|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
こういう回もあるのか、第8話。なんか、一昔前のテイストだよねぇ。画面構成や動画の付け方も、なんだか普段とはちょっと違ってて、「アイドル」とは別方向に気合いを入れていた印象。いや、割と面白かったからいいんですけど。
「ぷちます」知識として持っている「あずささんは方向音痴」という属性。「ぷちます」内だとちょっと油断するとアマゾンに飛んだりする超能力として描かれており、流石にギャグなんだろうという認識でいたのだが、今回のエピソードを見る限りでは、どうやらあながちギャグでもなかったらしい。いや、完全に笑いどころには違いないんだけど。ギャグとシリアスでやってることがそんなに変わらないっていうのは、あずささんの凄いところかもしれません。唯一違うところは「どたぷーん」っていわないところかな。 適当にフラフラ出歩くだけでもめ事を大きくし、気づいたら大団円になっているという魔力のごときあずさパワーがコミカルなドタバタアニメとして痛快。途中からどんどん「いや、そりゃねーだろ」という突っ込みのレベルが上がり、なにげに婚約相手のことを「石油王」と呼び捨てる謎の女性とかは、もうスルーしてもいいくらいのレベルですよ。そもそもあの連中、撮影現場の教会で一体何をしていたんだろうね。 そして、あずさの陰に隠れてはいるが、サブヒロインとして活躍した菊池真君。こちらも、「ぷちます」知識だと「まるで男の子」という要素がギャグとして扱われるわけだが、今回のエピソードを見る限りでは、どうやらあながちギャグでもなかったらしい。確実にプロデューサーよりも男前の真君。最初からタキシード姿でのモデル撮影の依頼だったとしたら……なんか可哀想だな。本人はどういう仕事がしたくてアイドル稼業を続けているんでしょうね。そういや、バックで流れていた挿入歌が、大して興味がない私でも知っている、あの「エージェント夜を往く」だ。へぇ、亜美真美以外でも歌えるんだ(今更)。 そして、実は影の功労者である美希についても、何度目かの大活躍。彼女が本気を出すと回りにいる者が皆惹かれてしまうという魔の魅惑があるという噂を聞いたが、どうやらあながちギャグでもなかったらしい。……なんだろう、俺やっぱりアイマスについて知らないことばっかりだな。 PR
ずっとロリのターン、第9話。クロードとカミーユまでロリ化しちゃったら、もうこの作品のアダルトはじいちゃんしかいなくなっちゃうじゃない。子供時代のクロードは、フランス人っていうよりイギリス出身の魔法先生みたいだよな。声的に。
これまで少しずつ積み上げてきたクロードとカミーユの微妙な関係性。今回は、回想シーンをメインに構成することで、そうした過去の諸々を一気に具体化させてきた。この作品の主人公は誰なんじゃい、とは思うが、湯音は相変わらずアリスに振り回されて楽しそうにしてるので、それはそれで良いこととする。ジャパニーズ・ティーにミルクも案外良いものですよ。 改めてカミーユの過去が語られたわけだが、これまでのエピソードでも重ねて暗示されてきた物語であるだけに、今回新たに感じられる部分は少ない。とにかく身分と言う物に囚われ、同時に自分を束縛することで何かを保ってきた感のあるカミーユ嬢。作中に現れるありとあらゆるファクターが、彼女の窮屈な人生を具現化させ、あざ笑っているかのように見える。6話で登場した鳥籠状のクリノリンに加え、きつくきつく締め上げる彼女のトレードマーク、コルセット。そして前回からずっと存在感を示してきたふてぶてしい家猫に、何度もクロードとの間に立ちふさがった、重たい鉄製の裏門。全ての小道具が、ぎゅっと家の中に押し込まれるカミーユの人生そのもののメタファーである。そして、カミーユはそれを受入ながらも、完全に許容しきれず、あふれ出た不満や苛立ちを、不安定な状態でクロードにぶつけることになってしまう。 幼い頃、クロードは当然無邪気な少年であり、仲良くしてくれるカミーユとは素直に「友達」でいたいと思っていたであろうし、彼女のために労を惜しまずに楽しさを共有しようとしていた。もちろん、カミーユだって気持ちは同じであったはずだが、幼い彼女の中に、既に「鳥籠」は植え付けられていたのだ。