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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
少し遅れましたが、無事に見ることが出来ました、第26話。久し振りに見る「アマガミ」でしたが、ヒロインでガラッと雰囲気が変わるくせに、根底に流れる理念が統一されているので、懐かしいと同時に新鮮でもある。思い返してもなかなか良い作品であったことよ。
最終話を飾るメインヒロインは、満を持して登場する無敵の妹キャラ、美也である。個人的には「アマガミがアニメ化するの? だったら棚町さんと絢辻さんと美也の3本だけでいいわ!」と言っていたくらいなので、本当に嬉しい限り。全編通して美也が全開。わずか30分の出来事なれど、他のヒロイン勢の4話分に負けないインパクトを残していきました。地味に上崎が存在感をアピールしていたのも無闇に楽しかった。 こうしてみると、橘さんってばホントにイケメン。妹フィルターがかかっているので多少美化されているきらいはあるものの、一応「色んな女の子と仲良くしていることの正当性」は説得力があり、美也の杞憂ともやっかみとも取れる微妙な感情が、いい塩梅で漏れ出してくる。スタート地点が「駄目なにぃに」なのに、リサーチをしていく過程で少しずつ格好いい兄貴になっていって、最後には頼れるお兄ちゃんとしての地位を獲得する(オチで少し戻すが)。もちろん、だからといって美也は兄に対してベタぼれしているわけではなく、あくまでも「ちょっと憧れのいい兄弟」としての距離感を維持しており、「これくらいの兄妹関係ならあってもおかしくないかもなぁ」と思わせるくらいなのが良い(実際の妹がいる身としては、絶対にあり得ないと断言できるけどさ……1つ違いの妹なんて、脅威以外のなにものでもないと思われる)。 シナリオ最終段階では「アマガミ」というゲームタイトルと絡めたエンディングまで用意されていた。テレビ放送だけを見てエンディングを迎えた場合、どっちかって言うと「ヘソナメ」とか「ヒザウラナメ」の方が適切なタイトルだと思えるだけに、このエピソードは実は必要不可欠なものである。あれだけたくさんの恋人と変態行為に及んでいた純一が、最終的には家族からのスキンシップで受け手側に周り、その「甘噛み」という行為自体も、愛情表現とは言っても家族愛を表すものであったというのは、何とも奇妙な幕引き。このくらいのライトな感じの方が、すっきりして良い終わり方とも言えるのかしらね(冷静に考えると、家族愛としては度が過ぎた表現ではあるのだが)。 この作品を見る上で不可欠なのは、やっぱりみゃーの中の人である。妹キャラの完投率100%、天性の鬱陶しさを誇る声優、阿澄佳奈の真骨頂。猫をモチーフにした美也というキャラクター自体が、アスミスとはものすごく馴染みやすいんだよね(アスミス自身も釣り目で猫っぽいイメージがあるからね)。阿澄成分を堪能出来るだけでも、このエピソードには価値があるのだ。 そういや、このほどそんなアスミスが体調不良で休養に入っているとの報が、所属事務所から出された。人気絶頂期で多忙なのは間違い無いし、アイドル稼業との両立は想像以上にしんどいのだろうが、こういう形で不安が残ってしまうというのは残念至極。ちゃんと休養して、後の遺恨が残らない万全の状態で復帰して欲しいものである。また、今回の騒動で、どうもLISPへの風当たりが強くなっているのも気になるところ。確かに、あんまり「向きの」仕事って気もしなかったし、少なからず影響があるのは事実だろうが、あんまりLISPとしての仕事に非難が集まるのは、当人としても望まざることなのであまりよろしくないと思うのだが。今回の結果を受けて、事務所がどのように判断するのかは注目したい。 こうして考えると、堀江由衣が立ち上げてそれなりに賑わった後に円満解散したAice5ってすごいユニットだったのかもしれない。 PR
