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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ひなちゃん固め打ち、第7話。やばい、これはやばい。視聴者の精神状態もやばいし、作中のキャラクターの精神状態もやばい(松本はいつも通り)。

 私の中で今作のヒロインは圧倒的にみゃー姉であり、どう考えてもそれは揺るがないと思っていたのだが、今回はかなりヤバかった。ひなちゃん、愛情が度を越してサイコなレベルに達しているのが実にスリリングで良い。なかなか姉妹の愛情でここまで振り切った設定になってるのも珍しい。いや、多分もっと根深い姉妹愛の作品はあるんだろうが、ひなちゃんの場合はその愛情を一切隠す気がなく、あらゆる手段でみゃー姉に叩きつける近距離パワー型の姉妹百合というのが斬新である。まぁ、ひなちゃんの感情を百合と言ってしまうのも乱暴な気がするが……ほんと、みゃーさんのどこにそんだけ引きつけられる要素があるのだろうか。一緒にお風呂入ったらむちむちしてて気持ち良さそうではあるが……。

 Aパート、前半部分はそんなひなちゃんの愛情とみゃー姉の妹愛が上手くバランスのとれた微笑ましいお話。ひなちゃんみたいな元気印でも所詮は小学生なので、風邪で学校を休むときもあるだろう。しかし、そんな状況でも一切弱った表情を見せずにフルスロットルなのがひなちゃんの強さ。学校休めって言われるとけろっと元気になっちゃうなんてことは幼い頃には自分にもあった気がするが、ひなちゃんの場合は別に学校が嫌いなわけじゃないから休みたいなんて微塵も考えてないんだよな。強いていうなら、学校休めばみゃー姉と遊ぶ時間が増えて嬉しいとか、それくらいの気持ち。そんなひなちゃんのラブコールに応える形で、ちゃんとみゃーさんも姉らしい看病をしてあげているので実に微笑ましい絵面である。みゃーさんは料理もできるし気遣いもできるので、実は姉キャラとしては大きな問題はないんだよな。ちょっとロリでコンなだけで。

 しかし、この風邪引きエピソードで示された姉妹愛が、その後は少しずつ深刻さを増していく。誕生日エピソードでみゃーさんの誕生日をうっかり忘れていたというひなちゃん。それだけ花ちゃんやノアとの時間が楽しいってことだったのだから、小学生としては非常に健全な進歩なのだが、やはりひなちゃんには相当ショックだったらしい。プレゼントを考えるのにもひと騒動だし、その後の揺り戻しでベタベタ度合いが病気の領域。学校にみゃー姉ヘッド持ってくるのは確実に病気ですやん。そりゃお友達だって心配するわ。そんな様子を伝え聞いたみゃーさんが「あー、やっぱり」って言ってたってことは、過去にもこういう「みゃー姉ロス」状態はあったってことなんでしょうかね。そして、安価なコスプレセットでもある程度代償行為にはなるというよくわからない設定……一応、そこはノアとひなちゃんの愛情の深さみたいなものが見え隠れする部分ではあるんですけどね。やっぱりトータルで観てみゃーさんの花ちゃんへの感情は犯罪だし、ひなちゃんがみゃーさんに向ける熱意は病気の域だし、ノアがひなちゃんに見せる恋心は小学生にしては重い。一つ歯車が狂えば大惨事が起こりそうな設定なのだが……まぁ、そんな作品じゃないからね。

 とにかく一途なひなちゃんの愛情たっぷりで、コロコロ変わる表情満載で大満足の一本。ノアちゃんの表情がカンナと接する時の才川みたいになっていたのが凄まじいというか、どこか切ないというか。圧倒的片思いプロットのくせに、あまりそうは感じさせないこのテンション、大事にしてほしい。そしてノアちゃんには最終的に幸せになってほしい。

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