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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Ancient Silverback/年経たシルバーバック(9ED)」 U

 久しぶりに現役復帰した大猿。なんか自分の中に訳もない無闇な憧れがあるなー、と思ったら、9版まではレアだったからだね。確かに今の基準だとレアじゃない。リミテッドだと「棍棒のトロール(M12)」の豪華版ってところ。

 

Back to Nature/自然に帰れ(M11)」 U

 マテ、今これが帰ってくるのかい。テーロスブロックとは何だったのか。あ、大丈夫、神は生き残れるから。

 

 

Carnivorous Moss-Beast 人喰い苔野獣 (4)(G)(G) C

クリーチャー・植物、エレメンタル、ビースト

4/5

(5)(G)(G):〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。

 「なんやねん苔野獣って!」って思ったら、クリーチャータイプが節操なく3つもついててワロタ。緑のファッティとしては普通のサイズだが、次のターンからも自己鍛錬を忘れない向上心を持ち合わせているのが売り。無事に起動出来れば殴る時には5/6。……ほんとそれなりだな。別に「巨体の狐」とかで足りてるような気もするけども。

 

 

●「Centaur Courser/ケンタウルスの狩猟者(M13)」 C

 拡張セットでも戦えるレベル。

 

Charging Rhino/突進するサイ(TMP)」 C

 コンスピラシーに再録されたのはフラグだったのか。

 

Chord of Calling/召喚の調べ(RAV)」 R

 やはり召集といえばこれ。かつて召集というキーワードを持ったカードの中で一番活躍したのはコレで間違いないだろう。今後の世界でもナイスシルバーバレット。これでニクシリスさんを仕込んでおくと相手のライブラリサーチでゲームに勝つことが出来るぞ。

 

Elvish Mystic/エルフの神秘家(M14)」 C

 良かった、いる。でも、小枝を踏み折ったものの骨を折ってあがないとするほどの気概はない。

 

 

Feral Incarnation 残忍な実体化 (8)(G) U

ソーサリー

召集

3/3で緑の、ビースト・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。

 なるほど残忍。3/3が3体ってのはどんな状況でも大体エンドカードクラスにカウント出来る。インパクトとしては「トロスターニの召喚士(DGM)」に近いだろうか。その分コストは重いわけだが、サポートで召集がついているので、実質的にはだいたい6マナくらいの感覚で回せるんじゃないだろうか。5〜6マナ域の呪文だと思えばかなり現実的なエンドカードである。ちなみに、同じコストで6/6のワームが3体爆誕する「ワームの突進(JDG)」なんてカードも世の中には存在するが、こちらは召集なんてものはついてない。つまり、空気である。難しいものね。

 

 

●「Garruk’s Packleader/ガラクの群れ率い(M13)」 U

 すげぇドロー出来そうに見えるけど、実はこれを出した後にはあんまりクリーチャーを展開しないっていう。甲鱗様がキャントリップになる、って書くとすごい強そう(盲目)。

 

Gather Courage/かき集める勇気(RAV)」 U

 白と緑は当然ラヴニカからの再録が増えますよね。0マナから飛び出すジャイグロ。当時もホントに色々助けられたり、やられたりしたっけなぁ。今回は残念ながらアンコモンだそうです。コモンは「剛力化」と「レインジャーの悪知恵」ね。

 

 

Genesis Hydra 起源のハイドラ (X)(G)(G) R

クリーチャー・植物、ハイドラ

0/0

あなたが〜を唱えた時、あなたのライブラリを上からX枚公開する。あなたはその中から、点数で見たマナコストがX以下の、土地でないパーマネントカードを1枚戦場に出しても良い。その後、残りのカードを加えてあなたのライブラリを切り直す。

