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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「メカクシティアクターズ」 4→3

 つまんなかったっていうよりかは、分かりませんでした。これ、毎週真面目に全部見て、考察して、解釈出来れば何かしら高次の意味を得ることが出来たのかしら。途中から相変わらず「ながら見」になってしまったので、最も不向きな作品だったのは不幸っちゃぁ不幸。あまりジャッジする権利もなかろうから、適当に点数下げるにとどめています。

 ただ、「分からなかった」ことの責任の一端がこちらにある可能性は認めつつも、やっぱり今作の狙いは駄目だったんじゃないかと思う。「元々楽曲がベースになってる物語」の時点でよく分からないけど、それを一度楽曲の形に解題した上で更にアニメを再構築するのって、並大抵の構成力では不可能な難行であろう。そこまでの労力を費やし、万一全ての作業に成功したとしても、そのアニメが面白くなるには「原作が面白い」という当たり前過ぎるハードルが待ち構えている。そもそもそれを飛び越えることが出来るのかっていう時点で割とムリゲーである。結局、そこいら中に散乱させた「何かの断片」を集めることは叶わず、「何か噂に聞いたそんな感じの要素」を、分からない人たちに提供するだけの媒体になってしまった。まぁ、最初から一見さんお断りだった、というなら諦めるしかなかったわけだが……何とも勿体ない話である。

 もののついでなので、ここ最近のシャフトの動向に少なからず不安を抱いている、という話題もここで持ち出しておこうか。独自の演出で業界に確固たる地位を確立した新房シャフトであるが、このスタイルが受け入れられた理由は目新しさそのものにあったわけではなく、新機軸の演出を通して、今までになかった新しい表現の可能性を提供してくれていたためである。「月姫」から「ぱにぽに」、「ひだまりスケッチ×365」を経由して「化物語」に至ったシャフトのチャレンジ精神は、あの時代だからというだけでなく、「考えながら描いていた」からこそ価値があったものである。ここ最近のシャフト演出は、どうもそうしたチャレンジ精神とは無縁のところにある気がする。龍輪さんが担当した「ニセコイ」のように、元の中身が分かりやすく、それを「シャフトのデザイン」に落とし込むことで作業が完了するような作品ならばそれだけでも充分結果を出せるので構わないのだが、本作のように既存の形式に意味を求めない作品で「シャフト形式」に拘泥されても、そこに意味は無い。「シャフトらしいこと」がやって欲しいのではなく、「シャフトにしか出来ないこと」をやって欲しいのである。本作の監督を務めた八瀬祐樹氏は優れた演出家であることは認めるが、これまでのシャフト文化を産みだした先達とは方向性が違う技術職の人である気がする。新房昭之という才能に抗い、ぶつかることで結果を出してきた大沼氏、森氏、小俣氏、尾石氏、上坪氏、笹木氏といったクリエイターとは一線を画すのではないか。今作は、出来ることなら「シャフト風の」ではなく「シャフト流の」結果を見せつけるための久しぶりに尖った媒体だと期待していたのだが、残念ながら、そうした結果は得られなかった。やはり、一朝一夕ではイノベーションなど生まれないものである。

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