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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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やっぱり書き始めたら止まらなくなって結構な量になってしもたんや……。

 

 


関係者の集合/Assemble the Players

 ミステリ界隈ではお約束の「名探偵 皆を集めて さてといい」ですね。ちゃんと「犯人はこの中にいる」とプロフト君が宣言してくれてます(ちゃんとイラストの中に犯人写ってるからね)。イラストではオレリアに捕まって首輪つけられてる虐殺少女ちゃんも愉快だが、やっぱすげぇいい姿勢で座ってるオレリアさんがポイント高い。能力がシーンとあまり関係ないのはご愛嬌。


 
 
オレリアの立証者/Aurelia’s Vindicator

 変装経由の「静穏の天使」。なるほどこれなら裏向きで出したくはなる。タフネス2と絶妙に死にやすく設定してあるので、ブロック後、死ぬ前に起動して色々やらかしていく使い方ができる。


 
 
世慣れた見張り、デルニー/delney, Streetwise Lookout

 顔を見ると明らかにアジア系なんだよな。黒人さんだけじゃなくて黄色人種にもちゃんと配慮してるWizards社でございます。こちらの能力、パッと思いつくのはなんといっても現在活躍中の「粗暴な聖戦士」とのシナジー。現在もたまにノーン様と組んで悪さしてるが、こっちの子なら人間デッキでより手軽にシナジー構築できるようになっている。


 
 
クロヴァドの脚肉/Krovod Haunch

 ルビが「きゃくにく」だが、調べてみたら食肉業界ではこの呼び方が一般的とのこと。ちなみにクロヴァドはこんな生き物。こいつ食用だったんだ……。この度いくつかの「装備品であり、証拠品でもある」という愉快なカードが搭載されているが、なんとこちらは装備品で、かつ食物。でも証拠品じゃないってことは事件性はないんですかね。冷凍肉なんて大定番の証拠品なんですけどね。あ、あと犬を呼ぶのにも使える(当然骨を投げるのだろう)。なんかもう、いちいちフレーバーだけで楽しいな。





 
証人隠滅/No Witnesses

 このセットのラスゴのコーナー。現在活躍中の「集団失踪」とだいたい同じデザインで、4マナで除去できるけど相手次第では多少の返礼品あり、という設定。流石にラスゴを使う兼ね合いで自軍クリーチャーの方が多いってことはないだろうから、手がかりを相手に与えるのはほぼ確定。デッキ次第で強いのは「集団失踪」の方か。ちなみに今回のセットはミステリオマージュということで小説のタイトルをそのまま取り出したカードがあるようだが、こちらも調べてみたら小説のタイトルになっていた。ミステリかどうかは知らん。


 
 
ひよっこ捜査員/Novice Inspector

 かつての名作カード「スレイベンの検査官」の種族変更再録。当然兵士じゃなくて探偵になっているわけだが、多分当時の兵士より今回の探偵の方がシナジーは多そうなので、もしかしたら更なる強化と言えるのかもしれない。「検査官」は登場直後は「ふつーのコモン」くらいに思われていたのだが、冷静に考えると1マナでパーマネント2つ出せてアドが取れるカードが弱いはずなかったという、意外な出世頭。こちらのひよっこも、今後活躍の目はあるだろうか。


 
 
歴戦の相談役/Seasoned Consultant

 事実上の「大隊」能力持ち。一番近いのはかつてのボロスだと「戦心の歩兵」あたりか。今回はラヴニカっぽさを出すため、キーワードとしては再録されていないが過去のギルドギミックが何枚か再録されている。ボロスは相変わらずの前のめり。変装クリーチャーが出揃う前に盤面を突っ走れるかどうか。


 
 
不撓の門番/Unyielding Gatekeeper

 変異誘発でしれっとパーマネントを消し飛ばすとんでもない象。自軍に使えば緊急避難になるし、相手に使えば完全除去。お詫びに探偵を1人派遣するけど、相手の最強パーマネントがわずか2マナでバニラクリーチャーになっちゃうのはエグい。しかも変異誘発だから回避方法がほとんどないんだよな。なんやこいつ。


 
 
推理/Deduce

 ウボンゴ! このセットを象徴するカードのはずだが、その実体はシンプルなドローソース。ただ、考えてみりゃ「熟慮」のほぼ上位互換だし、手がかりトークンのシナジーの多さを考えると見た目以上に価値の高い呪文なのかもしれない。


