡ったのがたまらないね。普段のアリスでも充分幼い声の「ロリ役」なのに、回想に入るとますますそのロリ度に磨きがかかり、きちんと子供が年齢別に描き分けられているのが分かるのが流石。最近は「うさぎドロップ」のおかげでリアル子役の声を聞く機会が増えたが、あおちゃんはリアルを飲み込んで更にワンランク上のバーチャルロリを実現させているのだ。やっぱり本職は化け物だし、あおちゃんは核弾頭なのである。

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竜宮小町が実在のアイドルだったら一体どういう立ち位置になるのだろう、と思い悩む第6話。やっぱり実際に歌って踊っているのを見ると、なんか妙な組み合わせだ。ロリ2人と保護者1人のアイドルユニットって、ちょっと斬新過ぎやしないだろうか。律ちゃんも思い切ったことしたもんだなー。

 今回は誰のお当番回になるのかと思ったら、竜宮小町のデビュー経過というイベントが挟まったおかげか、特に中心人物はおらず、強いていうならプロデューサーが功を焦るイベント回。確かに、わざわざ入社したプロダクションのアイドル達が「仕事無くてだらだらすること」に慣れきってしまっており、その一方で自分以外がプロデュースした企画が当たって意識改革までおこしてるって言われりゃ、社会人なら誰でも焦る。「自分がしっかりせにゃ」という気になる。でもまぁ、そこは身の丈にあった仕事をしろ、というお話です。

 焦れば焦るほどとんちんかんな采配をふるうことになってしまう駄目P。明らかなミスキャストの連発に加えてダブルブッキングまで引き起こし、ついには本来面倒をみなきゃいけない女の子達に心配される始末。うむ、なかなかの駄目人間だ。しかしそこはアイドル育成がテーマのこの作品のこと。指示する側がヘタレでも、1人1人がきちんと目標を持って活動を続けていけばいつかは花咲くときも来るはず。みんなが一丸となってもめ事の解決に成功した。結局、焦ったところで何もいいことはないので、適材適所できっちり仕事をしましょう、という結論である。

 しかし……いくら人数が多いとは言え、こんだけ個性的な面々が集まってる事務所なんだから、キャスティングは大して難しい仕事じゃない気がするんだけどな。雪歩やら響やら貴音やら、「何が得意」というステータスより「何は絶対無理」っていう人材が多いわけで、消去法で仕事を埋めてけばミスもでなかろうに……まぁ、アイドル名乗ってるくせに人前に出られない雪歩とかに問題がある気はしますけど。「プロデューサーが信頼してこの仕事を任せてくれたんだから、きちんとやりきろう」という発憤の仕方は出来ないものかね。

 今回は竜宮小町がテレビライブシーンを見せてくれたのでこれがまず際立っていたことに加えて、美希が珍しくやる気を出し、そのチートっぷりを見せ付けてくれたのが印象的。どこかでみた情報だけど、ステータスの高さで言ったら美希が他のキャラクターを抜いて圧倒的らしいですね。ただ、気分屋なので機能するタイミングが限られているというデメリットがあるだけで。うむ、シミュレーションゲームとかだと壊れ性能になるか全く使えないかのどちらかになるタイプだな。個人的には、律子を後衛において真や響を突っ込ませ、貴音で機を窺うプレイングが好みです(よく分からん)。

 今回の「プロデュースゲーム」的な内容を見ていて、「声優育成ゲーム」ってのを作ったら面白そうだなー、とも思った。何人か駒を獲得して、それを適材適所でオーディションに割り振って仕事を稼いだり、アイドルユニット作って売り飛ばしたりするゲーム。当然フルボイス。難度1の入門編が青二や俳協や81、個々のユニット能力は高いけど数が少ないのでスケジューリングが難しい大沢、数も質も豊富だけどアイドル売りの条件がやっかいなアイム、しばらくすると社長が問題を起こして一気にイメージが下がるアーツ、最初弱いけど補正値がでかいプロフィット。そして時節柄がんがん難度が上がるバオバブ。「役者たちの他事務所流出を食い止めろ!」。あれ、面白そう。

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雨降って地固まる、を分かりやすく説明してる第7話。これを別の言葉でいうと、「いつも通りの話」というのである。分かりやすさは時に武器にもなるのです。

