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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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11月29日 ドラフト模様(THS×3)

ピック順 【Mei】→【Serra】→【Alessi】→【Metallica】→【Thraxi】→【Sangriter】→

 

 ドラフトが寒々しい季節になってまいりましたね。凍えながらショボいパックを剥くのは心も体も冷え込んで大変ですが……精々他人を罵倒し、悪態をつくことで暖まっていきましょう。今回は、前回の反省が活きたのか、そこまで「デッキ弱いから勝てないわ」的な事前防衛線は少なかったように思われます(パックのインパクトが弱すぎたせいで、自分も弱いが相手が強いとも思えない状態だったため)。その分、負けた後の勝者叩きが一段とヒートアップしていました。勝者は叩かれることが快感となり、その日1日は何を言われても終始ドヤ顔をしてればいいだけですので、余計なことを言って更なる反感を抱かせることには一切意味はありません。そういう殺伐として世界です。

 

 




(●は累積パック数)

    AL SE TH SA ME MT

AL  ー  ×  ×  ×  ×  ○  1ー4 5

SE  ◎  ー  ×  ×  ×  ◎  2ー3 4

TH  ○  ◎  ー  ○  ×  ◎  4ー1 2

SA  ◎  ○  ×  ー  ×  ○  3ー2 3

ME  ◎  ◎  ○  ○  ー  ○  5ー0 1 ●

MT  ×  ×  ×  ×  ×  ー  0ー5 6 ●●

 

1位 【Mei】 赤青 <雨雲のナイアード 嵐の息吹のドラゴン 槍先のオリアード>

 苦節10回。ようやく、今環境で初優勝である。当然のようにナチュラルボーンミサワテイストでの自慢が飛び出し、叩かれると「ようやくなんだからいいじゃないか」とマジ切れするわけだが、その台詞は、まだ優勝してない人がいる前では言わない方がいいと思うぞ。そろそろ悪役であるって言う認識を正しく把握して健全なロールプレイをしてほしいものであるが。まぁ、今回は全てにおいてやっかまれてるのだから気分もいいでしょうよ。デッキは「この世界ではあまりやりたくない」でお馴染みイゼットカラー。ただ、今回は赤の流れが我々特有のアホ展開であり、今回の勝因を挙げるならば、「赤の鬼レアが引けたおかげでその流れを拾えたこと」にある。ドラゴンのおかげで3パック目の「燃えさし呑み」→「パーフォロスの槌」というグッドラッグを回収することが可能となり、ただでさえパッとしない今回の流れの中で、一人異彩を放つ高カロリーのデッキを組むことが出来たわけだ。相変わらず赤は恵まれているとは言いがたいのだが、そんな中でも「マグマの噴流」2枚に「死呻きの略奪者」と最も求められている2マナ域が綺麗に埋まっているのが上手い具合にはまった部分だろう。個人的に一番驚いたのは、このデッキを称して「クロックパーミッション」を騙るという、面の皮の厚いブラフプレイを貫き通したところである。パーミッション要素、無いわ。

 

 

2位 【Thraxi】 青緑 <恭しき狩人 地平線のキマイラ ネシアンのアスプ>

 青いデッキがワンツーだが、こちらは全く毛色が異なる。お約束の青コモンは「航海の終わり」だけなので、割とアンコモンからスタートしたコンセプトデッキの趣が強いからだ。1パック目の引きが「恭しき狩人」スタートから「タッサの使者」→「タッサの試練」と軽めのデッキを推奨するタイプになっており、1パック目終了時点で「波濤砕きのトリトン」が2枚あったので、今回は緑のコンバットトリックもあわせてこのクリーチャーをフィーチャーしたいというのが狙い。1パック目で緑がお通夜状態だったのでサブカラーは緑以外になる可能性もあったのだが、典型的ボムである「高木の巨人」が流れてきてしまったのですぐさま固定。「旅するサテュロス」が2枚引けた位置取りもラッキーだった。最終的には「戦士の教訓」「トリトンの戦術」という1マナスペルが猛威を振るう「波濤砕き」ヒロイックというなかなかマニアックなデザインに仕上がり、「恰好いいコンセプトだろ!」と自慢すると「そうだね、試練は強いよね」という当たり前の答えしか返ってこないしょぼんなデッキである。そうだよ、試練があればどんなデッキだって形になるんだよ。

 

 