 
 
思考への侵入/Intrude on the Mind

 あの「嘘か真か」の亜種におまけをつけたら神話になった。細かい差として、分ける役と選ぶ役が逆になっているが、これはカードの質だけじゃなく枚数も重要になっているため、より悩ましい選択肢が提示できるようにしてあるのだろう。相手としてはアドを与えるのはいやだが、取らなかったカードはそのままクリーチャーの質へと転用されてしまう。5マナインスタントで4/4を出されたらたまったもんじゃないだろう。状況次第では5-0と山を分ける可能性すらあるのだ。色々と面白いことを考えるもんである。そして、やはり気になるのは「注目のストーリー」にも選ばれているイラストのシーン。彼は……研究室に残った残留思念とかなんでしょうかねぇ。流石に生きちゃいないよなぁ……。


 
 
凍らせ/Out Cold

 「out cold」で「気を失う」という意味があるらしいです。つまり、探偵小説でお馴染みの「不意打ちをガツンと食らって気を失い……」のシーン……じゃなくてちゃんと凍らせてくれるのがMagic流。なんか今回この「カウンターされない」系が何枚か混ざってるが、おそらく世界に護法持ちが溢れている関係での対策だと思われる。


 
 
蒸気核の学者/Steamcore Scholar

 お手軽にアドが稼げそうな手堅いレア。あんまりレアっぽさはないけどそこそこの戦力。面白いのはフレーバーテキストで、セリフは「ふむ、実に奇妙だ/Hm. That’s weird」と普通なんだけど、この台詞を言ってる探偵自身が奇魔/weirdなのである。イゼットギャグ。


 
 
謎の骸骨の事件/Case of the Stashed Skeleton

 骨は何を語るのだろう。2マナ2/1威迫のスケルトンが出せるだけでもそれなりに強いが、このスケルトン、なんと死んだ後に2マナで好きなカードがサーチできるというおまけ付き。合計4マナなので一応「魔性の教示者」と同じだが、分割できる上にクリーチャーも兼ねたチューターというのはかなり便利。使えるデッキが多そうだ。ちなみに「自軍の容疑を解く」カードを使うと骸骨がご存命のままでもチューター可能。多分裏技で事件を解決する探偵がいたんだろう。


 
 
鉛パイプ/Lead Pipe

 こちらが「手がかり/凶器」のカードとなります。わかりやすいですね。何故か装備者の死亡でちょっと相手が苦しむおまけ付き。なんか付着してる血痕の色が「ダンガンロンパ」っぽい。


 

 


長い別れ/Long Goodbye

 さすがにこれは知ってる。かの有名なレイモンド・チャンドラーによるハードボイルド小説の傑作から名前を借りたカードである。ちなみにはるか昔読んだことは読んだはずだが内容は1ミリも覚えてない。カードとしてはシンプルな「燻し」タイプの2マナ除去。上述の通り、変装クリーチャーは基本的にテンポロスしないように開発されたわけだが、こちらのカードだけはそんな変装をぶち抜いて裏向きでも容赦なく除去ってくる。ちなみに対応して表向きにされた時にその正体が4マナ以上だった場合は、残念ながらフィズってしまうのでお別れできない。


 
 
名うての殺人鬼、虐殺少女/Massacre Girl, Known Killer

 僕らのアイドル虐殺少女。今回はまるでグラビア写真のようにちょいとポーズを決めてキュートなイラストで登場だ。可愛い、多分可愛い。もちろん能力に可愛げなど1ミリもなく、何故か1人だけ「萎縮」というシャドウムーア原産のヘンテコ能力を所持。相手クリーチャーをじわじわなぶって殺し、その死をガンガンドローに変える神話らしいエグいアドり方である。もちろん、萎縮を使わずに適当なマイナス修正除去と合わせても良い。過去の自分である「虐殺少女」も併用すると大量ドローの可能性が高まるが、多分こいつも死ぬ。おかしい「虐殺少女でないクリーチャー」しか死なないはずなのに。


 
 