〜は+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。

 毎回毎回趣向を凝らして新作を世に送り出し続けるハイドラ部門であるが、なかなか突出した才能は現れず、ハイドラとしての特性とは全然関係無い素のサイズでポルクラノスさんが一人気を吐いているくらいである。そして今回、ハイドラ業界にも大胆なメスが入れられ、ついにここまで無茶苦茶な才能が誕生した。なんと、その体にニセ「起源の波(SOM)」をぶち込んだのである。「起源の波」はその豪快なムーヴから各環境に熱烈な支持者がおり、実際その期待に応えるくらいの活躍は出来るナイス呪文。神話レアなので簡単にはお目にかかれなかったものだが、今回はレアに格下げされ、しかもコストが1マナ安くなり、ついでにクリーチャーまでついてくる。やっべー、超お得じゃーん。こりゃ久しぶりにウェイブなデッキを組むしかないわー。……ん? 土地は出せないの? んー、まぁ、それはしょうがない。こんだけ下駄を履かせてもらったんだから、それくらいのデメリットは受け入れよう。土地をばばっと並べて2発目に備えることが出来ないのは残念だけどなー。…………え? 1枚しか出せないの? マジで? え? この名前で? この効果なのに? 1枚だけ? ……詐欺やんけ……。まぁ、X=4でポルクラノスめくればええんちゃうか?(投げ槍)

 

 

Hornet Nest スズメバチの巣 (2)(G) R

クリーチャー・昆虫

0/2 防衛

〜にダメージが与えられるたび、それに等しい数の、1/1で飛行と接死を持つ、緑の昆虫・クリーチャー・トークンを戦場に出す。

 フレーバー優先ながらもなかなか面倒臭い壁。これのクリーチャータイプが昆虫なのは微妙に違和感があるのだが、他に何にしたらいいのか分からないのでしょうがないか。「触ると中から怒って蜂が出てきちゃうよ」というフレーバーはよく出ており、なるべくなら「平和な心」系でほんわかふわふわしてもらうか、黒除去で専門業者に除去してもらう方がいい。素人判断で焼き捨てようとするとろくなことがない。出しただけでは何もしないカードなので価値を計りにくいが、フライヤーのいないデッキでこれを抜けるためには最低でも2体の接死クリーチャーを呼び寄せなきゃいけないのだし、普通は上手く調整なんて出来ないので4〜5体とか湧いちゃったりする。出てくるトークンが飛んでいるので、飛行対策とフィニッシャーを同時に兼ねられるのはでかい。リミテッドではかなり大きな抑止力となりそう。構築でも、これ1枚おければ赤単なんかはぴしゃりとシャットアウト出来るわけで、実は案外あなどれないのではなかろうか。

 

 

Hornet Queen/女王スズメバチ(CMD)」 R

 これも見たこと無いカードやな、と思ったら、今度は統率者に収録されていたとか。蜘蛛とかとか、基本セットは昆虫の王様の宝庫やな。

 

Hunt the Weak/弱者狩り(M14)」 C

 格闘枠は継続。基本セット呪文のくせに下手な拡張より強いという、珍しい枠。

 

 

Hunter’s Ambush 狩人の待ち伏せ (2)(G) C

インスタント

このターン、緑でないクリーチャーの与える全ての戦闘ダメージを軽減する。

 毎度手を変え品を変え、時には変える事すらせずに新製品を生み出し続ける緑のフォグ部門。何故か色に拘る設定になっているのでシャドウムーア臭がするが、実はあの環境ってフォグ呪文無かったんだよね。当然、これを使っている人間は緑なわけで、フォグ系の1つの理想である「相手だけ軽減してこっちはフルパワー」が実現しやすい。リミテッドでも手軽に戦局をひっくり返せるし、いざとなればどうにもならない白青のフライヤー軍団を1ターンごまかすことも出来る。総じて、フォグ系の中では悪くない部類。ただ、いかんせんこの手の呪文はどれだけ頑張っても「安全な道(M13)」の影がちらつくので使いにくいのである。あれも3マナコモンやで……。

 

 

