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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 インテリが溺れる愉悦、第4話。今回のことから我々が学ぶべき教訓は1つだ。「芳忠ボイスの上官の言うことを聞いてもろくなことはない」。

 予定調和の転落模様。ターニャちゃんがドヤ顔を極めれば極めるほどに、そこから転げる落差がおかしく見えるのはいつもの通りである。前回あれだけ頑張って何とか前線から逃げおおせたというのに、憧れのキャンパスライフの中にもいくらでもトラップは待ち構えているのである。結局、今回途中で上層部の誰かが言っていた台詞が全てであり、つまりは「有能な人材を遊ばせておく余裕なんてない」のだ。悪目立ちしてしまった時点で、ターニャがこの国の軍部の思惑から逃れる術はなかったということ。まぁ、指揮官として、戦略家としての有能さだけをひたすらアピール出来ていれば憧れの後方任務に落ち着く道もあったのかもしれないが、あのマッドな博士とのやり合いで無駄に魔力の高さと実地戦闘力の高さを見せつけてしまったために、もう勲章が足かせにしかなっていない。こうなったら後は諦めて死地へ赴くしかないんですね。これこそが存在Xのお望み通りの素敵試練でございます。

 いつも通りの悪辣な心中は今回もなかなかに白熱。見どころはといえば、やっぱり図書室から連れられて開催される一連の諮問シーンだろうか。何しろ元は企業の人事を担当していたおっさん。どうやったら上層部に良く見えるか、何が自分の部署を左右するかは全部分かった状態(だと思った状態)での対決となる。元々の狙いはそれこそ「司令官としても有能だし、このままお膝元に置いてもらってブレーンとして働けるくらいの実力を見せつけてやるぜ」くらいだったんじゃなかろうか。しかし、彼が唯一見誤り、それ故に過剰に防衛線を張ってしまったのは、自分の置かれている土地が平和な日本の企業研修ではなく、現在戦時まっただ中の軍人どうしの対話だったということを失念していたため。戦況や戦術に対してどこか日和見な発言をしてしまえば、それは愛国心の欠如ととられ、軍人としての資質を問われかねない事態になる……かもしれない。いや、正直そんな些末なことで彼女の待遇が変わったとも思えないのだが、人の腹の中を周到に読み進めてきたこれまでの彼(女)の人生が、思わず軌道修正のアクセルを踏みすぎる。日和見で良かったのだ。弱腰で見くびられても良かったのだ。彼の知識の中には、おそらく軍国主義のわが国日本、一億総火の玉の玉砕精神が強くインプットされていたに違いない。そこまでやらなければ、自分の身が危ないと構えてしまったに違いない……。

 で、芳忠さんから命令されるわけですよ。「オマエが良いって言ってたからやるんじゃない」と言われたら、そりゃ断れません。目を背けられません。かくして憐れなターニャちゃんは、前線どころか戦局をひっくり返すとんでもない部隊に配属され、しかも「参加する」じゃなくて「率いる」側に回される。まー、すでにレールは引かれてたんだから、今更ちょっとやそっとの小賢しさを見せても結果は同じだったと思うけどねー。この期に及んで宿題の多さを理由に先延ばしにしようとしたり、本当に涙ぐましい頑張りが哀愁を誘いますね。ほれ、さっさとメンバー揃えていってらっしゃいだ。

 今週の最大の萌えポイントは、晩餐に招かれたけどちっちゃいからお子様椅子に座って食事するターニャちゃんです。本棚にも手が届きませんしね、ちっちゃいと大変ですよね。身長145㎝だとね(中の人の公式身長)。

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