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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今更だけど、すげぇ面白いよね、このアニメ、第17話。序盤が本当にしんどかったおかげで感想書くタイミングが無くなってたんだけど、ミラクル左門劇場あたりからあまりに独創的な楽しさが加速しており、今回はその真骨頂とも言えるエピソードになっている。まぁ、完全にギャグアニメとしての楽しさなわけだけれども。

 序盤戦の萌えキャラ代表といえば当然左門さんだったわけだが、ここのところの葉風の加速っぷりが恐ろしい。ツンデレでもないので中の人が同じ稲葉姫子さんとかとは違った持ち味なのだが、どこか冷静に分析して自分の恋愛感情を推し量ろうとしているのに、どうしようもなくテンパって訳の分からないことをしてしまう葉風ちゃんが本当に愛らしい。離島で1人(2年前に)泰然自若としていたはじまりの魔法使いの勇姿は一体どこへ行ってしまったのだろうか。既に元カノがいるおかげで萌えアニメにありがちな朴念仁主人公とは一線を画す吉野との関係性は、端で見ていてもなかなかのニヤニヤ具合である。

 そして、そんな葉風に萌えキャラトップの座を譲るわけにいかない左門さんも、負けじと持ちネタを突っ込んでのアピールに余念がない。どう考えてもコントにしか見えない「吉野の彼女会議」をアホどもと開催し、どんどんかけ離れていく彼らの真面目な議論が下手なギャグアニメよりもよっぽど笑えるのである。なんかもう、左門さんが「なるほど、小学生などの……」とか言い始めちゃうと「ほんとおっさん大丈夫か?」と心配せずにはいられない。そして、まさかの羽村からのマジレスで全員が凍り付くという事態に。事ここに及んで、「あぁ、こいつら全員マジだったのか……」と慄然とする次第である。ここまで「あいつの彼女って誰?」「あの子の彼氏って誰?」という中学生レベルの野次馬根性が壮大な物語になったことがかつてあっただろうか。あまりにもオリジナル過ぎて他との比較が出来ない、そんな恐ろしいアニメである。

 今回は久しぶりに愛花ちゃんの出番も多く、色々と眼福な回でした。愛花ちゃんも言ってしまえば中二病なので、これと「はがない」を立て続けに視聴すると花澤成分がエラい事になります。更に「新世界より」も続けると何がなにやら。大ネタが暴露されてしまったせいで次回からひょっとしたらシリアス展開になるのかもしれないが、この作品の場合シリアスになろうとすればするほど笑えるという謎の効能があるので、クライマックスへ向けての展開にも期待したいところである。

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