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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あぁ〜〜全てが繋がるんじゃ〜〜第7話。今回も色々とたぎるお話の多い回でしたな。スタートした時には「なんでこっちが絶望編やねん」と思っていたが、もう、盾子ちゃんフル回転のおかげでこれ以上無いくらいに絶望要素に溢れかえっております。ようやくロンパらしい世界になってきたねぇ。

 ファンにとってはニヤッとする演出なんかも山盛りでかなり原作愛に満ち満ちたお話。原作だけでは分からなかったあれやこれやが一気に明かされる気持ちよさは格別のものだ。冒頭、御手洗との感動の出会いを果たした江ノ島は、一体彼のどこに惹かれたのかと本人すらいぶかしがっていたが、その謎は彼の作ったアニメーションを見ることで氷解。なんと、彼の作る「超高校級のアニメ」は単なる素敵なアニメではなく、脳や生体に直接働きかける一種の電子ドラッグみたいな存在。もちろん御手洗自身は悪用する意図などなく、「アニメ」としての最高品質を目指したが故にあんなストイックな状態になったわけだが、そんな素敵な代物を江ノ島さんが放っておくはずがない。滂沱の涙を流しつつ、残姉ちゃんと2人で御手洗を籠絡しにかかる。彼のデスクトップに表示されているのは作品の象徴とも言えるリボルバーのアイコン。江ノ島が手に入れたもの、それは人の脳すら操る禁断の力。全ての歯車が噛み合い、一気に回り出したのだ。

 御手洗は元々学校に行っていない身だったこともあり、江ノ島に事実上拉致監禁された状態でも、世界には何の影響も与えない。が、彼の消息を知っていた数少ない人間、「偽御手洗」と蜜柑ちゃんは彼の不在に気付く。たまたまむくろちゃんと鉢合わせした蜜柑は、そのまま彼女の持つ(もうひとつの)超高校級の才能であるラッキーどスケベを発揮して確実に一般向けアニメではアウトな体勢で大胆に拉致られることに。流石すぎますよ、罪木さん。あ、その前のシーンで御手洗(偽)が格好良く壁ドンしてるとこも個人的にツボ。あいつ、あのナリなのに素養はイケメンなんだよな。そして、ここでむくろちゃんに捕まって引っ張り出されたのが罪木だった、というのもあまりにも象徴的。罪木の不安定な様子を見た江ノ島は、一目で彼女の持つ「素質」に気付いたのだろう。おっぱいマウスパッドや抱き枕にしてもいいが、彼女自身が、おそらくは「絶望転化」の事件素体第一号として適任だと認められたのではないだろうか。元々ネガティブな要素が強く、ちょっと転げただけでもマイナス方向に振り切れそうな罪木は、電子ドラッグによる絶望調教にはもってこいである。着実に、絶望の種はまかれていくのだ。

 そして、ついに事を起こした江ノ島さん。これが「史上最大最悪の事件」の真相だったというわけだ。彼女が起こしたのは、言わば「コロシアイ学園生活」のプレイベントみたいなもの。見ていれば分かるが、「1」で行われたイベントの萌芽がそこかしこに詰まっている。まぁ、どうやってあの晩に学園を掌握して閉鎖空間を作ったり、システム面で全てを取りしきったりしたのかはさっぱり分からないが、その辺は天下の江ノ島盾子が何とかしたんだろうよ。よく見れば彼女が指示を出している管制室は「あの」部屋なのよね。そして当然生徒会の面々が殺し合いをしている教室も、廊下も、全部「あの」学園だ。なんかもう、うずうずしますね。江ノ島の顔に陰影がつき、顔がモノクマっぽくなる演出とか、たまらないです。モノクマ自体はもうこの時点で江ノ島の手元にいるんだよな。

 まぁ、コロシアイの方法自体はまだ荒削りなので、生徒会連中にやらせたことは興も何もあったもんじゃない雑な殺し合いではあるのだが、そのあたりはもう少し回数を重ねることで(?!)洗練されたゲームになっていくことだろう。残姉ちゃんのお歌がお上手なことが分かったのはそれだけで収穫だ。そして、仕上げは全ての手柄(?)をカムクラにひっかぶせて学園を煽ること。そう、カムクライズルの起こした大事件というのは、こうして江ノ島盾子が全て用立てたものだったわけだ。流石江ノ島さん。これでカムクラ自身をぶっ壊しながら、学園の腐敗した体制にダイレクトアタックを仕掛け、「希望の学園」をそのまま「絶望」に転化することが出来たわけだ。さて、ここからの残された展開としては、77期生の料理と78期生の下拵えってことになるのかな。罪木や御手洗を足がかりに、残りの連中を全部叩いていく経過が見られるのかしら。もう、それだけでワクワクする。

 そうそう、江ノ島さんはフル回転だったけど、もう1人の問題児である狛枝の野郎は何してるかっていうと……サービスシーンだよ……いい身体してやがんな、狛枝め……。彼は停学中の時間を使って何か悪だくみしてるんじゃないかって勝手に勘ぐってたけど、マジで単に諸国漫遊してるだけだな、あれ。間もなく戻ってくるって言ってたけど、こんな絶望的な状況の学園に戻ってきたらアイツ嬉しくてどうにかなるんじゃなかろうか。当然、彼も江ノ島と顔を合わせなきゃいけないわけだが……考えてみると、我々はまだ江ノ島と狛枝が直接対峙してる姿って見たことないな。一体どんな噛み合わない会話が展開されるやら。

 こんな大ピンチの状況に、大人達も動いていないわけではないのだろうが……後手後手だねぇ。雪染先生は生徒達を支えるくらいしかできそうもないし、逆蔵に至っては落ち込んだり愚痴ったり。こっちの逆蔵は悩んでる分だけ「未来編」の逆蔵よりもちょっと良い奴に見えるのだが、やっぱり基本的のは脳筋だから役に立たないのか。しかもなんか三角関係こじらせてるし。あ、前回の台詞で完全に「逆蔵も宗方狙いなのか……」って勘違いしてごめんね。だってそうとしか思えなかったんだもん。そりゃそうだ、普通に考えたら男女男の三角関係なら……ね。この関係性、未来編で引きずる……よなぁ。あとは学園長とか天願じいさんの動きとかも描かれてたが……まぁ、彼らは単なる善人だからどうしようもない。問題はその脇にいる黄桜である。学園長に「娘を頼む」って言われてたけど、これまでの情報だけを見れば霧切さんが黄桜から「何か助けてもらった」記録って無いんだよな。どうもアイツの浮ついたポジショニングも気になるところだよなぁ。

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