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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 恋人出来てたりあと少しで結婚のところまでこぎ着けたり、なんだかんだで割とリア充生活してる六つ子、第23話。まぁ、十四松はともかく今回のチョロ松は末期も末期だけども。ライジングな割には素直にあそこまでこぎ着けられたんだから、やっぱりダヨーン族って神なのでは。

 先にBパートに簡単に触れます、「ダヨーン族」。この話で注目すべきは、実は珍しく六つ子が「上」と「下」に分かれたというところ。おそ・チョロとか一・十四のようなコンビで展開することは多いが、3対3に分かれて行動しているのはなんだか珍しい。そして、上下に分けた時にどれだけ上3人が頼りないかが分かったのは収穫だ。一応、上の突っ込み役はチョロ松のはずなのだが、これが致命的に使えない。また、おそ松・カラ松の2人も、明確に突っ込ませないヌルッとしたイカれ方なのでチョロ松の平坦な突っ込みを受け付けにくいのだ。今回上3人のハイライトといえば飲み屋で管巻いてる兄貴面してるシーンくらいで、あとの部分では単なる「ながされた奴ら」である。それに対し、数字+トド松の構成になる下3人は色んな意味で頼りがいがある。キレのあるボケに丁寧な突っ込みのトッティ。ボケ倒すことも可能な変幻自在の3人組。ダヨーン坂を転がり落ちてる時の3人も、上の兄弟の束縛がないせいかやけに楽しそうだった。案外、この3人だけだったらイカれた上2人をトド松が支える形で上手くいく家庭になっていたかもしれない。返す返すも、上2人の残念っぷりが悔やまれるな……。まぁ、オチは文字通りクソだったので後は略。

 そしてAパートの「灯油」。何故今回Aパート感想を後に回したかというと、下手したらこれまでで一番好きなんじゃないかっていうくらいにハマったナイスエピソードだったため。あのね、私も兄弟の多い家庭に生まれたんです。さらに、冬場は寒さが厳しくてファンヒーターをよく使うような環境で育ったんです。今回の灯油エピソード、あり得ないくらいによく分かるんですよ、この空気。ヒーターが灯油切れのアラームを鳴らしたあの瞬間の緊張感。今回六つ子は「さっさと誰か入れてこいよ」って言ってたけど、灯油入れるのってすげぇ面倒なんだよ。ポリタンクから直接だばだば入れるわけにいかないからしょうゆチュルチュル(ポンプね)を使わなきゃいけない。これをシュコシュコやってヒーターの灯油缶いっぱいにするのって結構時間も手間もかかる。当然、灯油は室内に置くわけないのでこの作業は全て極寒の屋外でやらなければいけない。あげく、ポンプを缶から抜く時にほぼ確実に手に灯油が付く。これが石けんでこすってもお湯で洗ってもなかなか匂いが取れない。もう、灯油を入れるのはうんざりだ。私は幼少期、兄と2人部屋で生活していたのだが、ヒーターは2つに分けられた部屋の俺のテリトリーに置かれていた。もう、生まれながらにして「灯油を入れるのは弟の仕事だから」と決定づけられていたのだ。今にして思えば本当にクソみたいな設定だ。とにかく、そんな風に灯油というのは兄弟にとって大きな大きな問題の1つなのだ。

 そして、松野家兄弟がこれを巡って争うとき、見事なまでの策謀と下衆の思惑が交錯する。冒頭、平凡な冬の居間のワンシーンかと思いきや、ここから戦いが始まっている。トド松は献身的におそ松にお茶を出している! さらに、十四松は既にこの時点で寝ている(あと、チョロ松が読んでる本は「自意識との付き合い方」っていうやたら分厚い本。横書きのくせに開きが和書っていう謎の本だ)。第1ラウンド、こたつ争奪戦ではカラ松が一歩出遅れる。横入りしようとした時の他の4人の真顔が怖い。しかし立場の弱いカラ松も末っ子トド松相手には何とか兄の権利を行使出来るようで、こたつに5人が無理矢理入ったところで第2ラウンドに移行。

 互いに声に出さずに牽制し合う5人だが、真っ先にやり玉に挙げられるのは(当然)カラ松。しかしこれには理由があり、なんと「昨日も一昨日も俺が行ったんだ!」とのこと。つまり、残りの連中は「とりあえず灯油は一番クソなカラ松に入れさせればいい」と思っていたわけだ。実際、6人の中で最も心優しいカラ松は昨日まではその立場に甘んじていたようだが、流石に3日連続はおかしいと気付いた。どうやら今晩ばかりは鉄の意志で動かない。それにしても、ファンヒーターの灯油を毎日補充しなきゃいけないってことは、当然家から出ないニートは毎日毎日つけっぱなしにしてるってことなんだよな。……光熱費、馬鹿にならないよ……親御さんも大変だ(今更)。

 予定が狂った残り4人は、「寝ている」十四松を除外しての押し付け合い。ここで一松、先行逃げ切りの「寝たふり」。十四松の後を追う形になるのは仲の良い一松ならではの作戦だ。ここに外道神おそ松からのバーニングこよりアタックが炸裂するも、鉄の意志で守り抜く一松。そしてここでおそ松に尿意。策士トッティの先見の明がここで活きる。トド松と感性の近いチョロ松はいち早くこの状況に気付く……が、ここで突然おそ松らと協力しての末っ子いじめにシフト。ようやくここに来て一番シンプルな手段、「暴力」に出る。末っ子という立場の弱さを見せつけられて劣勢のトド松。そして、追い詰められたことで「6人で最も危険な男」が牙をむく。死なばもろともの換気アタック。これによって状況は最悪の持久戦に持ち込まれるかと思ったが、ここで最悪よりも最悪の展開、寝ていたと思われた十四松が寒さのために化けの皮を剥がされ、驚異の「寝たふり」が発覚する。そうだ、いつだってこの六つ子のトラブルにはこの男がいたのだ。

 この異常事態、処理が追いつかない5人に、十四松が追い討ちをかける。「灯油が切れている」という発言をわざわざ口にすることで戦況を一気にクライマックスへ。ついでに温かいスープで自分だけ逃走する奇行は流石の十四松。相も変わらず振り回される5人は、このまま放心状態で幕を下ろすものかと思われたが、十四松の最後の一撃は、「チョロ松名指し」というあまりにも危険な一手だった。もう、彼の思考が全く読めない。彼がチョロ松をどう見ているかも読めない。そして、これで決着するということは、やっぱりこの世界は十四松を中心に回ってるってことだよな……。敗者チョロ松。決まり手「十四松が怖い」。

 今回のまとめ。「カラ松優しい」「トド松ヤバい」「十四松もっとヤバい」。

 いつも通りですね。

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