Invasive Species 侵入する生物種 (2)(G) C

クリーチャー・昆虫

3/3

〜が戦場に出たとき、あなたのコントロールする他のパーマネント1つをそのオーナーの手札に戻す。

 最初の情報では「ケンタウルスの狩猟者」と一緒に収録されるってんで疑問符が乱舞したわけだが、無事にあちらはハーフデッキオンリーということが分かり、この世界の3マナ3/3としてのアイデンティティを手に入れることが出来た。まぁ、それにしたって緑にしちゃ変な昆虫。これで同じセットに「サテュロスの木立ち踊り」がいれば完璧だったのだが、流石にそこまで下駄を履かせては貰えない。似たような仕事の「生きているトーテム像」がいるので、上手くいけばプチシナジーは狙えるかも。戻すのはパーマネントでいいから一応土地を戻して3ターン目に確実に出せるのも売り。戻す土地が「光輝の泉」ならばっちりだ。

 

 

Kalonian Twingrove カロニアのツイングローブ (5)(G) R

クリーチャー・ツリーフォーク、戦士

*/*

〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする森の数に等しい。

〜が戦場に出たとき、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、それぞれあなたのコントロールする森の数に等しい」を持つ、緑のツリーフォーク・戦士・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 日本語名はもう少しなんかあったんじゃないか、って気がする愉快なレア。フレーバー的なイメージとしては「双子エンジン(SOM)」に近いが、実質的な挙動は「大軍のワーム(RTR)」が一番近い。出せた時点でアドバンテージが確定しているので除去されても痛くないし、単体で見ても充分でかいのが売り。ワームと比べると、トランプルが無いのが明確なデメリットで、デッキが緑単に縛られるのもマイナス。その分緑単色ならサイズは無尽蔵に膨れあがる可能性があるが、このあたりのマナ域になってしまうと多少の上下は誤差の範囲だろう。つまり、白マナも出るなら「大軍のワーム」を使った方がいいってことだ。問題は、そのワームさんもあんまり構築レベルでは見かけないってこと。決して弱くはないのだが……今後6マナ域のクリーチャーは各種「魂」サイクルとも対決しなきゃいけないので敷居は高め。

 

 

Life’s Legacy 生命の遺産 (1)(G) R

ソーサリー

〜を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。

生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引く。

 重大な落下(ROE)」から余計な味付けを取り除き、シンプルなドローに仕立てたカード。または「魂の威厳(CON)」の廉価版。緑のお家芸であるドローをより緑っぽく寄せたもので、たとえば「カロニアの大牙獣」を2ターン目に出せれば、次のターン「剛力化」を使ってパンチし、7点与えた後にこれを使って7枚ドロー、なんてミラクルも可能。全てのジャイグロ系呪文が全てドローサポートとなるし、そうでなくとも「死橋の大巨虫(RTR)」や「高木の巨人」といった大パワーのクリーチャーが全てエンジンとして回りはじめる。なるほど、こりゃヤバい。ただ、実は現在、この「パワーを活かしたドローエンジン」にはライバルがいる。「狩人の勇気」である。あちらは「コストが重い」「戦闘でさばかれる可能性がある」という欠点があるものの、1枚でダメージソースとドローソースを兼任出来るし、クリーチャーが減らないので盤面の優位を維持出来るといううまみがある。このカードのうまみはその逆であり、コストが軽く、一度サクってしまえばカウンターさえされなければ確実にドロー出来るという保証がある。環境次第、デッキ次第ではあるが、これに「ゼガーナ」さんまで加えれば、緑にはかなりの種類のドローソースが提供されている。色々と試される環境ですわ。

 

 