何コレひどい、第4話。切ない話だなー、と思っていたのに……
この手のお嬢様ものではお約束になっている、「ご両親はお忙しいので娘になんて構っていられません」エピソード。大体誕生日とか昔結んだ約束とかがセッティングされるのが常だが、今回はPTA懇談会がテーマとなっており、案の定、お母さんは執務で忙しくて来られなかった。仕方ない、女王だもの、というので割り切れないお子さんの寂しさを主人公が慰めてあげて、最後には慌てて帰ってきたお母さんとハッピーエンドとか、厳格で子供に厳しい父親が少しデレて希望を持たせるエンド、とかがお約束だろうか。 今回も、ラスト2分まではそうだった。お忙しい女王陛下は娘のことを大切に思っており、激務の合間に、何とか娘の寝顔だけでも見に行ってあげよう、と最後の孝行に出る。そしてこっそり侵入した寝室で……娘違い? え? 何その設定? つまり、ロッテと明日葉は異父姉妹ってことか? あの皆口ボイスのエロエロなお母ちゃんは、過去に齢12〜13の直哉くんを食い物にしてたってことか? しかも「人間など見たこともない連中が大半」の異界で、わざわざプレインズウォークして人間のショタを食いに行ったってことか? そして、そんな行きずりのつまみ食いのままに出産したってこと? わけ分からないじゃないですかー! 途中までの感動の流れぶった切りじゃないですかー! なんかもう、すげぇな。誰だこの設定考えた奴。あ、作者か。なら納得だ! もう、ここまで倒錯したひどいお話なのに、キャラクターの愛らしさで全部ごまかせてるのがすごい。ロッテは順調にかわいらしさをアピール出来ているし、クラスメイトにお付きの者、みんなそれぞれ可愛い。そして何より、おかぁちゃんが可愛い。女王様属性でコスチュームもあまりにエロく、どっちかっていったら「綺麗系」とかに分類される方が正しい気がするキャラなのに、直哉と鉢合わせたときのテンパった様子なんかは、娘さんのそれをそのまま受け継いだかのように、ギャグ顔が見事に出来上がっている。ほんと、このキャラクターデザインっていうだけで色々得してる気がする。次回は修羅場でしょ、一体このお母ちゃんは何をしでかしてくれたんでしょうか。色々妄想出来るために期待は抑えきれません。 そして、やっぱり中の人の話だなぁ。女王メルチェリーダ役が皆口裕子というのはホームラン級。このサキュバスはずるい。そして、今回気づいたのだが、メインの釘宮・田村ゆかりを筆頭に、クラスメイトに後藤邑子、松来未祐、広橋涼と並び、絵柄に合わせてか全員が全員「甘ったるい」声を発揮出来る布陣が整っているのである。はっきりとした声質が武器の藤村・生天目・甲斐田の賢プロ勢が居なければ、脳がドロドロになってしまいそうなラインナップ。これが合成薬物かー。こえーなー。 その発想はなさ過ぎた第3話。この手の萌えアニメの主人公の年齢が23歳ってすごくね? その上で声が佐藤利奈ってすごくね? さしものサトリナも父親キャラは初めてだろうよ! 実は、画面の雰囲気は今期の作品でもかなりお気に入りの部類の本作、コロコロ丸っこいデザインがかっちり可愛らしく動くのが、かなりツボなんです。だから話が陳腐でも別に構わないかなぁ、とか思ってたんだけど、まさかこんなトンデモ設定だったとは。23歳フリーター、子持ちの優男が主人公って、一体どこの世界のアニメだよ。どこから突っ込んでいいか分からないのに、その設定があっという間に世界の中では処理されてどうでもいいこと扱いになっているので、もう突っ込む隙間もない。ちゃんと説明はしてもらえるんだろうけど、それにしたって訳が分からなすぎだろうに。 まぁ、そんなことはさておいて、今回は学園パートに突入したので今までよりもぐっとキャストも増えて賑やかに。この作品は画面を見てても楽しいんですが、やっぱりキャストのうま味が頭抜けています。一番の評価点は、「良い釘」です。