 シナリオを簡潔に書くと、「またクロードと揉める」→「風邪を引く」→「幼女が倒れちゃったもんだからクロードがなんか罪悪感に苛まれて勝手にツンデレぎみに謝ってくる」→「Happy end」という流れ。うむ、分かりやすいし、阿漕だな。でも、これでいいな。今回もちゃんとアリスは大活躍してくれたし、特に言うことはありません。「おかゆの作り方は知ってるくせに臼や筆はしらんのかい」とかは、当時の情報網がどのようなものだったのか分からないので突っ込まないでおきます。

 さて、今回はいつも以上に湯音とクロードの間のギスギスっぷりが加速しており、一時はクロードが「湯音を強制送還するか……」まで考え始める始末。湯音も一人で抱え込んで悩むタイプだけど、クロードもよっぽどだよね。個人的には、あんまり一緒に生活したくないタイプである。ただ、今回の問題については、一概にどちらが間違っているとも言い難く、人種や国籍を別にしてもなかなか難しい問題だ。大ざっぱに言えば、性善説を信じる日本人と性悪説を唱えるフランス人の諍い。

 客観的に見れば、流石に湯音の態度は不用心が過ぎる上に一介の使用人としては出過ぎたまねをしていると思うし、クロードはクロードで、ちょっと物言いが粗雑すぎる気もする。最初のうちは「まぁ、今回のことは湯音の方がちょっと悪いかな……」とか思って観ていたのだが、クロードが「子供は野獣」だの「あいつから悪い病原菌をうつされた」だのと言い始めた時には、「ちょっと偏見が過ぎるんじゃないか?」と思ってしまった。これも日本人的な考え方なのだろうか?

 そもそも、「子供は理性のない野獣」という考え方にびっくりだ。日本人ならば、普通は湯音がいうように「子供とは純真無垢の象徴」という認識が一般的であり、子供に対して慈愛を与えろ、というのが当然。いかに浮浪者の子供とて、それを迫害せよ、という教えは出てくるはずもない。おそらく日本にも貧しい子供、盗みを働く社会層の子供もたくさんいたであろうが、それでも一般的には「子供を信じる」方に傾く。しかし、こと生活がかかった商売人目線からすれば、それだって理想主義の安易な物言いであるのは確かなのだ。ふむ、やはり道徳という概念は難しいものである。ただ、この作品の場合にはただ1つの大前提、誰もが守らねばならぬ金科玉条がある。それは、「湯音は正義」。うむ、それなら仕方ない。

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すごく正しい意味での水着回、第5話。昨今の萌えアニメでは、なおざりなサービス回なんてものは必要条件みたいにしてダラダラと垂れ流されるけど、この作品の場合、1つ1つのファッションや演出にいたるまで、全てのキャラに対して気を抜くことが出来ない脅迫じみた製作体勢が求められるので、何とか「アイマス」ワールドを維持しようと必死に作り込んでいることが確認出来るのは素晴らしいですね。

 今回は誰がメインということも特にない全員集合回というまとめ方になると思うのだが、前回多少冷めた視点から感想を書いた「千早のあまりに自分勝手なストイックさ」と「どうしようもない孤立感」という2つのファクターが1話またぎできちんと回収されているのに感心した。なるほど、流石にあれは1話完結で投げっぱなしにしていたわけではなかったのだね。きちんとファンの心理としても納得出来るように「多少不器用なところはあるけど、これから少しずつ近付いていければいいんだよ」という希望的な要素が見えるのはありがたかった。千早のフォローに回っているのが上から目線の経営陣や年上ではなく、春香だった、というのも微笑ましい部分ですかね。純粋に「みんなとすごすこと」が楽しいという達成感からの向上心ならば、どれだけ頑なな千早だって理解を示すことが出来るのだ。

 あとは、多分アイマスの正しい楽しみ方の1つだと思うのだが、13人のアイドル達が、どのように相互干渉し、影響し合っているかを見るのが面白い。まぁ、俗な言い方をすればカップリングの妙ですわね。今回際立っていたのは伊織・雪歩・真の3人組と、響・高音の謎コンビ。大人組に属するあずさ・律子、それにフィジカル馬鹿の真・響セットあたりだろうか。個人的に大のお気に入りなのは、響と高音。高音は内面的な心情が一切分からない謎キャラなのだが、その謎が少しずつ解体されていくどこか、むしろ大食いキャラだの何だのとどんどん追加されてカオスっぷりが増しているのが面白い。そして、いつでもどこでも元気印で見ていて気持ちがいい響と絡むことで、手軽なギャグとして処理されるのである。まぁ、個人的に響が好き、っていうのもあるんですけど。