Living Totem 生きているトーテム像 (3)(G) C

クリーチャー・植物、エレメンタル

2/3 召集

〜が戦場に出たとき、他の対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置いても良い。

 これまでの歴史の中で「トーテム像」はそれなりに作られてきたが、その全てがアーティファクトだ。時のらせんのサイクル5枚を除くと、残りはクリーチャーですらない。そこで突然現れた、この緑のトーテム像。イラストを見る感じだと像っていうか「像っぽい崇拝の対象」っていうだけのようだけども。4マナ2/3とサイズに魅力はないが、その分コストは調整可能、更に「サテュロスの木立ち踊り」と同じカウンター運搬機能つき。これで最悪でも4マナ3/4やで、と思いきや、何故か自分自身にはカウンターがのせられないという微妙な制限が。「補給線の鶴」と比べるとどうしても見劣りしてしまうが、リミテッドなら丁度いい頭数か。2ターン目に熊を出し、3ターン目にコレに繋げて熊増強、っていうのが基本的な流れ。今回の緑はコモンに「侵入する生物種」、アンコに「咆哮するプリマドックス」と自軍クリーチャーを戻すカードが多いので、シナジー形成のために1枚取っておくといいかも。

 

 

Naturalize/帰化(M14)」 C

 「予言」なんかが再録されると「またかよ!」って思うけど、これは別に気にならない不思議。フレーバーが正気のガラクさんの言葉のままなのだが、そこはサボるなよ。

 

 

Netcaster Spider 網投げ蜘蛛 (2)(G) C

クリーチャー・蜘蛛

2/3 到達

〜が飛行を持つクリーチャーを1体ブロックするたび、〜はターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。

 3マナ2/3は「はさみ蜘蛛(INV)」ステータスなので蜘蛛としては標準値。その分、フライヤー迎撃機能はかなり高めに設定されており、コモン・アンコモンレベルならばほぼ相打ちに持っていくだけの実力がある。防御性能だけを考えればこれで充分用が足りるだろう。ま、それなら接死がある「命取りの出家蜘蛛(M14)」で良かったやないか、という話もあるが。今回やたらと「+2/+0」っていう修正値が多いんだよな。

 

 

Nissa, Worldwaker 世界を目覚めさせる者、ニッサ (3)(G)(G) M

プレインズウォーカー・ニッサ

<+1>:対象のあなたのコントロールする土地は、4/4でトランプルを持つエレメンタル・クリーチャーとなる。それは引き続き土地でもある。

<+1>:対象の、最大4枚までの森をアンタップする。

<-7>:あなたのライブラリから望む数の基本土地・カードを探し、それらを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。それらの土地は、4/4でトランプルを持つエレメンタル・クリーチャーとなる。それらは引き続き土地でもある。

【3】

 構築レベルでは一応メインとしたデッキは登場したものの、プラス能力を使うためにデッキの前提が多すぎる、4マナのくせに出したターンに焼かれる程度の忠誠度(当時は「稲妻」があったせい)、頑張って奥義を起動しても……など、記念すべき2体目の緑単色プレインズウォーカーだったにも関わらずどんどん扱いが悪くなり、最終的には語尾に「だゾッ!」をつけてボケに回るという可哀想なポジションに回されたプレインズウォーカー。しかし、そんな辛く苦しい虐待の日々も過去のこと。ついに、約5年の沈黙を破って2体目のニッサたんが登場だ。

 その二つ名は「世界を目覚めさせる」。お前の地元で目覚めた世界ってエルドラージじゃねぇのかって話もあるが、土地をハッスルさせる魔法ならばゼンディカー出身者はお手の物。今回はそんな伝統芸能を全力でフィーチャーし、新たな方向からの萌えを追求するスタイルを確立した。相変わらず微妙に頼りない忠誠度はちょっと気になるが、とりあえず出したターンにプラスその1を起動すれば4/4トランプルのでかいブロッカーを確保出来る(ただし、土地は起きている必要がある)。あのガラクですら3/3、コスさんですら一時効果だったのだから、このサイズがプラスで登場するのは大事件。もしくは、プラスその2を起動すれば実質1マナで呼べてしまう衝撃のローコストプレインズウォーカー。余った4マナで彼女のフォローをする選択肢は多いだろう。次のターンまで生き残ってしまえば4マナという破竹のマナ加速でそれこそエルドラージだろうが余裕で呼べてしまうし、少しずつ生きている土地を増やしていけばアンタップ能力が攻防に回転し出す。最終奥義に至っては未だかつてない規模でのゲームエンドだ。一芸に秀でるって、大事。決して軽くないのでデッキは選ぶだろうが、これだけ性根を入れ替えてくれたのだったら可能性はワンチャンでは止まらない。ツーチャン、フォーチャン、エイトチャン。ガラクが抜けた穴は彼女が埋めるんだゾッ!

