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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ばくおん!!」 5→5

 凜のナンバープレートが「おっぱい」なことに最終回で気付いたよ。そんなどうでもいいことに目を引かれても一向に差し支えない作品。

 なんだかんだと毎週感想を書いてきたアニメなんだけど、ぶっちゃけ、そこまで身を入れて見ていたわけでもない。単に「けいおん」再放送と同じ時期に放送されていたというよく分からない偶然が面白かったってのが大きい気はする。私の中でも「けいおん」はとても大切な作品ですのでね。そんな歪んだパロディが起点となったアニメだが、方向性は真反対。癒しと善を求めるのがけいおんであるとするなら、毒と悪を求めるのがばくおん。その刃は時に自転車に向けられ、時にスズキ製品に向けられ、そして時にバイクという文化そのものに向けられている。最終回なんてその最たる事例で、バイクを下りた面々を見て羽音が「みんな賢くなっちゃったんだ」と漏らしたり、バイクが無くなった世界を「世界はこんなに綺麗に回っている」と評したり、バイク愛を謳った作品であるにも関わらず、徹底的にバイクという存在をこき下ろし、自虐の極みを目指している。こんだけの作品を描いてるんだから原作者は間違いなくバイク好きなはずなのだが、それを正面切って出せずにこうした自虐満載のネタ作品として出てくるあたり、現代社会のバイク文化の苦境が窺えるというものだろう。

 そうしたバイク文化の諸々を見せてもらう、新しい世界への導入アニメとしては、なるほど確かに勉強になる作品である(まぁ、三国無双やって三国志勉強するみたいなもんだろうが)。色々と想像もつかない、ピンと来ないネタも多かったのだが、私のようにバイクに興味がない人間がそこに引っかかりもしないのは既に前提条件だったろうし、それ以外の萌え部分でちょっとでもかする要素があって、そこからネタ込みでバイク道に引きずり込めれば勝ち、みたいな作品だろう。長年コピペとして愛されていたカワサキネタのように、バイクを何も知らない人間ですら、何となく「そういうこと」を聞いたことがある気になれば、布教アニメとしては何の問題も無い。そういう視点からみれば、一定の効果をあげ、充分満足行くアニメ化だったということになる。

 ただ、正直言うとやっぱりもう一声欲しかったかな。テレビ放送に際して原作のどぎついネタは多少制限されることになったとも聞くし、「分かる人さえ分かれば良い」という漫画原作と違い、アニメの場合はいくらか「分からない人にも見られてしまう」という負い目からか、攻め方が半端になっていた部分はある気がする。また、せっかくアニメになって動きがついたというのに、あまり動きの部分で見せ場が無かったのは残念なところ。まぁ、元々監督の西村純二は動きの妙よりもカッティング、構図で見せていくタイプの人なので、バイクの1枚絵の見映えがすればそこは及第点ということなのだろうが……。あんまり西村演出としてもアクの強いものは出てこなかったのでなぁ。萌えアニメとしての破壊力も今ひとつで、エロと萌えを前提にしたはずの作品なのに、あんまりピンと来るシーンが無かったのは残念である。

 結果的には「原作漫画のネタのまだ放送出来そうなレベルの部分を切り取り、そのまんま流しただけ」みたいな状態になってしまっている。あんまりアニメにする必要性を感じないアニメだった。いや、意外と難しい部分なんだよね。バイクの格好良さって、1枚の写真からでも感じ取ることが出来るけど、いざ動かして見て「動きの格好良さ」をさらに見せるのって結構大変だと思うんだよ。それなら、もう開き直って1枚絵でバイクを描いてディティール部分で見せていく方が楽だし、確実なんだ。そして、バイクを見せようとしたらそこに乗っている女の子は(メット被ってることもあって)どんどん背景化してしまうことにもなるしな。そのあたりが「バンドアニメ」のけいおんとの差にもなっちゃってるんだと思う。いや、最後の最後までけいおんと比べる必要は全く無いのだけど。

 一応「アニメにしたことによるメリット」としては、当然キャラが動いてしゃべってくれる、という部分があげられる。今作はメインヒロイン勢がきゃぴきゃぴする部分が大半なわけだが、それ以外にも何故かイニシャルDまがいの渋いおっさんキャストががっちり脇を固めているあたりも見どころ。キャスティングでその辺はこだわってたんだろう。メインキャストはやっぱり羽音・もじゃ・凜のトライアングル構成がお見事。上田麗奈は持ち前のポンコツさが振り切れて「豊崎愛生の平沢唯」に決して負けないだけのパワーを発揮してくれた。単なるほわほわでなく、どこか狂気を感じさせる危うさが良い。もじゃ・凜の夫婦漫才はローダンセ的な安定感があった。あと、単に調子に乗ってるゆーみんは聞いてて楽しいのである。

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