クロードとの仲がばれたらクロードにも迷惑がかかってしまうという強迫観念と、自分は家のために上流階級の相手と結婚するのだという諦観。幼い子供が持つべきではない感情であるし、十全にその意味を理解していたとも思えないのだが、彼女の中で、それは絶対だった。精神的に幼いところにそんな無茶な拘束だけが与えられたら、確かに不安定になってしまうのは避けられないだろう。クロードの誘いの中から「家を出る」ことについてだけは強い拒否反応を示し、本当なら仲良くしたいと思っていたクロードに対し、必要以上に素っ気ない態度に出てしまう。悩めるお姫様は、その歪んだ心理状態を解決出来ないまま、大人になって「ごまかすこと」だけを覚えてしまった。はたして、彼女とクロードの最終的な着地点はどのようになるのだろうか。 こうしてみると、気の重い生活を強いられていたカミーユを救ったのが、妹のアリスであったことが再確認できる。奔放なアリスの存在は、姉のカミーユにとって、「叶わなかったもう1人の自分」でもある。自由に飛び回る妹を見て、まるでそれが自分の喜びであるかのように共有することで、カミーユはこれまでを過ごしてきたのだろう。共依存の関係にあると見れば、これはこれで良い姉妹像なのかもしれない。
まさかの舛成コンテ回、第7話。確かに言われてみれば……って、すみません、分かりません。流石に単発コンテで見抜けるほどの習熟度は持ち合わせておらんかった。要精進じゃな。
今回は慎ましい生活をしている側の代表選手であるやよいと、あり得ない富豪生活を送る伊織を対照させたエピソード……と思いきや、実際は経済状態についてはそこまで深いテーマとしては扱っていない。まぁ、貧乏人が云々とかいって苦労話でみせようとすると、あまり見ている側も気分がいいもんじゃないし、アイドル間で意識しなきゃいけないほどの格差を意識させても何の得も無いですからね。貧富の差については、序盤に伊織がさらっとネタにする程度で、今回はやよいの生活態度から「アイドルを目指すということ」を描きます。 実を言うと、これまで見てきた中では一番中途半端な立ち位置に見えていたのが高槻やよいというキャラクターであった。どうにも「ゼノグラシア」の時の小清水やよいのイメージが強くて、ああいう突き抜けた元気要素が無いと、あとは「ぷちます」で得た小銭属性だけしか残らず、しかもこれまでのアニメの中ではそこを掘り下げる機会もなかったために、「単にふわふわしてるだけのよく分からない娘」という程度の認識だった。声の出し方なんかもちょっと俗世から隔離された感じのキャラ造りになっていて、正直、あんまり興味の湧くキャラクターではなかった。 しかし、そういう「どこかぼんやりして頼りなさそう」なキャラが、ひとたび自宅に戻ると一家を統べる長としてきちんと機能しており、下の兄弟たちからもちゃんと尊敬されているというギャップは、キャラ造りの上ではなかなか上手い。もちろんどれだけ自宅で頑張ろうともアイドル稼業での駄目っぷりは帳消しにはならないだろうが、「この子ならばどんな苦境にあってもその内乗り越えてくれるのではなかろうか」という静かな期待感が得られるので、自然に応援したくなるという仕組みである。実際、庶民派アイドルというスタンスは他のキャラには無いものだし、目線の近さを売りにするなら、こういう「守って上げたい」タイプの方がニーズにはあっているのかもしれない。 そして、今回はそんなやよいの見せ場に加えて、それを真逆にしたはずの伊織にも出番が多かったのが見どころ。金持ちキャラってのはこういうエピソードでは世間知らずをひけらかして周りをドン引きさせるのが常なのだが(実際、同じ声のキャラであるナギとか大河なんかは、周りを意に介さない金持ちっぷりが純粋にいけ好かないキャラになっている)、伊織の場合、きちんと高槻家の環境に馴染みつつ、「兄や姉がいる立場」という共通点を利用してやよいの弟と気持ちを通わせることで、庶民階級との接点を設け、精神性の成長を見せるというそつのない動きを見せている。伊織は「ハプニングを通じての成長」で、やよいは「これまで見せてこなかったしっかりした顔」という、2つの見せ方でキャラクターの新しい魅力が出ているので、なかなか充実したエピソードだったのではなかろうか。ちなみに響は……まぁ、どこにいても使いやすいのでね。ゴーヤって味噌汁にも入れるものなんですね。 そうそう、いつものように挿入歌や新しいエンディングで歌唱の方も披露してくれたわけだが、個人的に、キャラを前面に押し出して賑やかさや朗らかさを見せるやよいの歌唱は結構好きかもしれません。