3位 【Sangriter】 白青 <天馬の乗り手 密集軍の指揮者 前兆語り>

 こちらもヒロイックがテーマのデッキであり、スタイルとしては非常にベーシックで、お手本のような白青ヒロイックデッキに仕上がっている。「天馬の乗り手」こそ1枚だが、「戦識の重装歩兵」というキーカードが遅めで2枚引けたので、これを回すのが中心になる。サポートになるスペルはなんと言っても「ヘリオッドの選抜」×2で、これに「希望の幻霊」「目ざといアルセイド」「神々の思し召し」さらに「迷宮での迷子」まで加えて、序盤に「重装歩兵」を育て上げてさっさと殴り切る。一応、押しとどめられた時用の切り札である「天界の執政官」や「百手巨人」というお茶目さんも引けていたので、固めたデッキの割りには後半からのゴリ押しもそれなりにいけるのがデッキのラッキーな部分である。こうしてみると上位3人が全員青ユーザーという。やっぱりどんな形で使っても青は強いってことやなぁ。

 

 

4位 【Serra】 緑黒 <ナイレアの弓 定命の者の宿敵 乳白色の一角獣>

 強い色は青って話だが、逆にしんどかった色は何かというと、多分緑と黒である。黒はもとから弱い色なので仕方ないが、緑は今回カードの出方が若干偏っていた。ヘヴィークリーチャーは「アスプ」「狐」が1枚ずつだったし。それじゃ何が多かったかというと、「信条の戦士」「ナイレアの信奉者」といった4マナ圏のクリーチャー。実際、このデッキには各々2枚ずつの4枚が投入されているわけだが、このデッキは対象に取れるスペルが非常に少ないために、「信条の戦士」ははっきり言って機能不全を起こしていた。ついでに「ケンタウルスの戦上手」までいるのでますます「戦士」に使えるスペルは減ってしまうし、レア枠が「アンソーザ」さんなんてことになっちゃうと、何故今回「蛮族の血気」は1枚も出なかったのか、と愚痴も言いたくなるだろう。また、上述のカードのほとんどが4〜5マナと重く、デッキ全体で序盤に動けるカードは少ない。やはり、この世界でこの構成はかなりのリスクをともなうし、4マナ払って単なる2/2バニラしか出せなかったらその後の押し戻しも期待出来ないだろう。それでも何とか勝ちが拾えたのは、そりゃまぁナイレアさんが貸してくれた変な武器に寄るところが大きいわけで。極端な話、「ランパード」の脇に弓置いておくだけで勝てるゲームもあるしな。信心高いから「信奉者」でそれなりに時間も稼げたし。弓ゲー・イズ・シンプル。

 

 

5位 【Alessi】 白緑赤 <霧裂きのハイドラ 神聖なる評決 信条の戦士>

 試合後に一番反省していた人。確かに、ピック表の流れを見る限り、色選択で最もフレキシブルに動くことが出来るポジションだったのはここだろうと思われる。前述のように緑は序盤のパックから割とお通夜状態だったので、「ハイドラ」に拘って緑に残ってしまったのは本人の分析通りに悪手だった。自然に赤へ流すルートもあったし、いっそ「灰燼の乗り手」頼みで黒に突っ込むという選択もなくはない。どちらの場合も、少ないリソースを奪い合う緑の汲々とした状態よりは収入は増えたように思える。結果、「神聖なる評決」のみが頼みの綱という白のふわっとしたビートになり、「天馬の乗り手」×2がいるのでそのままでも戦えそうだが、逆に言えばここさえ断たれてしまうと後はほぼ打つ手無し。白緑を名乗るにはクリーチャーのインパクトの足りないデッキに。構築時に「セテッサの戦神官」の投入が一瞬でもちらついてしまうようでは、そりゃ厳しいってもんだ。

 

 

6位 【Metallica】 黒赤 <ファリカの療法 稲妻の一撃 エレボスの試練>

 荒ぶる最下位。ちなみに、前回の通信で累積パック数が2個あったように記録されているが、これはミスで、今回で2個目なので訂正しておく。さておき黒赤。「稲妻の一撃」×2に「ファリカの療法」×2と書くと一見とても強そうに見えるのだが、今回は赤黒の頼みの綱である低マナのビートが一切機能しない。「死呻きの略奪者」がおらず、攻めの起点は「血集りのハーピー」か「不機嫌なサイクロプス」からである。まー、それでも戦える時には充分いけるはずなのだが、スタート地点がほぼゴールも兼任しているようなクリーチャー層の薄さは致命的。必死の「灰色商人」もこのデッキじゃ大した信心は稼げなかったし、渾身のパーフォロス先生も一向に目覚める様子はない。やはり黒がメインになったときはごまかしでも何でも良いので「堪えられる」デザインを目指す必要があり、その任は赤では難しいのである。これが逆で赤のベースを黒のトリックでフォローする形ならば見られるものになるのだが……結局、赤黒はその時のミノタウルスの質次第だからなぁ。

 

 

今回のピック表

 

 【Mei】(赤青)→【Serra】(緑黒)→【Alessi】(白緑赤)

                        

 【Sangriter】(白青)←【Thraxi】(青緑)←【Metallica】(黒赤)

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