 




Nisa’s Expedition ニッサの探検 U

ソーサリー

召集

あなたのライブラリから最大2枚までの基本土地・カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 探検っていうか、どこでもドアでお手軽訪問してるようにしか見えないけども、流石に世界を目覚めさせる御仁は探検の仕方も想像の斜め上を行く。土地にマナが溢れるゼンディカーの申し子であるニッサさんの頑張りにより、「爆発的植生(ONS)」に召集がついた。その分1マナ重くなるのはお約束だが、大体誤差の範囲内。「緑が1,2ターン目に出すクリーチャーってマナクリーチャーが多いんだからあんまり召集の意味なくない?」と思ってしまうが、「どんなクリーチャーでもマナエルフとして使える」という意味で、この召集の機動は安定感がある。一度唱えてしまえばもうマナの問題は解決するのだから、先達同様に優秀な呪文なのは疑いようが無い。贅沢を言わせてもらうと、どうせゼンディカーから出てくるんだったらそんなオリジナルの旅程を組むんじゃなくて、もっと一般的な「探検(WWK)」を持ってきてもらった方が良かった気もする。

 

 

Overwhelm/圧倒(RAV)」 U

 重い上にトランプルつかないオーバーラン。しかも殴るクリーチャーの数がものを言うのにコストでクリーチャー寝かせるってどういうことやねん! っていいながら、当時はちょいちょい使ってた。「鉄の樹の拳(RAV)」「棘茨の精霊(RAV)」からの流れが綺麗。

 

 

Paragon of Eternal Wilds 永遠の荒野の模範 (3)(G) U

クリーチャー・人間、ドルイド

2/2

あなたのコントロールする、他の緑のクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

(G)(T)、対象の、あなたのコントロールする他の緑のクリーチャーはターン終了時までトランプルを得る。

 「模範」サイクルの緑。緑は白と並んで基本サイズが大きく、増強も得意な色なので、全体増強効果はそこまで目を引くものではない。しかし、ここ最近ははっきりと目的を持ったロードクリーチャーなどはいなかったため、ナチュラルにサイズのでかいクリーチャーの脅威が増すのは馬鹿に出来ない効果だ。普段ならば攻撃力としてはあまりカウントされないマナエルフなどもこれ1枚で随分インパクトが変わってくるし、緑にありがちな「トランプルさえあれば使えるのに」問題を解決してくれるのだからサイズアップの無駄はない。まぁ、本当にそういうデッキが運用したいならまずはナイレアさんに相談すればいいんじゃないかって気はするけども。

 

 

Phytozoan 草タイタン (4)(G)(G) R

クリーチャー・植物、エレメンタル

7/2

〜が死亡した時、そのオーナーの次のアップキープの開始時に、そのオーナーのコントロール下で、タップ状態で戦場に戻す。

 「死を誕生に置き換える!」というのは、悪魔騎士ザ・ニンジャのテーマソング「ジャパニーズマジック」の一節(しかも台詞部分)であるが、そんな輪廻転生を近所への買い出し感覚で手軽に行ってしまう脅威のエレメンタル。未だかつて、ここまで気軽に死を満喫出来るクリーチャーというのはいなかったのではなかろうか。まぁ、「復讐蔦(ROE)」なんかは割と似たような感覚だったけれども。タップ状態でアップキープに戻ってくるため、死んだ後は復旧まで1ターン必要ではあるが、それでも延々殴ってくるパワー7は割といじめ。先制攻撃持ちでもいないかぎりは、どんどん相打ちしたクリーチャーが一方的に墓地に眠ることになってしまう。まぁ、これだけの効果だったら「2ターンに1回クリーチャーを生け贄に捧げろ」というだけなのでまだ我慢出来なくはないが、最悪なのはトランプルや先制、二段攻撃なんかをつける手段があった場合。それこそ「ナイレア」さんでトランプルつけちゃえば、ブロックしたところでライフは減り続けるだろう。ちょっと雑草にしても生命力が強すぎる。まぁ、どうしたらいいか困ってしまう人のために、ちゃんと「マグマのしぶき」圏内のタフネス2にしてくれるあたり、製作チームのマッチポンプも気が利いているわけだが。