 そして、カップリングというか、ユニット活動としていよいよ登場したのだが、あの話題沸騰の竜宮小町である。さて、これからファンを巻き込みつつどのような展開を見せることになるのか……気になりますなぁ。

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今週も壮絶元気! 第6話。やっぱりアリスちゃんだなー。ガンガンしゃべってキンキン喚いて、思わず「うるせえ!」って言っちゃうくらいのかっ飛ばしっぷりがたまらんなー。もう、麻薬レベルですわ。

 そして、今週はノーマル・デフォルメともにやたらと可愛らしいカットが多くて、もうどのシーンが良かったとか具体的にピックアップ出来ないレベル。誰の仕事かと思ったら、作監は伊藤郁子なんですな。ほんと、いい仕事してくれるなぁ。特にアリスのぶわっと贅沢に広がった金髪や切れ長の目のディティールが実に見事で、豪奢な衣装とも相まって、これ以上ないくらいの眼福でした。今んところこれがベストエピソードだなぁ。デフォルメ絵になったときのカミーユ姉さまの適当な造形も地味に笑いどころですよ。

 さて、今回も衣装のお話で、メインテーマとなるのはタイトルにもある「クリノリン」という聞き慣れないツールである。馴染みがないけど「スカートをぶわってさせるための骨組み」っていわれると何となく想像がつく程度のもので、気になったからwikiってみたら、短い文中に「巨大化」っていう言葉が何回も出てきていてちょっと笑った。確かに、あの舞台装置みたいなものを「下着」っていう時点で既に抵抗があるし、日本人の衣装文化からしたら、「仮装大賞」でも開かない限りはあまり出てこないレベルの代物だろう。「クリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火して火傷をしたりという事故が多発することになった。一説に年間3000人の人間がクリノリンによる事故で死亡し、20000人の人間が事故にあったと言われる」(Wikiより)って、やめとけやめとけ、そんなもん。こんにゃくゼリーより圧倒的に危ないがな。ほんと、流行ってのは意味が分からないな。

 で、そんな妙なツールを扱っているので、今回も綺麗に日仏の対比が現れている。必死に「鳥籠」をまとって不自由に歩く湯音と、普段は締め付ける一方の腰の部分に布を巻いて寸胴にしてから着物を着るアリス。湯音はアニメキャラみたいな(?)アンバランスな容姿になり、アリスは完全に夏の一夜に来日した勘違い外国人の様相。ん、まぁ、適材適所ですわな。最近のアニメなら間違い無く触れているであろう「アリスの服を着たら湯音は胸のところがだぼだぼ」というネタも、この作品は華麗にスルーである。まぁ、今回のお話で初めて「あ、アリスってそこそこ胸があったんだ。あおちゃん声だから気づかなかったわ」とかいう状態ですけど(実際はあおちゃん自身は意外にごにょごにょ)。

 そして、そんな「鳥籠」に引っかけて、淑女の代表であるカミーユ姉さまのちょっとした憂いも臭わせているあたりがそつのない脚本構成。どうやらクロードとの間に過去の因縁みたいなものがあるようだが、自由奔放に振る舞うアリスとは対比的に、カミーユは名家という鳥籠に囚われつつ、そのことを妹に見せまいと必死に取り繕っている様子がある。そのあたりのわだかまりが、このアニメのクライマックスに持ってこられるのかしら? 出来たらあまり湿っぽい話は見たくないのであるが、多分湯音なら何か心暖まる決着を用意してくれるに違いない。ゆっくり待つことにしましょう。

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 カエルテレビだからKBSって、京都テレビと被ってますやん第4話。とてもじゃないけど単体で放送形態が維持できる局には見えないが……ケーブルテレビなんて、こんなもんなんですかね。

 今回は千早のお当番回であり、4話目にしてようやく765プロ全員登場の縛りが無くなった。これによって特定キャラのファンだとがっかりする状況が発生したわけだが、この作品の場合、そこまで強く全キャラフォローを謳っているわけでもないし、ちゃんと全員にお当番回があることがほぼ約束された状態なので、1,2週登場しないくらいはあまり気にならないかしら。むしろこれまでの全員登場回をお当番に回された伊織と雪歩がちょっと不利なくらいか。

