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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「げんしけん二代目」 6

 まだまだ続くよ続編アニメ。しかもこちらは前作アニメ「げんしけん2」が2007年放送とのことで、5年以上の時を経て帰ってきた3期目だか4期目だかである。

 先に回りのことから書いておくと、私は原作未読。1期シリーズは全巻持ってて読んでいたのだが、今の「二代目」の連載が始まる前に手持ちのコミックスを全て知り合いに譲ってしまい、そのせいで二代目が始まってからも「まぁ、流石に追いかけられないな」というので読むのを諦めた。そして、ここが一番大事なとこなのだが、実はアニメについては1期目も含めて一切見たことが無い。なんでだか覚えてないけど、多分視聴出来る環境が無かったんだろう。見られるんだったら絶対見てるはずだし。何故これが大事なことかというと、どうしても「キャスト変更」ということについて触れる必要があるためだ。私の場合、前作のイメージがそこまで強くないために、その部分についての敷居が低いのだ。もっとも、当時の時点でも実際の映像を見なくても脳内再生余裕だったおかげで完全に0ってわけにもいかないのだけども。

 さておき、毎回制作陣ががらりと変わる作品だが、今回はなんと監督が水島努。ホントに仕事が途切れず、すっかり人気監督になってしまったものである。制作スタジオはI.G.ということで連携も手慣れており、1話目から本当に安定の仕事ぶり。今作はメタネタやちゃぶ台返しの心配もなさそうなので、久しぶりに落ち着いた「白水島」の仕事が見られるのではないかと期待出来る。それだけでもアニメの期待感は上がる。

 話の中身については上述の通りにどんなシナリオになるのか知らないのだが、「あー、そういやげんしけんってこんな感じだったなー」というのが思い出される出だしだ。荻上さんを中心に「真面目な」げんしけんを目指す方向性が既になんだか青臭くてこそばゆいが、この作品は荻×笹という圧倒的存在感を見せる「なんか頑張った上で最終的に爆発して欲しい」カップルが中心なので、ニヤニヤしていいのか血涙を流せばいいのか分からないもやもや感が売りである。あと、公式でも特大の釣り針として用意されているサキちゃんと斑目のカップリングもね。基本はこの2本の路線で回してた作品だからな。大野さんは1期目ラストの時点で既にどこか別次元の人になっちゃったから、まぁいいや。

 「二代目」ということで新世代が続々と加入し、新たな物語が回り始めるんだろうな、という雰囲気はよく出ており、「普通の女オタ」「暴走系腐女子」「腐男子系男の娘」と、面子としては阿漕過ぎるぐらいにゴリゴリ。でも、リアルオタクサークルとしては(男の娘を除けば)なくはないくらいの陣容だし、ここからまたドロドロした人間関係でもってやきもきさせてくれるのかと思えば、セッティングは出来るだけえげつない方が良いので、まっさらな状態で今後の展開を楽しみたいと思います。それにしても、1期目では本当にウザいだけの存在だったくっちーがいつの間にか面白い奴になってたのが意外だった。リアルにいたら速攻でやめさせられるタイプだとは思うけども。というか、男1:女6(仮)っていう人数比を考えると、リアルだったらば「ハーレム!」とかいう前に、あの空間の空気に耐えきれなくなって挫けると思うんだけどな。くっちーの鋼の心臓に感謝である。

 さて、残す話題は中の人のことだ。先代からの引き継ぎキャストはおらず、全てのキャラが変更になっており、旧作ファンからの意見は分かれるところか。「5年以上経つんだから若返り策としてしかたない」とか言おうとしても、大野さんの中の人なんて年齢が上がっているのだから面倒臭い。ただ、少なくとも初見であわないと感じるようなキャストは1人もいない。大野さんや斑目、咲ちゃんなんかは先代の声で聞いてみたかった気もするのだが、新キャストも問答無用の説得力であるから、これはこれで充分だろう。特に咲ちゃんはキャストがサトリナになってしまい、「おいおい、社会に出てここまで落ち着いちゃったのかよ、こんな女性に学生時代散々なじられてたとか、斑目はどんな天国にいたんだ」とうらやむことしきり。

 1つのポイントとなるのはやはり荻上さんの中の人。ミズハスの起用を望む気持ちは当然あるのだが、のぞふぃす版も実に「荻上さんらしい」仕上がりになっており、これも文句は付けにくい。方言が出る時のトーンは多少籠もりぎみのミズハスに分があると思うのだが、まぁ、これも慣れだろう。ミズハスが北海道出身、のぞふぃすは青森県民なので、方言のスキル自体に大きな差はない(一応荻上さんは山形出身らしいので、青森も北海道も山形弁と違うっていう意味では大差ないだろう)。実はこれが初の主演であるし、是非とも良い仕事を期待したい。その他、福山版くっちーは壮絶な仕上がりなので特に言うことは無いし(そもそも先代が石田彰というのが信じられん)、新入部員には内山夕実や上坂すみれなど、こちらも盤石の布陣。男の娘役は男女ボイスでスイッチするようだが、男性ボイスでも山本和臣だというなら納得するしかなかろう。女性ボイスの方、加隈亜衣という人は新人みたいだが、こちらもまったく見劣りしない。スーの中の人、大空直美という名前も同様。1つのアニメに出演してこんだけ色々やれるのは役得かもしれんな。

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