 

 

Plummet/垂直落下(M14)」 C

 「垂直落下」されたクリーチャーを「落下中断(TMP)」で救うっていうのはどうだろう。(なにが?)

 

Ranger’s Guile/レインジャーの悪知恵(M14)」 C

 安心安全、お守り代わりに1枚どうぞ。

 

 

Reclamation Sage 再利用の賢者 (2)(G) U

クリーチャー・エルフ、シャーマン

2/1

〜が戦場に出たとき、対象のアーティファクト1つかエンチャント1つを破壊しても良い。

 白と緑が切磋琢磨するのがこの分野、187「帰化」対決である。「現実主義の修道士(USG)」や「雲を追う鷲(7ED)」など、白がエンチャント破壊に特化、緑はベテラン「ウークタビー・オランウータン(6ED)」からの流れで「ヴィリジアンのシャーマン(10ED)」などのアーティファクト破壊特化に分化しており、「アーティファクト破壊の専門って赤とちゃうんかい」というささやかな疑問は割と無視であった(赤は赤でアーティファクトを割るクリーチャーはいっぱいいるけど)。そして、緑はその他に「酸のスライム(M13)」「カビのシャンブラー(ZEN)」といった「ノンクリーチャー破壊」の路線も進めており、今回これらが統合し、ようやく完全なる「帰化」の移植に成功したのである(まぁ、「踏み吠えインドリク(DIS)」とか普通にいたけども)。「帰化」の利便性を手に入れたためにスタンダードなタイプからはタフネスが1下がってしまったが、やはりこの安心感は何ものにも代え難い。クリーチャータイプがエルフなのも使いやすいし、今後、クリーチャーの数を出来るだけ減らしたくないデッキのサイドボードなどで見かけることがあるかもしれない。まぁ、土地が割れないアンコモンに興味はありませんけどね。「酸のスライム」さんがかえってもないと、ボクの心の虚穴は埋まりません。

 

 

Restock/再供給(INV)」 R

 インベイジョンから懐かしのレア。当時は緑の回収カードが「エルフの隠し場所(6ED)」くらいだったから「へぇ」って思ったけど、今見ると大したこと無い。イラストがリンシヴィーとエラダムリーのままなのはええんか?

 

Roaring Primadox/咆哮するプリマドックス(M13)」 U

 ヌー系クリーチャー。で、ぷりまどっくすってなんやねん。

 

Runeclaw Bear/ルーン爪の熊(M12)」 C

 クマー! M14でこの枠は「捕食スリヴァー」でした。なんだろ、このガッカリ感。

 

Satyr Wayfinder/サテュロスの道探し(BNG)」 C

 最速再録組。ゼナゴスさんが死んでしまった後のテーロス世界では、道探しっていうか職探しした方がいいのでは。

 

 

Shaman of Spring 春のシャーマン (3)(G) C

クリーチャー・エルフ、シャーマン

2/2

〜が戦場に出たとき、カードを1枚引く。

 「シマクマ(WTL)」! シマクマじゃないか! 4マナの生き物に素直なワンドロー。クリーチャーの力を媒介してドローもサポート出来る緑の特性がストレートに表現された1枚だ。アドバンテージがついているのだから決して弱いわけじゃないのだが、コストが半端に重いせいで立ち位置はかなり中途半端。出した時にそこそこの説得力があった「木登りカヴー(10ED)」、とにかく軽いのでコンボパーツやエルフデッキの潤滑油としてフル回転した「エルフの幻想家(M13)」、2ターン目に出せればガッチリばっちりの「花の壁(STH)」といった先輩に比べると何に使いたいというプランが無いのがキツイ。ま、コモンやからな。

