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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「プリンセス・プリンシパル」 5

 ロンドンの町並みに怪しく暗躍する女の子たち……よし、ミルキィホームズやな。

 ブリティッシュな何か。アニメとしてはそんなに登場するロケーションではないが、このイギリスのどこか怪しげな「霧の街」も、フィクションのモチーフとして人気のある場所だ。ただ……これさ、「東西に分断されたロンドン」って言ってるけど、流石にロンドンは東西に割る意味が無いんじゃなイカ? ドイツ・ベルリンなら大陸内部で東側・西側を分断する場所としての意味があるけど、ロンドンって島国の海寄りの場所、っていうだけでしょ。そこを分けても、西側になるのって「残りのイギリス」だけじゃん。流石にそんなところに壁が出来るような事件は起こらない気がするのだが……いや、イギリス国内だけでの内紛とかならいいんだけどさ。どうも最初のナレーションからすると違う気がするんだよね。その壁、本当に意味あるんか?

 まぁ、とりあえず作品としては「イギリスだけど亡命やらなんやらで壁を挟んだすったもんだがあるんだよ」という舞台設定だけがほしいのだろう。あんまりその前提を考えてもしょうがないのかもしれない。年端もいかぬ女の子たちが切ったはったの大立ち回りをするヨーロッパなお話ということで、どこかシニカルなところも含めると「ガンスリンガー・ガール」あたりが近いだろうか。まぁ、あれよりもだいぶアニメ的なお話に寄ってはいますが。製作スタジオは「フリフラ」や「天メソ」のStudio 3Hz。1話目ではカーチェイスのシーンの町並みの流し方などに相変わらずのこだわりが見て取れる。薄暗く煙った画面にこれだけの彩度で映像が乗せられるのだから、今作も映像部分については心配する必要はなさそうだ。

 そうなると後はお話の中身がどうなるかだが……まぁ、しばらくは様子見かな。スパイアクションということで、比較対象としてパッと浮かぶのは当然「ジョーカーゲーム」あたりになるわけだが、アレと同じように抱えた問題として、スパイの話って裏の裏の裏の裏、という風に突き詰めはじめたらきりがないってこと。第1話も一応「裏のある話」ということで依頼人の設定が作られているのだろうが、二重スパイってあとはいくらでもN重スパイを重ねることが可能で、どこまでいってもそれが真実かどうかが分からなくなってしまう。「ジョーカーゲーム」の場合、結城中佐という圧倒的「力」を誇示することで、最終的には「結城が言ってることが一番正しい」という強引なまとめ方になっていたわけだが、本作ではそのあたりの「真実の傍証」をどこから取り付けることになるのかが、今後のストーリーの説得力を左右する部分になることだろう。まぁ、キャラ萌え方向に走るならそこまで気にする必要は無いのかもしれないが、1話目を見る限りでは、ある程度シナリオ方向でも力を入れる意志はあるみたいなので。

 中の人は若手中心で、初めて見る名前もいくつか確認出来る。メインは毎度申し訳ないが例によってなかなか名前が声と一致しない今村彩夏。結局この子の代表役って何で認識すればいいんだろう……あと、メンバーの1人が影山灯と福嗣君のダブルキャストになってて、電話口で訳の分からない声を出していたのだが……あれはどういうキャラなんだ? 単に変声術の名手とか、そういう認識なのかな。

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