金髪ツインテツンデレ幼女の時点でどうしようもないぐらい釘宮テンプレになっているわけだが、そんな中でも、アスタロッテは素直な部分がちゃんと出ているので、キャラとして魅力的。こういう使われ方がされてい間は、釘宮フィールドも安泰だと思えるのですよ。 そして、生天目・堀江・藤村と並んでいたご家来衆に加えて、今回はクラスメイトにまつらいさんや広橋も追加。「作品の空気を遵守するために、胸の薄い声優を優先して集めたんだな!」とか言おうとしたんだけど、涼さんが出てきたらそうもいえなくなってしまった。唯一の男性役が一番の巨乳とか、面白い状態だったのに。気づけばナバの下にサトリナと涼さんが揃っており、あとは下屋則子の召喚に成功すればKAT-TUN会全員集合が実現するのだが。
「PROJECT A」2本目の放送作品。原作は新美南吉らしく、いかにも訓話的な、何とも懐かしい香りのするお話である。
始まった直後は、のっぺりした空気と、どうと言うことも無い画面のおかげで「ふつーだなぁ」と思って観ていたのだが、話がおじいさんの昔語りに入り、いざランプが登場したあたりになると、だんだん引き込まれていくような不思議な感覚があった。キャラクター造形は割と今風でシャープなものなのだが、背景を含む全体的な作品コンセプトは絵本をそのまま写したような、何とも懐かしいものになっており、ちょっと「普通の」という評価は当てはまらないような気になってくるのだ。そして、「ランプ」というこの作品のキーパーツに火が灯るところで、その思いは更に強くなる。明かりの乏しい田舎の寒村に灯ったランプの炎は、周囲の闇を突き破って明々と灯り、主人公の思いを一気に発露させた「生きた」光を解きはなった。 そして、更にその後に訪れる「電気」の時代。ランプの炎が打ち破った闇を、更に鮮烈に打ち払う電気の明かり。主人公にとって忌むべき存在となったその明かりは、皮肉にもランプの明かりよりも更に印象的で、世界の変革を知らせるのに充分な威力を持っていた。この「ランプ」と「電気」の明かりの描出が、このアニメを作る上での一番の勘どころだったのだろう。 シナリオ自体が素朴で、どこも突っ込みどころは無いものなのだが、そうした丁寧な画面作りのおかげか、何とも言えない侘びしさと懐かしさが気持ちいい。「物語を十全に伝える」というのがアニメーションの1つの働きだとするなら、このアニメはかなりの秀作と言えるのではないだろうか。なかなかこうした単発の「いいお話」をアニメで制作する機会というのは与えられるものではないので、こうしたプロジェクトで、1本でもこうした試みが行われたのは、実に有意義なことであったと思う。 また、この作品がこのご時世に放送されてしまったことも、皮肉な運命といえるかもしれない。作中では「初めて訪れて人々の暮らしを変えていった」電気という存在。それが今や当然のものとなり、生活の中で全く意識されないものとなる。本来、この「訓話」はそうした現代人の中に静かに入ってくるくらいのものになるはずだったが、今の日本で「電気」というと、それはもう大切な資源となっている。闇を打ち払って人々の生活を支える伝記の物語。それをランプ屋の主人という1人の主人公の視点から描いた物語が、現代日本には別な角度から訓話として伝わりそうである。関西からでは、どう書いても他人事になってしまうのが申し訳ないのだけれどもね。 地下鉄のホームアナウンスが一番耳に残った第2話。わーい、本職の人だー。ん? そういう作品じゃない? あー、首都圏にすんで1日中京急のホームとかにいたらすごく幸せだろうなー。 てなわけで、基本的に中の人の話題にしかならない作品。見どころその1、今回メインとなったサブ(?)ヒロイン嵐子。早見沙織のヒロイン度数はかなり高く、こちらをメインで行った方が真っ直ぐで良い作品になるんじゃないか疑惑もある。わずか1話で男性恐怖症の緩和っぷりが凄まじく、改めて伊波さんは立派なキャラクターだったことを感じさせてくれる。 