説き伏せる尋問者/Persuasive Interrogators

 突然の毒!!!!! もちろん、この環境に他の毒関係者などいないのだろう。リミテで彼女を勝ち手段にしたハイパー手がかり毒殺デッキに挑む輩が現れるに違いない。そしてその1人は私であるに違いない。……6マナかぁ……。


 
 
血管切り裂き魔/Vein Ripper

 ぱっと見で「神話だけど……言うほど強いか?」って思ったが、こいつを除去しようとするとまず生贄を捧げて2点ドレイン、さらにこいつ自身が死ぬともう2点ドレイン。最低4点のドレイン保証があるってことになるので、確かに対処しづらい。さらにラスゴとかでまとめて処分しようとするととんでもない量のライフが消し飛ぶ恐れがあり、なるほど厄介な吸血鬼には違いない。ちなみにフレーバーは日本語だと「調査は行き詰まった」となっているが、英語だと「investigation has reached a dead end」となっており、多分こいつに遭遇した時点で文字通りにdead end(死亡エンド)ってことなんだろうね。


 
 
隠し武器/Concealed Weapon

 (多分)史上初の裏向きで出せる装備品。まぁ、変異ギミックがクリーチャー以外に拡張したのが「未来予知」の時だったので、ここに到達するのはむしろ遅すぎたとも言える。でも、クリーチャーだと思ってたものが実は武器で、目の前から消えて他人の手に握られてるのってちょっとビビるよな。イラストを見る限り、とても隠せそうなサイズではないが……。


 
 
犯罪小説家/Crime Nobelist

 証拠を集めてちょっとずつ成長する頑張り屋。手がかりをサクればおっきくなるしマナが出るので相対的に起動コストも軽くできる。やはり作家たるもの、捜査はフッ軽で頑張れということだろう。ついでにアーティファクトならなんでもいいので、どっちかというと取り回しが簡単な宝物の方が相性がいいのは秘密。ところで、単に穿った見方かもしれないのだが、この子が書いてる小説、ウェザーライトサーガじゃない? 「グロージャ」のポジションがジェラード、「ブルル」がタカラで「ヴォゴス」がヴォルラス。「暴露」の項目参照のこと。


 
 
犯人暴き/Expose the Culprit

 ありそうで無かった、裏向きカードを自在に表向きにするカード。これでどんな重たい変装も一撃で表向きにできるが、このカードが作られたってことは、多分クソ重い変装コストのカードはあんまり作られないってことなんでしょうかね。さらに変装を骨までしゃぶるシャッフル機能付き。「ジェスカイの浸透者」が似たようなシャッフルゲームをしていたが、こちらは変異誘発能力をもう1回味わうためのリセットボタンになるし、変装持ちクリーチャーを除去から守る隠れ蓑にも使える。意外と用途が広い面白呪文だ。ちなみにイラストは(本人の意に沿わず)変装して紛れてたエトラータさんが見つかっちゃうシーンだが、確かにこの格好だとエトラータには見えないな。この世界ではギルドカラーの衣装ってとても大事。


 
 
逃走する暗号破り/Fugitive Codebreaker

 かつて活躍した名作カード「騒乱の歓楽者」のリメイク。墓地の呪文で軽くなるギミックと、手札をリフレッシュして3ドローに繋げるギミックを引き継ぎ、大きめのボディを2/1果敢速攻という思い切り攻めイゼットなデザインへ変更。より使いやすくフォームチェンジしている。単に2マナクリーチャーとしても有能だし、変装を挟んで手札の消耗が早いタイプのイゼットのアドソースにも回れる。ほんとにレアらしい小器用な1枚。ラヴニカゴブリンは知能が高い。


 
 
通電/Galvanize

 コモン火力。2マナで手軽に3点飛ばせるので性能は良い。ただ、最近の火力にしては珍しく対象がクリーチャー限定でPWを殺せない。この性能を見て思うのは、世界的にPWの数が減ったことで今後はPW対策にそこまで重きを置かなくていいでしょ、という制作側の姿勢の表れなんじゃないかしら。実際、リミテではPW対策はほとんど考えなくていいしね。


 
 
