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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「貧乏神が!」 5

 ジャンプ漫画のアニメ化。ちょうどこないだアニメ化記念でジャンプ本誌にも読み切りが掲載されていたので、大体の設定を把握した状態での視聴。うん、これは求められているものにしっかり応えた出来なんじゃなかろうか。

 「夏色キセキ」の後枠(の30分後)ということでそのままサンライズの制作だが、監督は「銀魂」をやっていた人とのこと。なるほど、それならギャグは安心だろう。1話目から露骨なジャンプネタを端々に織り込みながら、あくまでパロネタは添え物程度に収まっており、昨今ありがちな「パロディ満載だとお前ら楽しいんだろ!」みたいな押しつけ臭さが無い。1話目だからかもしれないが作画の質も高いし、コロコロ変わる表情を中心にした動きの付け方がお手本のようなギャグアニメになっている。目新しさはあまりないものの「これでこそ天下のサンライズ」と安心して見ていられる。

 シナリオについてはやっぱりシリアス要素は入ってくるわけだが、この設定でギャグをやる上でのバランスとしては妥当なところなんじゃなかろうか。ジャンプSQで連載ってことは、1話1話の尺は割と長いはずだし、ギャグだけでドタバタして繋ぐよりは、やっぱり一本ずつメインの筋があった方が落ち着く。「男子高校生の日常」みたいなのも面白いけど、こういうオーソドックスなのも久しぶりな気がするのでホッとする。設定としては相変わらずドラえもんなどの系譜をつぐ「居候コメディ」なので、ノリは作りやすくて、見ている方も困らない。やっぱりジャンプ漫画だと最低限セオリーをおさえた「定番」が出てくるもんですね。最近の奇をてらうことだけに全力を注いじゃってるラノベ原作なんかより、おっちゃんはこっちの方が好きです。まぁ、その分ものすごいインパクトを与えたりはしないと思うけども。

 あとはまぁ、本作は「花澤祭り」というのが1つの大きな要素でして。何回も何回も書いてるけど、やっぱり花澤香菜はテンション上げてナンボ。トバし系キャラをやってるときが一番輝いてるんですってば。今作はヒロインの市子がなかなかえげつないキャラになっていて、トバし気味な上に外道というなかなか新鮮な花澤テイストが楽しめる。バックドロップのシーンは流石に吹いたわ。そして、そんな市子との掛け合いのテンポが見事な紅葉役は内山夕実。これまで「Aちゃんねる」のナギとか「咲」の黒い子とか抑えめの声の役ばかり多かったのでどんな人なのかイメージが湧かなかったのだが、なんだかドえらい器用な子やな。基本は低音域なんだろうけど、市子のノリにあわせてトバし芸も出来るし、声音がコロコロ変わっても演技がぶれない。全然気付いてなかったけど、実はやる人? 中の人にも期待いっぱいで見守っていきますよ。

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