見どころその2、さらに属性を追加した辰吉が格好良い。サトリナのイケメンボイスってあんまり聞く機会がないんだけど、タカビーお嬢ボイスまでオプションでつくとか、どんなご褒美だろうか。適当なキャラ設定だなぁ。 見どころその3、アスミスは妹だとばっかり思ってたのに、実際は姉だった。珍しいこともあるもんだ。淫乱姉キャラアスミスもなかなかの破壊力。もう太郎とか出さなくてもいいので、姉・母コンビでサイドストーリー「佐戸家の一日」とかやってくれないもんだろうか。その方が見どころが多そうなのに。 メインストーリーが本当に山もなくてしょうもないんだよね。嵐子が男性恐怖症になった理由とか、マジ過ぎて引くし。後天的に与えられたトラウマと先天的に持って生まれた太郎の病気は同列に並べたらいかんと思うんだけどな。女性の性体験のトラウマをネタにするのって、各方面からの目が厳しいからネタにしにくそう。そう考えると、やっぱり伊波さんは偉大であったな。
突然別番組みたいな最終話。あれは……筋だけで見たらガンダム? 外見はテッカマン? おかしい、確か猫耳萌えエロ作品だったはずだが……
アントニア達の協力で一気に宇宙へ到達した騎央たち。発射直前には真奈美がキれて騎央とエリスに突っかかり、それにアオイも絡んで泥沼になりかけるなんて一場面もあったが、どうしようもない四角関係は、天真爛漫なエリスの一撃であっという間にうやむやに。慣れない宇宙にあがった効果もあってか、女性3人、うまい具合に折り合いがついたようだった。 まるで今生の別れのごとく、3連接吻で騎央を送り出した女性軍は、パワードスーツに身を包み、謎の推進装置を駆って追撃してきた犬の人の狙撃から母船を防衛する。なんとかワープに成功した騎央は、キャーティアシップでの犬ロイドとの苦戦を乗り越え中央管制室へ。プログラムの再起動を申請するも、なんと命令プログラムはキャーティアにしか出せないという無理難題。結局、万能の鈴を使って自身をキャーティアにすることで解決を見た。 一方、大気圏外で必死に戦闘を繰り広げていたエリスたちと犬の人。全てを片付けたエリスは、三位一体の必殺技を追跡者に見舞い、一撃の下に撃墜する。しかし、犬側の母船は運悪く地球へ落下。このままでは沖縄の近域に甚大な被害が出る。慣れ親しんだ土地のピンチに真っ先に動いたのは、「愛してもいない国のために働いている」はずのアオイだった。アオイと真奈美は捨て身のままで落下するデブリに推力を与えようとするが、燃料切れの小型ブースターでは焼け石に水。命を諦めたその瞬間に、駆けつけた騎央が間一髪で2人の手を掴んだ。 4人で帰還した沖縄の大使館。平和が訪れた騎央の家に空から降りてきたものは、キャーティアからのクリスマスプレゼント、軌道エレベーター。予期せぬ理由で迎えたホワイトクリスマスであった。 原作はやたらいっぱい出ているみたいなのでまだまだ続いているんでしょうが、とりあえずアニメは一端幕引き。ラストシーンの狙い澄ましたビジュアルとシチュエーションだけを見れば、それなりに最終回らしいきれいな締め方に見える。特大の白いクリスマスツリーとか、アニメだからこそ見せられたインパクト重視の演出だし、胡散臭いながらも沖縄に雪が降る理由も説明されていたので、おそらく原作でもこのシーンは一つの物語を締める重要なシーンだったに違いない。そこは素直に評価していい部分ではないだろうか。 ただ……流石に今回どうよ? 最近だと「オカルト学院」もラスト直前のトンデモ展開が色々と話題を振りまいているが、この作品の場合、本当に今回限りの、前後関係をぶっ飛ばした突然の宙域戦闘。エリスが小型のマシンを操って爆弾を撃墜していくくらいならまだ分かるのだが、流石にアオイや真奈美がああも容易く環境に順応してしまっているのはどうなんだろう。しかも、パワードスーツのデザインのショボさがちょっとフォロー出来ないレベル。