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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんかやたらとTRIGGER味強くなかった? 第3話。特に序盤のキャラ作画あたりに「TRIGGERだなぁ」っていう雰囲気が濃かった気がする。どことははっきり言えないのがもどかしいけど。

 というわけでこちらの作品も3話目にしてずいぶん軌道に乗ってきました。いや、1話目からやってることは一緒なのかもしれないけど、ぼんやりした記憶をたぐると、はるか昔に原作を読んだ時にも、確か「おっ、変な漫画だな!」って確信したのはこの動く鎧の話からだった気がするのよね。だって、頭おかしいじゃん(褒め言葉)。まぁ、それこそまさに作中のライオスの頭のおかしさなわけだけど、ここまで展開されてきた「ダンジョンの中の植物を食べよう」とか「卵を食べよう」はまぁ、「RPG飯漫画」を想像した時にすぐに出てきそうな路線じゃないですか。多分凡百のフォロー作品も似たようなことはやってるだろうし、多分「私は考えてますよ」っていうポーズを取りたい作家ならスライムくらいまでは生態の解説を入れることはあったと思う。その結果として現在のなろうの「スライムってのは液体のどこかに核がある生き物やで」みたいなよく分からない定型化が進んでるわけだけど。

 しかし、そんなふつーマインドでは「動く鎧を食べよう」は出てこない。ふつーはそこに「食料である」という視線を送らない。そんな常識をぶっ飛ばすのがライオスであり、ダンジョン飯なのである。そして、一般常識で捉えられたように「魔法の力で何者かが鎧を動かしていたのだ」という定説をひっくり返してまで「食べられる」鎧を作ったその強引なイマジネーション。まぁ、一応群体ってのは現実にも存在する生態なのでそこまでイカれてるというわけでもなかろうが……やっぱり最初にそれを思いついたのはすごいよ。そんで最終的に「自分で持ち出したとんでも設定」をちゃんと食べるところまで持っていってるわけで。「それが食べられるなら、もうあとは全部いけるやろ」みたいな妙な納得と信頼を与える序盤のキーとなるエピソード。それが今回のお話だったのです。

 そして、そんな才気迸るエピソードを、「なんか分からんけどTRIGGERっぽい」画面でやってもらえたのもなんか嬉しかった。多分私の捉えるTRIGGERっぽさ(の一部)って割とベースラインからはみ出た崩し気味のキャラ作画とかな気がするんだけど(「パンティ&ストッキング」っぽさ、と言ってもいいかもしれない)、これってやっぱりアニメの楽しさの表れなのよね。幸いにして今作のキャラは元から割と目も大きめでデフォルメにした時にひょうきんさに繋がるデザインになっているし、当初は「なんで今作担当がTRIGGERだったんだろう?」とよく分からなかった部分も、今回のお話で「なるほど、この作風に進みたかったのだね」と妙に納得できたのであった。今回コンテを担当した菅野一期さんという人はTRIGGERでも生え抜き気味の秘蔵っ子らしいわね。

 
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