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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  声優アワード新人賞受賞声優が顔を連ねる第22話。中継は見られなかったんだけど、相変わらずかな恵ちゃんとあいなまさんの身長差がすごかったらしいですね。利奈さんが主演賞を取れないのは、事務所縛りであるということがようやくワタシの中で本決まりしました。

 さておき、着実にまっとうな盛り上がりを見せている本作。今回も前話で展開したポルターガイスト話から過去のレベルアッパー事件へのきれいな接続が行われ、枝先ちゃんと木山先生が久し振りに台詞を与えられました。今の時点では、このまま行くとワガママ言い出した木山先生を御坂が懲らしめる展開しか思い浮かばないんだけど、展開的には(というかオープニング映像的には)テレスティーナさんが悪役で、木山先生とは「強敵と書いてともと読む」理論で共闘態勢にならなきゃおかしいわけで。レスキュー組織が影で木原なるサイエンティストと繋がっているっていうのが一番分かりやすい構図になるのかな。まぁ、構図はどうでもいいけど木山VSテレスティーナの熟女対決は燃えるものがあります。中の人的にはカルラVSウルトリィ。もしくは霧江VSベアトリーチェ。

 今回、ジャッジメントの入念な調査(というか、いつもの3人に思いつき)でポルターガイストの原因が判明したわけだが、例によってこれがよく分からないのがちょっと気になる部分。とりあえず確定しているのは「過去の実験でマズいものを投入されたチャイルドエラーが発信源」であり、「彼女たちは目覚めようとするとポルターガイストを引き起こす『暴走者』である」のが木原の悪行。そして、「この暴走は共鳴により拡大し、これまでの事件は枝先に共鳴した春上を中心に発動していた」ということらしい。まぁ、レベルアッパーの無茶理論が納得出来るなら、この程度の不思議現象は特に問題ではない。

 で、ここからが問題なのだが、まず、単純な解決方法として「共鳴する能力者が居ない場所で起こせばよくね?」というシンプルな疑問が1点。枝先はひょっとしたら無限遠からでも春上と共鳴してしまうかもしれないが、流石に10人全員がテレパスってことはないだろう(タイプ別共鳴理論が本当なら、10人の「能力者タイプ」はかなり分散しているはずだ)。とにかく少しずつでも起こせるなら、木山先生はさっさと学園都市を脱出すべきだと思うのだが。また、かつてスキルアウトが使っていた、「能力を無効化する装置」なんてものもある。あの事件の時は裏で何者か(テレスティーナ?)が手引きしてチンピラどもに納入していたようだが、「音波による能力の抑圧」なら木山先生の十八番分野だと思うのだが。ワクチンとか言う前に、まず、異常能力者になってしまった人間を「能力者でなくする」ことの方が楽な気がする。

 まぁ、そうした問題はひょっとしたら諸般の事情で叶わないのかもしれないが、そもそも今回説明されてた「能力者タイプ」ってなんなんだろう。確かにテレポーターとレールガンが同じ能力の発動とはとても思えないが、その区分で言うと、全部の能力はバラバラな物に見えるのだが。一応説明の時に「御坂は電子干渉能力と磁場干渉能力の2タイプを持つ」と説明されていたが、それってミクロのレベルで現象を観察すれば、やっていることは同じはず。2タイプに分類したのは、おそらく研究者の勝手なカテゴリ分類でしかない。それが能力者の「共鳴」に影響するとは、一体どういう状態なんだろうか。謎は深まるばかりである。

 そして、そんな能力云々のどさくさに紛れて、初春がこれまで隠し通してきた自分の能力をカミングアウト。あまりのショボさに世界中の佐天さんファンが暴動を起こしてもおかしくない。「お前、そんなそば屋の出前みたいな能力でレベル0に偉そうな口をきいていたのか」と。佐天さん、能力がない方が救われることもあるよ。外れ能力引くとたい焼き運ぶくらいしかやることないよ! ただ、初春の能力は「熱の制御」に分類されるので、これもミクロレベルまで突き詰めれば電子操作に分類される。電子(原子)の動きを止めれば全ての敵に勝ちうるというのは某水瓶座の聖闘士も語っていたので、初春もレベルが上がると氷に敵を閉じ込めたり、突然水を熱湯に変えるスタンドに目覚めたりするかも知れない。能力者って怖いな−。

 とまぁ、色々いちゃもんはつけていますが、今回のクライマックスは素直に納得出来る珍しい展開ではあった。前回文句を言った初春のワガママについては、ぎこちなく見えた黒子はきちんと自分の正当性を理解していたし、御坂もそれを指示するスタンスを取っていた。そこについては、流石のジャッジメントといえるだろう(ついでにきっちり変態行為にも及んでいるので二重丸です)。また、ラストで激情に駆られた木山を制する御坂も、理知的で正しい選択をしている。「助けられていないじゃないですか」という一言はあまりに残酷で、唯一木山の心象風景を見てきた御坂自身、その宣告をするのは非常に辛いはず。その上で、あの場で間違っているのは木山であることをきちんと伝え、全ての事情を理解した唯一の人間だからこそ出来る仕事をこなしている。情に流されずにきちんと役目を果たせるあたりは、流石に成績優秀な御坂さん。どこぞの感情論だけのそげぶ説教とはエラい違いである。

 失意の木山先生からそのままエンディングに繋ぐという演出もなかなか気が利いていて、レベルアッパーを失い何も出来ずにいる木山に突きつけられるのは「Real Force」。面白い演出でしたね。誰の仕事かと思えば、演出にクレジットされたのはカサヰケンイチ。いい仕事してますね。

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