この作品は作画自体はかなりのレベルで安定しており、背景や細かい小物なんかにまで気が回っている「きれいな」作品だったのだが、今回登場した各種宇宙マシン(犬の人の量産型UFOとか)の適当さがあまりにあまりで言葉がない。とんでも展開になるのは原作ありきで仕方ないとしても、もう少し「それっぽい」画面を作ることは出来たと思うのだが…… いや、このショボさこそがこの作品の真骨頂なんだろうか。今までだって戦闘は愛らしいアシストロイドと、彼らの操るピコピコハンマーがメインウェポンだったのだ。そう考えれば、今回のスーツや武器などの小物もギャグの一部と……見られないなぁ。やっぱり浮いてるなぁ。それまでがシリアスな痴話喧嘩だったり、渾身のエロだったり、画面は相変わらず「きれい」だっただけに、その落差はどうしようもない。 そして、そんな慣れない画面が現れたということは、シナリオラインもなんだか適当。宇宙にあがるのにあんだけ苦労したのに、ワープとか宇宙戦闘はあっさりできるのな。騎央がクリエイトした母船に乗っていたってことは、あの戦闘用の小型船も騎央がイメージで作ってたのか? 犬の人にしても、前回から今回にかけて、今までの暗躍っぷりは何だったのかと思うくらいに直接的な手段でキャーティアを鎮めようとしている。あんたらが宇宙まであがってくるなら、地上でこそこそ工作する必要とか全然なかったのにな。 宇宙へあがるのに奮戦する、という展開はガンダムの昔から王道展開ではあるが、さらにクライマックスはコロニー落としというのも何の捻りもない盛り上げ方。熱が入るのは分かるが、ちょっといい加減にセッティングしすぎじゃないか? 「沖縄を中心とした半径300キロに落ちる」って、意外と海の可能性が高いじゃねぇか。しかもアオイたちが組み付いたデブリを見ると、あんまり大きく見えなかったぞ。本当は相当なでかさなんだろうけど、いまいち迫力がでないぞ。アクシズをおさえるのがギラドーガなら燃える展開なんだろうけど、女子高生2人による軌道修正ミッションってなぁ。緊迫感がないなー。 「恋に悩む」→「何となく解決してちょっと晴れ晴れ」っていう展開があったのに、次の瞬間命を捨てる覚悟をしちゃうっていうのも無駄に感情が揺れ動きすぎる。アオイだけならギリギリ「愛してもいない国のために」云々を理由にワンエピソードひねくりだせるが、真奈美もノリで追いついちゃったからあんまり尊い行為に見えなかったのがね。どうにも今回描かれた「ドラマ」は全部上っ面だ。こういう最終回だと、今までのちょっと面白かった昼ドラ展開も全部嘘っぱちだったのかという気さえしてしまう。騎央が最後にキャーティアになるくだりの意味も分からないし(すぐに戻せるんだもんな)、この脚本は流石に無いわ。そんなに簡単に軌道エレベーターが手に入っちゃったらソレスタルビーイングが可哀想だろ! 色々と不満が残ってしまった最終回、というのがとりあえずの感想。ストーリーは一応けりをつけているだけに、なおざりになった部分がラストに集中してしまったのは本当に残念。画面の出来が良かったせいでラノベ原作に過度な期待を抱いてしまったのかなぁ……
意外にとんとん拍子の第11話。先週の時点では色々どうしようもないと思っていたのに、割とあっさり諸々が解決していきました。どれもこれもそれなりに納得出来てしまったのが凄い。
タイムリミット2週間を強制された地球とキャーティア母船の危機。どこをどう見ても八方ふさがりの状況に、キャーティアシップのクルーは自爆の覚悟を決める。しかし、艦長は意識を失う前に、とっさの判断で最上の保険をかけていた。なんと、艦長権限が騎央に移っていたのである。 艦長が動ける。そのたった1点から打開策が見える。なんとか宇宙にさえあがることが出来れば、騎央が母船を再起動して軌道を変えることが出来るようになったのだ。地球製のロケットでも、とにかく打ち上がる推進力さえあれば残りの部分はルーロスの本体が管理するし、時間凍結はいちかの特製護符で突破。