機械壊しのオランウータン/Gearbane Orangutan

 古いプレイヤーなら懐かしくなっちゃう、「3マナで出てきてアーティファクトを叩き割る猿」、つまり「ウークタビー・オランウータン」のリメイク。20年以上前のクリーチャーを挙げる意味もあんまりないんだけど、あの当時活躍した猿から2段階もパワーアップしてるんですよね。1つは到達の追加。なんでお前が到達やねん、っていうイラストだけど、まぁ、猿なら樹上にもいるだろうからね。そしてもう1つはモードの追加。自軍アーティファクトを壊してスッキリした状態で出てくると3マナ4/4のナイスバディ。追加コストが必要とはいえ、3マナ4/4到達はふつーにでかい。猿1匹でここまで進歩が見えるとはねぇ……。


 
 
急かされるドローン職人/Harried Dronesmith

 これを見るとイゼットも職場環境としては割とブラックだよなぁ……使い捨てのソプタートークンって、どう考えてもコスパ悪いだろうに……。ただ、コスパが悪いのはあくまでラヴニカ住民にとっての話で、我々プレイヤー目線からすると毎ターン出てくるアーティファクトトークンはとても美味しい。なにしろこの世界にはアーティファクトをサクりたいカードがいっぱいあるのだ。


 
 
罪なき傍観者/Innocent Bystander

 カワイソ……。こいつが思い切りボコられると手がかりが残るのか……半端に殴られると事件性が薄くて犬死に。思い切り叩け。テキストが「受けるたび」なのがまた可哀想。こいつのタフネスをあげて毎ターンサンドバッグにする鬼畜プレイとかいかがだろう。


 
 
ブリキ通りの男爵、クレンコ/Krenko, Baron of Tin Street

 3度目のカード化、クレンコさん。「群衆の親分」「ブリキ通りの重鎮」と少しずつ昇進し、ついに今回は男爵だそうですよ。毎度能力は「トークン生成」「ゴブリン強化」とブレることがなく、今回はアーティファクトを燃料にどちらも同時にこなすことに。前提条件が必要になったので汎用性は下がったが多分リミテでも割と怒られるタイプのレア。ちなみに昇進はしているが、その原資となった金の稼ぎ方が最悪だったことがこの度の事件捜査で明らかになり、生存者の中では一番酷い目にあったのがこいつ。まぁ、自業自得だけども。


 
 
赤ニシン/Red Herring

 ミステリファンなら思わずクスッとしちゃうクリーチャー。レッドヘリングは「真相から目を逸らすための情報」を意味する比喩表現。ミステリ界隈では容疑を向けられる別な人物、いわゆるスケープゴートに似た意味で使われることが多い。ちなみにマジックには「スケープゴート」という呪文もあります(残念ながらこちらはヤギクリーチャーではないが)。こちらのカードはまごうことなく魚。そして手がかりでもある。ただ、この手がかりを追っても正しい結論には辿り着けない気はするが……。唯一の疑問は、なんでこの機械魚を作ろうと思ったのかだ。


 
 
犯人はこの中にいる/A Killer Among Us

 Among Usもやりたいですよね……。3人盤面、誰を処刑するつもりなんでしょうか。この3人(被害者も合わせて4人)でどんな事件が引き起こされたのかが気になってしょうがない……これ、実はイラストをよく見たら犯人がわかるとかないですかね? ……カードとしてのギミックは面白いが、別にあんま強そうには見えないんだよな。緑のカードじゃ、この辺の種族とシナジーないだろうしなぁ。


 
 
斧折りのフェロックス/Axebane Ferox

 証拠収集のサンプルとして紹介されていたレアクリーチャー。確かにレアらしい雑な強さではあるが「証拠収集4ってそんなキツい制限じゃなくね?」と思っていたのだが、やろうと思えば相手の墓地を徹底して追放し続ければ一応除去では殺せなくなるんやな。まぁ、そこまでする価値があるかどうかは知らんが。「前のフェロックスより弱いな……」とか思われるかもしれないが、あっちは神話なのでしゃーない。


 
 
密室の温室の事件/Case of the Locked Hothouse

 温室で密室作れるのすごいな……多分、Magic史上初めて明確に密室殺人を取り扱ったカード。まぁ、今回はゼガーナ殺害の現場が一応密室だったのでストーリー上は何個かありそうですけど。そしてカードの効果は密室とか一切関係ないのが残念ではあるが、普通に強い。4マナで出す「踏査」にあまり意味はないが、最速で5ターン目には解明条件を満たすことが可能で、そこからは有能なエンチャント効果がフル回転できる。これ、解明後も一番上の効果が効いているのでライブラリの上から土地がおきまくれるのが便利。やっぱ密室だよなー。


