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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「P4 Persona4 the ANIMATION」 4

 MBSで多めのCMが打たれていた、いわゆるTBSアニメ枠新作。それなりに有名なゲームが原作であるし、この枠はそこそこ制作に金も出るだろうポジションなので、それなりの期待がかかる作品といえるだろうか。なんてったって「BLOOD-C」の後枠ですし。ま、あたしゃアトラス系のゲームについては一切知識がないんですがね。

 監督は岸誠二。岸監督については、私の綿密かつ繊細かつ精緻な分析により、「原作ありなら○、オリジナルだとあかん」という結論が得られているわけだが(異論は他所に)、この作品の場合……どうなんだろう、原作ありといえなくもないけど、もとがゲームってのはちょっと違うかもしれない。そして、1つ前の監督作品である「神様ドォルズ」と同じく、こちらも1話の導入はもっさりした感じだ。制作はAICってことで作画面は可もなく不可もなくだが、おそらく原作のテイストを再現したものなのだろう、濃いめの陰影の付け方とか、細かい色彩設定に施されたグレデーションの様子とか、「手が込んでいる」というよりも「なんか煩い」気がしてしまう。だってさ、普通に考えて学生服に白みの強いグラデなんてかからないだろ。リアルを追究しているのではなく「そういう味」なのかもしれないけど、初見の視聴者にはあんまりプラス方向に働く効果が出ているように見えないんだ。

 シナリオ面については、導入としては分かりやすい部類だし、導入された謎や設定も直感的に分かりやすいものなので、初見であることのハンディは無い。何の抵抗もなくテレビに吸い込まれていく主人公やら、テレビの中で出会った謎のクマ(?)のよく分からない存在感など、なかなか面白そうな場面もちょいちょいあった。ただ、一番の見せ場となるはずのペルソナの覚醒シーンが何だか平坦で、そこはすごく勿体無い気がした。せっかくの「絶対的な力」「超常的な設定」なのに、なんだかするっと登場して、しかもあんまり「圧倒的な力」って感じもしない(訳の分からない化け物たちがどのくらい怖いのかが描写されていないので、そんな連中を蹴散らしても説得力に繋がらない)。そこをもっと阿漕に盛り上げるだけでも「1話目らしさ」はもうちょっと変わってきたと思うのだけども。ふぅむ。

 まぁ、色々と重箱の隅は突いてみましたが、1話目ではやっぱり「ふーん」ってな感じが強いので、あとは2話目以降にどう盛り上げていくかですよね。何にも言ってないのと同じ感想で申し訳ない。申し訳ないついでに、中の人の話をしようか。メインが浪川先生と堀江由衣、それに森久保祥太郎というラインナップで、あまり見かけない組み合わせなのでこの3人の掛け合いは割と楽しい。浪川先生は「口数少ななクールキャラ」なのであまりボロが出ない(失礼)設定で、その上でペルソナの声も入れているので色々と楽しめそうな位置取り。ヒロイン勢が堀江由衣・小清水亜美という双子コンビ(フタコイ的に)なのも楽しそう。キャスト的にはこれからも楽しそうな名前が出てくるので、そちらも期待はしておこう。ちなみに、主人公たちの担任の先生の声を聞いて「あー、どっかで聞いたんだよ。あの人だよあの人! ほら、思い出せないなー、よく聞く声なんだけどなー、誰だっけかなー、年取ると本当に記憶力がなー」と延々思いだそうとしてて、Aパート終わりくらいで「あ、袁紹様だ……別にそんなによく聞く声優でもなかった……」と思い出した。三国無双シリーズの袁紹役、龍谷修武。メジャー声優じゃないけど、袁紹様のキャラがお気に入りだったので、結構好きな役者さんです。

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