アリス嬢のあふれ出るクリエイティビティに驚き隠せない第8話。天井画ってものすごい労力がいるんだぜ(ソースはギャラリーフェイク)。適当な絵とはいえ、あれだけ大きな作品を子供の手1つで作り上げたアリスの才気は将来パリの藝術シーンを塗り替える気がするぞ。
さて、前回の風邪引き騒動が収まり、クロードを伴って再びブランシュ家を訪れた湯音。歓待の仕方も随分慣れたみたいで、アリスは適度に引きずり回しながらも、お茶を出したり、おとぎ話談義で盛り上がったりと、なかなか順調な交友関係を築いている。特に作中でアリスが文句を言っていた「おとぎ話における男尊女卑の現れ方の国民性」議論はなかなか興味深いものだ。言われてみれば、日本の昔話ってそこまで男性主権で話が進むものは多くないよね。「おじいさんとおばあさん」なら平等な家庭だし、「○○太郎」みたいな物語は男が主人公だけど、全部武闘派だったり幸せとは限らなかったり、女性蔑視というよりは「女性がたまたま描かれない」物語だし。「かぐや姫」「鶴の恩返し」なんかは、女性主体で女性の意識をクローズアップする作り。なるほど、案外昔から日本人の男女観ってのはフラットだったんだな。 で、そんな「男女の関係」について、今回いよいよカミーユ様が吼え始めた。これまではおしとやかで気品溢れる令嬢を演じ続けていたカミーユ・ブランシュ嬢。その立ち居振る舞いは相変わらず完璧なレディであり、クロードを手玉にとって翻弄する様子は見事な上流階級っぷりではあるが、人間関係については諦観を越えたドロドロとしたわだかまりがあるらしく、なかなか表に出てこなかった「鬱憤」が、今回ついに湯音を相手に漏れ出てきてしまった。突如湯音を相手に繰り出された数々の辛口コメントは、これまで見せてきた淑女の顔とは一線を画す、「女の鋭さ」が見え隠れしている。突然色んな方向から予想外の釘を刺された湯音も、恐縮を通り越してぽかんとするしかない。 アリスは一切持ち合わせていない、カミーユならではの「身分故の悩み」。彼女は「結婚すらも一族繁栄の道具」と語る通り、自らの立場をわきまえて色恋にうつつを抜かさぬように心に誓っているようだが、身近にアリスという自由の化身がいることもあって、鳥籠の中の生活には腹に据えかねる部分も多いみたいだ。アリスと違い、クロードという直接的に心をかき乱す相手もおり、「良い子」でいることによる負担は並大抵のものではない。しかし、なまじ物わかりの良い性格に育ってしまったため、もう自分が引き続けたレールからは逃れることが出来ない状態になってしまった。だからこそ、奔放なアリスには憧れのまなざしを送り、これまで見たこともない文化の申し子であり、既知の世界では計り知れない湯音に対しては小さな敵愾心を燃やすのである。 野良猫のようなアリスと、絶対に家から出されない家猫が象徴するカミーユ。どちらが幸せなのかは一概に言えないだろうが、少なくとも、今回の作中において、野良猫は元気な声でニャーとなき、自由を謳歌しているのに対し、家猫は窓辺に横たわって外を眺めるのがせいぜいである。そして、クロードはどちらの猫も得意じゃない…… ふぅむ、どこもかしこも、そう簡単にはいかないようだね。 今回はカミーユメインで、少しじっとりとした中身に食い込んでくる内容だったが、やはりそんなことはどこ吹く風で、アリス嬢は元気いっぱい。個人的にお気に入りなのは、現時点でも充分に幼いアリスの、更に幼い回想シーンでの活躍である。紙芝居だけでなく巨大なパネルを用意して自分なりの物語を綴ったり、この時分から既に没入していたらしいジャパネスク趣味をそのまま創作物語に取り入れてみたりと、実に伸びやかな感性が、富裕層のどこか気怠げな世界観とは一線を画した新鮮な美術センスを見せてくれている。