 
 
狂信の力/Fanatical Strength

 直前のイクサランで登場した「圧倒的巨体」の完全同型再版。「圧倒的巨体」自体も「捕食者の一撃」の再版なのでこれで3種目。最近はこうして直前に同じ効果のカードがあるのにわざわざ名前を変える例がちょいちょい出てきたよね。余計な情報量が増えるからやめていただきたいのだが(どうでもええやんけ)。


 
 
目ざとい新人/Sharp-Eyed Rookie

 こちらはかつてシミックの開発した能力である進化を内蔵したクリーチャー。それだけだと単なるシミックになっちゃうのであんまり今回のセットにフィットしないのだが、そこに調査を絡めるだけで急にフレーバーが合致し、なおかつめっちゃ強くなってレアになるのが面白いところ。ルーキーの成長は楽しみですね。


 
 
育殻組の誉れ/The Pride of Hull Clade

 トンチキなクリーチャータイプを見てると、シミックは今日も元気だということがわかって微笑ましい。ちなみにシミックはファイレクシア信仰の中で割とやらかした方のギルドらしく、現在のラヴニカではちょいと肩身が狭いそうです。しかし、そうとは思えない自由すぎるクリーチャー製造がほんとに元気。また1つ、2/15という新たなステータスの値が歴史に記録されましたな。そしてアホみたいなタフネスを今度はドローに変換してやろうというありえない貪欲さ。これ、とんでもスペックかマスコット枠かどっちだろ……。


 
 
正義の幽霊、アグルス・コス/Agrus Kos, Spirit of Justice

 ラヴニカが誇る敏腕お巡りさん、アグルス・コス。この度一番ダイレクトに容疑者を懲罰するカードになっているのだが、これって不当逮捕はないんでしょうかね。疑わしきは罰するのはあまりにボロスらしいが、コスさんっぽくはない。そんでお前が探偵名乗るのはどうかと思う。公僕だろ。


 
 
捜査の達人、アルキスト・プロフト/Alquist Proft, Master Sleuth

 ラヴニカが誇る敏腕探偵にして主人公、プロフトさん。上の能力だけなら並だが、下の能力はラヴニカが誇る傑作コントロールカードである「スフィンクスの啓示」を内蔵。ひらめきが尋常じゃない様子を表している。ちなみに同じような能力はアゾリウスの創始者である「法をもたらす者、アゾール」も持っており、この人の灰色の脳細胞はパルン並ってことに。今後は定期的に彼の活躍が見られるセットとか出てくるのかしら。こいつが領界路を通って他の絶望的な次元に行く姿も見てみたいな。


 
 

好奇心の神童、ケラン/Kellan, Inquisitive Prodigy

 こいつの色の変遷も凄まじいし、意地でも自分の生まれ故郷の能力である出来事を手放さないこだわりもすごい。こういうデザインが許されたからこそ、領界路で次元を渡る世界観も生まれたのかもしれんなぁ。そしてみんなして不安がっているのは、ついにケランくんが忌むべきクソ親父と同じ色になってしまったこと。白赤からスタートして白緑→青緑と丁寧に色を寄せてついに「血は争えぬ」という結末に。でもまぁ、能力は穏当だけどね。出来事もちゃんと強く、アーティファクトを割りまくる自由さは普通に脅威。こいつ、どの次元でもしれっとその社会に染まれる人たらしの側面があるのもなんか怖いのだが……まぁ、鹿を生み始めるまでは要警戒ということで。


 
 
先見的発明者、カイロックス/Kylox, Visionary Inventor

 いい具合にイゼットのイカレ具合を表現してるナイス科学者。そうそう、これでいいんだよ。もしよかったら「先見的発明者」の部分におかしなルビ振ってくれれば完璧だったんだが。なんか無茶苦茶してやりたいけどなんも出来なそうな能力だな。でも、彼はもうこの世にはいない……。


 
 

稲妻のらせん/Lightning Helix

 この呪文って「ボロス軍に伝わる伝説の戦闘魔法」だったんだ……。まぁ、そりゃ強いが。


 
 
