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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ギヴン」 6→6

 最近、バンドアニメに対する判定が甘くないですかね? いや、そもそもバンドアニメなんてほとんど無いからええやろ(完)。

 いや、割と好きでしたよ。1話目の感想が「上ノ山、実は良いやつなんちゃう?」で、最終話の感想は「上ノ山可愛すぎるやろ……」だった。上ノ山劇場。いや、でもギヴンの4人はそれぞれのキャラがちゃんと立ってて個別のエピソード観てても退屈しなかったしなぁ。

 改めて言えば完全なるホモアニメである。そして、事あるごとにホモアニメについては「Not for me」と言う言葉で避けるようにしていたのだが、今作はそこそこfor me。これまでダメだったものと何が違うのかはよくわからない。過去のホモアニメでも、「だか1」みたいなギャグ(?)に吹っ切れた作品がOK(??)になるのは分かるけど、今作は割と真っ当なラブストーリーである。それが受け入れられたのは私の性質が変化したのだろうか。いや、でも冷静に考えるとホモアニメの中でも真っ当に恋愛ドラマにしようとしてた作品って案外少ない気もするな。ぱっと思い出せないもん。「ユーリ」とかもカテゴリが違うしなぁ。私が「受け付けない」って言ってた作品って、案外「ホモアニメ」じゃなくて「男性アイドルアニメ」が多かったのかも。大量のキャラが寄ってたかってだと目線が散って、ホモである意味がうやむやにされるんだよ。今作はそう言う部分はなくて、ちゃんとみんなして恋愛感情に正面から向き合ってるからドラマとして観ていられる。とりあえず、そういう落としどころにしておきましょう。

 こういう世界ってのは不思議なもんで、基本的にホモはホモを呼び、作中の恋愛の大半がホモである。というか、ギヴンのメンバーは示し合わせたように全員ホモだった。ただ、おかげで最終的に上ノ山と真冬の関係についてもみんなの理解があって助かるし、必要以上に禁忌を匂わせるような要素もない。その辺りを一身に引き受けた真冬の恋愛が単なる同性愛であるがゆえのタブーみたいなものとは別次元の重さがあったので、そこから目線を逸らされたってのはあるかもしれない。改めて外からの視点で観て、「バンド内恋愛禁止って男同士でもダメなのか?」とか珍妙な疑問が出てくるあたりに、色々と想定外の刺激があったんじゃないかと思います。

 演出方向もシリアスとコミカルのバランスが良く、個人的にはやっぱり「上ノ山かわいいやんけ」が一番強いのだが、苦労人のハルさんが放っておくとどんどん溜め込みながら、それでも大人として良い仕事をしてるのが格好良くて好きなところ。高校生から見た大学生やら社会人って、やっぱり頼りになる「大人」なのよね。ちゃんと男から見ても魅力的な男であれば、ホモアニメってそこまでハードル高くないのかも。まぁ、僕はノンケですけど(大事)。

 

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