好奇心旺盛な上に克己心も強く、このまま日本とフランスの文化親善大使にでもなってくれれば、両国の友好に大きな力を貸してくれる大人物になるのではなかろうか。やっぱりパリジェンヌは芸術に理解があってこそだね。 まぁ、それとは別に、今回もあおちゃんボイスが響き渡ったのがたまらないね。普段のアリスでも充分幼い声の「ロリ役」なのに、回想に入るとますますそのロリ度に磨きがかかり、きちんと子供が年齢別に描き分けられているのが分かるのが流石。最近は「うさぎドロップ」のおかげでリアル子役の声を聞く機会が増えたが、あおちゃんはリアルを飲み込んで更にワンランク上のバーチャルロリを実現させているのだ。やっぱり本職は化け物だし、あおちゃんは核弾頭なのである。
竜宮小町が実在のアイドルだったら一体どういう立ち位置になるのだろう、と思い悩む第6話。やっぱり実際に歌って踊っているのを見ると、なんか妙な組み合わせだ。ロリ2人と保護者1人のアイドルユニットって、ちょっと斬新過ぎやしないだろうか。律ちゃんも思い切ったことしたもんだなー。
今回は誰のお当番回になるのかと思ったら、竜宮小町のデビュー経過というイベントが挟まったおかげか、特に中心人物はおらず、強いていうならプロデューサーが功を焦るイベント回。確かに、わざわざ入社したプロダクションのアイドル達が「仕事無くてだらだらすること」に慣れきってしまっており、その一方で自分以外がプロデュースした企画が当たって意識改革までおこしてるって言われりゃ、社会人なら誰でも焦る。「自分がしっかりせにゃ」という気になる。でもまぁ、そこは身の丈にあった仕事をしろ、というお話です。 焦れば焦るほどとんちんかんな采配をふるうことになってしまう駄目P。明らかなミスキャストの連発に加えてダブルブッキングまで引き起こし、ついには本来面倒をみなきゃいけない女の子達に心配される始末。うむ、なかなかの駄目人間だ。しかしそこはアイドル育成がテーマのこの作品のこと。指示する側がヘタレでも、1人1人がきちんと目標を持って活動を続けていけばいつかは花咲くときも来るはず。みんなが一丸となってもめ事の解決に成功した。結局、焦ったところで何もいいことはないので、適材適所できっちり仕事をしましょう、という結論である。 しかし……いくら人数が多いとは言え、こんだけ個性的な面々が集まってる事務所なんだから、キャスティングは大して難しい仕事じゃない気がするんだけどな。雪歩やら響やら貴音やら、「何が得意」というステータスより「何は絶対無理」っていう人材が多いわけで、消去法で仕事を埋めてけばミスもでなかろうに……まぁ、アイドル名乗ってるくせに人前に出られない雪歩とかに問題がある気はしますけど。「プロデューサーが信頼してこの仕事を任せてくれたんだから、きちんとやりきろう」という発憤の仕方は出来ないものかね。 今回は竜宮小町がテレビライブシーンを見せてくれたのでこれがまず際立っていたことに加えて、美希が珍しくやる気を出し、そのチートっぷりを見せ付けてくれたのが印象的。どこかでみた情報だけど、ステータスの高さで言ったら美希が他のキャラクターを抜いて圧倒的らしいですね。ただ、気分屋なので機能するタイミングが限られているというデメリットがあるだけで。うむ、シミュレーションゲームとかだと壊れ性能になるか全く使えないかのどちらかになるタイプだな。個人的には、律子を後衛において真や響を突っ込ませ、貴音で機を窺うプレイングが好みです(よく分からん)。 今回の「プロデュースゲーム」的な内容を見ていて、「声優育成ゲーム」ってのを作ったら面白そうだなー、とも思った。何人か駒を獲得して、それを適材適所でオーディションに割り振って仕事を稼いだり、アイドルユニット作って売り飛ばしたりするゲーム。当然フルボイス。難度1の入門編が青二や俳協や81、個々のユニット能力は高いけど数が少ないのでスケジューリングが難しい大沢、数も質も豊富だけどアイドル売りの条件がやっかいなアイム、しばらくすると社長が問題を起こして一気にイメージが下がるアーツ、最初弱いけど補正値がでかいプロフィット。そして時節柄がんがん難度が上がるバオバブ。「役者たちの他事務所流出を食い止めろ!」。あれ、面白そう。