 着ぐるみ仕事から始まって料理対決というよく分からないシチュエーションが用意された4人。料理上手な春香、なんでも勢いでこなしてしまえそうな響はいいとして、高音と千早が起用されたのは謎っちゃぁ謎。元々歌の予定が入っていたということなので、千早はそれを見込んで自ら志願したとも考えられるのだが、高音さんは何を思ってこの現場にいたのだろうか。まぁ、千早と違って初めて触れる文化でもなんでも楽しそうにやってくれるから、ある意味一番「向き」の人材だったともいえるわけだけども。

 前回の雪歩の時にも「この子、仕事向いてないよなぁ」と思って不安に見ていたわけだが、今回の千早は、更に不安感をかき立てる状態。雪歩の場合は単に消極性がマイナス要素に見えただけだったが、千早の場合は積極的に前に出る姿勢が、完全に今の仕事の状態とかみ合っていないというのがマイナス要素になってしまっている。「歌を歌いたい」という意識が仕事に邁進させているわけだが、そこまでストイックな人間が、ある意味汚れ仕事でもあるアイドルなんて業務に向いているとは思えない。実際、今回も一切空気を読まない発言で場を凍りつかせており、仕事のためにある程度自分を曲げてでも努力しよう、という意識が見えないのはあまり評価されない要素な気がする。

 もちろん、お話としては「そんな彼女でも、少しずつ前を向いて成長しているんですよ」という流れになるわけだが、雪歩の場合と違い、千早はプロデューサーや他のメンバーとの理解も完璧でない状態で終わっており、絆の物語として見ることも難しく、とにかく自分の力だけでなんとかしようとしている意固地さだけが目立ってしまう。うーむ、もっとまったりしたものが見たくて視聴しているだけに、千早の頑なな姿勢はどうにも受け入れがたい。特異な存在なので固定ファンはついていそうだけど、個人的にはよく分かりませんでした。

 翻って、今回好き放題に暴れていた高音・響のコンビは割とお気に入り。響って、最初イメージしてたよりもずっと身長が小さいのね。元気印のキャラクターで、(アニマルテイマーとしての技能以外は)そこまでぶっ壊れた設定もなく、楽しげに仕事と接してくれている響は見ているだけで元気になれるし、ミステリアスな中にもどこか憎めないひょうきんさがある高音も、キャラとして充分立っていて、ギャグとしては単体で成立している。このあたりの新キャラ勢の方が、個人的には応援しやすいかもしれません。

 そして、この2人の決定的な特徴として、中の人が自然で聞きやすい、というのがあるのですよ。もともとアイマス声優にはあまり明るくないので一部のメジャーどころ(伊織・あずさ・真あたり)以外はフラットに見ているつもりなのだが、高音の中の人である原由実、響の中の人である沼倉愛美は、キャリアは浅い部類だが、癖が無くて聞きやすい。名前を知らずとも、「こんな新人さんがいるのか、次回から注意して聞いてみよう」と思えるレベルである。

 他方、いわゆる「元祖」のアイマス声優さんたちは……実はあまり印象が良くない場合がある。最近の露出の中で評価が悪くないのは、亜美真美役の下田麻美くらいだろうか。そして、千早の中の人については……うーむ、今回のエピソードを聞いていて、「やっぱこの人……」と思ってしまうのである。シュタゲの助手の中の人なんだよね。それなりにキャリアは積んでるはずなのに……まぁ、いいや。でもさ、歌に対してストイックなキャラクターなら、それなりの歌唱力を持ったキャストを用意した方が無難だと思うんだけど。

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湯音のパリ来訪から一体どれくらい経ったんだろう、第5話。作中でどの程度の時間が流れたか定かじゃないんだけど、まだギャルリを歩き回るのにも支障があるレベルの認識だったのは驚きである。まぁ、異国の地に幼女1人じゃそうそう出歩くチャンスも無いんだろうけど……だから同い年の友達とかを大事にした方がいいと思うんだよ。アリスとカミーユはどこいったんだよー。

