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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「女子高生の無駄づかい」 6→7

 僕を夢中にさせたいならどんなアニメを作ればいいか知ってるかな? そう、中の人荒ぶり作品だ。今作はそっち方向のホームラン本数が多かったのがとにかく素敵でな。メインにちー様と戸松を置いてる時点で、無限のエネルギーが発生しているじゃないか。

 中の人ネタだけでも丸々一本分の記事になりそうなので割愛するが、とにかく何をみてても気持ちが良い作品だった。いや、時たま気持ち悪いシーンもあったが(むしろ多かったが)、それも含めて気持ちよかった。フル回転のギャグアニメでこんだけ楽しませてもらったのは何だか久しぶりな気がします。……って思って確認したら最近だと「わたてん」とかあったわ。まぁ、わたてんはだいぶテイスト違うけども。でも、もしかしたらどっかで繋がってる部分はあるのかも。基本はギャグで畳み掛けてくるのに、スパイス程度にいい話を混ぜ込んだり、女子×女子の関係性を匂わせてみたり。いや、でも正直ラス前のヲタの恋愛話はそこまでピンとこなかったんだよな。わたてんのラブ要素は結構がっつりボディに来たんだけどな。そうなると、やっぱり今作はギャグの力でここまでのエネルギー量になったということか。とんでもねぇ話である。

 何が飛んできてもおかしくない芸風で、実際に「なんやねんそれ!」みたいなキレ芸も多かったのだが、どこまで計算してるか分からない底知れない恐怖感がある。だってさ、こんなタイトルの作品でまさか最終話に「タイトルの意義を回収する話」なんてやると思わないじゃん。別になくてもいいじゃん。でもやるんだよ。「あ、そゆこと?」っていうハズし方をわざわざやるんだよ。そういう「常に不意打ち」みたいな予測不可能な攻めのスタイルが本当に癖になる。今作は骨組みだけをみたら「学校でわちゃわちゃしてる個性強めの女の子集団のお話」なのだから「ひとりぼっちの○○生活」なんかと同じジャンルだったと思うのだが、ぼっちとこれでは全然破壊力が違うんだよな。ぼっちはコミュ障キャラを構築してしまえばあとはそこからの派生でルート取りしやすかったが、こっちは「ロリがいるぞ! ロリはこういうキャラだから!」って固めようとしたらそこにリリィの掛け算を叩き込んでくるし、「マジメは実際はバカだぞ!」と思わせておいて急激にガーリーな様子を見せてチャームしたりする。ヲタの恋愛話だって、ロボの友情話だって、「そんな話やるのぉ?」みたいな意外性がまず頭を殴ってきて、その上でいい話だったり、やっぱり変な話だったりするからこそフルスイングになっているのである。ただでさえさじ加減が難しいギャグ作品で、こんだけのものを積み重ねられたのは、本当にスタッフ一同の努力とセンスの賜物であろう。あとキャスト(しつこい)。

 アニメってのは工夫と手間暇でなんぼでも見せ方があるということを改めて教えてくれる作品。あ、別に作画がひどかったとかいうわけじゃないよ。まぁ、特によくもないけど。パッショーネは高橋監督との関係性が密になってからハズレがないのだし、このまま専用スタジオになってしまえ。

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