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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ぱすてるメモリーズ」 4

 10年以上前のギャルゲかエロゲあたりのアニメ化なのかと思ってしまうタイトルだが、なんとまぁ、最近のソシャゲのアニメ化だった。このネーミングセンスはどうしたものか。

 「森永千才の新たな人外ヒストリー」としての存在意義が一番大きいと思いますね。なんか、前クールの某アニメのせいで変な声のマスコットが空を飛んでいると「どうせ淫語だらけのド変態キャラなんだろ?!」と訝しんでしまうが、そんなものは世の中にほとんどいないので安心して大丈夫だ。ただ、そうして安心してしまうと、「じゃぁ、このアニメは何を刺激に見ればいいのだろう」と不安になってしまう。どうにもつかみどころのないスタートである。

 考えてみりゃ「アキバを舞台にしたオタク関連の文化を題材にしたアニメ」って、全盛期はそれこそ山のように作られていたが、最近は数が減ってなんだか久しぶりな気がする(シュタゲゼロはカウントしないとして)。それだけにどこか懐かしさもあるのだが、そんなアキバを舞台にしながら「アニメや漫画文化が突然衰退してしまったパラレル日本」という変化球の設定。1話目を追いながら「いや、突然出版社がおかしくなったとして、そんな急激に街中からメディアがなくなったりしないやろ」「ネット文化は変わらずあるんだから、むしろ電子媒体の方が元気なのでは?」「衰退したとか言ってる割に、背景にやたらめったら他作品の宣伝がちらついてるな?」などの疑問が噴出。「設定が適当すぎてついていけないアニメなのでは」と悶々としていると、ラストのどんでん返しで「まぁ、この世界はエイリアン的なものに侵略を受けているトンデモワールドなんですけどね」というネタばらしが待っているわけだ。

 トリッキーな構成にしていたのはサプライズを狙ってのことだろうが、宙ぶらりんでもやもやしていた時間の疎外感の方が大きいのが実情。最後に世界観をひっくり返されたところで、「なるほど! そういうことか!」とはならず「うん? またわけのわからない設定が出てきたやんけ。今までの女の子が日常風景を駆け回る頑張り展開はなんだったんや」という肩透かしである。まー、まだ全容も明らかになっていないので次回以降に持ち越している要素が多いのだが……1話目の掴みとしてはあんまり成功したとは言えないのではないかしら。

 ソシャゲアニメにお約束の「1話目で大量のキャラが出てくるから誰が誰だかわからん現象」は回避しようがないし、キャラデザも全体的にもっさりしていてあんまり可愛いとは思えない。いかにもソシャゲらしく分かりやすい雑なキャラ設定も1話目での掴みにはなりにくいのである。まぁ、各々の掘り下げは2話目以降ということになるのだろうし、せっかちにならずに見守っていくしかないだろう。しかし、今回題材になっていた漫画はどこをどうみてもごちうさだったわけだが、2話目はごちうさワールドに入ってバトルする展開になるのだろうか? アナザーごちうさを倒してごちうさウォッチを手に入れるジオウみたいな展開になったら胸熱なのだが。祝え、新たな王の誕生を。

 

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