 

 

Siege Wurm/包囲ワーム(RAV)」 C

 これも当時は割とお世話になった、セレズニアのマナカーブの締め。もう1体「ヴィトゥ=ガジーの守護者(RAV)」がいたけど、こっちの方が人気。ここから数年で「ワームの到来」が生まれるなんて、誰が想像しただろう。トロスターニさんが有能だったのかしら?

 

 

Soul of Zendikar ゼンディカーの魂 (4)(G)(G) M

クリーチャー・アバター

6/6 到達

(3)(G)(G):3/3で緑のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

(3)(G)(G)、あなたの墓地にある〜を追放する:3/3で緑のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 緑のアバターはゼンディカーからやってきた。あそこは土地が生きていて荒々しい自然が売りの次元だったので、なるほど緑色かもしれない。でも、その割にこいつ自身にあんまりゼンディカーっぽさが出ているわけではない。似たようなコスト、仕事だったら、多分「ゼンディカーの報復者(WWK)」の方が説得力はありそう。とはいえ、やっぱり神話レアなので書いてあることは色々壊れており、その体には「ケンタウルスの地(ONS)」に似た無限のトークン生成装置がつけられている。放っておいたら即ゲームエンドだ。「それくらい、ガラクなら無料で忠誠増やしながらやってくれたけど」とか言っちゃ駄目。ゼンディカーは今でもエルドラージが暴れ回って大変な状態なんだから、これを送り出すので精一杯なの。ついでに墓地に送り込めばカードを消費することなくクリーチャー1体を手に入れることも可能だ。「獣群の呼び声(TSB)」って強かったよね。

 

 

Sunblade Elf 陽刃のエルフ (G) U

クリーチャー・エルフ、戦士

1/1

〜はあなたが平地をコントロールしている限り+1/+1の修正を受ける。

(4)(W):あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 「隣の土地」サイクルの最後は1マナ2/2。正確には1ターン目に出した時点では割と1/1だが、今後2ヶ月は「寺院の庭」と一緒に使えるので嘘じゃない。まー、「密林の猿人(9ED)」や「壌土のライオン(WWK)」に比べるとタフネスがちょっと少ないのが気になるが、そこは長期戦を目した能力でカバー。いつでも使える全軍増強はウィニー戦術にも合致しているぞ。エルフという種族もプラスに働きやすいし、とにもかくにも1マナ2/2なんだから文句を言うもんじゃない。ラヴニカ亡き後は「ラクドスの哄笑者」「ドライアドの闘士」といった駒も減ることだし、セレズニアが生き残れるならば構築で見る可能性も十分あるだろう。

 

 

●「Terra Stomper/土を踏み付けるもの(ZEN)」 R

 ゼンディカーからやってきたタフガイ。うろ覚えでは呪禁ついてたような気がしてたけど、単にカウンターされないだけだった。まぁ、呪禁ついてたらそれはそれでまずいな。

 

Titanic Growth/剛力化(M13)」 C

 実写映画化して原作レイプする系呪文。いや、実写映画とかほとんど観ないんで実際どうなってるのかは全然知りませんけどね。

 

 

Undergrowth Scavenger 下生えのゴミあさり (3)(G) C

クリーチャー・ファンガス、ホラー

0/0

〜は全ての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

 キャスト時固定の「ルアゴイフ(8ED)」。基本的に墓地のカードってのは増えることはあっても減ることは(あんまり)ないので、普通に考えるとルアゴイフよりもかなり弱い。相手は腐ってもレアだからしょうがないんだけども。基本セットドラフトの場合には墓地を肥やすゴルガリ戦術なんてものはなさそうなので、いまいちどこに突っ込んだらいいのか分からないカードである。まー、全ての墓地をカウントしてくれるから4マナの最低ラインである3/3くらいはそれなりに越えてくれそう。いっそ青緑にして「精神刻み」デッキにするか?