雨降って地固まる、を分かりやすく説明してる第7話。これを別の言葉でいうと、「いつも通りの話」というのである。分かりやすさは時に武器にもなるのです。
シナリオを簡潔に書くと、「またクロードと揉める」→「風邪を引く」→「幼女が倒れちゃったもんだからクロードがなんか罪悪感に苛まれて勝手にツンデレぎみに謝ってくる」→「Happy end」という流れ。うむ、分かりやすいし、阿漕だな。でも、これでいいな。今回もちゃんとアリスは大活躍してくれたし、特に言うことはありません。「おかゆの作り方は知ってるくせに臼や筆はしらんのかい」とかは、当時の情報網がどのようなものだったのか分からないので突っ込まないでおきます。 さて、今回はいつも以上に湯音とクロードの間のギスギスっぷりが加速しており、一時はクロードが「湯音を強制送還するか……」まで考え始める始末。湯音も一人で抱え込んで悩むタイプだけど、クロードもよっぽどだよね。個人的には、あんまり一緒に生活したくないタイプである。ただ、今回の問題については、一概にどちらが間違っているとも言い難く、人種や国籍を別にしてもなかなか難しい問題だ。大ざっぱに言えば、性善説を信じる日本人と性悪説を唱えるフランス人の諍い。 客観的に見れば、流石に湯音の態度は不用心が過ぎる上に一介の使用人としては出過ぎたまねをしていると思うし、クロードはクロードで、ちょっと物言いが粗雑すぎる気もする。最初のうちは「まぁ、今回のことは湯音の方がちょっと悪いかな……」とか思って観ていたのだが、クロードが「子供は野獣」だの「あいつから悪い病原菌をうつされた」だのと言い始めた時には、「ちょっと偏見が過ぎるんじゃないか?」と思ってしまった。これも日本人的な考え方なのだろうか? そもそも、「子供は理性のない野獣」という考え方にびっくりだ。日本人ならば、普通は湯音がいうように「子供とは純真無垢の象徴」という認識が一般的であり、子供に対して慈愛を与えろ、というのが当然。いかに浮浪者の子供とて、それを迫害せよ、という教えは出てくるはずもない。おそらく日本にも貧しい子供、盗みを働く社会層の子供もたくさんいたであろうが、それでも一般的には「子供を信じる」方に傾く。しかし、こと生活がかかった商売人目線からすれば、それだって理想主義の安易な物言いであるのは確かなのだ。ふむ、やはり道徳という概念は難しいものである。ただ、この作品の場合にはただ1つの大前提、誰もが守らねばならぬ金科玉条がある。それは、「湯音は正義」。うむ、それなら仕方ない。
すごく正しい意味での水着回、第5話。昨今の萌えアニメでは、なおざりなサービス回なんてものは必要条件みたいにしてダラダラと垂れ流されるけど、この作品の場合、1つ1つのファッションや演出にいたるまで、全てのキャラに対して気を抜くことが出来ない脅迫じみた製作体勢が求められるので、何とか「アイマス」ワールドを維持しようと必死に作り込んでいることが確認出来るのは素晴らしいですね。
今回は誰がメインということも特にない全員集合回というまとめ方になると思うのだが、前回多少冷めた視点から感想を書いた「千早のあまりに自分勝手なストイックさ」と「どうしようもない孤立感」という2つのファクターが1話またぎできちんと回収されているのに感心した。なるほど、流石にあれは1話完結で投げっぱなしにしていたわけではなかったのだね。きちんとファンの心理としても納得出来るように「多少不器用なところはあるけど、これから少しずつ近付いていければいいんだよ」という希望的な要素が見えるのはありがたかった。千早のフォローに回っているのが上から目線の経営陣や年上ではなく、春香だった、というのも微笑ましい部分ですかね。純粋に「みんなとすごすこと」が楽しいという達成感からの向上心ならば、どれだけ頑なな千早だって理解を示すことが出来るのだ。 あとは、多分アイマスの正しい楽しみ方の1つだと思うのだが、13人のアイドル達が、どのように相互干渉し、影響し合っているかを見るのが面白い。まぁ、俗な言い方をすればカップリングの妙ですわね。今回際立っていたのは伊織・雪歩・真の3人組と、響・高音の謎コンビ。大人組に属するあずさ・律子、それにフィジカル馬鹿の真・響セットあたりだろうか。個人的に大のお気に入りなのは、響と高音。