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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 結局一度味をしめると全部行ってしまうようになるよな……。というわけで、3回目の舞台挨拶上映会でございます。1章の時に「オッ! 京都でも舞台挨拶やってくれるんか!」と嬉しくなったわけだが、無事に最後まで全部回って頂いてありがたい限り。今回はいよいよぱるにゃすの登場ですよ。チケットは座席が完全に抽選なのだが、今回はラッキーなことにかなり前の列の中央だったため、三森・花澤・照井という綺麗どころ3名を目が潰れる距離で拝観することが出来ました。ありがたやありがたや。声優オタクは声優を見るだけで寿命が延びる生き物なのです。同日に同じ劇場でアイマスのライブビューイングも実施されていたようなのだが、多分私と似たような生態系の人間はたくさんいたことでしょう(決めつけ)。

 

 

(以下、一応映画の内容に触れるけど、もうネタバレとか無いよね)

 

 




 

 舞台挨拶と映画の内容のどちらから触れるべきかちょっと悩んだが、まぁ、時系列順にいきましょう。今回は放映後のイベントだったので、とりあえず映画の視聴が先です。おかげでぱるにゃすに「皆さん、映画を見た後なので表情が暗く……あっ(なんか失礼なことを言ってしまったと思い慌てる)、いや、そうでもないですけど」とかいう訳の分からないことを言われてしまいましたよ。そりゃまぁ、3章を観た後で朗らかにご歓談しろと言われても無理なのはしょうがない。何しろ映画単体で切り取ったら、いかに友奈ちゃんとの出会いがあったとはいえ、どう考えてもバッドエンドでしかないのだから。テレビシリーズがこの「鷲尾須美の章」から新たな「勇者の章」につながっていくっていうデザインは、おそらくこの「バッドエンドでは終わらせない」という意識の表れなんでしょうね。まぁ、実際の時系列では1期が挟まるわけで、1期最終話で終わらせておけばええやん、って話なんだけど。あぁ、でもそれだと園子が救われないのか……。

 とりあえずの「バッドエンド」だが我々視聴者がなんとか受け入れられるのは、すでにこの結末に辿り付くことは知らされており、心の準備が出来ていたから。そうでなかったら、大赦が園子を回収していくところなんてしんどすぎて観てられなかっただろう。いや、分かっててもやっぱり今回は辛いシーンのオンパレードではあるのだが。東郷さんが散華してから園子が単身で突っ込むところが割とあっさり目で終わっていたのは視聴者への心遣いだったのでしょうかね。あそこが描かれないことにはどこかモヤッとしたものも残るが、そこを詳細に描写されても我々の心が耐えられない可能性もあったので悩ましい。東郷さんから見たら「何だか分からないけど、親切にしてくれた見知らぬ女の子の死闘」シーンという場面なので、彼女の視点から切り出すのも難しいしなぁ。

 個人的に今回のパートで一番感じ入ったのは、「銀ちゃんが一切登場しなかったこと」である。いや、当然回想なんかは出てきているんだけど、キャストクレジットに花守ゆみりの名前が無かったことからも分かる通り、銀ちゃんは一切しゃべってないんだ。ただ、棺に収められた静かな寝顔があっただけ。これだけ「彼女の思い出」を頼りに戦い続けている2人を描いたのだから、どこかに銀の声が聞こえてきてもおかしくないはずなのだが、脳内でも、幻聴でも、とにかく銀はもう話しかけてくれない。彼女の「損失」がどこまでも重く2人にのしかかり、最大の行動原理になっていることが分かる。また、個人的に一番感じ入ったのはそんな2人の小学生の死闘よりも、むしろその2人に残酷な運命を次々に課していく先生の存在。彼女だって絶対にこんなことはやりたくないはずなのに、大赦の命に従い、大勢を救うために心を鬼にして尊い命を捧げている。これまでなんとかそんな自分の「お役目」と向き合ってきた先生が、最後に園子を回収するシーンで、ついには他の大赦の職員同様、仮面を装着することを選ぶ。彼女が彼女でいられなくなったということなのだろう。彼女の「損失」も、今回の作品では大きな悲劇の1つであった。

 以上、まぁ、辛いシーンしかないのは事実なのだが、それでも未来につながる可能性を我々は知っていますからね。鷲尾須美だった人生が、東郷三森によっていくらかでも贖われていくことに期待しましょう。

 

 話題変わって舞台挨拶の件。まぁ、こちらもお約束の話題が多かったといえばそれまでだが……やっぱりさ、照井春佳はものが違うね。これまでの花守パターン、ゆーみんパターンのどちらとも違って、ほんの一言で全部持っていく様子はまさに樹海化現象。隣の花澤香菜(年下)に「ねぇ、どういうこと?!」ってマジで聞かれる残念な人。自分で数秒前に言った名前が間違ってたんじゃないかと不安になって会場全体に確認する人。舞台前で進行をやっていたスタッフからカンペのスケッチブックをもぎ取って会場全体に見せてくれる人。そんなぱるにゃすが今回のイベントでなんと京都初上陸だったんですって。あらおめでとう。今度是非ゆっくり遊びにいらっしゃい。

 えーと……ぱるにゃすの記憶しか残ってなかったな……花澤さんは京都の好きなスポットを尋ねられてパン屋の名前を即答していました(平常運転)。三森さんのお薦めスポットは下鴨神社だそうです。

 最後に一つだけとても大切なことを書いておきますが、普通、イベントの時ってキャスト陣は全員正面を向いているので特に目立たないんですが、入退場の時には当然横から見るわけじゃないですか。横から見るとさ、1人だけものが違うんだよね……。なんというか、こう、身体の厚みというか、部分的な装甲というか……知識として知ってはいたのだけど、実物を見たら想像以上だった。作中の「勇者部所属」の温泉シーンでは友奈ちゃんが東郷さんにインタビューしてましたが、中の人の場合は真逆だからね……。最終的に、今回のイベントで一番印象に残ったのはそこだったのかもしれません。

 最低の視聴者ですみません。秋からの本放送が楽しみですね!

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