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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 音石のギターしゃべりすぎ問題、第12話。「イエェス」の時点で吹いたけど、カアチャンコロシテヤルゥは絶対口でいうてますやん。

 前回の作画リソース節約分を一気に吐き出したような気合いの入った一本。12話目ってことは一応クールの境目、1クール目の締めとも考えられるわけで、なかなか良いバランスででかいマッチを持ってきたことになる。レッチリさんの電気ビリビリエフェクトもなかなか見映えがしたし、何よりもこれまで散々溜めて満を持して登場した音石明のキャラが(そして顔が)実に濃い。荒木先生のロックミュージックへの愛着と偏見が凝り固まったような見事なキャラになってるよなぁ、音石。まぁ、実際は19歳で音楽で食っていこうとしてる単なるフリーター(?)なので、人間としてもあんまりほめられたもんじゃないのだが。多分レッチリを身につけてからは軽犯罪は犯し放題だから働いてないだろうし。でもスタンドの強さってのは精神力の強さだからなぁ。こんなヤツでも熱意は本物なのかも。とりあえず杜王町でくすぶってないで東京出て頑張れよ。メンバー募集、当方ギター及びスタンド。

 さて、そんな音石の操るレッチリであるが、こうして改めて見ると色々と謎の多いスタンドでもある。前回も「レッチリのパワーが消費出来る電力に比例するのは何故?」っていう疑問を提示したが、今回はさらに、彼の遠隔操作能力についても言及されている。あくまで康一が勝手に考えていただけなのでもしかしたら事実に反している部分もあるのかもしれないが、音石自身がラジコン飛行機を持ってきたのだから康一の推測は大体合っていたと見るべきだろう。となると、彼のスタンドは「電気のある場所なら、直接電線などで接続しなくても、電気供給さえ可能なら無限遠まで遠隔操作出来る」ってことなのだろうか。バイクやラジコンのバッテリーでは大した実力も出せないのでまだいいが、極端な話、大容量のバッテリー1つを宇宙まで飛ばせば宇宙空間でも戦えるスタンドってことになるんだよ。他の遠隔操作スタンドとは比べものにならない汎用性だよな。似たような性質を持つスタンドに5部のクラッシュがいるが、あれもひょっとして水さえあれば無限に射程を伸ばせたんだろうかね。

 あと、「レッチリが取り憑いてるならリモコンの電波も関係無い」って言ってたのもよく考えると分からないよな。つまり、レッチリは意図して電気回路に働きかけをし、飛行機を操縦出来るような精密動作が可能ってことなんだろうか。例えば遠くのパソコンに電流として流れ込んだら、ハッキングみたいなことが出来るんだろうか。もしそうだとしたら、現代社会ではすごく強くて強すぎるくらいのスタンドである。ひょっとして、先週の「仗助の家のテレビにいたレッチリ」もマジで液晶の回路をいじってレッチリっぽい映像を表示させていた可能性が……。さらに、電力回収能力という破格のブースターまでもが付属するのがレッチリのすごいところ。念能力でたとえるなら強化系と変化系と操作系を全部スペシャルレベルで使えるみたいなもん。普通の送電線なんて電圧に規定があるんだから「杜王町の全ての電力を一箇所に集める」なんてことは概念的にも物理的にも不可能だと思うのだが、それをやれちゃうのがスタンドのマジカルなところ。あとついでに「東方家のメーターに全部電気料金を押しつける」っていう能力も持ってる(あくまで自称だからはったりかもしれないが)。まぁ、電気回路が操作出来るなら料金メーターくらいはちょちょいのちょいだよな。

 ガチのバトルでも、電気の力を持つレッチリは「ほぼ光速」だし「電力に比例したパワー」も持っているため、歴代スタンド能力を全て引っくるめてもトップクラスの白兵戦力を有している。Cダイヤモンドを相手に正面から打ち破ったということは、おそらくスタープラチナとのタイマンでもやり合うことが出来るはず。ザ・ワールドとかそのへんのレベルと遜色ないのである。唯一の弱点は「電力供給がない場所で活動出来ない」なわけだが、今の日本だったらそんなことはあんまり心配しなくてもいいしな。うわぁ、なんか書き連ねてたらどんどん強キャラ感が増してるよ、音石さんマジパねぇ。なんで負けたし。まぁなぁ、「3分あれば足りる」って言ってる試合で、実際に対戦始まるまでにすでに3分経ってるくらいに無駄話が好きだしなぁ。散々戦っておいて「まだ2分ある」とか言われたときは流石に笑ったわ。まぁ、アニメあるあるなんだけどさ。一度は死んだふりをしながらも必死に復活して船に潜り込み、どこかからSW財団の衣装まで調達し、あと一歩のところまで粘った精神力も音石さんの凄いところ。まぁ、あの状況でもしジョセフが倒せてたとしても、とても船から無事に逃げられるとは思えないけど。あのシーンでどうやって音石が息を吹き返し、まる見えなはずの船着き場で康一君と仗助の目を盗んで海に逃げたのかは、誰にも分からない永遠の謎なのです。あと、あんだけふざけた風体のくせにSW財団の一職員を騙って押しきれるだろうと踏んだ鋼のメンタルも謎なのです。他の船員も「こいつ……誰だ?」じゃねぇよ。どう考えてもおかしいだろ、そいつ。億泰があの2択で悩むのは……まぁ、億泰だからしょうがない。ちゃんとキメてくれたからいいのよ。

 その他の小ネタとしては、個人的に面白かったのは冒頭部分でモーターボートのバッテリーを調べていた仗助がちょっとオーラっぽいものをまとっていた部分。あそこのシーンは原作でも分かりにくかった部分で、何をもって「レッチリが潜んでません」と断言出来たのかは謎だったのだが、おそらくスタンド使いは意識すれば「スタンドエネルギーの流れ」みたいなものを感じられるってことなんでしょうね。まぁ、仗助のことだから、いっぺんバッテリーをぶっ壊して直す行程を踏んだ可能性もあるけど。これの上位バージョンというか、よりはっきり能力としてあらわしたものが、生命エネルギーを感知してスタンドか非スタンドかを調べられるゴールド・エクスペリエンスである。

 さて、無事にジジイを確保することに成功したが……まぁ、ジジイってこれから先も特に出番があるわけじゃないんだよな。次回のお話が唯一の活躍エピソードだもんなぁ(一応そのあともう1回シナリオの重要なポイントに関わることになるけど、その時はジョセフ自身が大事なわけじゃないし)。そう考えると、来週は「ジョセフジョースター、人生最後の活躍」です。心して見よう。

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