高音は内面的な心情が一切分からない謎キャラなのだが、その謎が少しずつ解体されていくどこか、むしろ大食いキャラだの何だのとどんどん追加されてカオスっぷりが増しているのが面白い。そして、いつでもどこでも元気印で見ていて気持ちがいい響と絡むことで、手軽なギャグとして処理されるのである。まぁ、個人的に響が好き、っていうのもあるんですけど。 そして、カップリングというか、ユニット活動としていよいよ登場したのだが、あの話題沸騰の竜宮小町である。さて、これからファンを巻き込みつつどのような展開を見せることになるのか……気になりますなぁ。
今週も壮絶元気! 第6話。やっぱりアリスちゃんだなー。ガンガンしゃべってキンキン喚いて、思わず「うるせえ!」って言っちゃうくらいのかっ飛ばしっぷりがたまらんなー。もう、麻薬レベルですわ。
そして、今週はノーマル・デフォルメともにやたらと可愛らしいカットが多くて、もうどのシーンが良かったとか具体的にピックアップ出来ないレベル。誰の仕事かと思ったら、作監は伊藤郁子なんですな。ほんと、いい仕事してくれるなぁ。特にアリスのぶわっと贅沢に広がった金髪や切れ長の目のディティールが実に見事で、豪奢な衣装とも相まって、これ以上ないくらいの眼福でした。今んところこれがベストエピソードだなぁ。デフォルメ絵になったときのカミーユ姉さまの適当な造形も地味に笑いどころですよ。 さて、今回も衣装のお話で、メインテーマとなるのはタイトルにもある「クリノリン」という聞き慣れないツールである。馴染みがないけど「スカートをぶわってさせるための骨組み」っていわれると何となく想像がつく程度のもので、気になったからwikiってみたら、短い文中に「巨大化」っていう言葉が何回も出てきていてちょっと笑った。確かに、あの舞台装置みたいなものを「下着」っていう時点で既に抵抗があるし、日本人の衣装文化からしたら、「仮装大賞」でも開かない限りはあまり出てこないレベルの代物だろう。「クリノリンが引っかかって転倒したり、暖炉などの火がスカートに引火して火傷をしたりという事故が多発することになった。一説に年間3000人の人間がクリノリンによる事故で死亡し、20000人の人間が事故にあったと言われる」(Wikiより)って、やめとけやめとけ、そんなもん。こんにゃくゼリーより圧倒的に危ないがな。ほんと、流行ってのは意味が分からないな。 で、そんな妙なツールを扱っているので、今回も綺麗に日仏の対比が現れている。必死に「鳥籠」をまとって不自由に歩く湯音と、普段は締め付ける一方の腰の部分に布を巻いて寸胴にしてから着物を着るアリス。湯音はアニメキャラみたいな(?)アンバランスな容姿になり、アリスは完全に夏の一夜に来日した勘違い外国人の様相。ん、まぁ、適材適所ですわな。最近のアニメなら間違い無く触れているであろう「アリスの服を着たら湯音は胸のところがだぼだぼ」というネタも、この作品は華麗にスルーである。まぁ、今回のお話で初めて「あ、アリスってそこそこ胸があったんだ。あおちゃん声だから気づかなかったわ」とかいう状態ですけど(実際はあおちゃん自身は意外にごにょごにょ)。 そして、そんな「鳥籠」に引っかけて、淑女の代表であるカミーユ姉さまのちょっとした憂いも臭わせているあたりがそつのない脚本構成。どうやらクロードとの間に過去の因縁みたいなものがあるようだが、自由奔放に振る舞うアリスとは対比的に、カミーユは名家という鳥籠に囚われつつ、そのことを妹に見せまいと必死に取り繕っている様子がある。そのあたりのわだかまりが、このアニメのクライマックスに持ってこられるのかしら? 出来たらあまり湿っぽい話は見たくないのであるが、多分湯音なら何か心暖まる決着を用意してくれるに違いない。ゆっくり待つことにしましょう。
カエルテレビだからKBSって、京都テレビと被ってますやん第4話。とてもじゃないけど単体で放送形態が維持できる局には見えないが……ケーブルテレビなんて、こんなもんなんですかね。
