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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 飯のうまそうなアニメである。第4話。フィクションであり、しかも割といいとこの設定の高校だと分かっていても、あの学食はどうなんだろうと思えるくらいに設備が充実してる。あんだけのメニューをまとめて処理出来る学食って、一体どんなおばちゃん達が頑張っているのだろう。いや、ひょっとして今の高校生ってものすごく恵まれた食生活を営んでいるのが普通なのだろうか……ちなみに私が高校生だったときの学食は、ぼやがあって取りつぶしになりました(実話)。

 さておき、いよいよ突入、高校編。いや、「いよいよ」って言った割には未だにこの作品の全容はさっぱり見えていないわけだが、本当にこの「見えてこない感」の保たれた方が尋常じゃない。今回はあからさまに敵側となる変なおかっぱが登場。台詞がほとんど無いままに瞬殺された可哀想な式神、リカルド君を操って泉水子に迫ってきたことを考えればそりゃ「悪い奴」だし、わざわざPCサイトに地雷を仕掛けて女の子の顔に傷を負わせる外道だってことは分かるのだが、「じゃ、あいつがいたら何が悪いんだろう」というのはさっぱり分からないのである。

 修学旅行でひたすら逃げ回っている時にも同じことがあったが、この作品における、泉水子の「敵」は一体何なのかは未だ分からない。様々な局面でどことなく雰囲気は描かれているのだが、「どういうもの」という明示は無い。この「見えてこない感」がいかにもジャパネスクだ。私が大好きな「もっけ」でも感じ入った、「日本の怪異」の不可解さがじわっと出ているようである。今回は一応明確な「敵」があるためにそこまで悩ましいものではないが、その敵の目的意識にしたって、世界征服だの暗殺だのといったご大層なものでもなさそうだし、あくまで「高校レベルのがきんちょの小競り合い」と言ってしまえばそれまで。そんなどうでもいいもののために、よく分からないものがせめぎ合っているという何とも捉えどころ無いお話が、1話目からずっと続いているのである。その割に、何故か視点がぶれることはなくて視聴するのに不自由は無いのだが、どこをどう機能させてシナリオが回っているのか、そこが分からないのでどうも据わりの悪い視聴体制である。逆に言うと「それでも見ちゃう」という不思議な引き込まれ方になっている部分はあるのだが。

 そして、1話の時点でも気になったことだが、相変わらず台詞回しに変な癖が多い。癖というよりも「現実感の無さ」と言った方がいいのかもしれないが、泉水子やその周りの面々の台詞回しが、いちいち古めかしい。今時の女子高生が友達との会話で「とんでもない!」とか言わんと思う。他にも、普通なら「〜〜てる」っていうだろう部分を「〜〜ている」ときちんと発音するなど、別に日本語としては間違っていない(むしろ正しい)はずなのにリズムがすっきりしないパートがちらほら。そうした部分も泉水子たちのどこか世間から隔絶した雰囲気を出すための一要素なのだろうか。だとしたらなかなか面白い切り口なのだが、そういう効果がきちんと出ているかどうかは微妙。

 でも泉水子が嫌いな訳じゃないんですよ。だって可愛いものね。はやみんボイスのおろおろ感とか、真響ちゃんに茶化された時のちょっと膨れた感じとか、とても可愛らしいです。この絵柄のはやみんキャラの前に突如乗馬部の人間が現れたりすると、「そのままサブレに乗って湘南の海を駆けよう」と誘いたくなるのは必至。

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