 これまでのエピソードの中で、例えば食事、例えば着物など、様々な「文化差」が取り扱われてきた。もちろん、明治時代の日本人はチーズが苦手だろうし、風呂にあまり入らないフランスの生活にも慣れない部分は多い。着物だって、パリの町並みでは異物扱いになるのは間違い無いだろう。しかし、そうした諸々の文化差もさることながら、やはり日本人の最大の特徴といえば、今回のエピソードで掘り下げられたような精神性なのではないかと思うのだ。よく言えば「人の良さ」みたいなものだが、悪く言えば危機意識の低さ、島国根性。そんなどうしようもない異質さが、湯音をかつてない不安に陥れてしまう。

 一体何故日本人がそうした文化を持つに至ったのかは、そういう方面に明るくないのでよく分からないのだが、日本人は他国に類をみないほどに、他人を疑わない。「人を見たら泥棒と思え」という言葉こそあるものの、わざわざ格言として残されているのは、それが当然の事実ではなく、意識しなければ気にすることが出来ないためだ。自分が泥棒でないのだから、他人だって泥棒なはずがない。「回りと一緒でないと落ち着かず、回りと一緒になろうと取り繕うこと」こそが、日本人の日本人たる証といえる。向こう三軒両隣が全て家族と言えた古い日本に育った湯音からすれば、ひょっとしたら同じ屋根に取り囲まれたギャルリは全て信頼の置けるお隣さん、くらいの認識だったのかもしれない。

 しかし、クロードはそれが違うと教える。実際、湯音のチョロさを見越して見事に盗難被害が出てしまったわけだし、完全に異物である得体の知れない湯音に、初対面で親しげにしてくれる住人なんて、どこぞのネジの外れたお嬢様くらいのものだ。そして、それがここでは普通なのである。どんな文化差よりも、この精神性の違いは受け入れるのに時間がかかりそう。今回のタイトルである「迷子」は、実際に湯音が右往左往していた様子も表しているが、どうしたらいいのか分からない人間関係に湯音が立ち往生してしまったことも表しているのだろう。知らない町、知らない道、知らない思いの、知らない人。どれだけクロードとの信頼関係が深まっても、まだまだ湯音がパリでの生活を手に入れるまでには時間がかかりそうである。もちろん、そんな大変なお話でも、なんだかハッピーエンドっぽく終わるので安心して見ていられるんですけどね。

 そういえば、この作品は明治時代くらいの時代背景で描かれているわけで、実際に湯音が現代に生きていたら(無理だろうけど)、時代に先駆けて海外渡航して文化を学んだ最先端の淑女として日本でもハイソサイエティに位置することが出来た可能性がある。あの時代から50年後とかのマダム湯音は、一体どこでどんなことをしてたんでしょうね。ちょっと見てみたい気もするな。イメージしようとするとどうしても作画が森薫調になってしまうけど。

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 今回は一発でそれと分かる雪歩回、第3話。あまり詳しくないから分からないのだが、これってお当番回の順番には何か理由があるんだろうか。現状では伊織→雪歩と来てるわけだが、別に人気順とか、不人気順とか、そういうことじゃないよね。過去の作品だと「アマガミ」のキャスト配置はそれなりに意味のあるものだったので、ちょっと気になりました。

 さて、このアニメを見ていて思うことは、とにかく「キャラクターデザインが良いなぁ」ということ。原作絵をまじまじと見たわけではないから確証はないのだが、そこまで原作を崩した絵にはなっていないはず。原作ファンもすんなり入ってこられるデザインになっていると思うのだが、これがなかなかアニメ向きで良く動く。個人的にはやぱりチャカチャカ動く方が見ていて楽しいので、響とか春香あたりが可愛くて良いですね。

 そして、今回のテーマはちょいと過疎気味の山村で行われた夏祭り。寂れた祭の様子にちょっとゲンナリ気味の765プロメンバーだったが、お仕事と言われればちゃんとこなすのがプロというもの。皆がそれぞれの役割を心得て、きちんとイベントを盛り上げてくれた。響は畜産がメインの村のために生まれたようなアイドルだし、真正面から歌で勝負出来る千早とか、物怖じしない亜美真美なんかはステージ上でもいつも通りに輝いている。流石に美希の芸風だけはどうかと思うが、ユルいイベントならではのサービスってところだろうか。お客さんは誰一人765プロのことは知らなかったみたいだが、そんな状態で盛り上がってあげられるのは、田舎の人たちの優しさ故だろうか。あれだけ大量のアイドル(の卵)を一気に起用すると、一体どれくらいのギャランティが発生するんだろうなぁ。駆け出しな上にセット販売だから安く買いたたけたんだとすると、村の青年団もなかなか見る目がある。