今回は千早のお当番回であり、4話目にしてようやく765プロ全員登場の縛りが無くなった。これによって特定キャラのファンだとがっかりする状況が発生したわけだが、この作品の場合、そこまで強く全キャラフォローを謳っているわけでもないし、ちゃんと全員にお当番回があることがほぼ約束された状態なので、1,2週登場しないくらいはあまり気にならないかしら。むしろこれまでの全員登場回をお当番に回された伊織と雪歩がちょっと不利なくらいか。 着ぐるみ仕事から始まって料理対決というよく分からないシチュエーションが用意された4人。料理上手な春香、なんでも勢いでこなしてしまえそうな響はいいとして、高音と千早が起用されたのは謎っちゃぁ謎。元々歌の予定が入っていたということなので、千早はそれを見込んで自ら志願したとも考えられるのだが、高音さんは何を思ってこの現場にいたのだろうか。まぁ、千早と違って初めて触れる文化でもなんでも楽しそうにやってくれるから、ある意味一番「向き」の人材だったともいえるわけだけども。 前回の雪歩の時にも「この子、仕事向いてないよなぁ」と思って不安に見ていたわけだが、今回の千早は、更に不安感をかき立てる状態。雪歩の場合は単に消極性がマイナス要素に見えただけだったが、千早の場合は積極的に前に出る姿勢が、完全に今の仕事の状態とかみ合っていないというのがマイナス要素になってしまっている。「歌を歌いたい」という意識が仕事に邁進させているわけだが、そこまでストイックな人間が、ある意味汚れ仕事でもあるアイドルなんて業務に向いているとは思えない。実際、今回も一切空気を読まない発言で場を凍りつかせており、仕事のためにある程度自分を曲げてでも努力しよう、という意識が見えないのはあまり評価されない要素な気がする。 もちろん、お話としては「そんな彼女でも、少しずつ前を向いて成長しているんですよ」という流れになるわけだが、雪歩の場合と違い、千早はプロデューサーや他のメンバーとの理解も完璧でない状態で終わっており、絆の物語として見ることも難しく、とにかく自分の力だけでなんとかしようとしている意固地さだけが目立ってしまう。うーむ、もっとまったりしたものが見たくて視聴しているだけに、千早の頑なな姿勢はどうにも受け入れがたい。特異な存在なので固定ファンはついていそうだけど、個人的にはよく分かりませんでした。 翻って、今回好き放題に暴れていた高音・響のコンビは割とお気に入り。響って、最初イメージしてたよりもずっと身長が小さいのね。元気印のキャラクターで、(アニマルテイマーとしての技能以外は)そこまでぶっ壊れた設定もなく、楽しげに仕事と接してくれている響は見ているだけで元気になれるし、ミステリアスな中にもどこか憎めないひょうきんさがある高音も、キャラとして充分立っていて、ギャグとしては単体で成立している。このあたりの新キャラ勢の方が、個人的には応援しやすいかもしれません。 そして、この2人の決定的な特徴として、中の人が自然で聞きやすい、というのがあるのですよ。もともとアイマス声優にはあまり明るくないので一部のメジャーどころ(伊織・あずさ・真あたり)以外はフラットに見ているつもりなのだが、高音の中の人である原由実、響の中の人である沼倉愛美は、キャリアは浅い部類だが、癖が無くて聞きやすい。名前を知らずとも、「こんな新人さんがいるのか、次回から注意して聞いてみよう」と思えるレベルである。 他方、いわゆる「元祖」のアイマス声優さんたちは……実はあまり印象が良くない場合がある。最近の露出の中で評価が悪くないのは、亜美真美役の下田麻美くらいだろうか。そして、千早の中の人については……うーむ、今回のエピソードを聞いていて、「やっぱこの人……」と思ってしまうのである。シュタゲの助手の中の人なんだよね。それなりにキャリアは積んでるはずなのに……まぁ、いいや。でもさ、歌に対してストイックなキャラクターなら、それなりの歌唱力を持ったキャストを用意した方が無難だと思うんだけど。 |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(07/30)
(07/29)
(07/29)
(07/28)
(07/28)
(07/27)
(07/27)
(07/26)
(07/26)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|