肝心のロケットも、アントニアのコネを使ってギリギリエンジンのみ調達出来た。はるかロシアの地で念願の足を手に入れた面々は、犬の人たちの執拗な攻撃を乗り越えて、いざ宇宙へと向かうのである。 プロットだけを追えば、単にピンチの打開策を集めて宇宙に飛び立つ準備をしたというだけなのだが、なんだか色々なパーツが少しずつ集まってくる感じが、無茶苦茶なのに不思議な説得力がある。猫耳巨乳宇宙人少女の発情期とか書いてるくせに、多分この作品の作者はそれなりにSFが好きなんだろうし、そのあたりの要素もきっちり書きたいっていう意識があるんだろう。フィクション部分の整合性が、ラノベっぽくない。いや、もちろん色々と無茶はしてるんだけどさ。今回は騎央のチートクラスの情報管理能力を除けば、それなりにありそうな展開じゃない? 強いて釈然としない点をあげると、地球内における犬の人の影響力の強さが流石に無茶な気がする。一気に圧力をかけて全てのロケット使用権を封じる手はずを整えるっていうのは、かなり面倒な案件のはず。わずかな期間で全世界の宇宙へのルートを掌握できるほどの実権があるのはちょっと妙だ。何せ犬の人たちは表だって地球との外交を結べていないのだから。裏ルートで繋がってあそこまで出来るなら、実力行使なんて不器用なことをせずに、絡め手でキャーティアの地球侵攻を防げそうな気もするし。 そして、わざわざ宙域への進出を妨害する手はずをうっていたということは、「万が一でもエリスたちに宇宙に飛ばれたらまずい」という意識があったということ。艦長の機能停止やルーロスの駆逐など、細かいミッションを全てこなしていた犬の人たちは、更に最悪の最悪(つまり今回の艦長権限譲渡)まで想定していたということなんだろうか。更に更に、ロシア地下部におけるロケットエンジンの確保にまで目を光らせ、NATO軍に無茶苦茶な軍事演習要請まで出来たり……もう、お前が地球政府でいいよ。 ま、すったもんだはあったけど、とにかく騎央達は宇宙にいけるらしいので、頑張ってミッションをこなしてほしいもんです。これに成功すれば、あからさまな実力行使に及んだ犬の人たちとの関係性も変化しそうだしね。 で、今回はそうしたSFミッションに加えて、いつも通りに真奈美・アオイの恋愛沙汰がさらなる混迷を極めているのも見どころ。アオイは後ろ向きさ加減が全く変わらないのに、開き直って真奈美を責めるという姿勢にまで移行した。わざわざ真奈美の秘めたる思いを刺激してライバルを増やしちゃうあたり、奥手不器用もここに極まれり。真奈美も真奈美で、「女の子がどんな相手のためだったら、命を賭けたり職をなげうったり出来ると思ってるの?!」などと騎央を諭すのだが、このカテゴリーに自分自身が含まれているということに気付いているのだろうか。あなたもCIAへの就職を蹴って騎央を助けているのですよね。意識せずにそんなことを言っちゃうあたり、なかなか意味深で面白い。 アオイはアオイで逆ギレ気味のビンタを炸裂させたりしているが、戦闘機械じみたあんたのビンタは一般人相手に繰り出していい技なんだろうか。あと、騎央を人質に取った密告者と対峙している時に思ったのだが、あのとき両手で相手の銃とスイッチをアポーツしたら良かったんじゃなかろうか。ま、そんなことせんでも、無茶苦茶な狙撃で強引に解決してましたけどね。恋愛対象の男の子に向かって眉一つ動かさずに引き金を引けるってのも、逆に問題がある気がします。 今更だけど、この作品、アバンの彩陽の語りが面白いよね。毎回なんか元ネタがあるんだろうけど、あんまり詳しくないからよく分からないのが残念。
シリアス一直線の第10話。まさかたったの30分でここまで絶望的なピンチに陥ることになろうとは……この作品、ほんとに毎回のテンションの落差が激しいからついていくのが大変です。
