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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最終回は来年までお預けか、第12話。まぁ、残す要素は唯翔との関係性とエピローグだけだし、ちょっとムズムズしながら待つしかないでしょうね。

 正直言えば、今回のお話もすでに「エピローグ」になっている感はある。残された不確定要素は「琥珀が時間魔法を成功させられるか」という部分だけなのだが、前にも書いた通りに「琥珀にとってハッピーエンドが確定している世界」なわけで、そこにあまり心配を持ち込む余地はない。つまり、事実上この物語は「後片付け」に入っているわけだ。そんな中で瞳美以外の人間の関係性はすでに収束しており、部長とあさぎについては、「すでに2人の間ではある程度の合意はできているけど、まだあさぎは正式にゴーサインを出さないよ」というところで留まった。この辺りの押し引きに遠慮というか思慮が見られるあたりがあさぎらしいところである。単細胞な恋愛ものだったら、部長がフラれたこのタイミングで一気にあさぎを走らせてしまいそうなところだが、それではあまりに「らしく」ないのだ。文化祭のイベント内で初めて自分の作った作品が認められたあさぎは、少しずつ後ろ向きだった性格を修正し、瞳美との関係性など、いろんな物事に対して前向きになろうとしていることがわかる。ここで最後の一押しとして部長に告白してしまう展開もゼロではなかろうが、やはりあさぎさんはもう一手待つことにしたようだ。彼女の「まだ」は、部長にもう少し自分のことを知ってもらう時間的な猶予を与えるためのもの。単に怖気付いて前進できなかった唯翔のステイとはわけが違う発展的なものだ。

 胡桃と千草の関係は最後までやっぱりこのまんま。まぁ、この2人に関しては今の距離感がベストってことなんだろうな。多分高校卒業後も、なんだかんだで千草が胡桃と同じ大学に入るように追いかけて(日頃からちょっかいをかけつつ)、いつの間にか距離が縮んで互いに離れられなくなるパターンになるんだろうなぁ。何の疑いも持たずに関係性がブレない状態、これはこれで羨ましくもありますな。

 そして、最後に残された唯翔の存在。瞳美はすでに気持ちが固まってて、彼女なりの最大の勇気を持って踏み出そうとしてるんだけど、やっぱりダメだった。それは彼女の「色」の問題が最後まで完全解決されなかったことにも表れていて、唯翔に手を握られたお化け屋敷は、「色」どころか「光」すら存在しない真っ暗闇。色彩というのも大きく区分すれば光の一部、「光彩」なわけで、先の見えない暗闇の中で、彼女は自分の目が色を映しているのかどうかを知るすべはない。彼女の「幸せ」を届ける色は、お化け屋敷の中で見えていたのかどうか。そして、離れ離れになることがわかっているからこそ一歩を踏み出さないことを選んでいる唯翔。その思慮深さは、優しさなのか、臆病さなのか。

 ラスト一回、年明けに明かされる「琥珀の目的」はどんなものか。今の瞳美の姿を見ればそれは容易に想像できるものだが、60年後のおばあちゃんが孫に何を語ってくれるのか、年またぎでステイである。

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