 で、今回は雪歩の話だったわけだ。ただ、正直言って、先入観無しで見ている身としては、「この子どうやねん」という感じである。穴掘り癖とか極度の男嫌いとか、確かに「ぷちます」あたりでは散々ネタになって美味しいキャラ付けではあるのだが、実際にアイドルを目指す女の子の奮闘記の中にこの子が入ってくると、「お前、アイドルに向いてないやろ」という印象ばかりが先立ってしまう。どこまで明確に自己改革の意識があるのかも微妙だし、モチベーションでは他の子たちに比べて一段劣っているように見えるし、ステージに上がって怯えるアイドルを見せられては、客も良い気持ちではないだろう。765プロも、ただでさえ経営が苦しいのなら、こういう子には「君にはもっと向いてる職業があるはずだ」とか諭してあげるのも仕事だという気がするのだが……

 いや、最終的に課題をクリア出来たわけだし、結果オーライだとは思うんですけどね。雪歩の心労っぷりを見ていると人嫌いの身としては他人事ではなくて、こんなん毎日続けてたらストレスでぶっ倒れるんじゃないかと不安になるんですよ。次のお当番回までには、ちょっとでも成長してくれているといいんだけどね。

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 ただひたすらにあおちゃん無双、第4話。久し振りだなぁ、ここまでの破壊力は……ヴィクトリカが抑えめの演技多かったから、ここまではっちゃけたのは「キルミン」以来かもしれない。いやー、耳に煩くてたまりません。

 ついに行動を開始した絵に描いたようなお嬢様、アリス。クロードの言によれば単なる成金一族のようだが、子供さんは自分の常識を他人に押しつけるのは当たり前のことですからね、別に悪気も無しに下々の者を馬鹿にした言動を取ります。確かに鼻につく部分は多いんだけど、演出意図からするとそれもこれも全部無邪気さ、幼さから出てくるもののようなので、そこは我慢してあげましょう。どうしても腹が立つ場合には、姉のカミーユちゃんを見れば「まぁ、この子も少し分別がつくようになれば、こんなしとやか美人になれるかもしれないんだし」と思えば平気です。そもそも、あそこまでのブロンド美人になっちゃうと、平気で入浴シーンとかさらせなくなるから困るかもしれませんよ。

 というわけで、今回のテーマはお風呂。「フランス人は入浴の習慣が無くて常日頃からくせーから香水文化が発達した」ってのは良く聞くお話。どこまでが本当のことなのかは知らないが、もし数日間も風呂に入るな、と言われてしまうと、やはり日本人は耐えられないだろう。それは明治期の生まれの湯音だって同じことだ。何とか水に浸かりたくて、こっそりと台所で水を溜める湯音がなかなかいじましい。日頃から体中がかゆくて仕方なかったんだろうなぁ。「クロード様、汗臭いです、私もお前も」とか言わずに堪えただけでも偉いと思うわ。

 そして、そんなばっちぃ娘でも平気で抱きついてくるアリスのたくましさ。単に甘言を弄して湯音を誘いこむだけだったら可愛らしいものだが、最終的には湯音の大事にしている着物を人質にしての脅迫まで行ったのは流石に頂けない。いくらわがままが通ってきたからといって、最低限の人としての道を外れちゃ駄目だわなぁ。しかし、そんな金持ちの道楽も湯音の伝家の宝刀、土下座で一閃。まぁ、どっちかっていうとその土下座を一時間も放置したアリスに驚きではあるのだが。土下座が最大の暴力であることは、某漫画が示した通りです。

 結果としては、単に幼女2人の間で友情が育まれたことと、湯音・クロード間の主従関係がより緊密になったことと、醤油が無事パリにも文化として根付いたことさえ覚えておけば良いと思います。でも、湯音が持ってきた醤油はあの一瓶だけだとすると、半年も経たずになくなりそうな気がします。ご両親に送ってもらえたりするのかなぁ。

 今週は、湯音のふくれっ面が良かったです。やっぱりこのテイストの絵柄が可愛いなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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