過去にはアントニアの船を襲撃したことがあった犬の人だが、今回はいきなり全力全開の本気モード。キャーティア本船に奇策でもって猛攻をかけたほか、地球の大使館にも部隊を送り出し、さらに今の今までどこに居たのかさっぱり分からないエリスの保護船、ルーロスも個別に襲撃されていた。ここまで完璧なアタックを仕掛けられるとは、犬の人も単にアニメ見てくつろいでいたわけでもなかったんだな。 母船の襲撃は、デブリに見せかけた地球の人工衛星の破片にアシストロイドを詰め込み、狙撃で四散させた一群を船外から突入させるという、いわば物量作戦。犬型アシストロイドは7話でボロボロの状態のものが何体か出てきていたが、まさかあれだけの数を投入できる程の軍備が整っているとは。結局、予想外の方法による侵入を許したキャーティア勢は、船長の不在もあってか、容易くコントロール基盤を失ってしまう。 他方、地球上に移動していた船長を含む大使館メンバーも、突然の襲撃に対応は後手後手。一撃目でアシストロイドを封じられ、返す刀で船長も無力化。残されたのがエリスのみでは、大量のアシストロイド相手に分が悪い。戦線に参加しようとしていた騎央もまだ準備が出来ていないし、母船との連繋が取れない状態では、一気にベースが制圧される可能性すらある。このままではどうしようもない……というところで引き。 今まで何をしていたのかと思うくらいの強行作戦に移った犬の人。地球上では表だった活動が出来ないようなことを言っていたのに、最初のトラックによる攻撃に始まり、回りからの見え方など一切気にした様子のない徹底攻撃は、流石にキャーティア陣も予期していなかったものだったのだろうか。あまりのワンサイドゲームに、キャーティアの文化レベルがものすごく低く見えてしまう。今までの展開からみるに、犬と猫の軍事力は似たようなものだと思っていたのだが……何か打開する手立てはあるのだろうか。現時点で空いている戦力は、まだ機能していない騎央自身と、別働隊として直接攻撃を回避出来た真奈美とアオイ。彼女たちのアシストロイドも残っているだろうか(そういや定やんも大丈夫だったかな)。あとは犬側のアシストロイドがどの程度の知能レベルか、というのが気になる部分だが、今回はかなり臨機応変に作戦行動を実行していたし、にわか仕込みの地球人の手でどうにかなるようには見えないのだがね…… この作品は、結局何がやりたいのかがよく分からないのがもどかしい。今回の急展開だって、それぞれのシーンは割と本気で描かれているし、本格バトルものとして見ていればそれなりのものだと思う(決して上質とはいわないが)。しかし、振り返ってみれば前回が謎の思い出ソング回であり、前々回は真奈美とアオイの恋愛バトル回。犬の人の存在などすっかり忘れ去られてもおかしくないような平和な状態だったのだ。そこでいきなり最大の敵勢力として犬軍団を投入されても、「どこかでギャグ要素が残ったりするんじゃないか」という懸念を持ちながらの視聴になってしまう。 そもそも犬側がどの程度破壊行動を行えるかも分からないような状態で観ていたわけで、「あ、そんなことまでやっちゃうんだ」という驚きの方が大きくて、バトル要素としてのめり込むのが難しい。今回のエピソードでいうなら見どころは「自分の過去の経験をもとにしてアオイに忠告する身勝手な真奈美」とか、「ひたすら官能的に焼き肉を貪る艦長」とか「定やんの無駄に決めた狙撃シーン」とかだった気がする。これまで描いてきたのは「恋愛」や「エロ」や「アシストロイドの愛らしさ」なのだから、そちらに目が向いてしまうのは致し方ないことだろう。 むー、なんとも据わりが悪い。次回で決着がつくのか、それともこのままバトルメインになり、本気で犬の人との血みどろの侵略戦争が始まるのか。予想もつかないし、考える気も無くなってきているが、とにかく見守ることにしましょう。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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