 

 

Venom Sliver 毒牙スリヴァー (1)(G) U

クリーチャー・スリヴァー

1/1

あなたのコントロールするスリヴァー・クリーチャーは接死を持つ。

 「毒」+「スリヴァー」というので「悪性スリヴァー(FUT)」の再録かと一瞬期待したが、残念ながら単なる接死である。いや、「単なる」っていうには強すぎるんだけども。やはりスリヴァーの本拠地は間違いなく緑だ。これで「大身スリヴァー(M14)」まで全ての緑スリヴァーを入れればそれだけでスロットが16枚埋まるのである。ちなみに、構築のことを考えない場合、今作のスリヴァーはドラフト時にほとんどいらない子ばかりなのだが、白の「束縛スリヴァー」とこいつだけは単体で入れる価値があるというのも大事。アンコモンなのに蠍の下位互換ってのはちょっと寂しいけどさ。

 

 

Verdant Haven/新緑の安息所(M14)」 C

 まさかの2セット連続登板。こんなメジャーカードに出世するとはねぇ。「肥沃な大地(LRW)」プリーズ。

 

 

Vineweft 蔦織り (G) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

(4)(G):あなたの墓地にある〜をあなたの手札に戻す。

 怨恨(M13)」から随のエキスを絞り出した残りカスみたいなカード。あんな壊れ系アンコと比較するのも可哀想だが、与えられたおまけがどうにも地味である。一応アドバンテージに直結するのだから弱いとは言わないが、これを目当てにわざわざデッキインしようとは思わないだろう。「何度もオーラを唱え続けられる」といううまみがあるので「開花の幻霊」と組み合わせるとかいうビジョンが一瞬頭をよぎるが、流石にこのコストじゃなぁ。「腐れ蔦の外套(RAV)」ください。

 

 

Wall of Mulch/根囲いの壁(ONS)」 U

 絶妙なところからの再録。オンスロートは部族環境だったが、別に壁はあんまり居なかったから、コイツはただ「自分をサクるとカードが引ける壁」だった。まぁ、ボクは「バイオリズム」デッキに入れてましたけど。

 

 

Yisan,the Wanderer Bard 放浪の吟遊詩人、イーサーン (2)(G) R

伝説のクリーチャー・人間、ならず者

2/3

(2)(G)(T)、〜の上に詩句カウンターを1つ置く:あなたのライブラリから、点数で見たマナコストが〜の上の詩句カウンターの数に等しいクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 太古の昔に活躍した黒のファッティは「イーサンの影(HML)」。似たような名前だが、あちらはIhsanでこちらはYisan。英語発音だと割と違うんだろう(多分)。そんな過去のカードとは全然関係無く、こちらは歌を歌うと動物を呼んでしまう体質の面倒なレジェンダリーならず者。少しずつクリーチャーが大きくなっていくあたりは「出産の殻(NPH)」に似ていなくもないが、こちらは常にカウント1からはじめなきゃいけないので、実は「冬眠の終わり(CSP)」がかなり近い。よくこんなカード覚えてたな、俺。毎ターン固定コストでクリーチャーが直接出せちゃうんだから弱いわけはないのだが、使用しているカウンターが詩句カウンターなんてクソ懐かしいカウンターなので、状況に応じて間引いたり、ショートカットのために数をごまかしたりするのはほぼ不可能。あくまで歌の練習は地道に一歩目からである。そう考えるとかなり気が長いので、構築でもこいつのリサイタルを開くのはちょっとね……あ、「甲殻組のヴォレル(DGM)」なら詩句カウンターも増やせる。シミックの科学力で脅威の歌声をマスターした人造吟遊詩人……ヴァジュラと和解しそう。もしくは先駆的ボカロP。

 

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