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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 運昇さんうるせぇ、第30話。もう、マイクぶっ壊れる勢いで叫んどる。ジョセフって実際はこの台詞全部英語で言ってるんだよな。「ちょんぎれる〜〜〜!」とかは一体どんな言葉になってるんでしょうね。

 待ちに待ったマライア回。ジョジョ全編通しても非常にレアな、「普通に美人なおねーさんのスタンド使い」である。珍しい理由は大きく2つあり、1つは、4部以降、荒木先生のキャラ造形がどんどん勢いを増していき、男女を引っくるめても常識人や普通の人を捜すのが困難になること。そしてもう1つは、キャラ設定以上に荒木先生のデザイン面が尖りすぎて、普通の感性で「綺麗なおねーちゃん」に見えるキャラがなかなか出てこないことである。6部とか割と女性いるのに、どこを見ても「可愛い」のはいないという……あ、でも7部8部はそこまで悪くないかも。シュガーマウンテンとか、ルーシーとか。でもまぁ、マライアは間違いなくグンバツにいい女。

 そして、今回のアニメはそんな貴重な貴重なジョジョの女性要素をここぞとばかりに拾い上げ、まさにグンバツな女性に仕立て上げるために作られたお話になっている。モーションの1つ1つが実にエロくて良い。冒頭で花京院の病院のシーンがあり、そこで看護婦が登場しているのだが、このおねーちゃんも決してブスではないはずなのに、何故か無闇にガタイがごつくてあんまり色っぽくない。ジョセフがホテルの廊下ですれ違った女性もそうだし、トイレで出てきたモンスター軍団は論外。ほとんど「女性らしさ」というものを意識させない作中で、マライアだけが、唯一のセックスシンボルであるかのように女性らしさを振りまいているのである。そう、これがマライアなのだ。攻撃手段にしてもアクセサリーを使ってくれたりするし。いや、来週はナットやボルトになるけども、それでもちゃんとおっぱいミサイルにしてくれるあたりは気遣いの出来る子ですよ。今週はとにかくグンバツの足、そして尻。ずっと後ろ姿なのでそこばかりが強調されているが、のらりくらりと逃げ回る時の走り方もとても丁寧な女の子走りで、動作がいちいちフェミニンである。マライアって多分試合後も死んではいなかったと思うので、是非とも社会復帰してエロいお仕事にでも就いてほしいものである。あー、でももし肉の芽を使われてたとしたらDIOが死んだ時点でアウトかなぁ……。九栄神レベルの連中の忠誠心ってどうなんでしょうね。

 さて、そんなマライアを相手取るのは、まずはとにかくやかましいジョセフ。老いてますますうるせぇジョセフは、実はこれまでのバトルでもあんまりシリアス一辺倒になったことは無いので、「コメディバトルはポルナレフに任せる」っていう認識は確実におかしいのだが、今回はいつにも増してひどいありさま。その理由は、相手が女性なのでいまいち熱意が出ないってことと、相手がこれまで戦ったことのないトリックプレイヤーなので戸惑っているという部分があるのだろう。もともとジョセフの方が小細工で勝つタイプの人間であり、相手が力押ししてくることを前提にして、足を掬う戦法が基本。それに対し、マライアの場合は言ってしまえば「攻撃すらしてこない」スタンドであり、単にステージトラップを用意して自滅を待っているのである。そりゃぁ戦いにくいだろう。こうして近距離戦でもなし、かといって完全に遠隔操作でもない「中間距離戦」というのは、まさにジョジョならではのスタンドバトルの醍醐味といえる。まー、本当に全力で勝つ気ならばわざわざ正体を現さずにずっとつかず離れずでジョセフが勝手に死ぬところを見守るべきなんだけどね。おそらく、本体が近づくことでスタンドの効きを早める効果もあるのだろう(ホテル宿泊中にあまり磁力が上がらなかったのは、マライアが近づかなかったからだと思われる)。このあたりの扱いの難しいスタンドを、しっかり使いこなしているあたりにマライアのキャラが伺える。なお、「こんな能力があるならミドラーと組めば色々捗ったし、画面も華やかになるんじゃねぇの」とちょっと思ったけど、この時期のスタンド使いってまだまだ一匹狼が多いからね。どっかの二次創作とかスピンオフで「夢のスタンド対決」企画とかあったら面白そうだなぁ。

 で、ジョセフと一緒に行動をともにするのは、自称クール担当のアヴドゥルさん。「これは私の役回りじゃない」というメタ発言は、もうこの辺のバトルをシリアスにする意志がないという作者の意図の表れ。基本的に「ものを燃やす」くらいしか能がなくていまいち戦っても映えないアヴドゥルに新しい方向のキャラ特性をつけてあげようという親心かもしれない。あと、単にアメリカ人のジジイとエジプトマッチョが頬を寄せ合う不気味な絵面が描きたかっただけかもしれない。……多分後者だろうな。「磁石のスタンドとか面白そうですよね」「味方同士がくっついちゃって戦えないの」「ポルナレフとジョセフだと遊びすぎだし、もうポルナレフ使い過ぎちゃったね」「……アヴドゥルだと面白くね?」みたいな流れ。どんだけ好き放題やらかしても「キャラ崩壊」とか騒がれないのがジョジョという作品の不可侵性である。まぁ、登場時女の子だと思ってたやつがごつい野郎に変わってても文句言われない漫画だからな……。荒木飛呂彦・ゆでたまごは神域。

 ちなみに今回、ポルナレフ・承太郎組はお休み。のんびりジジイを待っています(ポルナレフは2週間後にまた忙しくなるからな)。しかし、金槌が飛んできた時のポルナレフの淡泊な反応は原作の時も違和感バリバリだったけど笑ってしまうな。お前、床屋にすら襲われたんだから、金槌が飛んできたらもうちょっと警戒しろよ。

 そしてもう1人、冒頭の病院のシーンはアニメオリジナルだが、花京院が思ったよりも早く合流出来るために何となく理由付けしてるらしい。窓の外を見ながら「承太郎、ジョセフさん、ポルナレフ、アヴドゥル、イギー……」とかつぶやかれると、その直後に「終わったよ……」って入れたくなりますよね。なお、このシーンで登場した看護婦さんの中の人はなんと宮森の中の人、木村珠莉である。何回聞き直しても分からない。まぁ、まだこの子の地声知らないからだけども。そして、何と言っても今回の注目ポイントは、マライアの中の人、高垣彩陽であろう。ここで彩陽である。ジョジョ出演声優としてはスフィア一番乗りだ。今後の作風を考えると、戸松とか愛生とかはあんまり出られそうにないので、この機会で出てきたのは嬉しい限り(美菜子は山岸由花子でも辻彩でも割と出来そうだ)。マライアが登場時に見せたどこかアンニュイなような、不可思議な色気がいい感じで出ている。次週は打って変わって色々元気になるが、引き続き彼女の名台詞がてんこ盛りなので期待大。やっぱり「圧倒的に上回っている!」。

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