妨げる若者/Meddling Youths

 これ、フレーバー的には少年探偵団みたいな連中なのかしら。きっちり能力通りに3人組で行動してそうなんだよね。ちなみに「Meddling」が付くMagicのカードといえばもちろん「翻弄する魔導士/Meddling Mage」だが、そのパロディカードに「Meddling Kids」っていうのがいるのよね。そいつらが大きくなったらこのクリーチャーになるのかも。


 

された研究者メーレク/Melek, Reforged Researcher

 メーレクさん!!! かつてラヴニカで行われた迷路激走レースの際、各ギルドはそれぞれの代表選手を選出して勝負に挑んだが、その際にイゼットの代表として生み出された奇魔がメーレク。しかし彼は出走前にその地位を簒奪せんとするラル・ザレックの手で殺害されてしまい、レースに出場することすら出来なかった。いわばラヴニカにおけるモースト・デンジャラスコンビなのである。そんな不憫なメーレクさんが、なんとこの度科学の力で大復活! まぁ、かつてのメーレクさんと同一個体と言っていいのかどうかは知らんが。イゼットはその辺のディティールにあんまり拘らなそう。イゼットらしいステータス設定にシブいサポート。神話らしさは無いが、今度こそギルドの代表として活躍してほしいものだ。なお、公式ストーリーでイゼットの代表を務めていたのは当然現ギルドマスターのラルである。


 
 
私立探偵/Private Eye

 今回のセットならそりゃ探偵の部族カードは登場するだろうが、よりによってこんなキャラなんかい。ちなみに英語名を見れば分かる通り、英語で私立の探偵を「プライベートアイ」といい、この世界には誰がどう見ても「Eye」なホムンクルスがいるので単なるダジャレでこんなやつになった。せめてもうちょい有能だったらよかったのに……(フレーバー参照)。いや、ロード能力は強いけどよ。


 
 
真夜中の光、トルシミール/Tolsimir, Midnight’s Light

 3度目のカード化なんだけど……1回目、「トルシミール・ウルフブラッド」、本人が3/4でヴォジャが2/2。2回目「狼の友、トルシミール」、本人が3/3でヴォジャが3/3。そして今回、本人が3/2でヴォジャが5/5……。ねぇ、飼い犬に栄養吸われてない? 大丈夫?


 
 

方の行使者トミク/Tomik, Wielder of Law

 灯争大戦で初登場した「高名弁護士トミク」の2度目のカード化。以前は白単色だったけど今回はオルゾフカラー。そもそも彼はオルゾフの人間らしいのでこちらの方がナチュラルな状態ということ。オルゾフらしい理不尽な課税は割と神話級。そんな彼がなんで「親和(PW)」なんてよく分からん能力を持っているかというと……なんと彼、ラル・ザレックの恋人らしいです。Magicも多様性がどんどん拡大してる世界で、サヒーリとファートリみたいな同性カップルが増えている。翻訳家の若月女史によれば、よく見ればこちらのイラストは結婚指輪をはめているとのこと。激動の時代の中でも、人の営みは変わらないもんですな。


 
 

議事会ヴォジャ/Voja, Jaws of the Conclave

 ついに独り立ちしてしまったヴォジャ君。「トルシミール」の項でも触れたが、時代を経るごとに少しずつ大きくなっており、今回はついに飼い主を差し置いての神話認定。ステータスも能力もてんこ盛りの無茶ボムになってしまった。一応、飼い主(エルフ)に気を遣ってる風ではあるが、狼デッキで使っても全く問題ないという。イニストラードと同じ環境にいる間になんとか一花咲かせられないかな。エルフとかほっといて。


 
 
磁力の鼻鳴らし/Magnetic Snuffler

 なんやこいつ。こんな機械があその辺うろついてたら怖いわ。いや、可愛いんか? ……可愛くみえてきた。


 
 
衛星管理用自動機械/Sanitation Automaton

 「没になった推理」ってなんやねん。そんで絶対それ吸ったらあかんやつやろ。イゼット製品すなぁ。


 
 
犯行現場/Scene of the Crime

 なんとまぁ、土地かつ手がかり。手がかりにする都合上、こんなところで突発的にアーティファクト土地が爆誕した。これで影響を受ける下の環境とかあるんでしょうかね。


 

 

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