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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 二人目の死者が出てしまった……第10話。今回は、どうやらあんな死に芸キャラのネタ披露回ではなく、終盤に向けて、シリアスに大きく舵を切る1話となりそうである。まぁ、その割に次回予告のテンションは相変わらず軽いんだけど。

 冒頭、いきなり前振り無しにウリたんとのバトルが展開しているところでまず驚く。絶対何かネタを仕込んでるのだろうと思いきや、なんとウリたんはそのままガチでにゃ〜たんにぶつかり、単にネコキック一発で沈むのである。お師匠様、とても弱いですです。まー、師匠といっても肉体面ではなくてあくまで座学における師匠なのだから、ステゴロで負けるのはしょうがないのであるが……ならピヨたんみたいにもう少し別な戦い方があっただろうよ。何で殴り合いでにゃ〜たんの実力を計る必要があったのやら。一応「チュウたんの動きが不穏なのでにゃ〜たんの実力を確認するとともに、あわよくば多少なりとも警告しておくですです」と思っての措置なのかしらね。まぁ、直接言えって話だけど。おそらくごま油一斗缶アタックを決めていれば、にゃ〜たんなんてひとたまりもなかっただろうに。

 さて、こうしてどさくさに紛れてソルラルシールをゲット。もう、残るシールもあとわずかとなり、ETM12もクライマックスである。このまま残ったシールを取りに行くかと思われたのだが、話はここで別な視点に振られる。まずは、今回サブタイトルにもなっているモーたんについて、にゃ〜たんとの愛情物語である。まだ記憶が残っていた頃のにゃ〜たんは、モーたんの生き様(人間と一緒に生活して、人に喜びを与える)に共感し、彼女を気遣ってくれた。本当に何気ない一言であり、普通に考えれば「ちょっと気のいい友達」程度の発言だったとは思うのだが、モーたんはあれでスイッチが入ってしまうらしい。確かに「家族になってあげる」はある意味でプロポーズといってもいいわけだが、あの流れで発言されたものに対し、66足もの靴下を強奪して匂いプレイに耽溺するようなヤツが「家族」とかいう概念を扱ってはマズいのである。どう考えてもあの回想シーンから今の2人の関係性には辿り付かないよなぁ……一体モーたんに何があったのでしょうね。何事にも全力で当たる性格が災いしているのでしょうか。

 そして、そんなモーたんの愛情は、密かに爪を研いでいたチュウたんに対しての敵対行動として表れる。チュウたんの抱える底知れぬ憎悪と、モーたんの持つ無償の(埒外の)愛情はその矛先が完全にぶつかる。にゃ〜たんを交えずともお互いを否定するためのバトルは可能なわけで、にゃ〜たんのクライマックスよりも先に、干支神のランク2位とランク2位の対決という、頂上決戦が幕を開ける。今回のバトルはまさに頂上決戦という名前が相応しいものになっており、お互いが持てる武力を全てたたき込む様子がダイナミックなCGバトルで展開される。モーたんはプロレス技をベースとした独自のスタイルで戦っているようで、冒頭でいきなり炸裂させた投げっぱなし(というにもいくら何でもぶっ飛びすぎる)ジャーマンや、フィニッシュでみせた最大必殺技の「肉牛超弾丸祭」の迫力はキン肉マンのごとく。ボウアンドアローの体勢でそのまま落下してダメージをたたき込むというのはこれまで様々な「ドライバー」を開発したキン肉マンでも未だ見たことのない荒技。確実に相手の背骨は砕け散ることになるだろうよ。流石に干支神ランク2位の実力は伊達ではない。普段は変態だけども、もしこれでにゃ〜たんがガチ殴り合いバトルを申し込まれていたら普通に負けてたんだろうな。モーたん格好良い。

 しかし、どんな技を使っても、どんな説得を試みても、復讐の鬼と化したチュウたんに決定打は与えられなかった。そのまま無情な返し技で一閃され、最終的には「えとたまを抜き、破壊する」という禁断の秘儀「干支魂神楽遷偶」で存在そのものを滅されてしまうのである。今回の「死」は、3話の時のウリたんのものとは明らかに扱いが違う。ウリたんの「死」については回りの連中の反応から「あまり重大事じゃない」ことは分かったし、事前に「干支神はエネルギーチャージが自動で行われる」ことを聞いていたので「まぁ、大丈夫なんやろな」とは思えたが、今回のモーたんの場合、存在そのものに否定を叩きつけられたようなものであり、来週以降、彼女が戻ってくる保証は無い。普通に考えるなら、抹消されてしまったモーたんはもう二度と干支神に戻ることは出来ないだろう。

 まー、この作品でそんなネガティブで悲しい結末は見たくないので、最終的には何らかの方法で復活してくれると信じているが、とにかくシリアス展開が止まらない今の流れは、もうこのままのテンションで余計な茶々入れ無しに走りきって欲しいもの。残るバトルでにゃ〜たんがどんな引き出しを開けてくれるのか、今から楽しみです。そして、改めてモーたんのご冥福をお祈りします。本当にいい奴だったなぁ……。エンディングで走馬燈モードが流れてたのに、シリアスに使える部分がほとんど無かったのも何ともなぁ……。

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