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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 もう薄い本すら必要ないんや! 第9話! 今回のエロシチュエーション、昨今のエロアニメの中でも突出してた気がしますね……いや、このアニメは決してエロアニメではないのだが……やっぱりダクネスさんとその他諸々のファクターって、何か1つでも歯車が狂ったらセクシャルハザードが起こってしまう危険性を孕みまくった状態なんだよな。

 もう、今回はストーリーが云々を語る意味は全く無い。とにかくいかにしてこのエロが成されたかを考えることしか我々に出来ることはないのだ。そしてこれを解明することが、「何故カズマはこんな性的なメンバーに囲まれているのに一切欲情しないのか」とか「普段どのように処理しているのか」という部分を解決する糸口になる。まず、カズマさんも(2回も死んでるけど)健全な青少年なので、人並みの性欲はある。そのラックでもって確実に「お宝」をスティール出来る特異体質からも確認出来るだろう。業界のレジェンドであるリトさんと違って相手が女性だろうが平気で外道な行いも出来る素質があるし、普段からそういった凶行に及ばない原因に「仲間想いだから」とか「モラルを遵守するから」といった理由は通用しない。その上で、わざわざ金を払ってまでして(有料だよね?)サキュバスさんのお店に出向いたということは、やはりそうした対象としてはメンバー3人を見られないということであろう。「関係性が壊れるとまずいから言い出せない」とかじゃないんだ。普段からムラムラしてる様子もないし。暖炉の前での宵の一時、アクアもダクネスもだらしないおっぱいがぶるんぶるん揺れてホントにけしからんくらい無防備だったのに、カズマの冷ややかな目線はアクアのこれ以上育たない知性なんかに向かっていた。カズマの中で、アクアやダクネスは性の対象ではなく、「ダ女神」と「イカレた女騎士」でしかないのだ。こんなに作画班が乳を揺らしてくれているというのに。アクアの垂れ乳は昨今のアニメ作画では類をみないくらいに残念なのに!(だからこそそそるものがあると一部で評判です)

 しかし、そうした「視界の外」にあった性的欲求も、サキュバスの一押し、「夢かもしれませんね」で割と簡単に瓦解したのが今回の最大のポイントといえるだろう。風呂場に入ってきたダクネスを前に、(おそらく童貞で間違いない)カズマがどっしりと構えていられたことは、「夢である」という誤解もあるだろうが、普段から性の対象として見ていないという事実もあるのだと思われる。その上で、勘違いをしたことでサービスを求めたというのは、ドライな打算もありつつ、「まぁ、改めて見てみればこいつも良い身体してるじゃねぇか」という、本人の台詞そのまんまである。ようやく、ダクネスの「残念成分」を取っ払って、女性としての肉欲部分に食い込むことに成功したのだ。今までどれだけ残念成分によるバリアが強力だったのかってことだよなぁ。どれだけ性格が悪かろうが、人格に問題を抱えていようが、あれだけのむちむちパッツンボディ(さらにルックスも標準以上なのではなかろうか)を前にして一切欲情しないというのは、よっぽどダクネスに懲りていたということ。ダクネスの全ての人格を見ないようにしていたということ。それがようやく、今回開け放たれたのである。

 そして、この「うっかりカズマの性の解放」は、普通なら成立するはずがない。もし風呂場に入ってきたのがアクアだったらカズマはゴッドブローによって一瞬であの世に送られていたはずだ。しかし、悲しいことに(?)入ってきたのはダクネスだった。常識を知らず、押されれば答えてしまう性癖の持ち主だった。これでダクネスが一も二もなくホイホイと言うことを聞いちまったら、それはそれでお話は終わりだ。何しろすぐさま「実は夢じゃなかった」ということが判明するわけで、一度の過ちは既成事実として刻印される。ダクネスの方は「カズマはサキュバスに操られていた」という諦め方が出来るが、カズマの方は、万一ダクネスに手を出していたら、その事実はずっと彼の中に残り続け、なし崩し的に、グループ内にセフレを囲う状態になっていたに違いない(とてもじゃないけどダクネスとカズマが真剣につきあえるとも思えないが、一度既成事実を作ってしまったカズマがそれだけで終わらせるとも思えない)。つまり、確実にこれまでカズマを押しとどめていた「残念成分」によるフィルターは外れていたのだ。ひょっとしたらそのままの流れで他の二人も食い物にした可能性もある。まぁ、それはそれで見てみたい展開ではあるのだが……それは成人指定マークが付いた書籍に譲るとしよう。

 ここでダクネスが守ったものは、自分の貞操に加えて、彼女のヒロインとしての魅力であった。「普段ドMと自称してて、エロいことなら何でも受け入れちゃう変態騎士」というレッテルを貼られていた彼女だったが、「実際にことに及ぶところまで押されると実は戸惑う」という、最強クラスの恥じらい設定が付与されたのである。その割にボディウォッシュまでならOK(?)だったり、ユルさもしっかり維持しており、男からしたら「良いの? 駄目なの? はっきりしないともうどうにも止まらないよ?!」という絶妙なライン上にある。いや、ライン上じゃなくて確実にアウトなんだけども。「奥手なくせに押せばオチる」。これもう、駄目じゃん。カズマ、次の夜にもう一押ししてくれればいいのに。……でもしないんだろうなぁ。あんな恐ろしい肢体が目の前に用意されているというのに、夢の世界に頼ってしまうんだろうなぁ……。なんだろう、無性に悲しくなってきた。

 何が悲しいって、こんな事にものすげぇ真剣に筆を割いて書き綴ってる自分に悲しくなってきた。なんで日本にはサキュバスがいないんですか?!

 あ、とりあえずかやのん色々ありがとうございます! ありがとうございます!

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