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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 予想外過ぎるオチ、第8話。あれ? 今作ってひょっとして1人も死人が出ないハートフルストーリーなのでは?

 そこまで大きな動きがあったわけではない今回、メインとなるのは真咲の過去話だった。正直、現段階では彼女の話のどこまでが真実なのかを探る手段はないが、映像で語られていたエピソード自体は疑う余地がない。いや、一緒にいるメンバーからしたら単に話を聞いているだけなので信じるかどうかは別問題だが、我々視聴者からすれば、わざわざ映像になって語られた事象を疑う意味はないだろう。つまり、彼女は「何らかの関係性を持った」レイジという男性と一緒に過去に一度納鳴村を訪れたことがあり、帰路の途中でレイジが「現象」に遭遇し、その結果別れ別れになった。ここまでが真実だ。また、2人の物語に注目すると忘れがちであるが、道中で2人が「納鳴村に近づくことを警告する老人」に出会っているというのも重要な新出情報である。この老人はわざわざ「神山」とエンドロールでクレジットされており、「現象」のような非存在ではないし、ちゃんと意味を持った登場人物であることが(メタな情報ではあるが)含意されている。神山は納鳴村と思われる方角から、ちゃんと車が通れる幅がある路を軽トラックで走行しており、明らかに納鳴村のことをしり、そちらからやってきたように見受けられた。つまり、これまで一度たりとも発見されなかった「納鳴村の住人」、少なくとも「納鳴村の真実を知る者」である可能性は高いわけだ。一応、納鳴村が付近の地域では伝承のように語り継がれ、それこそ過去の妖怪譚に登場する「迷い家(まよいが)」のような存在であるという可能性も考えられるが(その場合、神山は単に近隣住民であるということになるが)、こはるんやレイジのように必死に伝承を調べていた人間がなかなか有効な情報を得られていなかったことを考えると、そうした住人がいるというのも考えにくい。神山の存在は、今後のシナリオでも注意すべき情報である。

 しかし、真咲の情報で確定しているのはここまでだ。一番の問題は、彼女がレイジと別れたあとにどこで何をしていたのかが定かでないということ。美影のように新聞記事に載っていた真咲と同一視するのは一足飛びなのでやや安直な気もするが、帰宅もせずに近隣に滞在して村探しをしていたというのはやはり違和感がある。彼女の話しぶりからもこの部分にはまだ何か含むところがあると思われるため、真咲も今回の一件で完全に綺麗な身になったとは言えないだろう。レイジという存在もまだひっかかるもので、本当にいとこなのかどうかも分からないし、演出上、彼の顔が一度も画面に映らなかったことも気にはなる。流石に既出の登場人物の1人と同一だ、なんてことは無いと思うが、一応、「もう1人の納鳴村探索者」としてのレイジも今後に関わるキャラといえるだろう。

 こうしてまとめると、現在分かっている真咲の独自ステータスは「脱出者」であり「リピーター」であるということだ。そして、彼女だけが村を出られた理由については、どうやらナンコさんの推理が良い線いってるようである。「村を出ようとしても『現象』に阻まれる」→「『現象』さえなければ脱出出来る」というのは素直な考え方であり、真咲が他の面々のように余計なトラウマ持ちでなかったからこそ独自の地位を確立出来たというのは面白い。また、このことが事実だとするなら、今回村を再訪した彼女が再びトンネルの中を自由に動けた(光宗が時宗に遭遇した際にも一切影響を受けなかった)ことは、現時点においても彼女が現象に遭遇しない立場にあることの表れである。ここで気になるのは、「じゃぁ彼女はレイジとの別れに心を痛めていなかったの?」という部分。話だけを聞いていれば、「巨大なレイジ」とかが登場して路を阻んでもおかしくない状況だとは思うのだが……。また、これだけ不安定な情報しか得ていない彼女が、さも全てを知っているかのように光宗をトンネルに導き、そこからの脱出を促したことは一番引っかかる要因だ。彼女がこれまで村で行ってきた不審な行動は、今回明かされた過去話だけでは説明がつかない部分が残されている。多分、まだもう1ピース何かが残っているのだろう。

 真咲についての情報は、作中の人物よりも視聴者の方が得ている部分が多いくらいだが、それでも分からないことは残っている。そんな状況では、当然メンバーたちが真咲の扱いを巡ってごたごたするのはしょうがないこと。現時点では光宗とこはるんくらいしかいない真咲擁護派は不利な状況で、らぶぽん・美影を筆頭とした真咲バッシングの勢いは強い。残りの連中は単に状況に流されているやつがほとんどだが、前回も書いたように真咲に当たる勢いが理不尽に強く、非常に迷惑な状況である。そして、そんなところに颯爽と現れるバス先輩!! いやぁ、運転手のこの存在感な。バスはあれだけの人数で動かせなかったのに、一体1人でどうやって動かしたのだろう。まー、一応持ち主だから扱い方には一日の長があったんですかね。そもそも村の中までバスで来られるなら最初からそうしろって話だったんだけども。ひょっとしたらこのバス、運転手の念の力で爆誕した幻影じゃあるまいな。

 突然のバスアタックで一応命拾いする真咲。そして光宗・颯人がそこに同行する。運転手の目的は終始一貫して「娘との邂逅」なので、彼の行動原理については特に悩むこともないだろう。ただ、他の参加メンバーとはいくらかノリが違うので、ちょっと扱いにくいところはあるけども。他のメンバーはVSバスを想定して悪ノリとしか思えない戦闘態勢。美影が率先しているのはまぁ分かるのだが、その後ろについて前回あたりから存在感が増しているのはやたら鬱陶しい帽子の男である(鳥安という名前らしい)。ミリタリーコンビみたいな使える実働部隊は今回動くのかな。

 そんな刹那的な状況で、朗報は2つ。1つは、メンバーの中の理知の代表であるナンコ・リオンコンビがさらに距離を縮めて事実上の同盟関係を結んだこと、そして、数少ない光宗擁護派(仮)であるマイマイも味方に引き入れられたこと。ナンコさんはこれまでズバッと真実に迫る発言以外はしておらず、本当に頼りになる存在。腹の肉をつまみながらの「じゃあ、推理してみようか」は新しい名探偵のトレードマークになるかも。

 そして、もう1つの独立グループはこはるんとヴァルカナの「なんだか良い雰囲気」カップル。ついにダーハラは影も形もなくなりました。こはるんははっきりと目的意識を持って真咲擁護のために動こうとしているし、ヴァルカナさんも彼なりの正義を持ってこはるんの志を受け止めた。「何も信用しないと決めたのに、この場所の存在を信じてしまった自分の落ち度」というのはけだし名言である。そして、そんな2人が美影派に先んじて行動を起こそうとしたら……。

 ケツさん?! 何がどうなっている? 彼は生きていた。どう考えても野外で1日2日もろくに生きられなそうな奴が。しかも謎の弓で武装し、その狙撃スキルも存外高かった。何者なんだケツさん?! いや、でも最後に転げ落ちてたからやっぱり大したことないよな。この調子で、よっつんもどこかから襲ってこないもんですかね。

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